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  2. #228 フードがサードプレイス..
2024-08-15 1:24:40

#228 フードがサードプレイス化する理由

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<目次>
() 前回のおさらい・何に消費している?
() アバクロ復活、アメリカンイーグル再度日本撤退と炎上したBrandy Melvilleの人気
() リップグロスのRhodeは秋冬買いたい
() 食料品がプチラグジュアリー
() 高級スーパーエレウォンと看板商品スムージー
() グローサリーコア
() NYの高級スーパーはどれ?新しいタイプのスーパー
() コワーキングやバーに、サードプレイス化するスーパー
() マッチングアプリと提携するスーパー
() 教会的な場所でもある
() でっかいものってなんかすごいね
() 塑像のスケールの限界と集まる場所
() 良いプロダクトは良い前提(premise)を作ること
() ディナーパーティークラブの広がりとダイニングルームの減少
() 事業を仮装するビジネスと『ファイトクラブ』

<参照リンク>
https://offtopicjp.notion.site/228-f524e9bcad5e48d688297d259d6de7ce?pvs=4

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00:04
宮武 徹郎
みなさん、こんにちは。草野美希です。 宮武哲郎です。
草野 みき
Off Topicは、アメリカを中心に最新テックネスやスタートアップ、ビジネス情報を緩く深掘りしながらご紹介する番組です。
今回のトピックは、フードがサードプレイス化する理由について話していきたいと思います。
宮武 徹郎
今日に関しては、引き続きフード系の話をしたいと思うんですけど、
過去2回分ですと、ファストフードカルチャーについていろいろ話したと思うんですけど、
1980年代から90年代にかけて、多くのファストフード機の会社、マクドナルドが一番わかりやすい事例になると思うんですけど、
カルチャー的な意味合いを持ってたり、行きたい場所になっていましたと。
テレビ番組を作ったり、キャラクターをIP化したりしてましたし、
ちょこちょこそこも前回でしたけど、前々回、楠さんもなぜこのキャラクターだとか、そこそこそういうのずっとあったものの、
そこに誕生日パーティーを開催したりとか、そういう子供たちが多かった中で、
さらにサブカルを作った時に、そこでファストフード店で実際集まるような現象も起きたりしてたんですけど、
サードプレイス化っていうところが徐々に薄まっていって、
それはいろんな健康面の理由とか、いろいろ印象が悪くなったりとか、そういうのもいろいろあると思うんですけど、
同時にモノカルチャー化したっていうところもあると思っていて、
なので今のファストフードは多分サードプレイス化は、アメリカの場合ですとあまりできていない。
ただ、フード自体がサードプレイス化が実はしやすいものだと思っていて、
そこのいろんな理由があるんですけど、その中で今日主に話すのはグロサリー。
グロサリーが今プチラグジュアリー化し始めていて、そこから今サードプレイス化していると思っているので、
そこの事例をいろいろ深掘りしていくと、どういうふうにいいサードプレイスを作れるのかっていうのがより分かるかなと思って、
今回このエピソードをしたいなっていうところでしたね。
草野 みき
宮武さんにとってはサードプレイスはどこですか?
宮武 徹郎
今はどこになるんですかね?
なんかツイッターとかになっちゃうんですかね?
草野 みき
めっちゃオンライン。めっちゃオンラインですね。
宮武 徹郎
あんま外出ないんで。
クサトも多分知ってると思いますけど。
草野 みき
いやいや、いつも。でも結構お出かけしてるのかなと思ったんですけど。
宮武 徹郎
全然です。
草野 みき
でもちょっと難しいですよね。私もそんなになんていうか、飲みに行ったりとかそんなしないので、
03:01
草野 みき
バーとか、行きつけのバーみたいなとか、スポーツここ行くみたいなのもないので、なかなかないですね。難しい。
宮武 徹郎
僕の勝手な印象ですけど、楠さんですと特定のカフェっていうよりも、いわゆるカフェっていうのがサードプレイスになったりとか、
それが本当のサードプレイスなのかっていうのもいろいろあると思うんですけど、そういう印象でしたけどね。
草野 みき
その概念が良いのであれば、もしかしたらそうかもしれないですね。
宮武 徹郎
ちょっと広く捉えすぎてるかもしれないですけど。
草野 みき
なるほど、なるほど。
宮武 徹郎
今回はパート3っていうところで、前回と前々回ですと、いろいろさっきも話した背景の部分がわかると思うので、
そこはぜひ皆さんに聞いてもらいたいんですけど、
今日に関してはもうちょっとこのグロサリーのところとサードプレイスっていうところを話していきたいと思いますと。
スタートとして先週も話したように、結構アメリカ人が今経済的な限界をいろいろ迎えていて、貯金額がどんどん下がっていって負債額がどんどん上がっている状況の中で、
ただ彼らからすると、うちにラグジュエリーアイテムがそれによって全く欲しくないとか、ステータスアイテムが欲しくないっていう、その需要は別になくなってはなくて、
ただそれが今まで買ってきためちゃくちゃ高いものを、より選ばないといけないようになったと。場合によってより低価格のラグジュエリーアイテムを買わないといけないってなったので、
一番わかりやすい事例が、これ確かどこかも調査してたと思うんですけど、
iPhoneを買う人たちですと、結構1世代2世代ぐらいスキップする人たちがかなり増えている。
これってどんどんiPhoneも高くなっていたりするので、なかなか毎年買うっていうのって結構ハードルが高くなってきているっていうのもありますし、
単純にそこまで変わらないのであれば、今のiPhoneでもいいやって多分思う人たちがどんどん増えていって、
その代わりに違うラグジュエリーアイテムを買っているっていうところですよね。
草野 みき
確かに変わらないがいいかみたいなのがありますよね。
宮武 徹郎
そこはどうしてもすごい機能とか出たらもしかしたらあるかもしれないですけど、
基本的には多分より多くの人はその世代をスキップするようになってきたのかなと思っていて、
それってiPhoneだけではなくて、例えば家具とかホームウェアとかに関してもちょっと古くなったテーブルでもまだキープできるかとか、
今は買い替えなくてもいいかっていうふうに思う人たちが増えてきていて、
ただその代わりに買い続けている、場合によってはもっと買っているものでいきますとアパレルとか、
06:00
宮武 徹郎
場合によってはスポーツとかビューティーとかコスメ、あとはフード系ですね。
草野 みき
トレンドに乗らなきゃみたいなところなんですかね、やっぱり。
宮武 徹郎
そうですね、多分そこが結構大きいと思いますし、
あとはその多分4つのカテゴリーでいきますと、より多分外に見せるものでもあるかなというところですよね。
なので、やっぱりステータスを見せやすいもの、あとはそこまで高くないものっていうコンビネーションかなと思うんですけど、
それこそ今年結構ツイッターとかで話題になってますけど、アバクロの株価ってめちゃくちゃ伸びてるじゃないですか。
草野 みき
アバクロ、日本だと本当にもう1回上陸して今あるのかな、あんまり話題になってないの、日本の中では。
宮武 徹郎
そうですよね、でもアメリカでめちゃくちゃ伸びて、そういう記事もちょこちょこ出てるじゃないですか。
今年だけで株価、株価ベースでいきますと2倍成長していて。
草野 みき
なんでそんな今また流行ってるんですか。
宮武 徹郎
もちろん一部の背景としてはこういう消費トレンドのあれもあると思うんですけど、
単純に多分アバクロがやってる施策とかが結構良くなってるっていうところで、
ここももしかしたらシリアルトークかどこかで深掘りした方がいいかもしれないですよね。
草野 みき
いやーなんか面白いですね、この前ちょっと話が脱線しちゃうんですけど、
アメリカンイーグルあるじゃないですか、あれが最近、去年また再上陸日本にしてて、
で、先月ぐらいにまた撤退してて、先月かな、またもう撤退してて渋谷の店舗なくなってて、
なんでそんなに、何があったんだろうみたいな感じはしました。
宮武 徹郎
めちゃくちゃ短い期間で入って出てったってことですよね。
草野 みき
そうですね、たぶん1年もしないぐらい。
だからなんか、なんでそんなに、何がフィットしなかったんだろうなーみたいな。
でも逆に言うとその、割とアメリカではちょっと炎上してますけど、ブランディーメルビルとかは日本だと結構うまくいってるような様子なので、
なんかそれもちょっとどうなんだろう、アバクロってめちゃくちゃなんていうか、なんていうんだろう、ルッキズマというか。
宮武 徹郎
なんかすごいそういう印象が強いですよね、その店舗の印象もすごい強いじゃないですか、なんかそのすごい結構匂いがして、結構音楽がうるさくて。
ジョーラの男性がいてみたいな。
いるっていう感じですよね。
そこら辺もしかしたら結構ガラッと変えたのかもしれないですし、場合によってはそれがなんか戻った、そこの流行りが戻ったっていうことかもしれないですけど、僕もなんかよくそこら辺は調べてないんですけど。
草野 みき
ブランディーメルビルもちょっとそのめちゃくちゃ痩せてる人向けにみたいな、サイズがフリーサイズしかないみたいな。
09:03
草野 みき
私もその買ったことがあるので、デザインとかめちゃ可愛いなって思うんですけど、なんかその逆にアメリカンイーグルみたいなのってめちゃくちゃダイバーシティを気にしてて、なんかめちゃくちゃ、なんかめっちゃ難しいからカットした方がいいかもしれないんですけど、なんかそのダイバーシティ気にしすぎて、なんか同じようなブランドに見えてしまうみたいなことがあるなと思って。
なんかオードネイビーもアメリカンイーグルも日本に来た時、なんか雰囲気がめちゃくちゃ似てて、モデルさんもいろんな人種の人がいて、なんかカラフルで、なんかオープンな感じがしてすごくなんですけど、ブランディーメルビルとかも、なんだろう、めちゃくちゃ痩せてるLAの白人の女の子みたいな人のモデルが多いじゃないですか。
なんかそれなんてか、それってどうなのって思う人もいれば、なんかなんだろう、なんかそういうブランドのトーンなんだなっていうのもあるっていうか、あんまりそこに対してなんだろう、難しい問題だなと思うんですけど、なんかアメリカンイーグルもなんかちょっと特色がわかりにくかったのかなっていうのは、ちょっと日本に来た時に、なんか難しかったとこなのかなって思いました。
宮武 徹郎
まあやっぱりどうしても尖った方がそのそのコアの層に刺さりやすいっていう部分は絶対あるので、なんかそれこそマス、前回とか前々回のマクドナルドの話はそうですけど、なんかよりなんかマスに行きすぎると、なんかそれそれで誰がターゲットなのかっていうのがわかんなくなったりとかしますし、
なんかアメリカですとアメリカイーグルって割となんかしっかり復帰したブランドだったり、なんか結構パックさんとかそこらへんと並ぶような試作とか結構打ってきてるなと思うんですけど、なんか場合によってはなんか広げすぎると、なんか全部そこのブランドが本当に同じように見えてしまうような現象で起きやすくなっているので、まあわからないです。
アバクロの場合、それにあえて同じポジショニングを取ったから、なんかうまくいってるのかもしれないですけど。
アバクロの成長、株価の成長で、まあ過去12ヶ月間で5倍で、それってNVIDIAのを超えてるんですよ。
草野 みき
急にめっちゃすごいですね。そんな気になるのはなんで?
宮武 徹郎
それがミーム化されるからNVIDIAの話をしてるんですけど、単純になんか、どっちの方がいいと思いますかっていう、なんかミームがあって。
草野 みき
NVIDIAはすごい。
宮武 徹郎
NVIDIAはめちゃくちゃすごい。で、まあ学的に言うと圧倒的にNVIDIAが強いので、単純に株価の成長だけです。
12:07
草野 みき
これはNVIDIAを批判してるわけじゃないので。
宮武 徹郎
まあでもなんか、なんとなくやっぱり人はそういうステータスアイテムとかそういうのはどんどん欲しいっていう、そこの需要自体は変わらないっていうところなんですけど、
まあ、よりその今までですとそのiPhoneとかその家具とか買ってたのを、より小さいまあ低価格のアイテムを買ってたっていう、これがまさにまあよく言われるリップスティック効果みたいなものですよね。
草野 みき
あとマジでリップスティック増えましたよね。コスメ業界。めちゃくちゃリップグロスがめっちゃ今売れてるっていうのは感じます。
楠さん的におすすめのなんか、最近見たこのブランドのやつとかってあるんですか?
えーでも最近RODEのリップ出てましたよね。
あー出てましたね。
RODEの新色出てましたけど、でもちょっとやっぱりわかんないですね。
あんまり今の時期買うのおすすめじゃないかもなっていう。
宮武 徹郎
それはなんでなんですか?
草野 みき
なんかすごい溶けるらしいです。
宮武 徹郎
え、溶けるんですか?
草野 みき
ケースにあの、なんかRODEっていうまあヘイリービーバーのリップグロスとか有名なブランドがあるんですけど、そこのiPhoneケースあるじゃないですか。
めちゃくちゃ売れてるやつですよね。
iPhoneケースにリップが入るみたいなやつは、もうなんか暑いと溶けて出てきちゃうんですって。
え?
特になんか、日本だと絶対にもう溶けてベタベタになっちゃうし、あとグロス自体夏につけたらちょっとトゥーマッチな気がするので、冬になったらちょっと行く機会があれば買いたいなっていう。
もしくは買ってきていただきたいなっていうお使いをお願いするかもしれないです。
宮武 徹郎
こないだちょうどポップアップやってましたからね、ニューヨークで。
草野 みき
やってましたね。なんかRODEの水とか売ってましたね。
宮武 徹郎
え、あ、水も売ってたんですね。
草野 みき
売ってた、配ってたのかな、RODEのペットボトル。
宮武 徹郎
すごい待ち時間だったって聞きましたけどね。
草野 みき
でも本当になんか、最近のD2Cのブランドもなんかリップグロス売ってる、もともとがメインの商品じゃなかったところも売ってたりとか、なんかまた来てますよね、リップスティック効果は。
宮武 徹郎
なんかRODEとレアビューティーがコピーし合ってるっていう話だけは聞きますね。
なんかお互いあんま好きじゃないからみたいな話を聞きますけど。
草野 みき
あー、ジャスティン・ビーバーのごとくのですね。
宮武 徹郎
どういうことがあったか僕はわかんないですけど。
草野 みき
私もわかんないですけど、でもコピーありますよね、ちょっとそういうのは。カイリー・ジェナーも同じようなリップグロス出してるみたいな。
宮武 徹郎
最近流行りですよね、やっぱりリップスティックめちゃくちゃ増えてますし。
でもなんか似たようなことってグロサリー店舗でも起きてるのかなと思っていて、もちろんリップスティックとかではないですけど、食べ物とかスナックとか飲み物とかもそうですけど。
15:00
宮武 徹郎
やっぱりiPhoneほどの値段のものってなかなかグロサリー店舗では置いてないんですけど、なんかプチラクジュアリー的なものっていうのは置いてあると思うので。
そういう意味ですと多分すごい今の経済環境の中ですとステータスアイテムになりやすい。
だからこそCPGブランド、結構飲食系のブランド、DTCブランドが増えてる理由はそういうところにもあるのかなっていうところで。
特に若い世代、Z世代とかバイニュートルアルファ世代が求めてるものの中でトレンディーなグロサリー商品が入ってるのかなっていうふうに思いますね。
草野 みき
トレンディーなグロサリーってどういうものですか?
宮武 徹郎
基本的にエレオンで置いてるもの全部っていう感じですけど。
それこそオリポップとか、例えばリクイッドですとかもそこら辺に入ってくると思うんですよ。
普通の多分スーパーで売ってる水を買えばいいんですけど、ちょっとそれではなくてちょっと意味合いがあるものとか、
ちょっとこれが今イケてるアイテムなんですよって見せられるようなもの、お菓子、飲食が流行ってるのかなと思いますね。
買いたい理由っていろいろあると思うんですけど、そのうち一つはグロサリー店舗にみんな行きたがるんですよね。
単純にオンラインで買うっていうだけではなくて、そこに行って買いたい。
草野 みき
それは一人で行くんですかね?
宮武 徹郎
一人のパターンもあればグループのパターンも、どっちでもですね。
一人に行く場合は自撮り撮るので。
草野 みき
一人の場合は撮るんですね。
宮武 徹郎
友達とも多分撮るときは全然あると思うんですけど、
友達といるときはより、場合によっては友達とのその瞬間を楽しむっていうことかもしれないですけど、
草野 みき
一部そういうところに行く理由としては、若干現実逃避の理由ではあるのかなっていうふうに思うんですよね。
宮武 徹郎
逆に現実的な場所じゃないですか、グロサリーって。
やっぱり今の周りの環境から逃れて、
エレオンとかホールフーツとかって結構いろんな農産物が周りにあって、きれいな感じで自然体。
その世界に入りたいのかなっていう。
草野 みき
そこでちょっとプチラクジュアリー的なものを買える自分がいいって思いたい。
宮武 徹郎
それが悪いことではないので。
もちろんですもちろんです。
でもやっぱりそこは一部の理由としてはそういう現実逃避っていうのがあるのかなっていうふうに思いますね。
18:03
草野 みき
楽しいですもんね、ショッピングっていうか。
宮武 徹郎
普通に洋服ショッピングするのは結構お金かかりますけど、日々の生活の中で必要なものをちょっといいもの買うみたいなのって楽しいですもんね。
まさに必要なものでもあるからっていうところはめちゃくちゃ大きいと思いますよね。
そこでちょっとレベルアップしてる自分とか、そもそもそれをやってる、そこに行くことが楽しいっていうことでもあると思うんですけど、
やっぱりどの世代よりも、Z世代もα世代も多分グロサリーで自撮り撮る世代なのかなっていうふうには思いますよね。
草野 みき
自撮り、一番それは本物っぽいオーセンティックだから撮るんですか?
宮武 徹郎
それもありますし、あとこのステータス、今流行ってるものを買いましたよとか、結局ステータスの商品がそこにグロサリー店舗にあると、そこに行って自撮りを撮るってわりとわかりやすい行動かなと思うので、それにもつながってるっていうところですね。
なので、結局そのグロサリー店舗自体が一つの行き先になってる。それ自体は今までとちょっと違う行動シフトかなっていうふうに思いますよね。
草野 みき
確かに、A1とかは本当にスーパーですけど、イートインスペースもあったり、その場で食べれる系のものもあるから、カフェみたいな感じで使ってる人もいますもんね。
宮武 徹郎
そこで自撮りを撮りやすかったりとか、そこで商品の写真撮りやすかったりとかするので、買うだけではなくて、そこで実際座って人と喋ったり、そこで食べるっていう体験ができるのはやっぱり大きいと思うので。
やっぱりこのエレオンはやっぱりすごいですよね。多分、草野さんもいろんな人と話す中でも、エレオンがダントツでナンバーワンのラクジャリグロサリー、ライフスタイルブランドみたいな感じになってますよね。
草野 みき
なんか、でもスムージー飲んでる人いましたよね。
いましたね。
前に行ったとき、1回だけですけど、行ったときはなんかすごいオシャレなスポーティーなモデルさんみたいな人がいっぱいいてって感じの。
宮武 徹郎
ルルレモン。
ルルレモンを着てる方々ですよね。
草野 みき
確かに。
宮武 徹郎
方々。
草野 みき
そうですね、確かに。片手にスムージー持ってみたいな。
宮武 徹郎
並んでますよね。
草野 みき
寿司持って。
宮武 徹郎
そうですね、我々お寿司を食べましたけど、まあまあ高かったですね。ちょっと値段覚えてないですけど。
草野 みき
でも美味しかったですね。
美味しかったです。
美味しかったのは美味しかったです。
宮武 徹郎
あと、草野さんあれですね、確かバービーのコラボ系のソーダかなんか飲んでましたよね。
21:04
草野 みき
美味しかったです。それはそんなに普通のポッピーみたいなやつとかだったっけ?
宮武 徹郎
そんな感じですよね、確か。
L-1に関してはシリアルトークでも少し話したと思いますし、最初はもう記事にしたと思うんですけど、
やっぱりL-1の中ですごいトレンディーなホットスポットになっていて、
健康食品とか、よりナチュラルフードとか、スムージーとかサプリとかを置いているスーパーのチェーン店。
基本的にL-1にしか存在しないというところなんですけど、
さっきも話したように、まあまあ高いですと。
確かスムージーが本当に安いものですと12ドルとかで買えるんですけど、
たぶん普段皆さんが並んでいるスムージーに関しては20ドルか25ドルぐらい。
なので、今の買わせレートでいうとあれなんですけど、3000円超えているスムージーを飲んでるっていう感じですね。
草野 みき
それってあれなんですかね、LAといえばL-1以前にスムージー飲んで、寿司食べて、アボカドトースト食べて、みたいなバイブスがあるじゃないですか。
それの延長、それがずっと続いているから人気なのか、変化とかあるんですかね、そこの流れに。
宮武 徹郎
うーん、まあでもなんかベースとしてそれは変わらないと思います。特にLAに関しては。
草野 みき
だからLAしかないんですかね、他の店舗に出したらなんか雰囲気、またちょっと変わった。
宮武 徹郎
ただスムージーは、他のなんか最近なんかホットなグロサリー店舗に必ずスムージー置いてあるみたいな現象って起きてるので、
あそこはたぶん完全にL-1の影響だと思います。
草野 みき
あーなるほど。
宮武 徹郎
なんで若干そのLAのバイブスをなんかちょっと自分のスーパーにも導入したいとか、なんかちょっとラクジュアリー化するスーパーは、なんか結構L-1からインスピレーションをとっているところ多い気はしますね。
うーん、なるほど。
まあでもやっぱL-1ですと、結構LAのインフルエンサーとかセレブとかもよく通っているところでもありまして、
で、たぶん最初にL-1がその人気になったきっかけっていくつかあるんですけど、
一つがたぶん2018年にカニエウエストがL-1についてツイートしてて、
L-1ドリップがみたいなことを言ってたので、たぶんそれが。
草野 みき
L-1ドリップ?
宮武 徹郎
L-1ドリップ、ドリップです、なんかそのファッションとかそういう話なんですけど、
たぶん当時出したグッズかなんかがたぶん良かったっていう話だったと思うんですけど、
で、あとやっぱコロナが一つの大きなターニングポイントとなったのかなと思うんですけど、
24:01
宮武 徹郎
そこで集まる場所があまりなかった、アメリカですと基本的に家の外から出れなかったので、
唯一行ける一つの場所はスーパーだったので、
そこでみんな集まってちょっと最近どうなってるんですかみたいなことを話し合える場所っていうところで、
よく非公式の集まる場所みたいな感じになってましたと。
L-1ですとやっぱり、ただみんながこれはラクジャリなスーパーですごい高いものを置いてあるっていうだけではなくて、
実際売り上げもまあまあ出してますと。
彼らは一般のグロサリー店舗ですと、
一般的に言うと週次の売り上げがだいたい600系ぐらいなんですよ。
一番平均的な店舗ですと。
1平方フィートでの週次売り上げがだいたい19ドルぐらいで、
それってやっぱりスーパーってめちゃくちゃ多くのSKUとかアイテムを持っているので、
なんでまあそれを考えるとそこまで売り上げって出せないんですけど、
L-1の場合ですと、だいたい週次で1ミリオンぐらいの売り上げを出していて、
1平方フィートで言うと100倍ぐらいなんですよ。
なぜそこの差があるかっていうと、やっぱりL-1ってより小さい店舗を抱えているので、
より効率的により売り上げを出しているっていう。
草野 みき
1億円、数億円ぐらいってこと?
宮武 徹郎
そうですね。正式に言うとたぶん900系ぐらいだったので、
それを1.6倍すると1.5億円ぐらいとか、そのぐらい、1.4億円ぐらいとかが週次なので、
かける4なので、なんで1ヶ月でたぶん5億円ぐらい出しているっていうところですよね。
比較すると、結構人気なホールフーズ店ですとだいたい同じぐらいの週次売り上げになるんですよ。
でもホールフーズって結構でかいじゃないですか。
なんでそれと同じぐらいL-1って人気になってるっていうところですね。
草野 みき
やっぱ単価が高いからそういうことですか?
宮武 徹郎
単価が高いっていうところと、やっぱり人の出入りが結構あるので、
ちゃんと多くの人たちが行ってるっていうところですね。
草野 みき
他のスーパーにはいない、ある程度お金を持ってる人たちがいるからそこに行くんですよっていうのもあるんですかね、
宮武 徹郎
安心感みたいなところでセレブとか。
セレブたちが食べてるものとか、
あとそれこそ今だとそれを超えてもL-1っていうブランドになっちゃってるので、
27:03
宮武 徹郎
くさなさんも実際L-1の店舗行ったときに見えたと思うんですけど、
L-1ブランディングのものってめちゃくちゃ多いじゃないですか。
草野 みき
多いですね。
宮武 徹郎
なんでもう完全にL-1っていうものを求めに来てるっていう、
この人が行ったからっていうよりもL-1がL-1だからっていうところですよね。
今だと。
で、やっぱりその中ですごい有名なのがスムージーじゃないですか。
で、スムージーって最近結構コラボのスムージーとか出してると思うんですけど、
そこのきっかけが実はコロナ期間中で、あるTikTokerTinxっていうTikTokerがよくL-1に行ってたんですよ。
コロナ期間中だったので、なんか唯一そこで他の人とつながれる場所として、
すごい彼女はそれによってL-1がすごい好きで。
草野 みき
つながれる場所なんですね。
宮武 徹郎
だから、そもそもコロナ期間中、他の場所に行ってはダメだったので。
なるほど。
だからっていうところですね。
で、結構それでTikTokとか投稿とかしてたんですよね。
それによって、まあまあな数の人たちがL-1に行き始めたんですよ。
その動画を見て。
なので、ある日、L-1のオーナーのお兄さんが、
彼もL-1の事業に関わってるので、
彼がそのTinxさんに何かお返しか何かできないかというところを聞いたら、
一緒にコラボの商品作りましょうと言って、スムージーが作られたんですよ。
草野 みき
結構じゃあ最近なんですね。
宮武 徹郎
割と最近ですよ。2020年とかなので。
で、そこから何人かとコラボして、
で、ついに本当に多分めちゃくちゃ大きくなったのは、
ヘイリービーバー自らお問い合わせで、一緒にコラボしましょうというところで、
彼女のスムージーはもう本当大ヒットしてるので、
確かこれ何か数字出てたんですけど、
今そうか分かんないですけど、去年末時点とかですと、
エレウォンは毎週1.2万個のヘイリービーバーのスムージーを売ってますと。
草野 みき
えー。
ザ・エル・エー・ガールの人ですもんね。
宮武 徹郎
まさにエレウォンイコールヘイリービーバーみたいな感じですもんね。
草野 みき
確かに確かに。
宮武 徹郎
なんとなくそれを全部が同じ値段で売られてないかもしれないので、
ざっくり計算すると1ヶ月で800件ですね。
あの1商品で。
なんで年間で10ミリオンなんですよ。
草野 みき
おー。
宮武 徹郎
約1個のスムージーで。
草野 みき
十数億円ぐらい。
宮武 徹郎
はい。
草野 みき
すごい。
30:00
宮武 徹郎
確かにコラボしてる人は、1スムージーの売れたタイミングで1ドルのロイヤリティをもらえるようになっていて、
エレウォンはその1ドルを必ずしもやらなくていいんですけど、寄付した方がいいんじゃないですかっていうのをお勧めしてくれて。
草野 みき
コラボ相手に対して。
宮武 徹郎
コラボ相手に対して。
1ドルのロイヤリティに対して、もしインフルエンサーが寄付することにしたら、
エレウォンは2ドル追加して寄付してくれますと。
なんで合計3ドル寄付できますと。
なんでそういういろいろ取り組みとかをやっていたりします。
あのスムージーって結構特殊な機械で作ってるので。
草野 みき
特殊なんですか。
宮武 徹郎
特殊っていうのも、あれ結構待ち時間長いじゃないですか。結構いろんな人が注文してるので。
確か一気に6つ分のスムージーを作れるような機械になってて。
なんで、そのブレンダーが2千ドルぐらいかかるらしいです。
草野 みき
でも確かに、何だろうな、私たちが日本人が想像するスムージーとはちょっと違う。
割ともったりして、野菜とか入ってたり、クリーミーな感じのスムージーですよね。
宮武 徹郎
美味しいかどうかで言うと、人それぞれっていうところですね。
それはそれこそ、草野さんが一回エレオンに向かってる途中に、普通に道路のところにスムージー置いてあったじゃないですか。
絶対捨ててますよね。
草野 みき
次回行った時は飲んでみたいですね。
宮武 徹郎
次回はちょっと並んで飲みましょう。
草野 みき
ヘルシーなんですよね。健康にいい、結構プロテインとか入ってる感じのスムージーですよね。
そうですね。
フルーツとかっていうのも混ざってたりみたいな。
宮武 徹郎
最近結構いろんなコラボもやってると思うんですけど、コラボはスムージーだけではなくて、完全エレオンってライフスタイルブランドじゃないですか。
なんでそれこそ、去年とかでしたっけ、キャクタスプラントフリーマーケットとコラボして、そこでコレクションを出して、プラススムージーも出してたり。
草野 みき
カラフルなスムージー出してましたね。
宮武 徹郎
そうですね。レインボーカラーのやつですよね。
それは人気すぎて、サイトがクラッシュするレベル。
33:04
草野 みき
店舗だと1週間で2万スムージーくらい販売したりとか。
宮武 徹郎
あとは去年末とかですとすごい話題になりましたけど、バレンシアガーと、今年ですかね、今年バレンシアガーとコラボして、
バレンシアガーなのでTシャツとかのコラボしたんですけど、Tシャツが725ドルっていうありえない価格。
でも即完売ですからね。
草野 みき
わーすごい。
宮武 徹郎
あと、キッドラロイっていう歌手が最近新曲、新しいアルバム出してたんですけど、それとのフィーチャーしてスムージーとかも最近出してましたね。
あと、バケーションとかブランドとかも。
あれすごいですよね。
すごいですよね。バケーションよくコラボ取れたなって思いましたけど。
草野 みき
スタートアップインターネット企業からブランドになったっていうところで、そんなところまでできるんだっていうのはちょっと思いました。
アリゾナティとコラボしてたのもちょっとすごいと思いましたけど。
宮武 徹郎
確かに。どっかにもこもってますけど。
でも、それこそファッションとグロサリーって特に最近、前から結構コラボし合うようなことも起きてたのかなと思っていて、
それこそ今だとグロサーコアみたいなこととして呼ばれてるんですけど。
例えば、2014年とか10年前とかも、シャネルがスーパーのセットを作って、そこでファッションショーをちょっとやったりとかしてた時期もあったりしたので、別にこれって新しいことではなくて。
でも、最近ですと、例えばチェンバレンコーヒーが新しい商品を出した時に、エマ・チェンバレンさんが出した写真とか、プロモーション用の写真で出したのが、結構ファッションシーンに乗ってるような写真風にしたりとかしてるので、
もうちょっとグロサリーとファッションっていうものが結構連動じゃないですか、上手く掛け合わせているのかなって思いますね。
草野 みき
日本だとコンビニとか、シアトークでも紹介したグロサリーとかに詳しい、アンドレアさん、ミスルタとかツイッターで、コンビニコアと呼ぶのか、これはと思って。
宮武 徹郎
ファミリーマートのやつとかですよね。
草野 みき
そうですね。ファミリーマートの靴下とか、なるほどっていう。
宮武 徹郎
実際、ファッションショーもしたんですか?
草野 みき
やってましたね。
宮武 徹郎
コンビニコアだと。
草野 みき
コンビニコア。
36:00
宮武 徹郎
流行ると思うよ。でも、流行ってますよね、ファミリーマートの商品とか。
草野 みき
流行ってますね。おしゃれな人は入ってましたけど、それのハイプを作り続けて、そのブランドを維持し続けるのって結構難しいなって。
宮武 徹郎
確かに。
草野 みき
ちょっと思いますね、でも。
宮武 徹郎
でもなんか最近ですと、結構ファッションブランドがフードブランドとコラボしたがってるのかなっていうふうに思っていて。
場合によっては、フードブランドがよりファッションアイテムを出すようなトレンドって、ここ数年前から出てきてるのかなと思っていまして。
2021年とかですと、バリラっていうパスタブランドとかがニューヨークのアーティスト、デザイナーとコラボして、バリラのパスタボックス風なバッグを出したり。
多分5分ぐらいで即完売したりしてましたし、結構バッグ系のアイテムって結構人気で、スウィートグリーンがスーザン・アレクサンダラとコラボしたり、
ラオっていうパスタブランドがレザーバッグ作ったり、アプソルートっていうウォッカブランドもバッグを出したり。
それこそトレーダージョーズとかもグッズとしてバッグとか出してますけど、あそこのミニトートバッグってすごい人気になったじゃないですか。
草野 みき
トレーダージョーズの。
宮武 徹郎
2ドル99で買えるミニトートバッグが、EBAで500ドルで二次律で販売されてたっていう。
草野 みき
なんでなんですか?私それはあんまり知らないんですけど。
宮武 徹郎
トレーダージョーズのやつは正直わかんないです。
スタンレイカップが炎上したからそっちに寄ったのかわかんないですけど。
草野 みき
でもなんかお土産でくださいみたいな人もいるじゃないですか。日本からの。
それもなんかあれなんですかね。いわゆるエレオン的なちょっとおしゃれなスーパーのアイテムとして好きみたいなことなんですかね。
宮武 徹郎
特にトレーダージョーズとかすごい人気ですもんね。アメリカでも。
例えばキスがコンバースとコカコーラと提携して靴を出したりとか、去年草野さんが好きなオレオもパッファージャケットを出したり。
草野 みき
オレオもでもあんまり商品自体のコラボあんまりしないですね。
前に知ってるかなと思って調べたんですけど、ブラックピンクとかぐらいしか最近直近はしてなくて。
宮武 徹郎
ブラックピンクと何やったんですか。
ピンクのオレオで出しました。ブラックのクリームとピンクのオレオで出してたんですけど、そういうコラボしかやってなくて。
39:06
宮武 徹郎
基本的にオレオの商品のコラボになりがちって感じなんですかね。
草野 みき
確かに確かに。オレオってそうですね。それ自体がもうIPみたいな感じですもんね。
いろんなところにオレオケーキとかオレオアイスみたいな。いろんなところにいますもんね。
宮武 徹郎
クロックスとかプリングルスと提携したりとか、やっぱりファッションとフードっていう相性ってやっぱり今後もコラボが増えるのかなっていうふうには思うんですけど、
例えばエレオンとかに関して言うと、本当にカルトブランド化しているので、
人によってはそれこそこの記事とか出てたんですけど、3つの仕事を掛け持ちしててもエレオンに毎日通いに行くっていう。
高いからっていうところなんですけど。
草野 みき
いやでもめっちゃなんていうかすごい大げさだなっていうふうにも聞こえるかもしれないんですけど、
結構日本で言うとめっちゃバイトしてスタバでフラペチーノのみたいなことと一緒ですよね。
宮武 徹郎
まったく一緒ですね。
草野 みき
日本でもずっと今もそれなのかちょっとわかんないですけど、スタバ行きたいっていう新作を飲むぞっていう意気込みと似てますね。
宮武 徹郎
いやでも本当にそれと同じだと思うので、そこに行ってるっていうことがいいっていうことなので、
それこそさっきも話したようにスムージーを一口飲んで捨ててるみたいな現象とかもよくある気がするので。
草野 みき
環境問題とか。
どうなんですかね、アメリカ人の人。
宮武 徹郎
まあまあ指摘されそうですよね。
草野 みき
すごいな。
宮武 徹郎
でももちろんこれってエレオンだけではなくて、ニューヨークですと何店舗かが自分たちがニューヨーク版エレオンだみたいなこと言ってますけど、
個人的にそれの一番多分そうだなって思うのが多分ハピアグロサリーですね。
ここは僕も2,3回ニューヨーク行ったときに行ったことあるんですけど、
ストア店舗自体は多分エレオンよりもうちょっと小さい、ニューヨークにあるからっていうところもあるんですけど、
でもなんか雰囲気は割と似ていますし、そこのグッズがえげつなく高いっていう。
草野 みき
いくらぐらいなんですか?
宮武 徹郎
シャツが500ドルです。
ジョガーパンツが400ドル。
草野 みき
おー、5,6万くらい高い。
宮武 徹郎
まあまあするっていう。
スーパーですよ。
草野 みき
やっぱブランド価値みたいなとこなんですかね。
宮武 徹郎
そうですね。
なので、やっぱりここの領域に関しては、いろんな若者層が結構興味を持ち始めているので、
42:01
宮武 徹郎
それこそ最近、ウォルマートが自分たちのグロサリーのプライベートレーベルブランドを持ってるんですけど、
最近ローンチして、ベタグッズっていうところなんですけど、
明らかに見た目がトレーダー上手なんですよ。
草野 みき
コピー。
宮武 徹郎
別にデザインなのでコピーするのは多少いいかもしれないですけど、
明らかにああいう雰囲気を出そうとしてる。
草野 みき
なんか前にシェアトークで紹介したことあるんですけど、
女優さんの名前忘れちゃったんですけど、
ホンテッドマンションに出てた個人の女優の方がスーパー作るみたいな話をしてたら、
資金調達してて、なんかそれはめっちゃ面白いなと思って、
地域に根付いてコミュニティの場所としてスーパー作りたいみたいな話をしてて、
なんかそういう独立系で面白くて、
クレーションが素晴らしくて、
なおかつ地域のコミュニティ、
たぶんゆかりの主だったと思うんですけど、その人の。
それってすごい、スーパー作ろうって大変だから作らないんですけど、
なんかそれは、
場所作りとして、コミュニティの場所としてのスーパーみたいなのがめっちゃ面白いなって思います。
宮武 徹郎
とくにやっぱり、
結構他の店舗とか、他のリテール店舗よりもやっぱりローカルに根付きやすいものじゃないですか。
オンラインで頼む文化ってまだアメリカですと10%ぐらいの普及率しかないので、
なるとやっぱり近くのスーパーに行くっていうのは、もう当たり前のことになる中で、
もちろんチェーン店みたいなところもあれば、もうちょっと独立系っていうところもあるので、
やっぱり地域に根付きやすい部分は大きいですよね。
なんで、このグロサリー店舗が、
もちろんさっき話した、現実逃避とか、あとステータスとか、そういうものもあると思うんですけど、
やっぱり、草野さんが言ったように、コミュニティ作りに結構適してるものでもあると思っていて、
例えばエレオンとかハピアグロサリーの場合ですと、
自分がそこに行く人なんだっていうアピールもできるので、
そこに行ってる人たち同士が、自分もそうなんですよねっていうのを言い合える、見せ合えるっていうのも、
一つ別にいいことだと思いますし、
でも別にそこだけではなかったりするので、
例えばホールフーズも、もちろんマスになってますけど、やっぱりホールフーズに行くような人っていう人っているので、
草野 みき
どういう人なんですか?
宮武 徹郎
やっぱりどうしてももう少し、所得で言うともう少し高めだったり。
草野 みき
結構都市にあるイメージあるんですけど、そういう感じですかね。
日本で言うと普通のスーパーはウォルマートとか、ちょっと上になるとホールフーズみたいな感じですかね。
宮武 徹郎
そうですね。やっぱりどうしてもオーガニックとかナチュラル系に強いところではあるので、
45:06
宮武 徹郎
たぶんホールフーズに行くと普通のスーパーで置いてあるようなお菓子とかが置いてないので、
やっぱりもう少し、もともとエレウォンみたいなステータスがもともとホールフーズを持ってたりしてたので、
もちろん全然ライフスタイルブランドにはなってないですけど、
やっぱりそういうイメージを持っている人は多いと思いますね。
一般のアメリカ人がホールフーズに毎日行くかと言うと行かないので。
草野 みき
ホールフーズってアマゾンでしたっけ?
宮武 徹郎
アマゾンが買収しましたね。
草野 みき
なるほど。テックなイメージもちょっとあるな。
宮武 徹郎
特に最近はいろいろ導入してたりもするので、
でもこういうホールフーズもそうですし、残念ながら最近シャットダウンしたドームズキッチンとかもそうなんですけど、
最近そのスーパーがただのスーパーではなくて、より人が集まれるような場所になり始めているっていうところで、
草野さんも言ったように、エレオンとかイートインスペースがあったりとか、
椅子が置いてあったりとかする場所も結構他のグロサリー店舗も似たようなスペースを立ち上げていて、
さらにホールフーズもそうですし、エレオンとかもそうですけど、
アメリカでホットフードコーナーって呼ぶんですけど、
サラダが置いてあったり、場合によってスーパーが置いてあったりとか、パンが置いてあったりとか、
もう少し気軽に買って、そのままそこで食べれるようなものが増えてます。
エレオンとか結構寿司コーナーとか結構拡大しているっていう話も聞くので、
それプラスWi-Fiも結構出し始めてるので、皆さん。
そうすると何が起きてるかというと、スーパーがコワーキングスペースになってるんですよ。
なので、平日の日中はコワーキングになって、夜はバーになってるんですよ、いわゆる。
草野 みき
夜はバーになるんですか?
宮武 徹郎
バーっていうよりも、そこでそのまま飲むっていう。
草野 みき
カウンターみたいなのがあるんですか?
宮武 徹郎
必ずしもカウンターではないんですよ。
草野 みき
フードコートみたいなところで飲んでるみたいな感じですか?
宮武 徹郎
みたいな感じですね。
ここに関してはちょっと面白いのが、普通のバーとかレストランに行ってもいいじゃないですか。
でも、やっぱり普通のバーとかに行くと、スーパーよりもうるさいと。
草野 みき
逆に?
宮武 徹郎
そうなんですよ。やっぱり人がより多いっていうところも多分あると思っていて。
草野 みき
なるほど。
宮武 徹郎
なので、実はスーパーの方が落ち着いて飲めるっていう。
草野 みき
そうなんですね。
宮武 徹郎
レストランに行くと、子供がいたりとか、それでうるさくなったりとかするので、
それも避けられるみたいな感じで。
よりリラックスした空間で飲めるっていうところでスーパーを選んでる人たちが実は多いらしくて。
48:00
草野 みき
どこら辺の世代なんですかね?
宮武 徹郎
でも、それこそたぶん我々の世代、ミレニアル世代でしたり、あとZ世代ですね。
なので、そこまでうるさくない子供たちがいないで、より低価格だったりするので。
なので、それ自体はすごい面白いと思いますし。
あと、それ以上に、小ワーキングスペースですと平日の日中じゃないですか。
で、飲む、これだと基本的に夜になってくるんですけど。
週末とか、別に週末じゃなくて平日でもいいんですけど。
夜とか日中とかですと、デートスポットになってるんですよ、スーパーが。
草野 みき
どこで?
宮武 徹郎
それこそでも、一緒にランチしようとか。
で、ランチするのがエレオンでランチしようとか。
草野 みき
じゃあ、もうそこで知り合ってて、会う場所として。
宮武 徹郎
どっちのパターンもあります、これは。
エレオンで知り合うっていうパターンもあれば、エレオンをデートスポットで行くっていうパターンもあります。
エレオンには限らずですけど。
エレオンを名前として出した理由としては、
エレオンを実はマッチングアプリと提携してるんですよ。
ブラッシュっていうマッチングアプリなんですけど、
このアプリって結構、個人的に割と面白い発想を持ってるなと思っていて、
どこによく行くかによって人をマッチングさせるアプリで。
草野 みき
めっちゃ面白いですね。
宮武 徹郎
プロフィールを書くときに、自分の一番好きなスーパーとか、
カフェとか、ジュースバーとか、レストランとか、ジムを書くんですよ。
それがプロフィールに表示されるっていう。
草野 みき
めっちゃ詳細になったってことは、スーパーとかじゃなくて、
エレオンのこの店舗みたいなことですか?
宮武 徹郎
この店舗までは多分書かないと思うので、
でもエレオンって書いたりとか、ジムだとエクイノクスに行くとか、
多分書くと思うので、そこが多分プロフィールとして公開されてる部分で。
エレオンとの提携によって、
エレオンって有料のメンバーシッププログラムがあるんですけど、
そこに入っている人たちがブラッシュアプリを使うと、
あれで申請型なんですよ。
全員が入れるわけではなくて。
草野 みき
エレオンの。
宮武 徹郎
一般的に。
草野 みき
エレオンのメンバーシップがあったことですか?
ブラッシュじゃなくて。
宮武 徹郎
ブラッシュの方ですね。
ブラッシュが。
エレオンのメンバーはより早く申請、申請の。
草野 みき
アーリーアクセスできるんですね。
51:00
宮武 徹郎
アーリーアクセスできるみたいな。
さらに、
ブラッシュを使っているエレオンメンバーに関しては、
そこでエレオンをデートスポットとして使うと、
特殊なアイスクリーム的なものをもらえるんですよ。
無料で。
草野 みき
特殊なアイスクリーム的なものってアイスクリームじゃないんですか?
宮武 徹郎
僕もTikTokでしか見たことないので、
めっちゃ気になる。
草野 みき
特殊なアイスクリーム。
宮武 徹郎
彼らはシークレットサンデーって呼んでるんですけど。
草野 みき
サンデー、なるほど。
宮武 徹郎
なんでアイスクリーム的なものって。
草野 みき
確かにアイスクリーム的なものでした。
パフェ的な感じのもの、日本で言うと。
宮武 徹郎
なんでそういう特別アイテムを用意したりとか、
それって普通のエレオンメンバーアクセスできないので、
そういうのを用意したりとか。
あと、エレオンじゃないグロサリーテンポで言うと、
HEBっていうグロサリーチェーンがあるんですけど、
あそこがスピードデーティングイベントを開催したり。
草野 みき
お見合い的なことですよね。
宮武 徹郎
そうですね。スピードデーティングで、
いろんなテーブルに人が集まって、
一人ずつ回って、
数分なのか、
数分とか場合によって数十秒、
挨拶して話して様子を見るみたいな感じのイベントを企画したり。
もちろんエレオンが正式でやってないんですけど、
勝手に人がそういうようなデーティングイベントを
エレオンで開催したりする人たちもいるので。
草野 みき
勝手にそういうのできるんですか?
宮武 徹郎
別に普通にエレオンに行ってるだけなので。
草野 みき
カフェとかあるからそこでみたいな。
そうなんですよね。
宮武 徹郎
そういうのが起きているので、
もちろんスーパーに行ってそこでデートで行くっていう。
もちろんそこで食べに行くだけではなくて、
多分単純にスーパーの中に行って回るっていうパターンもあるので、
なんかより集まるような場所になってるのかなっていうところですよね。
草野 みき
集まる場所。
それってエレオン、そのHなんでしたっけ?
宮武 徹郎
HBですね。
草野 みき
それはなんか高級スーパーなんですか?
宮武 徹郎
いや、高級スーパーではないですね。
割と普通にあるスーパーかなっていう風に思います。
草野 みき
なるほど。面白い。
宮武 徹郎
それこそDom's KitchenとかHall Foodsとかも最近結構コワーキングスペースに若干なってきたりとかしてるので、
もちろん正式には彼らもやってはないですけど、
でもそれ用の設備はいろいろ用意してくれてるので、
そこのシフトって起きてるのかなと思う中で、
前回のエピソードでマクドナルドがプレイプレイス、
54:04
宮武 徹郎
遊び場みたいなそういう環境をもっと出すべきみたいな話をしたと思うんですけど、
その話とこの話がどう繋がっているかというと、
個人的に何が必要になってきてるかというと、
教会が必要になってきてると思うんですよ。
別に本当の宗教の教会、
キリスト教の教会とかそういうことではなくて、
単純にブランドの教会が必要になってきてると思っていて、
オンラインコミュニティが強くても、
どこかに行きたい欲求ってあったり、
どっかに行くっていうことはそれってハードルがあったりするので、
そこにわざわざみんなが来て集まるっていう意味合いとか、
そこのコミット具合を見せたりするので、
オフラインのサードプレイスってすごい需要があると思っていて、
特に今すごい需要がある理由としてあるのが、
教会っていう言葉がすごい適切だなと思っていて、
今足りてないのが教会だと思うんですよ。
今よく出てきているのが宗教的なことを言うと、
そぞうだと思うんですよ。
それこそ草野さんも過去のシェアトークでも話した、
スペクタクルマーケティングってブランドって最近結構やってると思うんですけど、
それこそラスベガスの巨大球体のスフィアとかもめちゃくちゃいい事例だと思うんですよ。
宗教的なそぞうっていう意味合いだと。
めちゃくちゃでかいところにみんな一回は行きたいと。
草野 みき
やっぱりでかいものってすごいですよね。
めっちゃバカみたいなこと言いますけど。
宮武 徹郎
根本的にでかいものイコールってあれを作るのに結構時間かかったんだとか、
それを勝手に頭の中に入ってると思うんですよ。
草野 みき
圧倒的なそれが倒れたら絶対自分は死ぬみたいな、
圧倒的なパワーを感じるじゃないですか。
だからそれはでかい、すごいですよね。
建物とか塔とかそぞうもそうですけど、大きなもの作るみたいなのって圧倒されますよね。
宮武 徹郎
それをみんな行くといわゆる拝みに行ってるような、
昔と比べるとですよ。
それとさほど変わらないのかなと思っていて。
そこにそれを見に行くこと自体が一つの行き先となったりするんですけど、
どの宗教でもそういう存在ってあるじゃないですか。
57:03
宮武 徹郎
そういう場所。
例えばキリスト教ですと、場合によってはエスライムとか。
例えばアニメ文化とかで行きますと、聖地巡礼って言うじゃないですか。
草野 みき
聖地巡礼って断って結構宗教的な意味合いがあるじゃないですか。
そうですね。
宮武 徹郎
やっぱりそれを考えると、そういうそぞうとかって、スケールする限界はあると思うんですよね。
それのそぞうをスケールしたパターンがスフィアとかだと思うんですよ。
草野 みき
スケールっていうのは数を増やすっていう意味ですか。
宮武 徹郎
数を増やすっていう意味だと。
なぜかというと、やっぱり大きなものなので、いっぱい横に並べられないじゃないですか。
草野 みき
横に並べられないですね。
宮武 徹郎
単純にスペースが足りないじゃないですか。
でもスフィアって一つの場所で映像なので、それで変えられるので、
ある意味スケールした形だと思うんですけど、
ただやっぱりそこは限界があると思いますし、
ネットフリックスハウスとかも何店舗かそういうのを出そうとしてたりしますし、
スフィアも韓国で出すとか、
例えばDude PerfectのYouTuberグループがテーマパークを作るとか、
ディズニーランドもテーマパークを代表すると思うんですけど、
そういうところって、基本的にはほとんどの人は毎日行けないじゃないですか。
場合によっては毎週行けるわけじゃないじゃないですか。
良くて年一回行けるかどうかとか、場合によっては一生一回行くかみたいな感じになるので、
そういう意味だとスペクタクルとかそういう想像とかは、
憧れのそこに行かなければいけないっていう存在になるんですよ。
でも足りてないのが、毎週とか毎日行ける場所がないんですよ。
その役割を教会が果たしてるはずなんですよ、本当は。
それが今足りてないっていうところで、
だからこそ教会をもっと作る場所、
作らないといけない、そういう集まる場所を作らなければいけないと思っていて、
そのブランド側としては。
で、それを作るときにいろいろ重要な要素があるんですけど、
そのうち一つが前提だと思うんですよ。
草野 みき
前提。
宮武 徹郎
その場所の前提をうまく作ること。
で、これ一回フィジカルな場所は置いて、
一般的に個人的に思ってるのが、
良い商品は良い前提が含まれてると思うんですよ。
1:00:04
宮武 徹郎
で、この前提とは何かというと、
何かのユーザーの行動を変えるような基盤となる考えとか思いとかだと思っていて、
何かを今までだとあんまりやりにくかったことをやりやすくするコンテキストを与えるもの。
いわゆる人に何かを許可を与えるものだと思うんですよ。
で、この一番わかりやすい事例がたぶんAirbnbとUberで、
Airbnbっていう商品っていうサービス自体の前提としてあるのが、
他人の家に泊まっていいことなんですよ。
その前提があるからこそ、Airbnbを使ってそれを利用できるっていう。
Uberも同じじゃないですか。
他人の車に乗って、タクシーといわゆるどっかに行けるっていう話なので、
実はその前提の部分がすごい重要で、
それが受け入れられなかったら、そもそも使われない。
ですし、よく革命的なサービスとか新しい市場を作るサービスって、
もともとはその前提の部分がちょっとおかしく思われてたもの。
で、それがおかしいと思って、それが一般普及するから新しいユーザーの行動が生まれる。
で、それによって新しい市場が生まれるっていう話で、
例えばバンブルとかも、基本的に今まで男性が女性をマッチングアプリとかで最初にデートとか誘ってたとか、
最初に連絡してたのを、女性が男性に聞いていいと。
その許可を与えた。その前提を作った。
例えばサブスタックとかもそうだと思うんですけど、
書き物で有料にしていいっていう前提を入れたっていう。
草野 みき
前提って英語でなんて言うの?
宮武 徹郎
英語ですと、たぶんプレミスとか、たぶん一番。
僕はもともとプレミスって言ってるんですけど、それのいい日本語訳が前提でしかなかったので。
草野 みき
どこからその考えになったんですか?その前提の話って。
宮武 徹郎
いろんな人がそういう話をしてたりとか。
あとは結局、いい商品を作る上でどういう考えが必要なのかとか。
それこそフードがまさにそうだと思うんですけど、
場所もいい前提が必要だと思っていて。
結局、教会ってただの場所なので、そこにみんな、これが教会ですって言っても誰も集まんないじゃないですか。
1:03:03
宮武 徹郎
何の教会なのかもわかんないですし。
なので、何かしらの前提が必要で。
例えばですけど、ハッカソンとか、ハッピーアワーとか、引っ越し祝いでもなんでもいいんですけど、
それって全部前提がついてるんですよ。
ハッカソンはそういう商品、一緒に開発しましょうっていうものだったり、
ハッピーアワーだと単純に飲みに行きましょうですし、引っ越し祝いですと引っ越し祝うために行ってるわけなので。
そこのソーシャルなイベントって、実はいいものってだいたい前提付きなんですよ。
なので、アメリカだというか、ハングアウトって呼んだりすると思うんですけど、
ハングアウトを作るときに、集まる場所を作るときに、実は重要なのってナラティブで、
なぜ集まるのかっていうきっかけが必要なんですよ。
そのきっかけがないと集まりづらいんですよ。
草野 みき
そうですね。
宮武 徹郎
そもそもどのタイミングで集まるかもわかんないですし、どういう形で集まるのかもわかんないし、誰が来るのかわかんないので、
そこのきっかけをどういうふうに作るのかっていうのって、すごい重要だと思っていて。
それこそ、草野さんがこの間シリアルトークで、最近より多くのブランドが、
ウォーキングとかランニングのグループ作ってるって話したじゃないですか。
それってやっぱり、エクササイズっていうきっかけを元にみんな集めて、
それでよりそこでブランド愛を語り合ったりとか、別にブランド愛じゃなくても、
それでブランドが好きになるっていう。
それこそ、レボルブとかエビエターネーションとか最近、
それこそルールレモンもこれ昔からやってますけど、
店舗でエクササイズするとかヨガをするとか、
そういうやっぱりきっかけ作りをしているので、これって全部前提なんですよ。
集まるための。
なんでやっぱり、それこそ僕もこの間ツイートで、
ランニングクラブが新しいマッチングアプリだみたいな話もしたことあるんですけど、
それもランニングの目的でみんな来て、そこでお互い同じ興味とか、
ランニングっていう軸があるからこそみんなが集まって、
そこで新しい出会いを探したりとかしてるわけなので、
なんでやっぱり、そういう意味だと、さっきだとエクササイズ、
スポーツとかはすごい共通項目としてみんなが好きになりやすいものでした。
あと音楽とかもそうですよね。
草野 みき
ピックルボールもなんか出会いの場になってるみたいな記事も出てましたけど、
やっぱりなんかヘルシーな出会いを求めるみたいなのは、
トレンドとしてずっと続いてますよね。
1:06:00
草野 みき
でもランニングクラブのトレンドは行き過ぎだなって思ったのは、
ニューヨークのランニングクラブのスプレッドシート見たことあります?
見たことないです。
スプレッドシートみたいなのがあって、めちゃくちゃあって、
一つにまとまらないっていうのもなんかそれも面白いなっていうのを思いました。
宮武 徹郎
そんなに流行って、確かにニューヨークランニングしてる人多いですからね。
それでも1ページに収まらないって、どれだけあるんだって話ですよ。
草野 みき
本当にそうですよね、確かに。
宮武 徹郎
でも音楽とかもこの間、たまたまTikTokとかで見たんですけど、
ガイアミュージックコレクティブっていうのがあって、
ニューヨークとかでグループで歌う。
他人も全然入っていいみたいなグループになってて、
それで200人集めて一緒にハーモニーを歌うみたいなことをやったり、
結構最近ですとセレブとかも入り始めてるんですけど、
それも歌っていう軸でみんなそれで仲良くなって、
そのグループから1カップル実際結婚したらしいので、
そういう前提っていうのがすごいいいコミュニティ作りの最初の部分になるかなと思ってて、
だからこそ過去2回分フードの話をこれだけした理由って、
フードってめちゃくちゃそれの適してる前提なんですよ。
例えば時間帯もある程度決まってるじゃないですか。
みんな大体朝か昼か夜食べるっていうことになると、
タイミングも合わせやすいですし、
しかも集まるだけではなくて、
集まってる中でのナラティブって作れると思っていて、
例えばバースデーパーティーとか誕生日パーティーとかですと、
ケーキが入る瞬間が一番いいポイントとか、
クライマックスみたいなところで考えると、
フードを使ってそこの上がり下がりも作れたりとかするっていうのは、
すごい強いストーリーテーリングのデバイスかなと思っていて、
しかもフードも言語があるじゃないですか。
それはもちろん食べ物の話もそうですし、
例えばスターバックスですとサイズの言い方も特殊だったり、
あとカスタマイズするっていうところも、
それっていわゆる自分の言語を作ってるわけだと思うんですよ。
これが自分のオーダーだっていうのを作ると、
他社のコーヒー屋さんに行くと、
自分のオーダーを置いてないっていうか、
それが頼めないっていう現象が起きると、
もちろん全員ではないですけど、
草野 みき
一部の人は他の店舗に行けなくなるっていう。
1:09:03
宮武 徹郎
なるほど。
草野 みき
違うものを頼むのがタブーになっちゃうみたいな。
宮武 徹郎
もう別のコーヒー屋さんに行ったらラテとアイスコーヒーしかないみたいな。
草野 みき
無理みたいな。
宮武 徹郎
自分のこの細かいカスタマイズがないっていうのって、
やっぱりそれってすごい一つのカルト作りにすごい重要なポイント。
実際スターバックスってカスタマイズだけの売り上げでめちゃくちゃ儲かってるんですよ。
草野 みき
カスタマイズから来る売り上げって年間1ビリオンなんですよ。
そんな数字出てるんですか?カスタマイズから。
数字出てるんですよ。
宮武 徹郎
すげー。
草野 みき
これって2019年から倍増してて。
宮武 徹郎
確かこれ直近の数字だと思うんですけど、6割のスターバーが売るドリンクはカスタマイズされてるんですよ。何かしらの形で。
草野 みき
そんなに?
宮武 徹郎
多分一番多いのが違うミルクを入れるっていうパターンだと思うんですけど。
草野 みき
なるほど、確かにそれはあるか。
宮武 徹郎
でもそれこそ彼らのモバイルアプリによってよりカスタマイズも簡単になったりしているので。
別にカスタマイズだけが言語ではないので、例えば秘密のメニューを持つとか、裏メニューとかですよね。
インアンドアウトが多分一番有名ですけど、ここら辺に関しては。
草野 みき
アニマルバーガーみたいな。
宮武 徹郎
はい、アニマルバーガーとか、それこそ彼らの場合はあまり秘密ではない秘密メディアだったりするので。
草野 みき
みんなが知ってる秘密の。
宮武 徹郎
でもそれも知ってる人と知らない人がいるので、それを注文してるとちょっとステータスになったりとか。
自分を知ってるよみたいな感じになれるので。
そういう、やっぱりフードを使ったコミュニティ作りっていうのがどんどん増えてきていると思っていて。
最近、アメリカでは結構ディナーパーティークラブが流行り始めてるんですよ。
それって、例えばニューヨークとかだとザ・ガールズNYCとか、サンフランシスコだとスキップとスマートトークっていうグループとか、LAだとベスティーブランチとか、ボストンだとアピリティボーソサイティとか。
そこで、今行けてるレストランを予約するので、そこでみんなで集まって、最近そこでいろいろ友達作りとか、新しい人と出会おうみたいな感じになっていて。
これって若者だけではなくて、ニューヨークでレストランクラブっていうディナークラブがあるんですけど、それは別に特定の場所ではなくて、そういうグループがあるんですけど。
1:12:02
宮武 徹郎
65歳以上の人向けのレストランクラブなんですよ。
なので、別になんかこれって、やっぱりフードって誰でも食べるものなので、やっぱり幅広い形でその前提としてなり得るっていうところですね。
草野 みき
それはでも最近特にそうなんですか?なんかそのディナーブランドのなんかディナー会みたいなのってたまにあった気がするんですけど、もっと最近は広い意味でもソーシャルの場として広がってるみたいな。
宮武 徹郎
そこは。で、なんか増えてる一部の理由としてあるのが、そういうようなソーシャルな食べ物体験って家の中でやらなくなったからだと思うんですよ。アメリカの場合ですと。
で、なんかその最近のその一個立ての住宅とかでは、その完全その個別のダイニングルームを作る文化がなくなったりとか。
草野 みき
それ不思議ですね。なんか不思議っていうかアメリカっぽくないというか、個人的に思ったんですけど、どうなんですか?
宮武 徹郎
あ、でもそれは僕も思いました。なんか元々のなんかアメリカのイメージは、そのもちろんキッチンで食べるのもあるんですけど、それはなんか大体朝ごはんとか食べて、夜とかはなんか友達とか集めてそこでダイニングルームとかでみんなで食べるみたいな印象はあったんですけど、それがなんかだいぶ減っている。
で、これちょっと2015年のレポートなので最近のものではないんですけど、フードマーケティングインスティチュートっていう場所っていう組織が調査した中だと、今その食べてる時間の半分が一人で食べてるような感じになっていて。
で、やっぱりもう家の中でそのダイニングテーブルとかその椅子、ダイニング用の椅子を置くっていうスペースをもうどんどん削減していて。なので人を呼べる環境じゃないんですよ、もう家の中が。
草野 みき
それはなんでなんですか?家が小さくなってる?
宮武 徹郎
家が小さくなっていたりとか、まあそれも多少なりあると思うんですけど、まあ多分、そういうなんですか、なんですかね、そこは。
草野 みき
逆にその宮武さんがアメリカに行った時って結構いろいろ、誰かの家でパーティーするみたいな、なんかよくアメリカあるじゃないですか。
今日親がいないからみんなでパーティーするぜみたいな。で、家めちゃめちゃになって親に怒られるみたいな。もう一連じゃないですか。ああいうのってありました?
宮武 徹郎
えっと、あの多少なりはあったんですけど、僕がいたエリアが多分そういう感じではなかったので。
草野 みき
エリアによってなんですか?
1:15:00
宮武 徹郎
エリアっていうか、その行ってた学校とか、まあそもそも大学の場合、高校も大学も寮生活なので、寮でなかなかできないので、親がいないので、そもそも。
ああ、なるほど、なるほど。
まあ、なんか確かにまあ多分一部なんか外食文化が増えたっていうのもあると思いますし、あとなんかそもそも誘える友達が減ったっていう。
草野 みき
ああ、親友いない問題。
宮武 徹郎
親友いない問題だと思います。
そこにつながってくるんですね。
親友いない問題がありながら、さらにその自ら間取り図を変えて、その親友がいても呼べない環境にしちゃってしまったので。
草野 みき
どういうことですか?間取りを。
宮武 徹郎
いわゆるその間取りをまあいわゆる修正して、いわゆるその自分たちのそのダイニングスペースを小さくしたりとか、それを自らやってるので、そのよりその孤独さが増すような設計にしているっていう。
だからこそ外でそれを、そこの孤独さを解決しないといけないようになると、こういうような場所、まあその教会のような場所の需要がどんどん高まると思うんですよ。
草野 みき
なるほど。
宮武 徹郎
まあなんで、今回含めての3回分に関しては、フード自体の話をすごいしたかったっていうよりも、
で、しかもファストフードによってサブカルが増えたって、サブカルと一緒に成長できたみたいな話をしたかったのではなく、フードっていうのはきっかけですと、最初のディスカバリーポイントになってますと。
そこを軸として、そこがいわゆる共通のコンテキストとなって、そこからさらに深くいける。
なので、違う言い方を言えば、フードって究極のマーケティング要因なんですよ。
みんな食べるので、いわゆるマス向けのものになるんですよね。もちろんそこからいろいろニッチとかいきますけど。
過去のデイリーメンバーでも書いたことあるんですけど、事業を仮想するビジネスって最近どんどん増えてくると思っていて。
草野 みき
ビジネスを仮想する。
宮武 徹郎
過去のポッドキャストでもこういう話でちょこちょこしていると思うんですけど、例えばスターバックスは、ネオバンクと仮想したコーヒーショップなんですよ。
例えばアンドリー・セン・ホロイッツっていうのは、メディア企業と仮想したVCファンドなんですよ。
ハーバード大学は学校と仮想したヘッジファンドなんですよね。
ニューヨーク・タイムズはゲーム会社と仮想したニュース会社。
1:18:03
宮武 徹郎
コストコもリテール会社と仮想したメンバーシップ。
これの一番いい事例が、この3回分の話に戻ると、第1回目に戻るとマクドナルドなんですよ。
クサラさん、日本語でどうやって言うのか分からないですけど、英語だったらファウンダーズかな?
草野 みき
そうですね、日本語も同じだと思います。
宮武 徹郎
マクドナルドコープレーションの創業物語だと思うんですけど、レイ・クロックさんの話なんですけど、
あの映画の中ですごい重要なシーンがあって、レイ・クロックがフランチャイズの拡大を任されていたんですけど、
あまり利益を出せなくて、そもそも貰えるレベルがめちゃくちゃ少なかったので、
そこで拡大するのにもっと投資が必要だったんですけど、そこのコントロールもないですし、
結構困ってたタイミングで、ある財務コンサルタント、ハリー・J・ソネンボーンさんと会うんですけど、
彼がレイ・クロックの事業のいろいろ話を聞いて、いろいろ見ている中で、
マクドナルドの事業を理解してないですと、レイ・クロックさんは、っていう話をしたんですよね。
彼が、これめちゃくちゃ有名な話ですけど、マクドナルドはハンバーガー屋さんではないですと。
不動産屋さんですと。そこのフランチャイズオーナーに店舗を売る時に、その下の土地を買いなさいと。
そこでしかフランチャイズができないように設計するの。設計すると、安定的にキャッシュがアップフロントに入ってきて、
それでどんどん拡大もできますというところで、結局マクドナルドってハンバーガーでは儲かってなくて、
不動産で儲かってるっていう。そういうような仮想ビジネスっていうのが、多分今後どんどん増えなければいけないと思っていて、
そこの仮想するものっていう軸としてフードってめちゃくちゃ使いやすいものだと思うんですよ。
だからこそファストフードが伸びた理由もそこだと思いますし、結局食べ物が軸としてあって、それが一番好まれるものではなかったっていう。
なんでこのサードプレイス化っていう話でいきますと、誰もカルトブランドに入りたいって思わなかったりするんですけど、宗教に入りたいって思わないんですけど、
その最初のきっかけとしてフードを使ってもいいんじゃないかっていうところですね。
1:21:03
草野 みき
なかなかそういう目線で見たことなかったですね。確かにフードは。なんか面白いですね。確かに。
宮武 徹郎
ちょっとこれでいろんな会社がフードを急に使い出すとあれなんですけど。
草野 みき
でもなんかすごいシェアトークでも話したんですけど、コラボめちゃめちゃ増えてくるみたいなのは、大手の食品メーカーとか、最近本当に多くないですか。
オレオもそうかもしれないですし、マック&チーズみたいなクラフトみたいなブランドもいろんなバージョン出してみたり、
ビーガン冷凍食品版なんとか版みたいな、いろんな何かとコラボしたりみたいなのって、すごく逆にフードじゃないブランドと一緒にやるみたいなパターンってめちゃあったりとかしたりありですね。
宮武 徹郎
やっぱり今後どんどん増えてくると思いますね。
草野 みき
前提の話で思ったファイトクラブ思い出しました。ファイトクラブって見たことあります?
宮武 徹郎
見たことないんですよ。
草野 みき
消費社会にアンチテーズしてるというか、それも前提なんですね。喧嘩はしましょうねっていう、このファイトクラブは誰にも行っちゃいけないよって言って、
でも自分のストレスとか、力だけっていう世界の中で戦うストレス解消というか、隠れたところでしかできないみたいな、ストレス溜まった男の人が集まるみたいな、
それも前提じゃないですか、誰でも殴っていいよっていう。それで本当の裏の計画は実はあって、めっちゃ強い人たちを集めて、ブラッドピットが集めて、反乱騒ぎをするっていう話なんですけど、それもちょっと似てますよね。
宮武 徹郎
確かに。それで引き寄せて。
引き寄せて。勝ったやつが。
それでカルとかするっていうか、本当の事業をそこで回すっていう。
草野 みき
マジでカルとかしてよくないパターンなんですけど、なんか軍隊みたいにしていくみたいな話で、それもなんか、ただの喧嘩クラブかと思いきやみたいな、それもなんかちょっと思い出します。
宮武 徹郎
確かに。それは確かに似てますね。みんなにファイトクラブを作れと。
草野 みき
口出ししないクラブ。でもそれもなんか面白いですよね。それもなんていうか、身体的なことっていうか、誰もがみんな喧嘩したいとは思わないですけど、なんか殴りたいみたいな、それって誰でもできることっていうか、なんかそれは食べることと近いのかもしれない。近くないか。
宮武 徹郎
でもなんかそういうストレスを発散したいとか、そういう気持ちって多分誰にもあったりするので、なんかもちろんフードだけがいい前提ではないので、さっき話したエクササイズとかランニングとかを含めて、それこそストレス発散。殴りたいかはあれですけど、でもストレス発散で言うとそうだと思うので。
1:24:15
草野 みき
確かに確かに。エレオンとかはでも、アメリカ行く人は行ってみると面白いかもしれないですね、それは。
そうですね。
じゃあそんな感じで、今回も聞いていただきありがとうございました。気になった方はオフトピックJPのフォローお願いします。そしてメンバーシッププログラムオフトピッククラブもやっているのでノートでチェックしてみてください。あとYouTube、Spotifyでもビデオポッドキャストやっているのでそれも登録お願いします。それではまた次回お会いしましょう。さよなら。
宮武 徹郎
さよなら。
01:24:40

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