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河野美希です。 宮武徹郎です。
Off Topic、IPOニュースからインターネットカルチャーまで、
USの最新テクトピックをご紹介するポッドキャストです。
はい、今回は16回目ということで、どうですか?
もう慣れました?慣れましたって感じ?
いや〜まだですよね。まだ16回目ですからね。
もう15回目なんだっていう感じはしますが、
今回は、Wework創業の話だったり、IPOの話を紹介していきたいと思います。
よろしくお願いします。
はい、ということで、今回のトピックWeworkということで、
行ったことありますか?そもそも。
あります。サンフランシスコで行ったことがあるのと、テキサス州であるのと、
基本的に遠崎何社かが入居してて、
スタートアップ会に行くときに、たまたまWeworkでオフィスを持ってたっていう会社がありますね。
USのWeworkはあまり行ったことないんですけど、雰囲気全然違います?
そこまで変わらないかなと思いますね。
日本のWeworkは1回ぐらいしか行ったことないんですけど、そこまで変わらないですね。
場所によって雰囲気を若干変えてる部分はあるんですけど、
そんなに基本的にレイアウトとかも似てますし、
大体の部分は似てますね。ビール置いてますし。
無料のビール。
無料のビール。そこはWeworkの人に聞いたことあるんですけど、
そこは必ずどの国でもやるっていう判断らしいので。
あれですよね、Weworkといえば無料のビール。
それはもう醍醐味というか、入居する醍醐味ですよね。
でも多分場所によってそこの消費量は多分だいぶ差はあると思います。
日本だとそこまで消費されないんじゃないかなと思いますけどね。
みんな申し訳なくて多分あんま飲まないみたいな。
確かに。そうですね。
そこで、Weworkを運営するウィーカンパニーですが、
今年の4月に上場申請書を提出して、
今月の8月の14日にIPOを申請したっていうところが報道されてたと思うんですけど、
最近だと創業者のアダム・ニューマンさんの上場前の株式売却だったりとか、
Uberとかを筆頭に赤字上場に対して厳しい声があって、
市場の評価って厳しい状態にもかかわらず、
押し切って上場するっていうことで、いろいろ話題になってるかなっていうところって。
サイズもかなりでかいので、
もともと直近のVCラウンドが47ビリオン、約5兆円ぐらいの地価総額があったので、
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エアビ以外でいくとかなり大きいスタートアップとして知られているので、
やっぱり注目されるかなと思ってます。
Uberと、そもそもWeWorkとはティックカンパニーなのかという話もいろいろ話題になってたりするんですけど、
そこも上場の話は後ほどできたらなと思ってます。
まずはそのWeWork、WeCompanyっていうのがどういう会社なのかっていうのを一緒にお話しできればなと思ってます。
創業者さっき言ってたアダム・ニューマンさんでやってます。
アダム・ニューマンさんはもともとイスラエル出身で、幼少期にアメリカに一旦渡ったんですけど、
またイスラエルに戻って海軍に入ったっていう武闘派CEOなのかなって。
そもそも家族がいろんなところに行ってたので、
一回離婚とかもされちゃってますね。
いろんな場所に住んでたっていうのは聞いたことありますか?
14箇所くらいいろいろ回ったみたいな話は聞いたことありますね。
そこの部分もWeWorkの構想にはつながってるのかなっていう感じですね。
その後にWeWorkを始める、その前にニューヨークに渡って、
ニューヨークのバルークカレッジっていうところに入ってビジネスと仏教を勉強してたらしくて、
そこでWeWorkの参加のWeGrowのCEO、つまり奥さんですね。
奥さんとそこで出会ったらしいです、大学時代に。
WeWorkを始める前に事業家というか企業的なことを理解していて、
最初のアイディアは折りたたみ式のヒールシューズみたいなのを作ろうっていう話をしてたらしくて、
それはあんまりうまくいかなくて、
2回目の事業案としては、ひざパッドがついているベビー服。
そうなんですね、そんなことやってたんですね。
そんなことやってたらしいですよ。
なんでそのアイディアになったのかはちょっとわからないんですけど、
それは結構うまくいってるらしくて、
今、有名なデザイナーの方がリードで、今もまだその会社が残ってるらしくて。
彼がそこを抜けたっていうだけなんですね。
創業して抜けたっていう。
それがうまくいったので、大学、学校を中退して正式にそれを会社化したっていうのが一番最初だったらしいですね。
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その後にWeWorkの共同創業者にあたるミゲル・マッケイ・ベイさんの人に出会って、
その人が一緒にオフィスに、ニューヨークのオフィスで曲がりしてて、
コワーキングに行ったんですよね。
そこを一部化すっていうビジネスを始めて、WeWorkの前身になるようなアイディアだったのかなと思います。
コワーキングの中にコワーキングを彼らが立ち上げたみたいな感じですよね。
そんな感じですね。
フォーカスがサステナビリティ系のフォーカスを持ってたっぽいんで、環境に優しいものを重視してたっぽいですけどね。
そことコミュニティーみたいなワークは聞いたことありますね。
社名もグリーンデスク。
そうなんですよね。
それはそうですね。
でも当時の写真とか見ると本当に緑をテーマカラーにしてて、
本物かわかんないんですけどオフィスの中に緑をちゃんと置いてて、
本当に地球に優しいっていうコンセプトにあったんだろうなっていう。
そこから逆にどうやってWeWorkまでたどり着いたんですかね。
最初にそこで始めた、双方で始めた時、そこでやってた時に、
そこのビルの持ち主の人、お金めちゃくちゃ必要じゃないですか、お嬢さんっていうところで、
そこのビルの所有者の人に株を渡して、そこでコワキングを立ち上げたんですけど、
結局そこの売上ってビルの所有者の方と接班なので、
そこをせっかくうまくいってるなら自分たちでやった方がいいよねっていうのを多分、
グリーンデスクは売却してWeWorkができたっていう。
そこを閉じたのもなかなかすごいですよね。
そのままグリーンデスクとして違うロケーションを立ち上げるとか、
そういうのもワンとして出てなかったんですかね。
でも結局毎回、その所有者の人と交渉しなくちゃいけないという。
それで結局、その所有者の人が立場的には上じゃないですか。
っていう意味だと、自分たちでやった方がいいのかなっていう気はします。
どう思います?
彼らももしかしたらたまたまグリーンデスクでグリーンにフォーカスしてたんですけど、
たぶんグリーンとコミュニティにフォーカスしてて、
もともといたビルがあんまりコミュニティ感がなかったりして、
そこのコミュニティ感にフォーカスしたかったのかなっていうのも。
あと社名変更とか全部しないとダメなんで、
もしかしたらそこら辺が面倒くさかったっていうのがあるかもしれないですよね。
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あとちょうどそのグリーンデスクとかWeWorkを立ち上げる時って、
リマン職があった時なんで、
職、仕事に対して一緒に働くみたいなコミュニティっていうのが重視されたタイミングなのかなっていう感じもします。
確かにWeWorkを立ち上げた時ってそこがすごいフォーカスになってたはずなので、
そのコミュニティのエコシステムっていうところが。
あとシェアリングエコノミーの一番盛り上がってた時じゃないですか。
2009年とかそのぐらいですよね。
ちょうど上がってた時ですよね。
AirbnbとかUberとかが。
確かに。
っていうところでWeWorkができました。
それはグリーンデスクを作ってから2年後ぐらいにWeWorkになって、
そこからエクイティとかの調達をしだして、今のWeWorkがあると。
もともとのWeWorkってやっぱり話も戻るんですけど、
コミュニティっていうか人の周りにいろんなデスクも含めていろんなものを提供するっていうのが、
昔Miguelさん、挙動創業者の方が書いた、
ホワイトボードかなんかで書いた写真があって、
それがすごい真ん中に人がいて、
その周りにいろんなトラベルとかヘルシーとかソーシャルライフとかそういうものがあって、
WeWorkが出来上がるみたいな構図だったので、
そこの理念が昔からちゃんとあったのだなって思いますね。
挙動創業者のMiguelさんって結構今の役職もチーフカルチャーオフィサーっていう役職なんですけど、
元々建築とかデザインとかに精通する人らしくて、
だから今のWeWorkのスタイリッシュなデザイン性のあるオフィススペースは、
そこの人の影響もあるのかなって思いました。
オフィスデザインってすごい彼らって最初いろんなAVテストとかやっていて、
いかに入居している人たちが知らない人たち同士が、
どうやったら喋って喋り合うのかっていうのをいろんなデザインを描いてて、
ビジュアルっていうよりはレイアウトとか、
例えばオープンスペースをどれだけ置くかっていうのも、
彼らって最初すごい試していたらしくて、
最初は一番最初のレイアウトって結構オープンスペースを作ってたらしいんですよ。
今のウィーワーク見るとほとんどがプライベートスペースで、
いわゆる各社自分たちの、一応窓ガラスのオフィスですけど、
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一応ちゃんと自分たちのスペースがあって、
で、ちょこちょこコミュニティスペースっていうのはあるんですけど、
昔はコミュニティスペースを結構でかくしてて、
そういう系のものを結構設けてたらしいんですけど、
逆にそれをいっぱい作ったせいで、
みんなあんまりそこに行かなかったり、そこで行っても話さなかったりしてたらしくて、
逆に食べ物を取りに行くところだけに集まるようにするとか、
そこで自然に話が流れるようにするとか、
そこら辺の試行錯誤っていうのは結構初期の時やってたらしいですね。
確かになんかこう、たくさん広場みたいなところがガラーンとしてたら、
なんか近寄りづらいじゃないですかね。
なるほど。確かにオフィススペースはあるかもしれないですね。
そこでいうと、WeWorkの強みって宮武さん的にはどこだと思いますか?
そうですね。強みというか、彼らがそもそも他社と差別化したポイントは、
ある程度のプライスポイントである程度いい商品を、
すごい速いスピード、フレキシビリティ、スタンダード化で提供できた、
いわゆるスペースアザサービスって彼ら多分言ってると思うんですけど、
いわゆるスペースのSaaSっぽく提供するみたいな。
来月開薬できるとか、いつでもすぐに入居できるとか、
チームサイズに応じていろんな対応できますっていうのを、
めちゃくちゃ速いスピードで提供できたっていうのが、
彼らの元々の強みで、今もそうなんですけど、
そこがあるのかなと。
ただそれ自体って、めちゃくちゃすごいことっていうわけではないんですけど、
彼らが結構初めてそれをやって、
モースピードで結構調達もできたので、
モースピードでいろんな箇所でそれをやったので、
結構成功っていうのはまだ言い切れないんですけど、
成長してるのかなと。
他のコワーキング、
今だから結構いろんなバーティカルコワーキングスペースみたいな、
女性限定とか、
ザウェイングとか、
業種によってできてる、
メンタルヘルスのおじさんが集まるコワーキングとか、
エンタマ系の会社が集まるコワーキングとか、
結構いっぱい今だからありますけど、
2010年くらいからこれを始めてたっていうのは、
なかなか当時は結構すごかったのかなと思いますね。
結構業界は変えたのかなっていうふうに思いますね。
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そもそもマネタイズの話っていうのをまだしてなかったなと思って、
WeWorkの料金プランだったりっていうのが、
どういうふうになってるかっていうと、
そうですね。
このマネタイズの部分っていうと、
すごい簡単に言うと2つ主にありまして、
1つ目がここからほとんどの売り上げを多分もらってるんですけど、
いわゆるメンバーシップフィー、
いわゆるデスクを使うため、
オフィスを使うために対して毎月お金を払う。
それは大体人数でしたり、
席数に応じてプライシングを決めてますと。
プライシングは場所によって若干違うんですけど、
めちゃくちゃ安いっていうわけではなくて、
めちゃくちゃ高くないっていう話で、
高いと噂を。
高いのは高いんですけど、
スタートアップからしたら高いけど、
大企業とかからしたらお手頃。
大企業からするとフレキシビリティがあるんで、
いわゆるサイズ感に合わせたものを提供したりとかできるんで、
そこのフレキシビリティとか、
来月すぐに入れますとかって言われると、
コスト感が多少あってもいいのかなって多分思っていて、
あとはウィーワークが元々提供してたのは、
いろんなテックサービス、
例えばスラックとかのディスカウント版を
メンバーに提供してたので、
それで多少オフィススペースの値段が高くても、
他のサービスとかが若干安くなるんでいいでしょうみたいな。
そういうのをプロモーションしてましたけどね。
確かに。
個人的なイメージなんですけど、
日本のウィーワークに入っているところって、
外資系のスタートアップとか、
外資の会社が多くて、
日本のスタートアップって言われるようなステージの会社は
あまりいないようなイメージがあるんですけど、
そのイエスのウィーワークに行った時はどういう会社がいたり?
結構幅広いですね。
スタートアップもいれば全然スタートアップじゃない、
例えば大学とかがいたりとか。
大学?
大学の、本当に普通のアメリカの大学が
そこにオフィスを設けてて、
例えば学生のリクルーティングとか、
そういうことをやったりとか、
そういうのもあったり、
結構大企業も使ってたりもするんで、
結構今大企業の割合も増えてまして、
逆にウィーワークって別のマネタイズになるんですけど、
今ですと自分のビルでしたりリースしたビルに対して
スペースを提供してるんですけど、
今後彼らが今やってることでいきますと、
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スペースのデザインとか、
スペースのオペレーションの裏側のものを
いろんな会社に提供する。
いわゆる自分たちのスペースじゃなくて、
例えばAmazonのヘッドクォーターの中身を
レイアウトとか、
どういう工夫をしたらより人がコミュニケーションするとか、
そういうコンサルではないですけど、
そういうのもやっていて、
実はピンタレストのオフィスって、
ちょっとヘッドクォーターがなってるかわからないんですけど、
ピンタレストのオフィスはウィーワークが裏で
全部仕切ってるらしいです。
それでもいいですね。
何とかバイウィーワークみたいな、
表示されてるオフィスありますよね。
そういうことですね。
そうするとアセットライトっていうか、
自分たちでビル持ってないので、
そこのリスクを抱えなくていいので、
より利益率も高いっていう話で、
そういうこともやり始めてますね。
それは知らなかったです。
確かにそれはありだなっていうのは思いますね。
確かに。
ピンタレスト、そうですね。
今、去年の7月時点ぐらいで30社ぐらい
パワードバイウィっていうの見たことあります?
あります。
そこだけで去年ですと13、14億ぐらい
多分売上が達成してますね。
ただ全体の売上から見るとめちゃくちゃ小さいんで。
そうなんですね。
ということで、
一回これはカットしますね。
この言い方の違いなんで。
その話に続いてもうすぐIPO。
来月ですかね?
そうですね。9月におそらくIPOをするかなと。
もしかしたら10月にずれるかもしれないですけど。
というところでいろいろ話題になってたと思うんですけど、
それについてどう思います?
例えばさっきの話で言うと、
創業者の人が上場する前に株式を売却するっていうのは
異例なことだっていう記事が多分出てたと思うんですけど。
例えばその話をしますと異例ではないんですよ。
創業者が売るっていうのはスラックのストゥアートさんもやりましたし、
スナチャのエヴァンさんもやりましたし、ただ額が違うんですよ。
アダムさんは800億なんですよ。
800億分の株なんですよ。
21:02
上場の直前に?
上場の直前ですね。
スラックとかスナチャは10ミリオンとか20ミリオンとか7ミリオンとか
多分そういうレベルなんですよ。
だから桁が違うんですよね。
今回のアダムさんは?
800億。
確か800億だった気がします。
もしかしたら違うかもしれないんですけど、
そこがちょっと桁が違いすぎて、
だから結構入試になるっていうのは確かにありまして。
それは話題になりますね。
そうですね。
そこがちょっとどうなの?みたいな話になってしまう。
そうですね。
そもそも公開されてたS-1上場の話でいうと、
宮武さんが事前に教えてくれたんですけど、
リスク?上場するにあたってのリスクみたいな。
会社のリスクですよね。
投資家に向けて会社としてこういうリスクがあるので、
そこは認識してくださいねっていうところですよね。
そこの部分が結構、
創業者のアダムさん、
CEOのアダムさんの話がめちゃくちゃ多かったっていう話なんですけど。
彼らとしてはディスクロージャーなんですけど、
アダムさんはこういうことやってますけど、
ちゃんと会社として認識してますっていうのをいっぱい出してまして、
それが10ページ分あるんですよ。
それはめちゃくちゃ多いですね。
それは多分結構異例な話で、
そこは結構やばいのかなと思ってまして、
株式を売るっていう話でしたり、
自分が不動産投資したところが、
WeWorkが使ってるとか、
お金払って使ってるとか、
そういう話を結構やってて、
それだけ会社、
Weカンパニーとしても、
アダムさんがこういうことやってます、こういうことやってます、こういうことやってますっていうのを、
さらけ出さないとダメなんで、
でもそれだけのことをやってるっていうのは、
なかなかレアかなと思ってますし、
そもそもアダムさんって、
最近のテックカンパニーのトレンドですけど、
議決権をかなり持つことになるんで、
コントロールすることになるんで、
ただ彼が、
例えばアダムさんが明日上場して、
その次の日に亡くなったとすると、
誰が次の社長を選べる権利を持ってるかというと、
結構奥さんにその力が入ったりとかするんですよ。
それってどうなの?みたいな。
で、万が一離婚したらどうするの?みたいな。
ところは加味してなかったりするんで、
24:00
そこ加味してないんですね。
普通だとそこら辺加味したりするんですけど、
今は加味してなくて、
大丈夫かな?みたいなところがありますけどね。
へー。
例えばさっきの、
WeWorkのWeカンパニー。
結構その、
消費を取るの大変そうだなっていう。
そうですね。
Weっていう言葉ですよね。
まあまあ難しいですよね。
それも結構莫大な金額だったっていう話なんですけど、
それも議決権でできるんだっていう、
いろいろ反対とかされそうだなって。
いくらでしたっけ?
VCたちがどう思ったかわからないですけど、
5.9ミリオン払ってるので、
WeWorkからWeHoldingsに、
WeHoldings、LLCに変えるのに。
まあちょっと、
アダムさんが押し切ったのか、
他の株主が乗った話なのかはちょっとわからないんですけど、
6億くらい払うっていうのは相当なアレなんで、
今後のブランディング、
展開する事業のためっていう話なんですよね。
まずそこのブランディングっていうのは、
WeWorkの上場申請資料を見ると、
すごい気にしてるなっていう風に思ってまして、
最初のタイトルのところとかでも、
WeCompanyとはみたいな、
こういうフィロソフィーを持って、
こういうことをやろうとしてるんですよみたいなことを、
莫大なビジョンを語ったりとか、
ちょっと前に話したテックカンパニーかどうかっていう話も、
多分すごい彼ら気にしていて、
テックっていう言葉って113回くらい多分、
そのS1の資料で出てるんですけど、
それは多分結構、
計算で入れてるのかなっていう風に思いますね。
彼らのブランディング、いわゆるテック。
なんか不動産屋さんではなくて、
コワーキングスペース事業ではなくて、
テックカンパニーですっていうのを言わないと、
彼らのバリエーションって多分、
やっぱでもUSもそうなんですね。
多分希望的に言うと、
他のコワーキングででかいところって全然あって、
そこら辺の会社が20ビリオン、
2兆円ぐらいの価値で、
でもWeWorkってその倍以上の価値が、
前回ラウンドの自画総額だったので、
テクノロジー銘柄っていうのはやっぱ重要なんですね。
結構重要だと思いますね。
それで結構マルチプルが来るのかなと、
売り上げマルチプルですね。
今のWeWorkの売り上げで言うと、
結構キャッシュすごいのかなっていう感じがするんですか?
そうですね。売り上げ自体はすごい伸びてまして、
27:01
2018年で1.8ビリオン、
1,800億ぐらい。
2019年の最初の6ヶ月間で、
1.5ビリオンすでにいってるんで、
多分約倍ぐらい伸びるんじゃないかなと思います。
ただめちゃくちゃ赤字なので、
同じぐらい赤字っていうところ。
売り上げとほぼ同じぐらい?
ほぼ同じぐらいの赤字なんで。
なのでめちゃくちゃキャッシュ使ってますと。
一応キャッシュ自体は、
6月時点で2.5ビリオンぐらいキャッシュはあるんですよ。
ただ、そのキャッシュって結構制限されてるキャッシュで、
なぜかというと、いろんなリース持ってる、
いろんなビルを彼ら持ってるので、
そこの支払いをしないとダメなので、
そのキャッシュって結構そこにロックアップされてる形が多くて。
なので、そこが2.5ビリオン分のキャッシュの1.1ビリオン分が、
そういう他のリースしてるビルとかにロックアップついてるので、
動かせないっていう話なんで、
結構、そもそもこの会社のバンレートって1ビリオン以上のバンレートなので、
年間で大丈夫かなっていうのは、
去年は売上1ドルに対してマイナス1.22だったので、
基本的にずっとマイナスな会社ですと。
でもスタートアップなんでっていうのはあるかと思うんですけど。
ただこれって本当に回収できるのかっていう話はあって、
彼らって確かS1で何箇所黒字化してるかっていうのはあまり出してなくて、
何箇所は絶対あるはずなんですよ。
なんですけど、それが特に海外ですとプライシング結構下げたりしてるんで、
彼らっていわゆるマーケットに合わせるように。
でもインフラって割と似てるんで、
そうするとコスト感が合うのかとかいいのもありますし、
そもそも彼らって33ビリオン分の支払いをどっかのタイミングでやらないとダメで、
それはもうちゃんとスケジュール立ててるんですけど、
リースしてるんで、10年契約とか15年契約とか結んでるんで、
30:00
その33ビリオンのうちに70%ぐらいが2024年以降払わないとダメで、
そこの莫大な金額をどう払うのかなんでしょうね。
そこがその分ちゃんと儲からないと、
もしくは借り入れをするかとかしないと結構厳しいんじゃないかなと思いますね。
特に万が一経済不況になった場合に、
そこのコワーキングスペースとかみんな借りなくなった場合にどうするのかとか、
特にスタートアップが例えば死んでいった中でそこの売り上げが結構なくなるので、
だからビーワークも結構大手企業を狙ったりしていて、
今たぶん3,4割ぐらいの売り上げが実際に大手から来ていて、
Amazonとか来ているんですけど、
日本も結構大手の人多いですよね。
日本も多分そうですね、多いですよね。
なんですけどそこって本当に大丈夫だっけっていうのはありまして、
他のウーバーだったりテック系の会社と比較するのもちょっとおかしいかもしれないですけど、
使っているお金がもう莫大すぎてマイナスになったときすごく衝撃がありますよね。
そうですね。
そういう意味だと、
時価総額っていう点で言うと、
今やっぱり他の不動産系の銘柄と比べると結構めちゃくちゃ高いっていう印象を受けるんですけど、
どう思います?
なんていうかテック系の会社だったらこういう。
テック系の会社であればなんですけど、
この会社がバリエーションが高い理由って結構明確に一つだと思っていて、
答えはS1に50回以上出てるんですけどソフトバンクで。
ソフトバンクのビジョンファンド?
ビジョンファンドです。
ソフトバンクもソフトバンクビジョンファンドを投資してるので、
彼らに約10ビリオンくらい1兆円くらい投資してるんですけど、
そこですよね。
おそらくなんですけど、
上場した時に直近バリエーションの47ビリオンっていうのはつかないと思います。
かなり下回る気がします。
これは高すぎる。
最近のバリエーションのトレンドを見ますと、
なんとなくセカンダリーマーケットのバリエーションがわりと当たってるのかなと思ってまして、
33:02
IPをした時のバリエーションと。
それはセカンダリーっていうのは未公開の時の今のバリエーションってことですね。
そうですね。未公開の中で株の売買をする市場が。
VCから他のVCだったり。
そうですね。あとは初期の従業員がちょっとお金が欲しいんで、
VCに売ったりとか、VC同士で売ったりとか。
公開する前に。
公開する前にですね。
それはアメリカでは結構盛んですけど、
今だいたいWE WORKのセカンダリー市場での時価総額って
20ビリオンから25ビリオンぐらいでして、
2兆円から2.5兆円なんですよね。
なので半額までは行かないかも。
でも約半額ぐらいですよね。
なのでそれが正しければだいぶソフトバンクは苦労するのかな。
ビジョンバンドは大丈夫かなっていうのは思いますけどね。
結構そこは現実的な数字が出てますね。
特にこれだけ赤字の会社なので、
特に今年のIPO銘柄を見ますと、
UBERとLIFTってかなり苦しいんだので、
彼らやっぱりかなり赤字だったので、
逆にZOOMとかすごい黒字化して、
ちゃんと黒字化してたところがちゃんと評価されているの。
インターネットとかもそうですよね。
インターネットもそうですよね。
赤字なんですけど、黒字化の道のりが結構見えている。
着々と進めていくみたいな。
やっぱりそこが評価、最終的に市場で評価されるポイントでもあるので、
これだけ赤字で本当に盛り返せるのかっていうところが
結構課題かなっていうふうに思いますね。
なんでやっぱり上場をこのタイミングでしなくちゃいけないっていうのは、
他のテック系のスタートアップと同じ理由で、
もうすぐ不況が来るかもしれないっていう話の文脈なんですかね。
そこもあるんですけど、
アダムさんがインセンティブを持っているっていうのもありまして、
上場するために株主側、VC側から上場して、
こういうパフォーマンスを出すとシェアをあげますよとか、
ボーナスをあげますよとか、そういう仕組みが実はあるんですよ。
S1に載ってるんですよ、大体。
それはどういう契約というか、何契約ですか?
いわゆるパフォーマンスに応じたボーナス制度みたいな。
それって通常なんですか?
通常…
見かけることは?
見かけることは全然あるんですけど、
それも多分一つの上場するインセンティブかなと思いますね。
36:07
なるほど。
今回のウーバーのときは主幹事は誰だったんですか?
ウーバーのときが…
今回のWeWorkは誰だったんですか?
WeWorkがJPモルガンですね。
確かウーバーのときがモルガンスタンデーだっけ?
前回ウーバーのIPOとLyftのIPOについて話を何回目でしたっけ?
9回目か10回目かそこら辺で過去に話をしたんですけど、
そのときはJPモルガンが元々ウーバーに投資をしていたっていう背景があったとか、
あとウーバーのドライバーやってたとか。
すごいめちゃくちゃ営業力のある担当の人がいたっていう話があったと思うんですけど、
今回の選ばれた理由っていうところで何だったんですか?
いくつかありまして、一つはJPモルガンファンド持ってるんですけど、
ファンドがWeWorkに投資していまして、実はゴールドマンも投資してるんですけど、WeWorkには。
結構そのパターンなんてかあるんですよね。
ありますあります。
投資銀行がスタートアップに投資するっていうのをよく調達とか見てるとあるなっていう印象があって。
特にレイターステージはいわゆるテックメーガな取り合いなんですよ。
そこのフィーを取りたいんで。
そこってそこに入ったらもうそこ上々まで見届けますっていう意味で入ってる。
そうですね。それでフィーをもらえるんで彼らとしては。
上場した時にかなり莫大なお金もらえるんで、上場が大きければ大きいほど。
なのでそこの取り合いですよね。
そのためにいろんな手を出すっていうのが、特に今だとテックIPOってみんなやりたがるので、
特にテックってバリエーションが高くつくんで、そこに入り込むためにいろんなことをやってると。
特にモルガン・スタンレイとかゴールドマン・サックスはすごい強くて、
そこにJPモルガンが入ってきたのは割と最近ですとちょっと珍しい方かなっていう話で。
でも入れた理由とすると、そもそも投資っていうのもやってましたし、
JPモルガンの社長が実はアダムさんのフィナンシャルアドバイザーでもあって。
知ってた人なんですね。
知ってた人でいろんなアドバイスを、個人的にアドバイスをしてたりもするんで。
39:03
本当に会社のとかではなくて、創業者のアダムさんの?
JPモルガン自体もアダムさん個人のファイナンス周りとかに手を出したりとか、手を出すっていう言い方悪いですけど、
手伝ったりとかクライアントとして扱ってたっていうのもあるんで。
そうですね、いわゆる借り入れとかの、たぶん40億くらいの借り入れとかも手伝ったりとかっていう話も出てますし。
上場以外、上場自体で800億くらいJPモルガンで投資する予定なんですけど、
それ以外に今WeWorkでデッドファイナンス、いわゆる借り入れをやるんですけど、そこもJPモルガンがリードでやってくれていて、
6000億くらいの借り入れを彼らが取りまとめてくれてると。
そういうのを全部含めていろいろやってくれてるんで。
いろいろお世話していただいてるんですね。
JPモルガンで上場を担当していると。
それはそうだよねっていう話でもありますよね。
そうですね。
ここまで手伝いしてきたっていう。
別にすごい珍しい話ではないかなっていう。
個人的なフィナンシャルアドバイザーっていうのはもしかしたらレアかもしれないんですけど、
調達を手伝うとか借り入れを手伝うとかそういうのは全然あると思うので、
モルガンスタネットもやってるんで、
JPモルガンとしてもいい案件を取りたかったので、
weworkを結構前から追っていろいろやってたんだろうなと思いますね。
そこの取り合いはすごいですね。
絶対に取るべきものですもんね。
そうですね。
特に結構確実なIPOは。
そこってもう唾をつけとくっていう意味だと、
そこのレイターの調達で出資をするっていうのが一番スタンダードなのですかね。
位置関係性の作り方ですよね。
ただそれが今だとそれが足りるのかって言われると、
他のゴールドマンとかもweworkに投資してるんで、
確かに。
そこだけだと足りるのかなっていうところで、
他のこともやってるんじゃないですかね。
悔しかったでしょうね。
ゴールドマンもたぶんそこで取るたんとしたかったと思いますね。
今後っていうところ、
weworkの今後展開についてっていうところで言うと、
さっきの話で言ってたような、
もっと大手の会社が増えるのかなとか、
それともコンサルとかの事業に振っていくんですかね。
42:05
そうですね。
たぶんコンサルっていうところは、
パワードバイウィーですね。
かなりそこのコミットはするのかなっていうふうに思ってまして、
そこをたぶんしないと、
大手クライアントを普通にメンバーシップっていうか、
彼らのweworkのオフィス内に入れるっていうのは、
売上貢献をすごいしてるんですけど、
マージンって結構低かったりするので、
スタートアップと比べると、
なぜかと言うと、
大手企業は効率よく使うんで、スペースを。
1個2個のデスクじゃなくて、
10個ぐらいのデスクを広いスペースで使うんで、
利益率で言うと大手の方が圧倒的に低いので、
そこだけにフォーカスすると厳しくなったりすることもあるんで、
なんでそれ以外の売上を取らないとダメで、
そこがたぶんこういうパワードバイウィーなのかなと思いますね。
あと最近とかだと、
飲食店とか、
お店とか飲食店がメインなんですけど、
コワーキングスペースのスペーシアスを買収したっていう話もあると思うので、
そもそも不動産物件を所有しないで、
WE WORKを導入するっていうモデルも増えるのかなという印象です。
はい、ということで、
今回はWE WORK、WE COMPANYについて話をしてきたんですが、
注目ですね。
来月かあたり公開するのが楽しみだなと思います。
どれくらい作るんですかね、バリエーション。
楽しみですね。
ということで、今回はこの辺で終わりたいと思います。
オフトピックではTwitterでも配信しているので、
気になった方はオフトピックJPフォローしていただけるととても嬉しいです。
では、さよなら。
さよなら。