1. Off Topic // オフトピック
  2. #289 カルチャーリテラシーと..
2025-10-16 1:20:37

#289 カルチャーリテラシーとメタメディア

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<目次>
() VOGUEのカルチャーリテラシーテスト
() スーパーボウルMVPとディズニーランド
() 「〇〇コア」
() トレンドに乗るブランド
() グロースハックブームから文化横断の重要性
() メタメディアを理解する Anthony Po
() どんなリアクションが帰って来るか予想する
() 『デッドプール』の第四の壁
() 遊びながらコンテンツが作れるゲーム
() 共有されるかどうか、1次と2次オーディエンス
() バイラル動画のクオリティの差
() Sunday Nobodyの動画

<参照リンク>
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サマリー

このエピソードでは、カルチャーリテラシーとメタメディアについて深く掘り下げている。特に、ボーグ誌のカルチャーリテラシーのテストを通じて文化理解の重要性や、コンテンツ制作におけるリファレンスの役割について議論が展開されている。このエピソードでは、広告とカルチャーリテラシーの重要性についても議論されており、ディズニーのキャンペーンやトレンドに沿ったブランド戦略が取り上げられている。さまざまなプラットフォームでの消費者理解の重要性が強調されている。このエピソードでは、ソーシャルメディアとメタメディアの関係について議論し、アントニー・ポー氏の影響力のあるコンテンツ制作手法が検討されている。また、反応を考慮したコンテンツ戦略の重要性と、リアクションを引き出す動画の作り方にも焦点が当てられている。カルチャーリテラシーとメタメディアにおいて、オーディエンスとのインタラクションやリファレンス文化の重要性が語られている。特に、ビデオゲームやバイラルコンテンツの生成といった現代のメディア技術がユーザーの参加を促進する役割を果たしている点に着目されている。カルチャーリテラシーの理解が進む中、コンテンツ作りにはユーザーのリアクションを想定することが重要であると語られており、トレンドを把握することでブランド強化に繋がる調整が可能になることについても触れられている。本エピソードでは、ポッドキャストやメタメディアにおけるリテンション率の違いや、クリエイター企業の理解の重要性について議論されている。

カルチャーリテラシーの概要
スピーカー 1
皆さん、こんにちは。草の幹です。 宮武哲郎です。
スピーカー 2
Off Topicは、アメリカを中心に最新テクニスやスタートアップ、ビジネス情報を有力深掘りしながらご紹介する番組です。
今回のトピックは、カルチャーリテラシーとメタメディアについて話していきたいと思います。
スピーカー 1
はい、先週と引き続きのトピックになってくるんですけど、
先週はリファレンスカルチャーについていろいろ話していってたと思うんですけど、
今日はそこの続きでもありますし、カルチャーのリファレンスの方法でしたり、
実際そのコンテンツを作る上での、どういう風にこのリファレンスカルチャーが役に立つのか、
どういう風に今の時代でコンテンツ作りを考えるべきなのか、みたいな話をできればなと思っています。
まずこのカルチャーリテラシーの話は、前回もいろいろやったと思うんですけど、
一社すごい面白い事例があったので、そこで紹介したいんですけど、
ボーグの雑誌があるじゃないですか。
はい、ファッション雑誌。
そうですね、ファッション雑誌のボーグなんですけど、
やっぱりボーグってカルチャーの中心にいた、
特にファッションカルチャーとか、テイストメーカーとして存在してた雑誌、メディアだと思うんですけど、
1990年代半ば、本当にボーグのピークっていうか、本当に力を持ってたタイミングとかの時に、
やっぱりこのカルチャーリテラシーをすごい大事にしていたらしく、
ボーグで採用されるためのカルチャーリテラシーテストを作ったらしいんですよ。
テストの詳細
スピーカー 1
どういうテストなんですか?
実際これ、ボーグのアシスタントになりたい人向けのテストなんですけど、
4ページぐらいの資料があって、そこに178単語が並べてあるんですけど、
それが人だったり、場所だったり、本の名前だったり、映画監督の名前だったり、
いろんなカルチャーの中で、今知っておかないといけないものが並べてあるんですけど、
これがアナウィンターの配下で働いてた編集者の2人が考えたリストなんですけど、
ここのリストをどこまで理解してるかっていうテストなんですよ。
なので、結構幅広い、ファッション関係だけではないものがめちゃくちゃ並べてあって、
なので、例えばですけど、プラダとか、あと川久保玲さんとかも書いていれば、
CAAとかジョン・スツワートとか、もしくはルース・ギンズバーグって最高裁判所の人だったり、
ドイツの映画監督のファス・バインダーさんとか、レモンヘッドズっていうアーティストグループのリードシンガーのエイバン・ダンドーさんとか、
もしくはコンナットっていうロンドンのラグジャリホテルとか、いろんなカテゴリーで単語がリストアップされていて、
そこをちゃんと理解しないといけないっていうのが、そういう試験があったっていう話ですね。
スピーカー 2
今だったら、わからなかったらググってしまってもできそうな気がするんですけど、知らなかったら本当に知らないですので、
本当にいろんな分野のカルチャー、Vogue自体ファッション以外もカバーしてたりするからってことなんですか?
いろんなことを知っておかないといけないっていう。
スピーカー 1
そうですね、多分Vogueもおそらくイケてる人材はただファッションを知ってる人ではないっていうか、
いろんな意味合いでそのカルチャーを理解してるっていうところを、そういう人を欲しがっていたのかなと思うんですけど、
実はこれは完璧に再現してるわけじゃないんですけど、ニューヨークタイムズが一部このテストを再現してまして、
全員受けられるんですよ。
基本的に4択問題がいくつか並べてあるんですけど、そこから選ぶんですけど、
この名言はどの本から来たのかとか、多分そういう系のものなんですけど、
僕もこの間受けまして、
スピーカー 2
どうでした?
スピーカー 1
一応32点満点なんですけど、
スピーカー 2
すごい微妙な、不思議な満点です。
スピーカー 1
半分でした、16点でした。
なので最後に、これは当然ながら冗談半分でニューヨークタイムズってやってるので、
スコアを出した後に、多分いろんな、このぐらいの点数であれば、コンデナーションは僕で働いていいですよ、みたいなことも言ってくれるんですけど、
やっぱりさすがに半分だと、ハーストに行けって言われましたね。
スピーカー 2
親会社ってか、フォーディングスの方ってことですか?
スピーカー 1
はい。防具には行けませんと。
スピーカー 2
おー、そうなんですね。さすがの宮武さんでも。
スピーカー 1
いや、結構やっぱり幅広いんで、さすがにちょっとキャッチアップ。
でも幅広いじゃないですか、宮武さん。
いや、でも、ちょっと次元が違いますね。
あと結構古いものも多かったりするんで。
逆にこれ、今風のやつを作りたいですし。
スピーカー 2
今風。
スピーカー 1
あとオフトピック版とか作って面白いと思いますけどね。
スピーカー 2
そのテスト自体は結構、でもとはいえファッションが多めって感じなんですか?
スピーカー 1
いや、全然です。
スピーカー 2
全然ですね。なんか本とか映画とか、全然違うものがより入ってるって感じですね。
スピーカー 1
なんで、すごい面白かったですけど、
これのオフトピック版とか現代版っていうのをちょっと誰かに作ってほしいなっていうふうに思っちゃいましたね。
スピーカー 2
確かに。どうなんですかね?
でもその、なんか結構深く何か追求して知ってる人も素晴らしいじゃないですか。
そういう、なんていうか。
スピーカー 1
多分なんですけど、僕が多分信じてることで言うと、
多分そのカルチャー面で深く行ってる人は、いろんなカルチャーを深く見ているっていう。
リファレンスの重要性
スピーカー 1
なんで、多分、もちろんなんかすごい幅広いっていうところ、
なんか名前だけ知ってるっていう話ではなくて、
しっかりカルチャーを理解してる人っていうところに行くと、
多分複数の領域で、一部名前知ってて、一部もうディープダイブできるみたいな感じかなと思いますね。
スピーカー 2
そうですね。結構、今だとその、例えばファッション、映画、音楽、なんかホテルとかそのラグジャリ、いろんな領域もあると思うんですけど、
コンテンツ、その今風にするっていう意味合いだと、そのコンテンツの流れの歴史とか、
YouTuberの歴史みたいな、ショート動画どうなってるのかみたいな、
昔のバインで流行ってたこのクリエイターは、今どうなってるでしょうとか、
なんかそのクリエイター、どこで一番バズって人気になったでしょうって、
それはバインですねとか、そこは知ってる人とかは、
逆に、なんか面白いのかなっていう気がしました。
スピーカー 1
で、なんかそれの各分野ごとは多分いっぱいあるじゃないですか、そういうテストみたいなものが、
インターネットの歴史の中でバインを知ってるっていうのは全然わかると思うんですけど、
でもなんか、バインを知っていて、わからないですけど、エメレオン通りを知っていて、
で、なおかつ、わかんないですけど、サリー・ルーニーを知ってるとか、
スピーカー 2
宮武さんじゃないですか。
スピーカー 1
いやいや、ちょっとこれは今、自分の知識ベースでしか言ってないんですけど、
でもなんか多分それ以外のものとか、例えば音楽とか、なんかいろんなものを、
それを知ってる人っていうのを多分見つけるのって結構難しいと思うんですけど、
そういう人こそ、カルチャーをちゃんと理解してる人かなと思うので、
オフトピックはそれのすごいライトバーな気がするんですけど、
それを、そういう人たちが集まったチームっていうのは個人的に見たいと思いますし、
多分すごい面白いコンテンツを作ってくれる人たちなんだろうなっていうふうに思いますね。
スピーカー 2
インターネットのメディアには結構いる気がするんですけど、
そこを横断してすべて知ってる人ってなかなかいないですよね。
歴史とかファッションの、ネットに載ってない情報みたいなところも知りつつ、
インターネットのトレンドも知ってる人ってめちゃめちゃいない気がするので、
それは見てみたいですね。
スピーカー 1
あと、それがグローバル目線で見ると、
日本側も知ってて、US側も知ってて、例えばフランスも知っていて、
とかってなるとさらに難しくなるとは思いますよね。
スピーカー 2
全部網羅してる人がいない、存在しないからこそ、
そういう人たちが集まったら、面白い、何か新しいものができそうですよね。
スピーカー 1
もしそういう人たちがいれば、ぜひオフトピックのこの2人と話してほしいですよね。
こういうカルチャー・リタラシーの重要性みたいなところは、
当然ボーグがすごい理解していて、
彼らはコンテンツを作る側でもあるので、だからこそ重要でもあると思うんですけど、
でもやっぱりブランドもこれを知るべき。
ブランドっていうのは個人的には幅広く使ってる言葉なので、
ソフトウェア企業もそうですし、大企業も中小企業もそうですし、
当然リテール系のブランドとかもブランドとして考えるべきだと思うんですけど、
スピーカー 2
常にオリジナルコンテンツを作るのってすごい大変じゃないですか。
スピーカー 1
なので、オリジナルコンテンツを作りながら、
リミックスじゃないですけど、既存のカルチャーをうまく取り入れるような形をやるのも、
一つの手としてはありかなと思っているので、
これの多分、結構代表例でいくとDuoリンゴでしたり、
もう少しリアルタイムなニュースとかIPとかをオマージュしている会社でいきますと、
あとリキッドですとかもある意味そういうことを結構やっているのかなというふうに思いますよね。
スピーカー 2
確かに。
スピーカー 1
でもその2社の事例って結構面白おかしくコンテンツ作りをする会社だと思うんですけど、
それこそオフトピックで前に話した、アップルの1984のコマーシャル。
悪役の会。
そうですね、悪役の会で話したやつですね。
あれも本をオマージュしている話じゃないですか、1984年っていう本を。
ジョージ・オールウェル。
そうですね、ジョージ・オールウェルの本だと思うんですけど、
そういう意味でもそのリファレンスっていうことはできたりするので、
必ずしもすごい面白くやる必要はないと思いますし、
必ずしもそれがカルチャー的な、今のIPとかをリファレンスする必要もなかったりするので、
それこそ最近リーバイスの最近の広告キャンペーンとかのビヨンセを起用していると思うんですけど、
ビヨンセを起用してリーバイスの過去のCMをもう一度作り直すっていうことをやってたりするので、
それはもう自分たちのCMのリファレンスをやってたりするので、
いろんなやり方ありますよね。
スピーカー 2
昔の、そうですね、いっぱいありますね。
スピーカー 1
で、その中で一つ、前回話したスポーツを活用するって結構、
メインストリーム化しやすいっていう話をしてたと思うんですけど、
それをすごい上手くやったのが、めちゃくちゃよく出てくる会社名なので、
ディズニーで。
草野さんってスーパーボールって、最後まで見たことってあります?
スピーカー 2
ないかもしれないです。
ハーフタイムとかハイライトとか。
てか、普通に試合って日本で見るんでしたっけ?
スピーカー 1
試合はいろんな見れるケースも全然ありますね。
やり方次第っていうところ。
見方がちょっとわからなくて。
結構、最後にチームが勝ちます。
で、そのままセレモニーっていうか、トロフィーを渡したりとか、
賞を渡したりする中で、MVP、その試合の最優秀選手賞っていうのがあるんですけど、
それを渡された選手が毎回聞かれる質問がありまして、
それが優勝した後、次何するんですかと。
次の日からオフじゃないですか、いわゆる。
その時に毎回回答が同じなんですよ。
それはもう多分ここ20年ぐらい、もっとか。
多分30年40年ぐらい、毎回回答が同じなんですけど、
ディズニーランドに行くっていう回答なんですよ。
スーパーボール行った後に必ず最優秀賞を受賞した選手が、
ディズニーキャンペーンの成功
スピーカー 1
ディズニーランド、もしくはディズニーワールドに行きますっていうのをインタビューされるときに発言するっていうのがあるんですけど、
これはちょっと残念なニュースなんですけど、
オーガニックの回答ではなくて広告ですと。
その広告なんですけど、
実はこれ1987年にディズニーが考えたものなんですけど、
当時スターツアーズっていうアトラクションがあるんですけど、
それのオープニング直前のパーティーをやってたんですけど、
そのパーティーでいろんなセレブとか夢人を呼んでいた中で、
2人のパイロットが参加してたんですけど、
そのパイロットが初めて一切途中で止まらず、
世界一周飛行機で飛んだっていうことをやり遂げた2人だったんですけど、
その2人が当時のディズニーCEOのマイケルアイズナーさんの奥さんから聞かれたのが、
これだけすごいことを成し遂げたので、この後何するんですかと聞いた時に、
彼女がディズニーの社長の奥さんでもあるっていうのを多分加味して、
ディズニーランドに行くんですよっていう回答をその2人のパイロットが出したんですけど、
それを聞いたマイケルアイズナーさんの奥さんが、
これはいけるんじゃないかと、これはいいクリエイティブになり得るんじゃないかと言って、
マイケルアイズナーに伝えて、それでディズニーがそれに向けたキャンペーンを作るんですけど、
そのキャンペーンの一環として、マイケルアイズナーがスーパーボールに出場するチーム、
当然ながら2チームあるんですけど、両側の選手に、もし勝ったらディズニーランドに行きますっていう発言をしてくださいと、
したら75k払いますと、キャッシュで。
プラス当然ながら家族とか一緒に連れていいので、ディズニーランドに行く費用を全部負担しますと。
スピーカー 1
そこから多分ほぼ毎年、あの名言が言われているっていう感じですね。
スピーカー 2
本当にみんな言ってるんですか?
スピーカー 1
基本みんな言ってます。
なので、ディズニーとしては多分、おそらく毎年100kぐらい払ってるんじゃないですかね。全部込み込みで。
でも、スーパーボールのCM出すとかより、会場の人にもみんな知れますもんね。直にオーディエンスに知れるし。
スピーカー 2
ライブもやってますもんね。そこの部分。セレモニーの部分だから。
スピーカー 1
そんなことできるんですね。
すごいですよね。草野さんの言うとおりで、CMの今、値段ってすごい上がってるじゃないですか。ここ3、40年で。
でも、払ってる金額ほぼ変わんないんですよ。毎年。
個人になので。そういう意味ですと、めちゃくちゃ効率的なCMになってるんじゃないかっていう。
スピーカー 2
しかも、一番注目された選手に言わせることができるって結構、いいんですか?
伝統になってるから、広告だっていうのはみんな理解しているものの、
広告ですよ、みたいな感じなんですか?めちゃくちゃオーガニックに見えるじゃないですか。
スピーカー 1
そうですね。めちゃくちゃオーガニックに見えるんですよ。本当はたぶん、どっかでハッシュタグアドって入れないといけないと思うんですけど。
でも本当に、ネイティブ広告としてはめちゃくちゃ強いものですし、当然ながら断る選手とかもいたり、
ちょっとスキャンダルになってた選手とかもいたので、その場合は違う選手を選んだりとか、
ちょこちょこ調整はしてるっぽいんですけど。
でもすごいですよね。スーパーボールっていうあれだけカルチャーモーメントを、
75Kとか100Kって多少なりに高い金額として見えるんですけど、
あれだけの注目度があるイベントでそれを言わせられるのは、割とペイするのかなっていうふうに思いますよね。
スピーカー 2
確かに。リアルライフ、リアル版のボイスオーバー広告って感じですよね、ポッドキャストが。
スピーカー 1
しかもそれを言うじゃないですか、言った後に当然ながら行くわけなんですよね。
スピーカー 2
行くんですね、本当にみんなすごい。
スピーカー 1
本当に行きます。本当に行くんですけど、そこも当然ながらメディアが取り上げてくれるんですよ。
行きましたっていうのを、家族と一緒にディズニーランド楽しんでる姿とか映像とかを出すわけなので、
スピーカー 2
2倍で広告になるっていうところですよね。
すごいですね。
スピーカー 1
あとこれも結局ディズニーランドだからできることでもあると思いますけどね。
スピーカー 2
確かに。ショッピングモールとかがあっても、行きまーすって言っても。
その場で言うかもしれないですけど、その後メディアがフォローするかって言うとそんなんだと思いますよね。
すごい。
スピーカー 1
そういう意味だと、ディズニーとしてはそのカルチャーモーメントを非常にうまく起用した事例になるかなと思いますね。
カルチャーモーメントの活用
スピーカー 1
カルチャーモーメントとかこのリファレンスカルチャーって、ある意味親近感を作るものなのかなと思うんですけど、
だからトレンドの名前が作られたりとか、
毎回、特にTikTokでファッション系で行くと、何々コアってよく出てくるじゃないですか。
スピーカー 2
なんとか美学みたいな感じですよね。
スピーカー 1
昔だと多分もう数年前ですけど、コッテージコアとか。
農場系のファッションみたいな感じですよね。
いっぱいあるじゃないですか。
ゴープコアとか、それはもうちょっとアウトドア、パタゴニアとかそっち系のものとかなんですけど、
それも毎回わざわざコアって入れてるのは、一瞬でこれが今のファッショントレンドなんだっていうのを分かるためでもあると思いますし。
スピーカー 2
コアってちなみに英語で言うとどういうニュアンスですか。
日本語だとよく何とか美学って訳されちゃうというか、
合ってると思うんですけど、意味合い的には。
コアってどういう格みたいなことですか、本当に。
スピーカー 1
そうですね、僕も最初聞いてあまりピントは来なかったっていうのが正直なところでして。
元々の言葉があるんですか、何とかコアみたいな。
何とかコアっていうのは、ノームコアもトレンドのやつとかですよね。
スピーカー 2
一番最初っていうか、一番メジャーになったコア文。
スピーカー 1
そうかもしれないですね。
スピーカー 2
日本語でもノームコアっていう言葉自体が定着した気がする。
スピーカー 1
例えばそのハードコアとかも別に意味合いがちょっと違いますけど、
多分最初に○○コアっていうとハードコアとかそっち系を思い浮かぶ人の方がアメリカだと多い気はするんですけどもともとは。
でもやっぱりコアって中心になるみたいな話だったりするので、
そういう意味合いで使われてるのかなとは思いますよね。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
ではこのトレンドを作るとか、最近シリアルトーク、我々がやってるリテール系のポッドキャスト、ニュースレターあるんですけど、
そこで最近シリーズいくつか作ってるじゃないですか。
草野さんがやってるシリーズと、草野さんと鞘師さんがやってるやつと、僕と鞘師さんがやってるやつあると思うんですけど、
僕と鞘師さんがやってるやつですと、最近の人気ブランドのディープダイブするみたいなことをやってるんですけど、
それを見てる中で、とりあえず今3社分ぐらいやったんですけど、
その3社に関しては全て何かしらのトレンドにうまく相乗りしてるのかなって思ってて、
いかに市場トレンドの波に乗るのが大事なのかっていうのを表してるのかなと思うんですよね。
スピーカー 2
スキムズとポピーとか。
リファレンスカルチャーの重要性
スピーカー 1
デイビッドプロテインですよね。
デイビッドプロテインはGLP-1でしたり、プロテイン、高タンパク質トレンドにしっかり乗っていて、
オリポップとかポピーとかですと腸内環境、ガッドヘルスとか、全体的に健康志向みたいなところですし、
スキムズとかはラウンジウェアでしたり、アスレジャーとか、そういうトレンドに大きく乗ってたりすると思うので、
そこは必ずしもコンテンツとして使うっていう話ではなくて、大きめのトレンドにしっかり乗るっていうのも結構重要になってくると思いますし、
いろんなレベルで見れたりするので、市場レベルっていうパターンも見ることができれば、各プラットフォームレベルでもトレンドってあるじゃないですか。
スピーカー 2
今プラットフォームが押し出そうとしてること。
スピーカー 1
なので、今例えばアメリカのTikTokであれば、TikTokライブが今すごい押されていて、日本ですと最近TikTokショップが出てきたと思うので、多分ショップ周りのものだったりすると思うんですけど、
ここは結構その会社ブランドとしても、いろんなレベルでカルチャーがあるので、
プラットフォームごとのカルチャー、何が今流行りなのかっていうのを見るのも大事ですし、市場レベルで見るのも大事ですし、今のIPとかエンタメレベルで見るのも消費者理解としては非常に重要だったりするので、
各レイヤーごとで何が適切なのかっていうのを見るのが、リファレンスカルチャーの最大のポイントでもあるのかなと思いますね。
スピーカー 2
やっぱり、自分のプロダクトとか商品を流通させるときに、シンプルにマーケティングと広告とっていう話じゃなくて、そのときプラットフォーム何をしてるかとか、そのとき何が流行ってて、何流行っててっていうのも映画とか、別にマーケティングって側面ではあるっちゃあるんですけど、
一時期昔、グロースハックみたいな、そういう話じゃなくて、そこの流行ってるもの、コンテンツに宮武さんが言う、相乗りするみたいなのって、やっぱりそこのリテラシーがないとできないし、でもさっき言ったブランドとか、
シンプルにハウトゥーだけじゃなくて、そこの理解度と、他の要因、やっぱりプラットフォームとか、何流行ってるかとか、そこって重要ですよね。
スピーカー 1
そうなんですよね。本当にその通りで、だからこそ今回エピソードの冒頭で、このVogueの話をカルチャー・リテラシーの重要と、しかもそれが幅広い理解度っていうところは、やっぱりいろんなレイヤーで考えないといけなかったりするので、そういう意味ですと、より複雑化していると思いますし、
より複数チャンネルでものを販売するとか、コンテンツを出すってなると、各プラットフォームごととか、各チャンネルごとの文化って全然違かったりするので、そこを理解しながら、そこのカルチャー作りをしないといけないっていう話ですよね。
スピーカー 2
知ってもらえる面が増えますよね。なんか本当に、やっぱり広告出したらバッて伸びるっていう話でも、それこそ本当に広告がこれから始まりますっていうときに、グロスしたDtoCの初期の文化っていうか、成長の要だったと思うんですけど、それはもう終わって、
その映画の広告を見た次のページにブランドが出てきたら、なんか面白そうってなるし、なんかやっぱりこのアニメ見てたら、この何か商品持ってるキャラクターが出てくるみたいなのとか、やっぱり音楽聴いてたらその商品が出てきたとか、アーティストが好きだとか言ってたみたいな、
なんかやっぱり、ソフトウェアもブランドも、普通に食品も、なんかそのスーパーだけじゃない、インターネットだけじゃなくて、別の面も取りに行かなきゃいけないみたいな、りょうりんごとか宮武さんが言ってたみたいな、まさにいろんな、どこにアプリっていう概念を知らなかったとしても、あのキャラクターだけは知っているみたいな、それができてるのが本当すごいですよね。
スピーカー 1
なんでなんか、自分のIPっていうか、そのプロダクト以上のブランディングをしなければいけないっていう意味合いかもしれないですよね、それは。でなんか、楠さんが言うように、なんかいろんなものをみんな試してますし、なんかやっぱ、なんかその、でもより検証してると思いません?なんか最近。
楠さんの最近の数ヶ月前の、これ多分メンバー向けのニュース会で話してたと思うんですけど、楠さんが出してたティモシーシャラメー、スーパーマンの映画の予告時に出してたキャッシャップのコマーシャルとか。
ソーシャルメディアと広告
スピーカー 2
確かに。なんかまあ、あのソーシャルメディア、ちょっと説明すると、そのソーシャルメディア上ではあんまりSNSとかで広告出してないんですけど、一番最初にそのスーパーマンっていう映画が上映される、そのスーパーマンの映画の時だけ上映の前に広告を、そこだけ出してたっていう。逆にだからティモシーシャラメーキャッシャップって調べても全然出てこないみたいな、なんか不思議な広告をしてたんですよね。
楠 そのあと、CM出して公開してたんですけど、普通に。
スピーカー 1
でもなんかこれがちょっとここから話す内容にも結構つながってくると思うんですけど、でもあのCMって結構大事だなと思っているのが、なんかあえて他で出さなかったっていうポイントでもあると思うんですよね。なんか全員が見れないからこそ面白かったっていう部分があると思うんですよ。
スピーカー 2
楠 スーパーマンとそんなに相関性がないのに、スーパーマンの時だけ出てくるっていうのも、なんかあるのかなみたいな思わせちゃうみたいなのもありますよね。
スピーカー 1
楠 実はスーパーマン的なヒントが、なんかイースターエッグが入ってるのかみたいなことを見るんですけど、全然ないっていう。でもなんかそこが、なんですかね、それを出すことによってのリアクションを多分ある程度想定してると思うんですよ。
で、そこが結構大事だと思っていて、なんか今のインターネットのフェーズですと、特にこれ多分YouTubeとかコンテンツ制作側の話になるんですけど、なんかもう結構いろんなパターンのコンテンツをやり尽くしたタイミングなのかなと思っていて、
それこそ最近ですと、最近のミスタービスト見てるかわかんないですけど、これ多分今年の前半とかだったんですけど、もう彼もいろんなことやっちゃったので、最近なんかピラミッドに行って、誰も入れないところに入るとか。
なんかピラミッドも一日丸々貸し切って、そこの中に入るとか、ちょっと多分異常なことやってる気はするんですけど、個人的には次のフェーズ、次の時代のコンテンツ制作って、多分ミスタービスト的なこういうスペクタクル的なコンテンツだけではなくて、
スピーカー 2
なんかもうちょっと動画のナラティブだけではない、メタナラティブをしっかり理解してるクリエイターが出てくるのかなと思うんですよね。
これをメタメディアと呼ぶ人もいるんですけど、それこそ今年だったのか去年末だったのかちょっと覚えてないですけど、僕がメンションしたアントポーさんっていう、アンソニーポーさんっていうYouTuberがいるんですけど、
スピーカー 1
今年ですかね、たぶん。
そういう動画を企画してるんですけど、なんか彼の話とか聞いてると、やっぱすごいなって思うんですよね。
別にアイディアがすごいオリジナル性があるかというと、別にめちゃくちゃオリジナル性があるわけではないですし、でもその中で動画の作り方とかストーリーテリングを見ると、これを見た人、それこそ僕もそうだと思うんですけど、見た人は誰かにこれを共有したくなるんですよ。
で、そこが大事なポイントで、なんか動画以上のストーリーを見えてるかどうかっていう話だと思うんですよ。
スピーカー 2
どう口コミされるかみたいなことですか。
スピーカー 1
はい、まさにそうですね。
アントニーポーさん自身も言ってたんですけど、彼ってクロックスと一回コラボしたときに、フォロワーゼロから新しいアカウントを作って、それでたぶん8本動画出して、確か70万人ぐらいのフォロワーまで成長したと思うんですけど、
ゼロからスタートしても100万人ぐらいまで伸ばせるっていう自信をめちゃくちゃ持ってるんですよ。
スピーカー 2
すごい。
スピーカー 1
でもそれは単純に、このメタナラティブの重要性を理解しているっていうところで、逆にゼロからスタートする方がやりやすいっていうのを彼も言っていて、
なぜかというと、本当に面白いものを作って、しかもそれがどうリアクションするかっていうのを見えると、
これも我々も宗教の話とかちょこちょこしてるので、それを聞いた人はなんとなくピントくると思うんですけど、何かのムーブメントにみんな入りたいわけなんですよね。
で、それが初期であればあるほど、自分がイケてる感も出ますし、初期にこの人たちを見つけたみたいな感じで。
なので、みんなそこの一緒に育ったっていう、これこそ多分日本ですとアイドルとかまさにそうだと思うんですけど、
一緒に育って人気になったっていうのを見たいっていう、そこに参加したいっていう需要があるので、そこにうまくフィットしてると思うんですよね、アンソニー・ポーさんに関しては。
でも、それをやるにあたって必要なのが、どうリアクションするかっていうのを想像できるかどうかっていうところですね。
リアクションを意識した戦略
スピーカー 2
やっぱりティモシー・シャダーメンのそっくりさんコンテストの動画があるよって言ったら、見たいなってなりますよね。
どれぐらい似てるんだろうとか、似てないんだろうみたいなのを見たいですし、どんな感じでやってんだろうとかも気になるし。
たとえば、すごい安直な言い方かもしれないけど、バズりそうだなとか、これをいいねしてる自分、かっこいいっていう動画を作ることって、そこのクールさというか、それを初期のメンバーでありたいっていうかっこよさって、誰でも作れると思います?
スピーカー 1
いや、作れないと思います。作れるんですけど、それに合わせたコンテンツ作りっていうのがあると思うので。
それこそアンソニー・ポーさんの動画を見ると、すごいわかりやすい気はするんですけど、ティモシー・シャダーメンさんの企画をやった後に、最後に彼が動画を出してるんですよね。
基本的に多分、いわゆるみんながUGCとかで投稿するわけじゃないですか。
それこそSNLが出してたりするわけなんですけど、彼はSNLは全く見てない古いメディアだって言ってるんですけど、彼は結構最後の方に出すんです。
いわゆるネタバレ的な感じで、こういうふうにやったんですよっていうプロセスを話す動画を出してるんですけど、すでにタイミングは遅れてるんですよ、出すタイミングが。
でも、まずそこのコンテンツを彼が企画を彼らが作ってるわけなので、企画自体はすごいバズってるわけなんですよね。
さらに、彼の動画の作り方も匿名であったりとか、あえて自分がかっこいいみたいな話はあんまりしなかったりとか、これをやっててイケてるみたいな感じではない雰囲気作りを作るのはすごい上手いですし、
個人的にこの匿名っていうところに結構こだわりを持つっていうのはすごいいいなと思うので、いわゆる誰でもある意味同じことができたわけなので、
なので、実は誰でもできるっていうところ。あとそこに対してのタイミングとか、どの手法を使うとか、そこら辺を常に考えないといけなくて、基本的にみんな今のトレンドに変に相乗りずっとした、いわゆる人気になったものに相乗りするパターンが多かったりするので、
彼はその前に投資してるっていうところですよね。
スピーカー 2
なんか昔、日本の事例でニーチャンネルで、たくさん知ってるかわからないんですけど、24時間テレビか27時間テレビで海岸のゴミをきれいにしようみたいなテレビの企画があって、
ニーチャンネルの人がそれを台無しにっていうか、それを企画を潰すために前日とか前の日にみんなできれいにしようみたいなね、ニーチャンネルの人が集まってきれいにしたっていう話とか。
スピーカー 1
めちゃくちゃいいですね。
スピーカー 2
あと、渋谷のスクランブル交差点で、マトリックスの格好かなんかして、みんなでギリギラ的に歩こうみたいな、そんな感じの話があったんですけど、それもちょっと似てるなって。
スピーカー 1
なんか匿名性であるっていうのは、まさになんていうか、それってなんかすごく何かに反抗、何かにこう、みんながカウンターであるみたいな感じがめっちゃ面白いなと思って、なんかその雰囲気ちょっとあるのかなって気がちょっとしました。
でもなんかそこの企画性はすごい大事だと思いますし、なんかそこに対しての反応っていうのをある程度多分読んでないといけない。で、それを多分今の時代読むのがより大変だと思うんですよね。
それこそ複数チャンネルみんな使ってたりするわけなので、なんてどこで何がどういうふうにバズるのかっていうのをなんとなくトラッキングしないといけなくて、で彼らも、アンソニーさんとかは、なんかそのコンテストとか、結構チラシを使ってたじゃないですか、彼らって。
スピーカー 2
街中に貼ってみたいな。
スピーカー 1
はい。で、今ニューヨークに行くとめちゃくちゃみんな貼ってるんですよ。
なので彼はもうそれをほぼやらないと思うんですよね。遅いっていう話で。
なんですけど彼らが当時やっていたのは、結構QRコードを載せていて、でそこでそのウェイトリスト的な感じでその日に来るのかどうかっていう登録をしてもらってるんですけど、
そこからなんとなく逆算するっていうところなんですね。何人どれくらいどのタイミングで来るかみたいな。
で、たぶん前このアンソニーぽーさんの話をしたときに言ったと思うんですけど、その同じタイミング、ティモシーシャラメーさんのあのチラシを出してたタイミングと同じときにカイセナットの同じ企画をしてたんですよね。
でもカイセナットは全然登録がなかったので、それ結局捨てたんですよ。
なのでそこら辺も反応をいろいろ検証してるっていうのはいろいろあったりするんですけど、
でもここの反応を常に考えながら行動してるっていうのはすごい大事ですし、
彼のイベントとかもすごいランダムなように見えるんですけど、めちゃくちゃ計画されてたりするので、例えば逮捕されたらどうするかみたいな。
逮捕された場合の動画をもう事前に準備していて、あれだけ数千人が集まったので、
それで結局、公共の場でそういうことを非公式にやるのは大体NGなので、
そういう可能性はあったりするんですけど、実際1人逮捕されたので、1人のティモシーシャラメーが逮捕されたらしいんですけど。
集まったら普通に参加者の人も逮捕されちゃうんですね。
どういう行動をするか次第ですけど。
これって実はテック企業もこういうことをやってる会社もあって、多分代表例がAmazonなんですよ。
これ夢の話なので多分知ってる方も多いと思うんですけど、Amazonって商品を作る時にまずプレスリリースから書くんですよね。
どういうふうにメディアとか世界がその商品を見るのか、どう評価するのかみたいなことをまず書くので、そういう意味ですと概念は似てるかなと思うんですよね。
スピーカー 2
リアクションを先行で。
スピーカー 1
今の時代だとただ面白いコンテンツを考えるっていうだけでは果たして本当に人気になるのかというと正直わからないかなと思っていて、
そこの普及する方法っていうのを考えないといけない中で、一つの結構やりやすいっていうか多分誰でもできることで言うとリアクションを考えること。
リアクションを考えるだけではなくて、UGCまで落とし込まれるのかっていう話だと思うんですよ。
この企画を見て、もしくはこの動画を見て友達にDMを送るのかっていう。
スピーカー 2
リアクション動画を撮りたくなるかとか。
スピーカー 1
リアクション動画を撮りたくなるのかとか。
そこら辺を多分すごい見ないといけないっていうか、それを予想しないといけないっていうところですね。
スピーカー 2
でも本当そういうのってアメリカ得意ですよね。
マーケッター思考というか、日本だと本当に機能性とかプロダクトの良さみたいなところを重視しちゃって。
リアクションを考えてる人もいるとは思うんですけど、そこまで考えられると確かに。
スピーカー 1
なんでなんか個人的にこれに若干近しいものが、デッドプールっているじゃないですか。キャラクターで。
スピーカー 2
マーベルの。
スピーカー 1
今マーベルですね。
マーベル配下に入ったので、ディズニー配下に入ったので。
スピーカー 2
あ、そっか。前何でしたっけ。
スピーカー 1
一応Xメングループのメンバーなんですけど。
XメンはFOX配下なので、一応マーベル側にはいるはずなんですけど、
IPの所有権によって誰がどこに入るかっていうのがいろいろ細かいので。
スピーカー 2
ライアンさん。
デッドプールとオーディエンスの関係性
スピーカー 1
彼とか別に彼だけではないんですけど、デッドプールが一番代表でわかりやすいと思うんですけど、
アメリカで言うと、彼ってbreaking the 4th wall、第4の壁を破るっていうテクニックをよく使ってるんですけど、
オーディエンスに向かって話しかけるっていう、よく言ってるじゃないですか。
これっていわゆるオーディエンスのリアクションをある程度想定して多分話しかけてるわけなんですよね。
しかもこれが一緒に、周りが映画の中で行っている内容がリファレンスになって、
そのキャラクター、今回デッドプールですけど、デッドプールとオーディエンスが共通でこのシーンがこういうふうに面白いとか、
こういう、彼らと結構スーパーヒーローめちゃくちゃバカにしたりするわけなんですけど、
自分がスーパーヒーローでありながらなんですけど、そこを一緒に共有できるインサイドジョークを、
オーディエンスに話しかけることによってその関係性を作ってる。
そこもすごいインタラクティブさもありますし、一つのリファレンスにもなりますし、
オーディエンスのなんとなくリアクションを予想してないと多分そういうことってできないのかなって思いますよね。
スピーカー 2
なんか、確かに結構面白いですよね。
なんかAmazonプライムでもフリーバックっていう恋愛コメディドラマみたいなイギリスのドラマがあるんですけど、
それもいつも主人公はカメラ目線で喋ってたり、一言言ったり、みんな聞こえてないみたいな前提なんですけど、
突然一人だけ誰に向かって喋ってるのって言ったりするんです。
そういう第四の、それが壊れる瞬間とかドラマであったりとかして、
そういうトゥイストは面白いなと思いました。ちょっと別の話かもしれないですけど。
スピーカー 1
でもまさに多分そこのオーディエンスとの関係性をそこで一気に変えていくっていうパターンはすごい面白いと思いますし、
それこそハウスオブカーツとかはそれをやってましたし、
それこそ昔でしたらシェイクスピアとかもそういうことをやってたりしていたので、
そこのリファレンスの作り方とかオーディエンスとの関係性とかリアクションの考え方っていうところは、
ビデオゲームのユニークな性質
スピーカー 1
いろんな手法でできるのかなっていうふうには思うので、
とりあえず変な企画を考えるだけじゃないっていうところかなと思いますし、
それこそリファレンスカルチャーの中ですと、全体のコメンタリーカルチャーもそうですけど、
ゲームってすごい事例としてよく使われるじゃないですか。
スピーカー 2
どういう意味ですか?
スピーカー 1
いわゆるリファレンスカルチャーの一代表例として、コンテンツとしてビデオゲームって、
ビデオゲームに対するコメンタリーもそうですし、よく切り抜きされたりとか、
いろんなパターンで使われていると思うんですけど、
ビデオゲームって結構コンテンツの中でも特殊なものだと思っていて、
唯一エンタメコンテンツの中で、ユーザーが消費しながら動画になり得るもの。
例えば、音楽を聴いていても、本を読んでいても、ただ消費しているだけなんですよね、ユーザーとしては。
でも、ビデオゲームを遊ぶことによって、それ自体を映像化してコンテンツ化できる。
その遊んでる行為自体が。
スピーカー 2
遊びながらコンテンツを生成している。
スピーカー 1
それって結構他のメディアだとなかなかできないことかなと思うんですよね。
そういう意味でも、コンテンツフォーマットとしてはすごい面白いと思いますし、
だからこそ、すごい共有されやすいものとか、カルチャー作りとしてはすごい使いやすいものなのかなというふうには思ったりしますよね。
スピーカー 2
確かに。インターネットの歌ってみたみたいな歌、カバーとかもちょっと近いですよね。
コンテンツのバイラル化
スピーカー 2
初期のインターネットって、やっぱそれも多かったなという印象があります。
スピーカー 1
くささんもなんかフォローしてました?
カバーアーティスト、YouTubeのカバーアーティストみたいな。
僕はなんかすごい、一人すごい思い浮かぶ人が出てくるんですけど、
サムツイさんっていう方かな。
アジア系アメリカ人かな。
僕が多分高校生と大学生の時にめちゃくちゃカバーアーティストとして多分人気になってたっていうところですね、YouTubeで。
スピーカー 2
それはどういうところで人気になるんですか、そういう人って。
スピーカー 1
でも普通に多分YouTubeのレコメンドみたいな感じで出てくるパターンですよね。
もしくは特定の曲を検索した時に、それのカバー曲として検索結果で出てくるみたいな、そんな感じだと思うんですけど、
当時はまだそういうのが少なかったので、それで人気になる人っていうのはやっぱり多かったですよね。
でも全体的にYouTubeとTikTok、Instagramでのコンテンツ作りの目的っていうか、何をユーザーにさせたいかっていうのが若干違う気がしていて、
これこそ多分シリアルトークで過去はちょっと僕もメンションした話なんですけど、TikTokって一つの会話として見る、会話の一ネタとして見るべきだなと思うので、
基本的に誰かと共有されるかどうかが大事。
で、YouTube動画に関しては共有されるよりも最後まで見終わるかっていうのが大事かなと思うんですよね。
だからこそMrBeastの動画ある意味正解で、彼はもう最後まで見るかどうかっていうのをひたすらちゃんと追っているので、それに合わせて動画を改善しているわけなので、
でもそれこそアンソニー・ポーさんとかに関してはどちらかというとショートフォーム動画が得意な人だったりするので、
だから彼とかに関してはその話がいかに共有されるか、シェアされるかっていうのがすごい大事でもあるんですけど、
今のやっぱりインターネットの時代ですと、やっぱりコンテンツのディスカバリーとかブランドの認知、認知獲得ってどちらかというとショートフォームで行われるパターンが多かったりするので、
そういう意味ですと、共有されるかどうかが大事。だからこそそのリアクションをすごい考えないといけないっていうところにつながっていくのかなというふうに思いますよね。
スピーカー 2
シェアしてもらって、コンテンツ作ってもらってそれがシェアされるみたいな流れ。それでも測るのは難しいですよね。
スピーカー 1
めちゃくちゃ無理だと思います。無理だと思いますね。でもなんかこれって、これデイリーメモで多分先月、2ヶ月ぐらい前に書いたものなんですけど、
これって多分オフトピックのコンテンツとか、ブログ書く人とかでも同じだと思うんですよね。
これですごいコンテンツ作ってる人からすると見えなくてすごい残念なんですけど、
例えば我々の一番人気なブログ投稿とか、場合によってはそのポッドキャストエピソードって、
2つのオーディエンスがいると思っていて、我々はそのうちの1つのオーディエンスしか関係性がないんですよ。
これを例えばその1次オーディエンスと2次オーディエンスっていう定義した場合に、
1次オーディエンスは直接我々のポッドキャストとかを聞いたり、ブログを読んでる人なんですよね。
直接その情報を接種してるわけなので、より細かいニュアンスとかを知ってくれてるっていうところなんですけど、
2次オーディエンスが多分どちらかというと、数としてはより多いんですよね。
で、それは1次オーディエンスが2次オーディエンスに我々のコンテンツを伝えてくれるっていう話なんですよ。
それが場合によってはTwitterとかで共有してくれたり、口頭ベースで話したり、グループチャットでそれを投げてくれたりとかするわけなんですけど、
基本的に多分2次オーディエンスの人たちは直接我々のコンテンツ見てないんですよ。
でも、一番人気な投稿とかコンテンツって2次オーディエンスが多いからバズるわけだと思うんですよ。
これはちょっと我々としての一つの課題でもあると思うんですけど、
うちらの多分一つの仕事としては、1次オーディエンスが2次オーディエンスに共有しやすいネタとかコンテンツを作らないといけないんですよね。
スピーカー 2
おっしゃる通りですね。
スピーカー 1
それを僕がそこまでちゃんとデザインしてるかっていうと、多分デザインしてないので、
一部そういう小ネタみたいなものとか出すことによってそれが多少ない可能性かもしれないんですけど、
オフトピックも本来ある程度広がった、我々が知らないところで広がってる可能性って結構あると思うんですけど、
もっともっと広がっているためには、そこの我々がちゃんと1次オーディエンスの方々、
それこそこのポッドキャストを聞いている方々に対して、周りにちゃんと共有できるネタを提供しないといけないっていう、
我々の責任でもあるっていうところですよね。
スピーカー 2
でも本当にオフトピックを一言で説明しやすくした方がいいよとか、それはまさにそれのアドバイスですよね。
リアクションがしやすいようなフックを作るとか、
それが人となりなのかもしれないし、コンテンツの中身かもしれないし、フォーマットなのかもしれないんですけど、それは本当にそうですね。
スピーカー 1
でも例えばそれこそアンソニー・ポーさんとか、これだけ名前出してる人なんですけど、
おそらくほとんどの人はアンソニー・ポーさん見に行かないんですよ。
別にそれは良くて、でもアンソニー・ポーさんっていう名前がちょっと認知したりとか、
ティモシー・シャラメーのLookalikeコンテストやってる、ちょっと変な面白おかしいYouTuberなんですよね、みたいなことを多分情報としてインプットされている人って多いと思うんですよね。
それはそれで良くて、ただ我々としても同じようなことを多分やらないといけないっていうところで、
誰かに別にオフトピックっていう名前は言わなくてもいい気がするんですけど、
我々のネタがちゃんと回ってるかどうかっていうところは結構、
スピーカー 2
ここはトラッキングしづらいんであれなんですけど、そこを広める方法を。
宮武さんが言ってること好きがなさすぎて、リスナーの人が何も言えないっていう感じかもしれないです。
ちょっと今聞いてて、どうせこの名前言ってもみんな見ないでしょね、でもその名前だけ入ってきてみたいな。
スピーカー 1
見ないっていう。
スピーカー 2
バレてる。
見透かされてるみたいな感じでした。
スピーカー 1
別にそれはそれで良いと思うんですよ。
僕は全部それを見るわけじゃないんで。
昔、インターネットとかがなかったときに、いわゆる一番初期のバイラル化したものってジョークなんですよね。
本当に何もなかったときですけど、ジョークを言ってそれが広まるかどうかっていう話なんですよ。
なるほど。
良いジョークかっていうのを知る一番のきっかけは、ジョークを言います、それがバイラル化します。
で、どっかのタイミングで違う人から自分のジョークを言われるときに、本当に回ったんだっていうのがわかるわけなので。
インターネットの中ではそういうのは別に必要ないと思うんですけど、そういう意味ですと、ちゃんと広がるものを考えるのが、
我々とかクリエイターの仕事でもあると思いますし、ブランドの仕事でもなると思うんですけど。
佐野さんが最後に言ってたことで、個人的にすごい大事だなと思ったのが、
動画を作る中での、バイラル化するものがいろんなパターンがある中で、割と簡単にバイラル化するものとか、
バイラル動画のクオリティの違いがあると思うんですよ。
どういう意味でのクオリティですか?
例えばなんですけど、今の時代ですと、何かの動画に対して1000万再生を達成するのって、正直そこまでレアではなくなってきてるんですよね。
ただ、1000万動画でも1億再生でも全然いいんですけど、その動画が果たして本当に良い動画、悪い動画っていう話ではないんですけど、
よりクオリティが良い再生が入ってるかどうか。
コンテンツのクオリティ
スピーカー 1
それは何を言おうとしてるかというと、本当のファンがつく動画なのかどうかっていう話なんですよね。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
これは、いいねでもビュー数でも何でもいいんですけど、結局、これも言い方があれになっちゃうんですけど、
例えば、すごいイケメンの人とかが自分の自撮りを撮って1000万いいねを撮るのと、100万いいねを撮るのと、
アンソニー・ポーさんとか違う人がめちゃくちゃ頑張って100万いいね撮るのって、結果として同じに見えるんですけど、実は全然違うと思いますよね。
スピーカー 2
それは、コンテンツの企画力、構成されてるリアクションまで考えてるかみたいなところでってことですか?
スピーカー 1
すごい単純に言うとコンテンツのクオリティが違うからこそ、
例えばですけど、その2人が何かブランドを作るとか、次の動画を作った時に同じような再生回数とか、熱狂的なファンがどれくらいつくのかっていうと結構違いがあると思っていて、
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
そこが結構大事なポイントでもあるのかなと思うので、ビュー数稼ぐのとかいいね稼ぐのって、誰でもある程度できることっちゃできることなんですよね。
どんどん過激的なことをやれば、ある程度いいねはつきますし、良くないと思うんですけど、
そこの企画次第で関係性作りがよりできるようになってくる。
結局これって、どこまで人が自分のコンテンツとかブランドとか、コンテンツ制作の中だと動画とかに対してコミットしてくれるかっていう話だと思うんですよ。
スピーカー 2
いわゆる次の動画もちゃんと見てくれるのか。
で、その中で一つ手法としてあるのが、どれだけクリエイター側が時間とコミットをしているのかっていう話だと思うんですよね。
スピーカー 1
それって結構見えやすいじゃないですか。
スピーカー 2
そうですね。物作り系のクリエイターの方とかすごい、1個見ただけでファンになっちゃうみたいな。
次の動画も全部見たいなみたいな、その費やしてる時間がわかると、ちょっと本当のフォローしよ。
本当のって言い方もあるかもしれないですけど。
スピーカー 1
でも、それが正しい表現だと思いますけどね。
スピーカー 2
分かります。
スピーカー 1
次の動画も絶対見るっていう風になるじゃないですか。
スピーカー 2
でも、それも物作りとかじゃなくて、動画の編集とかもそうですよね。
物作ってなくても、編集の仕方がすごく凝ってたりとか、企画の話もそうかもしれないし、そこはちょっと気になったりしますよね。
スピーカー 1
でも、まさに例えばエマチェンバレンさんとかも、やっぱり編集のこだわりにみんなが最初すごい好きになったりしたポイントでもあったりするので。
クサノさんが言うように、物作りとかじゃなくても、その見せ方っていろいろあったりするので。
でも、そこに対して、ちゃんとクラフトマンシップじゃないですけど、すごい時間かけてクリエイティブ動画を作っているっていうのを見せるのがより大事になってきていると思いますし、
逆に今のAIの時代だからこそ、それがAIだと見せないですけど、人間だと多分気にするので、そこをあえて出すべきだと思うので。
それこそ最近、チェンバレンコーヒーとかでクレーメーションみたいな形で、普通に多分結構フィジカルなものを使って広告とかCMとかクリエイティブ作っていたりするんですけど、
そこの裏方のプロセスをめちゃくちゃ見せていたりとかするわけなので、やっぱり裏方見せるのって、そういう意味合いも今あるのかなというふうには思いますよね。
スピーカー 2
やっぱり、どっかの回で話したかもしれないですけど、クリエイター側の熱量ってやっぱり伝わるし、それが見たいっていうスワイプをしてきた中で、いろいろ本当に取り組んでるんだなって。
やっぱりそういうものが見たいってなるの面白いですよね。
スピーカー 1
それが同じ人が同じものを作ってても、それのパッションを見せるのと見せないので、結果的に同じことをやってるんですけど、多分再生回数とかファン度合い、熱狂度合いっていうのが圧倒的に変わりますよね。
リアクションの重要性
スピーカー 1
その中で個人的に最近すごい気になってるYouTuber、主にショートフォーム系の動画クリエイターなんですけど、サンデーノーバリーっていうクリエイターがいて、すごい簡単に言うとミシシフっぽいことをやってるんですけど、ちょっとミームアーティスト的な人なんですけど、
それこそものづくり系の人でもあるんですけど、何かを作って、アート作品みたいな形でいろんなそれをどっかで隠すとか、どっかに入れるとかやってたりするんですけど、いくつか彼の動画ですごい面白いのがあるんですけど、
たとえば、Amazonのロゴ入りの本物じゃないんですけど、一応ミサイルの形のものを作って、それでAmazonが30秒で配達ができるようになるみたいな、そういうものを作って、それをいっぱい作って売ってたりとか、
あと、ブックケース、本棚の一部を作って、あれは確かモンスターズインクのマイク・ウェザースキーっていうキャラクターをテーマにした秘密のブックケースを作って、それをある図書館に隠したっていう。
で、そこの作る過程を全部話していて、しかもそれがシリーズ化されてるんですよ、そのショートフォーム動画として。で、それを最後、どっかのタイミングでインスタグラム上でヒントを出すんですよね。
で、その動画を公開する前に、とりあえずまず作って、その動画撮影してるんですけど、で、それを出して、インスタグラムで、すごい、この図書館に何か隠してますみたいなことをヒントして出して、何かって全く言わないんですけど、それでみんなが必死に探して、そこの様子も隠しカメラで撮ってるんですよね。
で、それを最後まとめてシリーズとして動画として出してるっていう。
スピーカー 2
へぇー、そのクリエイターの人は出て出演はしているんですか?
スピーカー 1
出演は時々してますね。
スピーカー 2
へぇー、じゃあ本当に企画インポとか。
スピーカー 1
基本的に彼目線で何かものづくりをしているパターンが多いんですけど。
スピーカー 2
へぇー。
スピーカー 1
なんで何か、それこそ結構有名な彼の作品で言うと、廃棄物のコンテナってあるじゃないですか、よくアメリカとか街中で見る、結構大きいコンテナで、そこにゴミがいっぱい入ってる。
で、それを完全再現して、基本的に上を開けられるじゃないですか、あれって。
それを上ではなくて横に扉を、秘密の扉を作って、それを開けるとアート作品が中に入ってるんですよ。
スピーカー 2
ちっちゃいっていうか、その中にってこと?何かに繋がってるとか。
スピーカー 1
その中に、コンテナの中に。
で、しかも結構大きいんですよね。本当にコンテナサイズのもの。コンテナっていうか、アルテナサイズのものなので。
それが何か、狸の家族が何かそこで隠れてるみたいな、何かそういうアート作品を作っていたんですけど。
そこの作る過程の中で、やっぱりリアルタイムで作って、リアルタイムっていうか、作ってる間に色々考えていくので。
コンテナを作った時に、何かちょっとそこまでリアルに見えなかったので、彼としては。
まず、何かめちゃくちゃ蹴って、何かちょっとボロボロにさせてあえて。
で、しかも何か、やっぱりグラフィティが結構描かれてるじゃないですか。
特にニューヨークとかのものとかですと。
なので、町中のグラフィティを写真を撮りに行って、それを全部合わせた平均的なグラフィティを作って。
で、それをコンテナに描いたっていうことをやったりとか。
何かすごいやっぱり時間かけて、何かその努力がすごい伝わるので。
そういう意味でも、やっぱり非常に人気な動画になっていくと思うんで。
なので、やっぱりこのサンデーノーバリーさんとかの動画の、まあ別にフォロワー数めちゃくちゃ多いわけではないんですけど。
で、いいね数も何かめちゃくちゃ多いわけではないんですけど。
おそらくすごいクオリティの高いいいねなんだろうなっていうふうに思いますね。
スピーカー 2
そういう人たちってやっぱり、何だろう。
自社でブランド作るってなったら。
例えばアンソニーフォーさんとかも、あの動画を作ってる人だって、名前とか顔とかに一致してる人って少なそうだなっていう印象なんですけど。
スピーカー 1
彼のファンは全員ゲスしてますよね。
そういう匿名系の動画が出たときに、これアンソニーフォーなんじゃないかみたいなことはみんな言ってますね。
スピーカー 2
じゃあなんか彼自身がオーナーシップ持って何かやったときにはちゃんと応援したいみたいなファンがいっぱいいるって感じなんですね。
スピーカー 1
そうですね。そこは全然ありますね。
まあなんでちょっと、まだまだちょっといろんな事例とかいろいろ話したいことはあると思うんですけど、ちょっと時間も時間なので、一旦今日はここまでなんですけど。
基本的に今回ちょっといろいろ話したかったのが、このカルチャー・リテラシーの理解度ある中で、そこの中で一つ重要なポイントとしてあるのが、これだけそのプラットフォームが存在したり、いろんなチャンネルが存在したりするからこそ、
もっともっとそのユーザーのリアクションを想定しながらコンテンツ作りとかをしないといけない。
やっぱりその成功しているブランドとかその企業とか見ていると、やっぱりそれをしっかりやり遂げているのかなと思うんですよね。
例えばそのTikTokショップのユーザーの行動とかカルチャーを理解しているからこそ、よりサンプルパックを出すとか、パッケージングの仕方を変えるとか、よりチャーム系のものを出すとか、そこの何かしらの理解度があるからこそ、そういう美修正というか、調整ができるっていうのが、多分ブランドの一つの強みになっているのかなというふうに思いますね。
スピーカー 2
じゃあ結構インターネットの話も、例えばソフトウェアの会社でもいろんなトレンドはしておくべきですか?
スピーカー 1
そうですね。そこのトレンドの場所が変わるだけだと思うんですよね。必ずしもソフトウェア、すごいゴリゴリのB2Bサースの会社が、今の最近のIPを、例えば今夏流行っているウェポンズっていうホラー映画を知っておくべきかというと、多分別にそれはどっちでもいいっていう話だと思うんですけど。
でも場合によってはそこにうまくオマージュしたコンテンツを作れるかもしれないですし、そこら辺はもう割と自由に扱っていい気がするので、あと自分たちのオーディエンスがどういうリアクションをしそうなのかっていう想像をしっかり持つのが大事かなと思いますね。
スピーカー 2
確かに。やっぱりそうですよね。そこはもう数値化できないっていうのはもうしょうがないとして、もうやっていくっていうのがいいかもしれないですね。
スピーカー 1
そうだと思います。本当に数値化すごいしにくいですし、でもさっきも話したように、数値も変に作れちゃうじゃないですか。いいねめちゃくちゃ稼ぎたかったら、最悪買えばいいので。
でもなんか、クオリティの高いいいねとビュー数を稼ぐための施策って、必ずしも100万人とか1000万人とか1億人が見なければいけないっていう話じゃないと思うんですよ。
特にB2B企業であれば、1000いいねでもめちゃくちゃクオリティの高いいいねであれば、全然コンテンツとして成り立つはずなので、そこを多分もっともっと考えないといけないというところですね。
トレンドの把握
スピーカー 2
やっぱり逆に、クリエイター自身もそこの部分をちゃんと視聴しないといけないというか、ポッドキャストもそうだと思うんですけど、よくその、記事のビュー数とポッドキャストのビュー数って比較されたりとかたまにするんですけど、その1時間とか30分でもそれにだけ集中して見てもらってるのと、
全部見たとしても、結構価値はそれぞれあると思うんですけど、違う価値だと思うので、動画のクリエイターの方でもフォロワー数がとかビュー数があってよりも、こういう人たちがちゃんといいねしてくれててコメントしてくれてて、コメントの中でディスカッションもあったりとかしてみたいな、そこの価値もちゃんと言わないと、やっぱり伝わらないですよね。
伝わらない人、それを数値化でできないっていうことを理解してもらうっていうのは、やっぱ大事かもしれないですね。
スピーカー 1
確かに確かに、数値があるところとないところもありますし、各プラットフォーム語とも違う数値があるので、それこそポッドキャストだとそのリテンション率って最後まで何%効いてくれたかみたいなの出ますけど、記事って、チャートビートみたいなツール入れてたらあれですけど、基本的にないので、アナリティクスで。
なので、開くだけで1ビューなので、ビュー数のクオリティーはそれだけで違いますよね。
スピーカー 2
ちょっと、クリエイター企業の方もそこが理解してもらえたらいいかもしれないですね。
スピーカー 1
これはオフトピックの広告宣伝のためですか?
スピーカー 2
ディズニーランドみたいに最後はみんなでオフトピック、最後は何聞きますか?みたいな、オフトピックみたいなやってもらうみたいな。
スピーカー 1
誰にお金貼れます?
確かに。
いろんな企業家に。
スピーカー 2
企業家にオススメのポッドキャストは?って言ったらもう行ってもらうみたいな。
スピーカー 1
いくらかかるんだろうな。
スピーカー 2
確かに。
ちょっと、翌日はちゃんと聞いてもらわないといけないですね。
はい、じゃあそんな感じで、次週に続きということで、今回も聞いていただきありがとうございました。
次回予告とメンバーシッププログラム
スピーカー 2
メンバーシッププログラムオフトピックもやっているので、気になる方はチェックしてみてください。
ビデオポッドキャストもYouTube、Spotifyで公開しているので、ぜひ登録、いいねお願いします。
それではまた次回お会いしましょう。さようなら。
スピーカー 1
さようなら。
01:20:37

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