宮武 徹郎
草野 みき
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草野 みき
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宮武 徹郎
宮武 徹郎
じゃあニュースいきますか。
草野 みき
まず最初のニュースは、メタ関連のニュースですかね。
宮武 徹郎
なんかあれですね、一つにまとめられなくて、いろいろガッチャンコしちゃったっていうところですね、メタに関しては。
草野 みき
そうですね。メインのトピックでいうと海底。
宮武 徹郎
海底ケーブルかなと思うんですけど、それ以外もいろいろやってるので、
まず海底ケーブルでいくと、ちょうど先週ですかね、メタが海底ケーブルネットワーク、
通称プロジェクトウォーターワースっていうものを発表したんですけど、
大体10ビリオンくらいのコストをかけてやるっていうところで、
具体的に何かというと、インターネットとか、いわゆるインターネットトラフィックを世界中に届けるための海底ケーブルを
いっぱい作りますと。そういうプロジェクトですね、すごい簡単に言うと。
草野 みき
それ、でも結構前から動いてたっちゃ動いてたんですかね、これは。
宮武 徹郎
そうですね。ここに関しては、メタもそうですし、あとGoogleもこういうプロジェクトを結構やっているんですけど、
いろんなこういう海底ケーブルを作るプロジェクトに参加するとか、一部支援するみたいな形。
場合によって一部お金を出すみたいなことをやってたんですけど、今回結構メタが主導でやっていて、
メタのものになるっていうところで、もちろん別に彼らだけがトラフィックを独占するわけではないんですけど、
ある程度優先は多分できるのかなっていうところではありますね。
草野 みき
海底ケーブルを作ることによって、どういうことができるようになるんですか、メタは。
宮武 徹郎
メタとしては一番重要なポイントって、既存サービスが運営し続けられることだと思うんですよね。
いわゆる海底ケーブルがシャットダウンされた場合には、彼らのサービスを届けられなくなってしまうこともあったりするので、
なんで海底ケーブルっていうのがまずめちゃくちゃ重要なんですけど、そもそもメタはいろんな調査によると、
全世界のモバイルトラフィックの22%ぐらいを占めてるので。
そう考えると、彼ら結構インフラのところからちゃんと固めないと、万が一海底ケーブルがいろいろ壊れたりした場合、
メタとしても確実に広告売上げの方に影響が及ぼすというところですよね。
実は海底ケーブルってまあまあ壊れてるんですよ。
年200回ぐらい壊れるんですけど、世界中にいろんなところにあるので。
でも実は、それを修理できる船がめちゃくちゃ限られてるらしいんですよ。
そもそもその多分技術力とかそれをできる、機能的にできる船が少ないっていうところで、
そもそもケーブル関連の船が、これ多分1年前か2年前ぐらいの記事だったんですけど、
77船ぐらいしかなくて、そのうち修理ができる船が22船ぐらいしかないらしいです。
草野 みき
それはその技術を持ってる船、まあ人とかも少ないしってことなんですかね。
宮武 徹郎
多分そういうことだと思います。
で、日本からも何船かあるんですけど、なんでその壊れた時に通知が来て、そこにすぐ駆けつけるっていう、そういう作業をひたすらやってる人たちですよね。
草野 みき
うーん、なんか全然それは、なんか実感ってわからないですね。
宮武 徹郎
でもなんかそれこそ日本の場合ですと、2011年の311の地震があったときに、結構海底ケーブルが、何本か結構メジャーなやつが壊れたらしくて、
一応なんかこれ噂ベースだと、あと1本ぐらいアメリカ域のケーブルが壊れていたら、アメリカからのインターネットが全部シャットダウンされてたみたいな話は聞いたことあるので、
それがちょっと本当かどうかちょっと僕も覚えてないですけど、
もしそれが、まあそういう、そうそうアメリカのサービスをアクセスできなくなってしまうとか、
そういう問題って今後あり得る話になってくるわけなので、こういう海底ケーブルに問題が起きると。
そういう意味でもFacebookとしては全世界にサービスを提供しているわけなので、そこに供給し続けられるためのインフラとしてこういうのを、こういう大型プロジェクトをやってるっていうところですね。
草野 みき
これどれくらいのスパンのプロジェクトなんですかね。
宮武 徹郎
これ何年でしたっけ、何年もかけてですよね、5つの大陸をつなげるって言われてたので、膨大なプロジェクトですよね。
草野 みき
膨大ですね。でもね、ベタがやる理由はそこにあるんですね、自分の自社製品がっていうところで。
そうですね。
宮武 徹郎
なるほど。
ここ以外もいろいろやって、別にこういう基板インフラみたいなところ以外も、新しい取り組みとして人型ロボットを作るみたいな噂もありますし、いろいろやってますよね。
草野 みき
どういう意図なんですかね。
宮武 徹郎
でも最終的にはこれって、彼らのメタバーストAIの取り組みの全部につながってくるものなのかなっていうふうには思いますけどね。
草野 みき
確かに、レイバンも校長でしたしね。
宮武 徹郎
校長ですよね。
草野 みき
はい、そんな感じですか。
宮武 徹郎
はい。
宮武 徹郎
今、メルコワ自体は全部テキストベースでやっているので、例えばその面接とかに関しても、その面接のかけ起こしのデータを見て、そこでどういう質問をするべきかとか、どういうフォローアップをするべきかとか、この人が良い悪いっていうのをいろいろ判断していくので。
全部の仕事に対して彼らが適してるわけではないんですけど、でもそれこそ結構エンジニアでしたり、あと弁護士とかも彼らを使っていたりとか、でも少なくともそこらへんとかは結構使っていて、オープンAIとかも含めてAI研究者たちとかはめちゃくちゃメルコワ使っているっていう話は聞けますね。
草野 みき
研究者。
結構そのAIの今の研究ですと、何が必要かというと、いわゆる特定のモデルをいっぱい作らないといけないので、いろんな業界のエキスパートを採用しないといけないんですよ。
宮武 徹郎
なのでその人がエキスパートなのかっていうその採用する人が、その分野のエキスパートでその人がそのAIをトレーニングさせるので、そこの本当にエキスパートかどうかを把握するために結構メルコワって割と役に立つらしいっていうのは聞きますね。
草野 みき
たしかに。でもなんか採用担当的な側面もあるし、その実際に現場にいる人も現場にいる人が質問したいことも質問してくれるし、みたいなちょうどいい良さそうなサービスですね。
宮武 徹郎
そうなんですよ。ここに関しては、あとそのカルチャーが少し独特っていうか、なんかちょっと昔のシリコンバレーを思い出すような、もともとその30人体制の時は平均年齢22歳で朝9時から夜9時収録で働いているって感じですね。
草野 みき
ブラックスタートアップですね。
宮武 徹郎
普通に言うとブラックっていうところで、あとこれって中国でよく言われる996って朝9時から夜9時収録996のモデルなんですけど、別に彼ら、メルコワはそれを必須にしてたわけではなくて、単純にこれは経営者が言ってることなので別にそれは本当かどうかは置いてなんですけど、
彼ら曰く月曜日まで待つのが嫌な人たちが多いから、そのまま仕事をやってる。ただその日曜日だけ休ませるっていう、なんか最低でも。
草野 みき
休ませるっていう言い方がちょっと、ちょっと経営人の含みを感じますけど。
そうですね。
でもそうですね、その自動化して少人数で、でもその分めちゃくちゃ働いてるっていうところも、人力な部分もめちゃ頑張ってるってところなんですね。
宮武 徹郎
しかもなんか彼ら元々はこのメルコワの事業を別になんか最初から思いついたわけではなくて。
まず創業者の、創業者結構昔から仲良い人たちで、3人いるんですけど、そのうち2人は10歳の時から知り合いなので。
しかも同じ小学校に多分行ってたと思うんですけど、同じ小学校かな。一応小学生の時にお互い知り合っていて。
ディベートチームに入っていて、10歳で高校生とディベートしてたんですよ、2人とも。
高校生の時に、今の社長の、メルコワの社長の人と出会って、3人同じディベートチームにいたと。
草野 みき
なるほど、面白いですね。
宮武 徹郎
そこが出会い、で多分高校生の時にデブショップ、いわゆるいろんなスタートアップのエンジニアリング周りのお手伝いをやり始めて、
その時に彼ら自身が採用をしたんですよ、優秀なエンジニアを彼らのチームに入れるために。
草野 みき
で、そこをインドの人たちを採用したんですけど、なんかこのプロセス自体がソフトウェアより重要なんだっていうのを気づき、
宮武 徹郎
その人を、チームを作ること。
人を採用するっていうことです。
なんで、それを彼らがやったマニュアルの作業を自動化できないかっていうのを考えて、メルコワを始めたっていう感じですね。
で、創業メンバーの全員ではないと思うんですけど、一部はハーバード大学でドロップアウトしてるっていう感じですね。
草野 みき
すごいチームですね。
どうやったらそんな人たちが、特にその最初の2人は10歳でリベート、大学生でしたっけ?
宮武 徹郎
高校生と対抗してました。
草野 みき
それすごいですね。
まずめちゃくちゃ頭いい人たちではあるっていう感じですよね。
宮武 徹郎
ものすごくエネルギーがある。
なんで今、やっぱりすごい、シューコンバレー内でもすごい人気なサービスになっているので、営業チームいないんですよ、いまだに。
創業者以外は営業チームいなくて、完全にインバウンドでしか来ないようになってますね、今は。
草野 みき
サービスが本当に優れてるんですね。いい人採用できるって、その判断ができるっていう。
宮武 徹郎
あとそっちを結構自動化してる部分はあるので、オンボディのプロセスとかそこら辺も、そこに対して人のリソースをそこまで避けなくてよかったりとか、やっぱりそこのミニマムでできるように何を自動化できるかみたいなところをめちゃくちゃ考えてる人たちではありますね。
でもなんか最近だと、若手が、大学卒業する若手とか有志年エンジニアとか、昔多分ストライプとかスケールAIとかに行ってたと思うんですけど、最近メルコアに行きたいっていう人たちがめちゃくちゃ増えてるらしいですね。
草野 みき
最近だとって、もうそんなに、次のストライプぐらいになりそうな。
宮武 徹郎
の、勢いはあるかなっていうところですね。
草野 みき
へー、なるほど。大きくなるかもしれないですね。
はい。
じゃあ、次のトピックに行きたいと思います。
次のトピックは、REDITの話題。REDITがAIチャットボットを作る、導入もしてるんですけども、去年上場して、最近決算発表があったんですけど、アクティブに行くビジター数は1億170万人。
ちょっとアナリストの予想では低め、実際には下回っちゃったんですけど、なんか個人的にこの面白いなと思うのは、そのチャットボットにすごい期待したいなっていうところで、なんか今までのREDITの印象って、ショートフォームの動画をめちゃくちゃやっていくみたいな、
あー、最近、確かに。
TikTokの流れはあった。アプリ開いても結構動画見れるようにするとか、あと生配信とかいろいろあったと思うんですけど、それよりはもうちょっと検索、これまでの掲示板のデータを活用して適切な回答を届けるみたいなところをちょっと進めていくのかなっていうところで、ちょっと今回その。
宮武 徹郎
REDIT自体はコミュニティ、掲示板かけるコミュニティみたいな感じで、いろんなコミュニティに分かれていて、Rすら、例えば、わからないですけど、オフトピックみたいなものがあれば、そこでオフトピックについて、興味持つ人たちが集まって、そこに対して話し合う。いわゆるUGC的なコミュニティ、SNSみたいな感じですかね。
草野 みき
そうですね。日本であんまりその、日本版だとこれっていうのがないのがちょっと難しいんですけど、ニチャンとかって言われたりする場合もたまにあると思うんですけど、それとはちょっと違うっていうか。
宮武 徹郎
たぶんあれですね、ちょっと荒れることがあるから。
草野 みき
ニチャンがですか。
宮武 徹郎
REDITも。そこも若干ちょっとニチャンっぽい部分があるんですかね。
草野 みき
もうちょっとジェネラルっていうか、結構、オフトピックが好きな人が集まるフォーラムもあれば、例えばTECっていうだけのフォーラムもあったりとか、ガジェットとか、もうちょっと細かく、
ハリーポッターとか、ジャパンとか、東京とか渋谷みたいなのも、渋谷わかんない、あるかわかんないですけど、街ごとにあるみたいな、そこの小さい掲示板になってるっていう、そこで会話ができるっていう。
宮武 徹郎
あれですね、たぶん日本でちょっと話題になったっていうと、3、4年前くらいでしたっけ、ゲームストップの株価がすごい上がったみたいな現象が起きたときは、元スタートしたのがREDITのコミュニティから、Wall Street Betsっていうコミュニティから始まったのが大きなきっかけだったっていうところですね。
ただ、もう15年以上やってますかね、たぶんREDIT自体は。
草野 みき
長いですよね。会話ベースのデータがめちゃくちゃあるから、そのオペレーションみたいなフォーラムの役割がちゃんとあるみたいなところで言うと、他にない、Googleとかが持ってない情報がたくさんあるだろうなっていうところは、ちょっと期待したいところだなっていうふうに思います。
宮武 徹郎
実際、Googleで去年確か、GoogleのUSの方の検索エンジンだと、6番目に検索された単語がREDITだったんですけど、結局REDITの多くの流入元ってGoogleから実は来ていて、Googleで例えば商品レビューって入れた場合に、そうすると基本的にGoogle上だと記事が出てくるじゃないですか。
記事よりも人の会話を聞きたい、見たいってなった場合に、商品レビュー、REDITみたいなことを入れて、それでREDITの上での会話を見るっていう。日本だと若干Twitterとかがその役割を果たしてるんですかね、もしかしたら。
草野 みき
そうですね、TwitterとかもしかしたらYahoo知恵袋とかちょっと近いのかもしれないんですけど。Yahoo知恵袋とかもしかしたらAI活用されたら面白いのかなと思うんですけど。そうなんですよね、自分もREDITたまに使うんですけど、ちょっとリアルな情報が来る。Googleで検索するよりもリアルだし、そこで自分がじゃあこれはどうなのってなった時の回答が誰かがしてくれてるみたいなのって、やっぱりTwitterっぽいですよね。
Twitterっぽいけどもうちょっとアクティブというか会話が多いっていうところが。
宮武 徹郎
若干気になるのが、今回そのREDITアンサーズでしたっけ、そのAIチャットボットとかやってるんですけど、彼ら同時にそのライセンス事業やってるじゃないですか、その自社コンテンツを。それこそGoogleと提携してるわけじゃないですか。
草野 みき
オープンAIとかも提携してる。
宮武 徹郎
オープンAIとかも提携してると思うんですけど、多分Googleも余な契約だったはずだと思うんですけど、そうするとGoogleも自社の検索で出すじゃないですか。
草野 みき
確かにそうですね。
宮武 徹郎
そうするとGoogleからの流入音が多い場合、Googleで解決してしまう可能性がゼロではない。そうするとREDITに行かなくなるので、REDITからすると自社のサイトに行って広告を表示したいっていう多分思いもあったりすると思うので、そこら辺どういうふうにバランスというか解決をするのかなっていうのはすごい個人的には気になってますね。