辞めたいと思った理由
みなさんこんにちは、おかべです。もと公務員でオンライン秘書をしています。 この放送は、私のオンライン秘書の仕事や日頃思うことなどをお話ししています。
今日は日曜日ということで、質問回答会です。
今、特段質問をいただいていないので、私の考えた質問に、私の方で回答したいと思います。
今日の質問は、仕事を辞めたいと思っていた頃の自分に、今なら何を伝えるかということで、その質問に回答したいと思います。
私は公務員を19年勤めまして、昨年辞めたんですけども、
まず辞めたいと思った頃がいつかっていうのを、今ちょっと振り返ってみてたんですけど、
大体そうですね、約20年仕事をした中で、大体10年目ぐらいに、
辞めたいというか、なんか
なんか違和感を感じ始めたのがあって、
確実に辞めたいと思ったなっていうのは、5年前ぐらいですかね。
辞める5年前ぐらい。だから15年目ぐらいで、なんか辞めたいなって思ったなというふうに、なんとなくですけど記憶しています。
その頃の自分に、今言いたいこと、伝えたいこととしては、
仕事への違和感
思ったことに忠実にというか素直に動いて良かったよというふうに伝えたいと思います。
なぜかというとっていうのを話していきたいんですが、
まずその辞めたいと思う前の違和感。10年目で抱いた、大体10年目で抱いた違和感ですけど、
なんか10年も仕事をしていると、今は時代が変わって10年かかんないのかもしれないですけど、
ある程度組織の中身が見えてきて、
私は公務員で、組織もそれなりに多い人たち、職員も多い組織だったので、
あとは移動もあったり、いろんなところに移動して、その先々で組織、各出先事務所だったり、本庁だったりがあって、
そこでのいろんな人を見たり、人間関係を築いていたんですけど、
その中で、どうしても自分は最初に抱いた思いは外せなくて、
公務員になる以上、とにかく人の何か役に立つというか、
一番は住民の方に何かしら自分ができることで、
共生サービスをできたらなというふうに思って入っていて、
年数も重ねていくと、それが漠然とした思いがさらに明確になっていって、
私は土木の分野で技術職として仕事をしていたので、何か技術的な面で住民の方に価値提供できるものはないかとか、
技術土木として、例えば道路を作ったりすると、住民の方の土地を買わせていただくということも多々あったんですけど、
そういった時に、何でその方の土地を買う必要があるのかとか、それによって何がどうなるのかとか、
その辺をちゃんとお伝えして、納得していただく方もいらっしゃいましたが、納得できずに交渉が決裂してしまったり、
渋々了解をいただけたりとか、いろんなケースはありましたけど、とにかく自分が携わる人に対して、
何かしら関わって良かったなというのは理想ですけど、不満がなるべくないように、わからないままで土地を譲ってもらうとかじゃなくて、
こういう理由で土地を譲るんだなとか、そういった説明の責任だったり、必要なことを明確に伝えることが組織の人間としてはやるべきことだなと思って仕事をしていました。
それが10年ぐらい経つと、最初は周りが見えないからわからないんですけど、それが周りが見えるぐらいになるのが10年ぐらいかかって、その時に一緒に仕事をしていくと、
仕事ってやりようなので、突き詰めれば深くできるし、上辺でやろうと思えば上辺でもできちゃうっていうのが10年ぐらい経つと、そういったスキルも自然と身につくのかなって思うんですけど、
だからそこで、良い意味で効率化を図るのか、一方で本当に泥臭いけど、基礎を叩き込んで上がっていくのかみたいな、他にもいろんなケースがありますけど、いろいろ分かれるんですよね。
私が見てきた世界では、どちらかというと上辺で生きる人が多くて、それを見た時に、みんな誰のために仕事してるんだろうっていうふうに思って、違和感がその時感じて、
でもまだ10年目ぐらいだったので、何かそれを明確に行動に移すまでの思いとか行動ができず、そのまま目の前の仕事に本気で向き合っていたっていうのが10年目で、15年目ぐらいになった時に、
映画って係員を持つことができたんですね。
その時に自分が仕事をお願いして、その仕事を係員の人にやっていただくという立場になって、その時に前話したプレイヤーからマネージャーにちょっとずつ変化していったんですけど、
私はいろんなプレイヤー、いろんなマネージャーを見てきていたので、こういうことをするとこうなるなとか、それなりに自分の想定は持っていて、
だからその係員の方の性格だったり特徴だったり、好き嫌いだったり、そういったものも少しずつお話をして聞いて、こういう思いで仕事してるんだなとか、そういうのをお話しして、本当にチームとして仕事がしたいなと思って動いていました。
で、その辺から、なんて言ったらいいんでしょうね、やっぱり人って、自分は変えられるけど、人は変えられないんだなっていうのをそこで学んだんですよね。
で、要はどんだけ自分が住民の方に行政サービスとしてちゃんと価値提供したいと思っていても、いざそのマネージャーとか、この先多分もっとマネージャーからさらに昇進していけば上に行くんだろうなっていう思いもあって、
でもそうなると、さらに自分の手から住民の方が離れていくんだなっていう思いがちょっと出てきて、だからといって住民の方と接しないわけではなかったんですけど、
自分の思いがリアルに住民の方に届けられていった時と、それを今度別な方にお願いする立場になっていくっていうその中で、じゃあ自分の思いをどこまでその係員の方を経由して住民の方に伝えられるかっていうのを考えながら仕事をしていて、
ということは自分の思いがまず係員に伝わらないとダメだなと思ってはいたんですけど、それを伝えたとして受け手次第だなっていうのが感じました。
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なので、それがうまくは言えないんですけど、うまく伝わらないんだなっていうことと、あとは結局どんだけ思いを伝えても受け取る方との、何て言ったらいいんですかね、受け手の問題もあったりするのかなっていう、なんかそういうのが見えて、
ここで、自分の思いを失くしてまでいるとこなのかなっていう、そんな思いを抱いていての辞めたいになっていきました。
自分の思いを失くしてまで組織にいるなら、自分の思いに素直に生きて、それで関係する方に何か自分の価値を提供できる方が、本当に生きてて楽しいんじゃないかなって思って、それで辞めるという行動に至ったわけです。
なので、当時の自分に今言いたいこととしては、本当に思いに素直に行動してよかったよというふうに言いたいと思います。
そんな感じでちょっと長くなりましたが、質問回答会でした。
皆さんは過去の自分、いろんな人生の変化点ってあるんじゃないかなと思うんですけど、そんな時の自分に今なら何と言ってあげたいでしょうか。
何か思いがあれば是非、こそっと言ってあげてください。
もしよかったら、そういうのもコメント欄でいただけたら嬉しいですし、質問も募集してますので、何かあればいただけたらと思います。
ということで、今日の放送は以上となります。
最後にお知らせです。
ディスカッション会を今月開催いたします。
今月は10月26日、日曜日に午後から福島市の渡り学習センターというところで開催します。
オンライン参加もありますので、遠方の方もよろしければご参加ください。
そんな感じで、今日の放送は以上となります。
ありがとうございました。