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こんにちは、OKファームの河手です。このラジオでは、脱サラシティ農業歴10年の私が、新規就農者やフリーランスの方向けに、ちょっと気持ちが楽になる話をしております。
今日のお話は、実力を発揮するには肩の力を抜け、というものです。 新規就農する直前、フリーランスになる直前の時は、あれもやりたいな、これに挑戦したいな、とか人によってはですね、俺はこんな壮大な目標を達成するぞ、とか色々なプラスの思いがあったと思います。
新規就農してしばらくの間は、その思いだけで突っ走れるものですが、どこかのタイミングで、あれ、なんかしんどいな、という瞬間が誰にでもやってきます。
私なんかね、月に1回とか、ひどい時はもうね、週に1回ぐらい、ああ、めんどくさいな、という時がやってくることがあります。
そんな時は、特に意識して肩の力を抜く、ダラダラする、ということを最近の私は大切にしています。
会社員の時はね、上司という存在がいたり、同僚という仲間がいたりするので、もう気合が入ったり、ダラダラしたくても、人の目があるから、いい意味でサボれない、という状況があるわけです。
ところが、自分が事業主になると、仕事内容を全部自分で決める必要があります。
すると、人の性格にもよりますが、いつまで経っても気が休まらない、ということがしょっちゅう起こり得ます。
近所のなんとかさんは朝焼けから働いているから、僕も見習わなきゃ、というふうに思ったり、先輩農家は僕の3倍の面積をラクラクこなしているから、もっと頑張らないと、みたいな感じでね、
自分を追い込んでしまうというか、プレッシャーを自分にどんどんかけていく、という思いになる瞬間があると思います。
特にあと、田舎に移住して特有の現象をあげると、あなたが移住してきて嬉しいよ、期待してるからね、とかいうふうに近所の方に言われたり、
年配の方に、若い力で地域を盛り上げてくれや、みたいなことを言われたり、ということもね、プレッシャーみたいな感じで、
ちょっとずつ、ちょっとずつ、のしかかってきたものが、しんどくなる、という人もいると思います。
このね、緊張感とかプレッシャーがあなたにとって心地いいレベルだったり、元気の源になっているという人はもう、どんどんね、そのプレッシャーなんかを背負ってほしいな、というもんですよ。
それが周りの人に喜ばれて、自分もやる気になるぞ、っていうならいいんですけども、ただもうそういう状況が続いて、自分がなんとなく重荷に思ってきたりとか、
プレッシャーがきつすぎるわ、っていうことになってくると、めぐりめぐって、それが仕事のパフォーマンスを下げることになります。
それとまた別の話ですけども、脱サラマイとか授業スタートの時に、やるぞ、と思ってたことが、実際にやってみたら、
こんなに難しいとは思わんかった、っていうこともあったりすると思うんですね。
あんなにやりたかったこと、楽しみにしていたことが、やらないといけないっていうネガティブな感情になり、最後にはさらに悪化すると、やりたくないことになってしまうっていうことが起こり得ます。
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そんな時はね、知らないうちに肩に力が入って雑念が増えて、本当に実力が発揮できないっていう状況になります。
同じ農作業をしていても、同じ授業をしていても、やりたいっていうのと、やらないといけない、やりたくないっていう状況だと、パフォーマンスが全然変わってくるっていうのは、なんとなくイメージできると思います。
そうならないためにもですね、意識して休息をとる、どうやったらリラックスできるかを考える、リラックスできる仕組みを作るなど、
授業の計画作りと同じくらい、どうやったら自分がリラックスできるかっていうことをしっかり考えてみてほしいなと思います。
こんな感じでフリーランスの方や新規就農者向けの情報を発信していこうと思っていますので、ぜひフォローや応援よろしくお願いします。
OKファームの川手でした。