年配者の悩みと行動
みなさんこんにちは、おかべです。もと公務員でオンライン秘書をしています。 この放送は、私のオンライン秘書の仕事や、日頃思うことなどをお話ししています。
今日の放送は、 思った通りにならなくて、行動した通りになる、というお話をしたいと思います。
最近、人に会ってきまして、 何人かにお会いしたんですが、
年配の方にお会いしてきました。 ちょっと思うことがあったので、お話ししたいなと思います。
何人かお会いした年配の方のお話を聞いてきて、 いろいろ感じたんですけど、それぞれの年代の悩みというか、
いろいろ考えていること、目の前の課題とか、そういったところが話をしていて、 私には見えてきたんですけど、
その方々が今問題としていることが、
いろいろありまして、例えば、
年配の方なので、配偶者の方の介護だったりとか、
あとは子どもさんの今後とか、
これから残りの人生をどう生きるかとか、
時間も結構あるので、何をして過ごすかみたいな、 そういう話を聞いていて、
中には、例えば時間があってどう使うかとかと悩んでいる方は、 比較的健康で、
日ごろにこやかな方でして、
やりたいことがいくつかあって、それを今後やっていくような話をしていたので、 その計画を立てることとか、
誰にそれをお願いしようかとか、どういう人と そういったことをやっていこうかとか、
そういう楽しい方向に、 これからの時間を使っていく感じの人もいました。
一方で、さっきの介護の話とかで悩まれている方は、
本来であれば、配偶者の方とこれからの人生を楽しもうとしていた中で、
突然体調を崩されたり、
あとは、
思いがけない出来事があって、一緒にいられなくなったりとか、 そういうことがあって、
思いと行動の乖離
これからどう生きたらいいんだろうとか、 なんでこうなってしまったんだろう、
というふうに考える方も中にはいました。
そういう現実を目の当たりにして、
何が正解っていうのはないと思うんですけど、
これまで、今起きている出来事っていうのは、
皆さんそれぞれ、例えば、
家を持って、家を作って、家族を持って、
笑顔の絶えない家庭を作ってとか、
そういう思い描いた理想って多分あって、それをもとに生活してきたんじゃないかなって思うんですけど、
例えば、
24時間仕事できますかっていう時代に、必死に頑張った方ももちろんいると思うんですけど、
それが自分が頑張って、定年になって、
一緒に配偶者と旅行に行こうとか、
そういう思いも抱いていたりしたのかなというふうに思うんですけど、
ただそれは思うであって、
実際行動に移してきたかというと、人によって違うのかなというふうに思います。
例えば、いつか退職したら、2人で世界旅行に、
船で行きたいなとかっていうふうに思っていたとして、でもそれを定年になってから相手に伝えたとして、
そこまで伝えないという行動を取ったとすると、その結果が今現れるわけですよね。
だから一緒に退職したら2人で旅行って思っていても、それは思っていたとしても、
それを一緒に行こうねって相手に伝えてこなかったり、
相手もそれは言ったらうんと言ってくれるだろうという想定の下に動いてしまったとして、
それが結果、
思っていたことはずっと思っていたけども、いざ退職して伝えてみたら、
もうちょっとあなたとはやっていけませんとか、一緒に旅行行きたくありませんとか相手に言われてしまうと、
それは結果、旅行に行けないわけですし、行くとしても一人で行くしかないか、別の人と行くしかないと思うんですけど、
でも本人はパートナーと一緒に行きたかったって思っていたとしても、
結局それは思いを伝えないという行動をしてきた結果、今に至るということなんじゃないかなというふうにふと思いました。
人それぞれ価値は違うので何とも言えないんですけど、
私が以前ラジオで放送した、形で生きるのか心で生きるのかっていうところが、
そういう視点からも気になったんですけど、
いろんな思いと行動ってあって、結局行動をしてこないと
結果は出ないというか、思っているだけでは
思った結果が出てこないっていうのが、いろんな先輩方の現状を見て思ったことで、
本当にいつか退職したら二人で旅行に行きたいと思っていても、現実相手に伝わっていなければ、そんな旅行に行くなんて
想定もしていないし、突然言われても困るしとか、そういう関係性を例えば20年間ずっと
働き詰め、仕事を優先できた人に、一緒に旅行に行こうと言われたところで行きたいのかっていう、いろんな過程の事情があるでしょうけど、
そういう関係性を築いてきた行動が、結果思いと行動で分かれてきて、結果行動でしか答えは出てこないっていう、思った通りにはならないけど、
関係性の変化と行動
行動してきた通りになっているっていうのが、現状なんだなっていうのに気づきました。
だから今なんでこうなってしまったんだろうっていうふうに、例えば悩んでいる人がいたとして、それはなんでなったかって振り返るのはもちろん大事ですけど、
でもそれって思った通りになってないなじゃなくて、行動した通りになっているはずです。
例えばじゃあ、何かの資格試験に落ちてしまったという時に、なんで落ちたんだろうって考えた時に、結果として単純に資格の合格の基準点を超えられなかっただけだと思うんですけど、
じゃあ超えるための勉強をどれだけしてきたのか。自分の中ではもう本当にこれまでやったんだからっていう思いでいたとしても、結果その行動が足りなかったから試験に落ちているっていう結果であって、
取れると思ったのにっていう思いでいたところで、やっぱり行動が伴わないと結果は出てこないし、その行動も内容によっては結果が出なかったりっていう、そういったこともあるのかなっていうふうに思います。
なので、私もそうですけど、いろいろこうなったらいいのになーとか、こうしたいなーっていう思いはあるんですけど、結局最後は行動をしないと、まあ行動をしないとというか、行動をしないっていうものも行動なんですけど、
そういう自分のやってきていることが結局時間を超えて個体になるっていうことなんだなっていうふうに思いました。
なので、何か自分が思っていたことと違う結果になったとしたときに、自分は思っていただけだったんだ、これは行動として足りなかったんだとか、確かに行動していなかったなとか、そういうふうに自分を振り返れる余裕というか、そういう視点も持っておく必要があるんじゃないかなというふうに思いました。
まあその先輩方の人生の現状というか結果を見させてもらって、すごくやっぱり悩んでいるのが大変そうだなって思うんですけど、じゃあもし悩んでいて、例えば介護をしなくちゃいけないっていうときに、例えばじゃあ子供はどうなんだろう。
自分が親として子供が助けてくれないのか、いや助けてくれないんですってなったときに、じゃあなんでっていうのを振り返ってみると、子供はもう外に出ているから関係は持たないというか、もう結婚してとついでしまったからとか、
あとは、親が子供に頼るのは恥ずかしいとか、そんな感じですごく助けてほしいを言えない関係を作ってしまったっていうのも行動なのかなっていうふうに思うし、そうしてきた結果が今助けてほしいけど助けてほしいと言えない現状に至っている。
でもそれも結局自分がしてきたことで、別に今すぐでもごめん助けてって言えれば、相手はもしかすると喜んで助けるよってなるかもしれないし、でもそれが言えない関係性を自分で気づいてしまった。もしくは自分が気づいたと思っている。
そういうのも結局相手に伝えてこないから相手の思いもわからないし、勝手にこっちが想像して子供たちは助けてくれないとか、助けを求めちゃいけないとか、そういうふうに自分で勝手に壁を作ってしまった結果、今自分の悩みが解決されず、なんで誰も助けてくれないんだろうとか、なんで自分は一人なんだろうとか、
そういうふうに方向性を変えてしまうような感じる人が多いなと思って見ていたんですけど、でもそれって自分がやってきた行動の結果であって、それは今からでもまた行動を変えれば結果も変わっていくと思うし、
でもなかなかそれを変える気が起きないとか、それをやれる年じゃないとか、そういう理由をつけて動かない、行動しないという結果、やっぱりそれがまた問題を大きくしてしまうのかなというふうに思いながら話を聞いていたところでした。
なので、いろんな人もいろんな行動と思いがあると思うんですけど、私もそうですし、思っていること、行動すること、どちらも大事なんですけど、結果はやっぱり行動したことの積み重ねが今の自分を作っているんだなというふうに気づかされた出来事でした。
ということで、思うのは良いんですけど、結果を生むのは行動だなというところでお話をしてみました。
ということで、今日の講座は以上となります。
最後までお聞きいただきましてありがとうございました。