-
-
みなさん、こんにちは。草のみきです。 宮武哲郎です。
スピーカー 2
Off Topicは、アメリカを中心に最新テックニュースやスタートアップ、ビジネス情報を緩く深掘りしながらご紹介する番組です。
今回のトピックは、8月のニュース振り返りをしたいと思います。
スピーカー 1
はい、もう8月終わるタイミングですけど、
まだ暑いですね。9月も暑くなると思うんですけど。
じゃあ、早速、今月のニュースからいきましょうか。
まず、メンションしたいものでいきますと、
Googleが今月、主にPixel10の発表会でもあったんですけど、
メイドバイグーグルというイベントを開催したというニュースが出ていました。
ここですと、基本的にPixel10のスマホの発表とか、機能紹介とか、
あとは一部AI機能みたいなところで、Geminiのベオ3とか、いくつかそこら辺で話していたりしてたんですけど、
主にこのPixel10というところを中心に話していました。
ハードウェアの機能としては、例えば100倍のズームイン機能があったりとか、
自社のTensor G5チップを使っていたり、あと折りたたみのスマホになっているみたいな、
そういう意味ですと、ハードウェアとしていろいろ見せていたと思うんですけど、
個人的にはまず機能面でいきますと、AI機能がいろいろ充実していたのかなと思っていますと、
一つ事例を出すと、Conversational Editingという会話で写真を編集できる機能があったんですけど、
実際写真を撮った後に、そこの背景を書いてくださいとか、背景のこの一部のここにゴミが入っているので、それを消してくださいっていうのをテキストとか言葉で編集をお願いして、
GoogleのGeminiがそれを編集してくれるような機能が一つあったっていうところだったり、
あとはカメラコーチですね。実際カメラを写すときに、これは僕とか多分結構必要になってくるんですけど、
やっぱり写すのが下手な人ってどうしてもいるじゃないですか。
どういうふうにその画角内のこういう人とかこういう写真であれば、こういうふうに撮るべきなんじゃないかみたいなアドバイスを出してくれるようなカメラコーチがあって、
しかもそれのこういう写真っていうサンプル画像みたいなのをAIで生成してくれたりするので、
そういう形でカメラコーチみたいなAI機能もあれば、
あとはそのAIの導通機能ですよね。電話しているときに英語、スペイン語、日本語、ヒンドゥ語とかをリアルタイムで翻訳できるみたいな機能とかも含まれているっていうところですね。
今回このAI機能の中で気になっていたのがこのMagicQっていうものなんですけど、
いわゆるそのAIアシスタント的な機能なんですけど、それがSMSの中で組み込まれているみたいな形となっていますと、
なので例えば僕が草野さんとそのSMSのやり取りをしていた中で、例えば草野さんからアメリカ出張の時のこの写真共有してくれませんかみたいなことを聞いたときに、
その写真がいわゆるプロンプとしてこっちで出てくる。で、ワンタップでそれをすぐに共有できるみたいな機能があったり、
あとは例えばそのUS出張に行くときのフライトを書いてくださいって、例えば僕が草野さんにお願いしたときに、
草野さんがGメール上でブッキングの確認メールが来ていた場合、そこの確認メールを探って、まずどこの航空会社を使ったのかっていうのを見つけてくれて、
で、そこの電話番号を出してくれて、で、そこを電話したときに電話の画面だけではなくて、そこで実際予約情報まで全部出してくれるみたいな結構便利なツールとして出しているのかなと思うんですけど、
これがさらにすごいと思ったのが、これがそのピクセル内で全部完結するので、いわゆるクラウドを使わなくてもある程度このAIシステムが機能するみたいなことは非常に面白いなというふうに思いましたね。
スピーカー 2
iPhoneから乗り換えしちゃいます?
スピーカー 1
いや、僕は多分もうちょっとなんですけど、ただやっぱりそのAppleとしては結構悔しがってるのかなっていうふうに思いますよね。
多分、求めていたAI機能を結構Googleがやっているのかなと思いますし、やっぱでもGoogleがいろんなサービスと連携したり、いろんな自社サービスを持っているからこそできることでもあるかなというふうに思いますよね。
そういう、全体的にそういうAI機能があったりしたイベントなんですけど、個人的に一番今回のイベントで気になったのがフォーマットの方。
スピーカー 2
豪華でしたね。
スピーカー 1
そうですね、結構豪華なラインナップで、結構セレブとかも使ったりしていたと思うんですけど、セレブだと司会のジミー・ファロンさんというところもそうですし、あとステフ・カリーズとか、アレックス・クーパーとか、F1ドライバーのランド・ノリッシュとか、ゴルフ選手のブライソン・ディシャンブルさんでしたり、
ジョナス・ブラザースとかを使ってたりしていたので、そういう意味ですと結構なラインナップを起用していましたと。
で、その中で普段こういうプロジェクトローンチイベントって、アップル風なキーノートイベントが多いじゃないですか。
スピーカー 2
そうですね、今まで逆に、アップルが初だったのか分からないですけど、やっぱり製品を作った人が説明して、アップルの良かったところって、代表の人だけじゃなくて、その製品の担当者の人が出てきて説明するっていうところが、すごくクラフト感というか、プロダクトを作っている会社だっていうアピールにもなってたような気がするんですけど、
今回本当に全部のセクシーセレブというか有名な人が出てて、なんか新しいなって思いました。Googleの人も出てましたけど。
スピーカー 1
そこのやっぱりフォーマットをだいぶ変えて、明らかにレイトナイトショーフォーマットにしたっていうところは、割とリスクを取ったなっていうふうに思ったので。
正直、このザ・バーチの記事とかを今見せてますけど、ザ・バーチの記事もそうですし、テックランチとかもそうですし、いろんなメディアさんに関しては、割と批判的なコメントをしていたケースが多かったのかなというふうに思いますね。
スピーカー 2
一応分からない人のために、レイトナイトショー風っていうのはどういうものか説明してもらっていいですか。
スピーカー 1
このレイトナイトショーって、アメリカの基本的にコメディアンが司会した番組になるんですけど、コメディアンが最初だいたい一人で出てきて、ライブオーディエンスがいるので、オーディエンスがそこでリアクションとかしているんですけど、
まず出てきて、ちょっとジョークをいくつか話してから、そこからインタビューでしたり、いろんな企画をやるっていう、そういうバラエティ系なトークショー的なフォーマットなんですけど、
アメリカだと基本的にこれが深夜番組としてよく使われているフォーマットなんですけど、それをこのProduct Launchのイベントとしてやるっていうパターンは個人的には初めて見たっていうところですね。
ただやっぱり、Product Launchの話なので、特にGoogleの人が出てきて、そこで機能説明とかしているときに、若干リアクション困ってたのかなというふうに思いましたね、ジミー・ファロンさんとしては。
そういうところが多分ちょっとクリンジだみたいな話があって、このZoom機能のこれだ、このこことの違いとか、このチップの意味合いとか、毎回リアクションしているんですけど、知らないのにリアクションしているのはどうだろうみたいな話が結構指摘されてしまったっていうところですね。
スピーカー 2
よくジミー・ファロンのネタにされているのは、全然面白くないのにめっちゃ笑うみたいな、よくミームというか切り抜きの動画で、いつもトークショーの中でめちゃくちゃ大笑いしているのに全然面白いこと言ってないみたいな、めちゃくちゃリアクションをする優しい人なんだなとは思うんですけど、それでも難しかったっていう。
スピーカー 1
そうですね。なんかその水防止の話の中、そこのリアクションとか多分だいぶ困ってたんだろうなっていうふうには個人的にちょっと見てて。
スピーカー 2
トークショー風の本当にコマーシャルですもんね。なんかそのトークショーのホストじゃなくて、企業のMCやってるみたいな感じでもありますもんね。
スピーカー 1
でも本当にそんな感じだったので、なんか普段の多分ジミー・ファロンさんの多分感覚とはだいぶ違ったのかなとは思いますし、あとこれも結局そのレイトナイトショーフォーマットなのでちゃんとライブオーディエンスがいて、そのライブオーディエンスもちょっとどれだけGoogle社員がいたのかわからないんですけど、彼らもちゃんとリアクションとかをしていたんですけど、
まあ当然ながらこれレイトナイトショー風なので、それも台本化されてるんですよ。どのタイミングで笑えっていうカンペが出てくるので、それもちょっと不自然に見えたみたいな話もあれば、まあちょっとそういう意味だといろんなところで指摘があったっていうところですね。
スピーカー 2
うーん、それってどう思います?なんか結構テックカンファレンス、テック系のイベントでも、なんかここでリアクションしてくださいとか、ここで拍手しましょうみたいな、その動きへの指定ってあると思うんですけど、それとはやっぱりちょっと違います?
スピーカー 1
そうですね、まあそれが例えば最初の部分だけとか、なんか入りはなんか拍手してくださいね、みたいなところだとまだわかる気がするんですけど、まあ基本的に全部がスクリプトされているので、まあそこに関してはなんかどこまで自然かどうかっていう、まあそれも見た目的に自然であればいいかなと思うので、ただまあそこをちょっと不自然って思った人たちが一部いたっていうところですね。
スピーカー 1
個人的には、こういうフォーマットを試したこと自体はすごい良いなというふうに思うので、決して成功したとは、僕が見ている中だとはあんまり言えないんですけど、ただ今までと同じようなフォーマットをやらなかったっていうのは、なんかすごい面白いなとは思いますし、なんかこれをうまくヒントとして使って、なんか次回はなんかもっと違う形にやるとかっていうのはありかなとは思ったりしますね。
スピーカー 2
確かに。まあちょっと記事とかメディア自体、結構批判的な感じは多かった気がするんですけど、まあ確かにやっぱり、なんかGoogleとかだと、なんか個人的にはこのアメリカバージョンとか日本バージョンとか、なんかいろんな、そこでの地域の有名な人とかユースケースみたいなのにそれぞれ合わせて発表するみたいなのとかはアリなのかもしれないなと思いました。
そのユースケースとか、その使い方も含めて。
スピーカー 1
あとここも、結局どういう感情をお客さんとか、そのピクセル10のユーザーに持たせたいのかっていう話だと思うので、だから、もうちょっと面白風にするっていうパターンも全然アリだと思いますし、なんか、もっとかっこいいとか、もうちょっと真面目なパターンだったらアップル風にいくと思うので。
それこそキャンバーとか、割とちょっとふざけた感じで、各セグメントの間にちょっとコントを入れたりとか、なんかいろんなことをやってたりするので、なんかこういう新しいフォーマットを作るっていうのは、多分Googleとしても必要だと思うんですけど、まあ今回のものが題材となるかというと、まだわからないって感じですね。
アップルもめちゃめちゃ真面目ですけど、そのフレンドリーさがあるプレゼンの仕方かなと思うんですけど、わかりやすく、面白く伝えるって、テクノロジーを題材にしたものって本当に難しいですよね。
しかもなんかテクニカルな言葉が出てきた瞬間に、なんかそこが失われちゃうじゃないですか。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
なかなか難しいですよね。
スピーカー 2
ジミー・ファロンさんぐらいだと結構、やりやすいような気がするんですけど、ダイアン・レノーズとかみたいな人を選ぶと、ちょっといい感じに面白くしてくれそうですけど、企業としてのリスクがちょっと高そうな。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
そこの塩梅も難しいですね。
スピーカー 1
そういう意味では、司会役は一番難しいですよね。30分とか30分間とか1時間に渡って話さないといけないので、一瞬出るぐらいだと、逆にダイアン・レノーズとかめちゃくちゃ良かったりするかもしれないですし、でもちゃんとプロラクトの良さを伝えないといけないので、コメディ路線にずっと行くとSNLっぽい感じを出しちゃってもいいかもしれないですけど、でもそうすると魅力が伝わらないっていう可能性もありますよね。
スピーカー 2
テックのキーノートでもやっぱりこう、やっぱり台本感が否めないから、そこの自由度をどう利かせるかっていうのは難しいですね。
スピーカー 1
いや、本当にそう思います。
あとちょっともう一つ多分話すべきニュースでいきますと、オープン映画GBT5をリリースしましたっていうことですかね。
ここに関しては我々の多分フトピッククラブメンバーに向けたニュース会でも話していたと思うんですけど、
サム・アルトマンが言うにはGPT-3が高校生と話しているような感じで、GPT-4が大学生で、今回のGPT-5がPhDレベル、博士号レベルのエキスパートと話しているみたいなことを言っているんですけど、
このGPT-5の結構大きく違うものでいくと、このルーターっていうものが入っていまして、
もともとですと、どのAIモデル、どのGPTモデルを使うかっていうのをユーザーが選ばなければいけなかったのを、GPT-5が勝手にそれを選んでくれる。
なので、もう少しシンプルな質問ですと、早めに回答できるようにしていて、もう少し考えるべきものですと、それ用のモデルを出してくれると。
そこの自動的にスイッチャーが入っているっていうのが、いい部分もあり、同時に批判もされています。
批判するポイントとしては、昔のモデルを、それを使いたいっていう人もいたりしたので、それのちょっとムーブメントが一時期出てきたりとかしていたっていうところはあるんですけど、
あと、プレゼンの一部のスライドが、おそらくAIがハルシネーションをしたグラフが出ていたので、ちょっと数字回りが間違っていったと。
スピーカー 2
結構USだとメディアディナーってあったりするんですか?
スピーカー 1
そこまで多くはないですね。
それこそ有名な話でいくと、一時期Uberが一回それをやったことあると。
スピーカー 2
ドラマでも出てましたね。
スピーカー 1
そうですね、ドラマでも出てますね。それも問題が起きたりとかしてたと思うので。
基本的にそんなにアクティブにやらないパターンが多いですね。
だいたい何かしらのプロアクトローンチの時にやるパターンもあったりはしますけど、
それこそ我々も一回たぶん行ったことあると思うんですけど、そういう系のディナーには。
そこでメディアの方々に質問を受けたりとか、場によってはそこで他の経営メンバーとかを会ってもらうみたいな、
そういう目的だったりすると思うんですけど。
オープンエイとしては多分、いろいろやってる会社じゃないですか、今。
スピーカー 2
プロアクト作ったりとか。
スピーカー 1
そうですね、プロアクト作ったり。その中でもChatGPTっていうシーム系のものを作ってるチームがいて、
インフラ系のものを作ってるチームがいて、ロボットとかデバイスみたいなものを作ってるチームがいて、
研究チームがいるみたいな。サムアルトモンも最近言っていることですけど、全部見れませんと。
スピーカー 2
潔いですね。
スピーカー 1
なので、それこそこのポッドキャストが多分公開される前の週ですかね、
元インスタカットのCEOのフィジシモさんがようやくオープンエイ勤務し始めたので、
彼女はシーム系チームを完全に仕切る、そこのCEOになるみたいな感じ。
なので、なんとなく4つの会社をサムアルトモンが会長として見てるみたいな、
そういう感じになるのかなというふうには思いますね。
スピーカー 2
GPT-6は年内に出ますか?
早いですね、でも開発。
スピーカー 1
多分出ないと思います。
スピーカー 2
でもスピード早いですよね、もう5なんだっていう気もしましたけど。
スピーカー 1
そうですね、でも多分人によってはまだまだ5なんだみたいな人はいると思うので。
ここも変な期待値ですよね。
圧倒的に上回るパフォーマンスを出してもらいたいのに、もっともっと早く出してほしいっていう。
割と無茶言ってる人たちは多い気がするので。
そんなに簡単にできたらもうみんなやってるので。
大変だっていうところがある中で、
全体的にAI市場がちょっと落ち着き始めている中、
投資額はまだまだだと思うんですけど、
最近業界内で話題になっていたのが、
MITが最近レポート出していたんですけど、
そこで彼らが50社ぐらいの企業の調査をした中で、
95%のAI生成技術系のサービスを入れたパイロット検証が失敗したみたいなことを言ってたりしたので、
そこが結構業界内で話題になって、
AIがちょっと落ち着き始めてるんじゃないかみたいなことは一部言われていたりしますね。
ただまだまだかなと思うので、
そういう意味だと一時的にこういうレポートが出るものの、
投資額は絶対止まらないと思います。
このIRL BrainLotっていう記事を、
カルチャー系の解説とか知ってくれるカイルチャイカさんが書いた記事なんですけど、
すごい簡単に言うと、
このラブーブーとか、最近ですと抹茶とかドバイチョコレートでしたり、
あとエレオンのスムージーとかデイビッドプロテインとか、
あらゆる今Z世代とかアルファ世代の中で流行っているトレンドは、
このリアル版BrainLotっていうカルチャー美学みたいなものを示しているんじゃないかと、
っていうのがカイルチャイカさんの仮説であるっていうところですね。
スピーカー 2
BrainLotって、去年ニュースでちょっとだけ紹介した脳腐れ。
なんて言うんですかね。
あの時何て言ったかな。
あんまり何も考えずにみたいな意味でしたっけ。
デジタルの情報を入れちゃうみたいな。
スピーカー 1
多分いろんな意味合いもあると思うんですけど、
多分僕が一つ出した定義としては、
そもそも脳を腐らせるようなコンテンツだったり。
スピーカー 2
言いますね。
さしにくら。
スピーカー 1
表現としてそういうニュアンスがある。
そういう表現の使い方も一個ありますと。
ではカイルチャイカさんが言っているのが、
このSNS時代に入ってから、
それこそ今だとTikTok系の時代に入ってから、
アルゴリズムの世界に入っていますと。
それがありすぎるような、ありあふれたような状況になっていて、
Z世代はそれを拒絶する形として、
もう少しそれじゃないものを求めに行く。
アルゴリズムっていうと、
いいものをどんどん前に出すっていうものだったり、
完璧なものをどんどん完璧にするみたいな、
そういう意味合いもあるんじゃないかみたいな話をしているので、
そういう意味だと、それとはちょっと違うような、
ちょっとブサイクなものとか、
ちょっと変わったものとか、
ちょっと汚れたものとか、
そういうものを欲しがる傾向にZ世代はあるんじゃないかっていうのが、
カイルチャイカさんの仮説であって、
だからこそこういうラブーブーとか、
例えばスライムもそうだと思うんですけど、
とかドバイチョコレートみたいなものが、
人気になっているんじゃないかと。
スピーカー 2
どう思いますか、それはについて。
スピーカー 1
でも、過去にオフトピックでも、
これ多分もう4年ぐらい前になると思うんですけど、
5年前か、
ミネラル世代とZ世代の違いのブログ記事書いたことあるじゃないですか。
はい。
Z世代の方がドメスティックコージーっていう、
ちょっと温くみのあるものとか、
ちょっと変わったものとか、
完璧主義なミネラル世代とはちょっと違う方向に行く、
よりオーセンティックなものとか、
だからそれとそこまで変わってないのかなっていうふうに思うので、
それのさらにもうちょっとブレインロッド側に寄っているっていうところが、
ちょっと違いなのかなと思うんですけど、
いわゆるカリチャーキさんはこれを見て、
今のインターネット時代に対する一つの防御の仕方なんじゃないか、
みたいなことを言ってますね。
スピーカー 2
でも、この全部のトレンドもアルゴリズムのそれって感じもしますけど。
スピーカー 1
そうなんですよね。
スピーカー 2
結局そこに乗っている人の方が多分断然多いので、
スピーカー 1
なので結果としてそれに対する防御と、
見えるかもしれないんですけど、
結果同じアルゴリズムに乗っているっていうところですね。
スピーカー 2
本当にラブとかマッチョとか最初の方に挙げてた人は本当に防御だったかもしれないですけど、
それがやっぱりかっこいいってなった時に、逆にもう反転するっていうか、
それがフリップしてマスになってみたいな。
スピーカー 1
しかも多分それが前過去とはちょっと違って、
それがよりIRL、リアルに落とし込まれているみたいなところは、
多分一つ違いとしてはあるんですけど、
結局それがリアルに落とし込まれているだけな気もするので、個人的には。
なのでこのアルゴリズムがリアルの中でどの出始めたっていう意味合いでもあるのかなとは思いましたね。
スピーカー 2
でも今に始まったことじゃないっていうのは宮武さんも思うと思うので、
スムージーとかも結構前から言われてたし、
ドバイチョコもみんなが買えないから、希少性が高かったからこうバイラルしてたんですけど、
全部希少性が高いっていう理由だったり、どこでも買えないっていう理由だったりだったからっていうことなんですかね。
スピーカー 1
どちらかというと草野さんと同感で、
例えばこの見た目のところもちょっと汚いとか、
例えば緑色っていうのもアメリカからすると綺麗っていうよりも、
例えばゲロに見えるとか、
そういうあんまり良い風に見ない人って多かったりするので。
スピーカー 2
めっちゃ直接的に言いますね。
スピーカー 1
そう思う人も当然ながらいたりするんですけど、
例えばこのスライムとドバイチョコレートとこの抹茶っていうところは同じ緑色だったり、
違うの違うんですけど。
あとこのラブブーとかもちょっとブサイクみたいなことってよく言われてるじゃないですか。
逆にそれがいいっていうところも、
でもそれってTikTokが出てきた時もそうだったのかなっていうふうに思うので、
ノーメイクの時代もあったわけじゃないですか。
ちょっとVlogっぽい形で、
あえて涙を見せるとか、
別に本当に涙見せてる人ももちろんいると思うんですけど、
よりリアルな自分を出した方がいいって言われてた時代が当然ながらあって、
それをリアルなプロダクトで表現しているのがこういうものなのかなっていうふうに思います。
ちょっともう一つ個人的に気になっていたのが、
ちょっとブルーンバーグの記事で、
これ草野さん出せますかね。
多分無料で見れると思うので、
一回出してもらいたいんですけど、
音楽、ブルーンバーグがビルボードトップ100と、
あとヒップホップ、R&Bのチャートをいろいろ調べた中で、
そこのレポートをまとめていたんですけど、
多分ちょっと下に行ってもらうと図が出てくるので、
そのタイミングで、
こことか、あともう一つあると思うんですけど、
ここら辺ですね。
いわゆるどれだけヒップホップソングとか、
ポップソングがラグジュアリーブランドをメンションしていたのか、
Denoと分析して、それの上がり下がりを見ていたんですけど、
これが個人的にすごい面白いなって思っていて、
特に多分2016年ぐらいからすごい上がり始めて、
2020年から2023年ぐらいまでがピークだったんですけど、
そこから直近落ちてるんですよ。
多分一つ上のグラフ見ると、そこのそこが何となく見えてくると思うんですけど、
この流れって、すごいラグジュアリーブランドの売上げの上がり下がりに、
結構連動してるんじゃないかなっていうふうに思ったっていうところですね。
最近ちょっと苦戦してるじゃないですか、皆さん。
スピーカー 2
なるほど。ここでよくメンションされてるブランドで言うと、
スピーカー 1
この青に入っている、グッチ、ルイ・ビットン、ローレックス、シャネル、エルメス、
パテック・フィリップとかが、この1995年から2025年の中で、
この7社のブランドが半分ぐらいのラグジュアリーブランドのメンション数を占めているっていう。
スピーカー 2
なんか結構、ITソフトウェアも結構メンションされること増えましたよね、それで言うと。
Uberとかそういう。
スピーカー 1
キャッシュアップとか。
はい、キャッシュアップとか。
スピーカー 2
でも、やっぱりブランドの名前は確かに、最近聞かないか。
スピーカー 1
ちょっと落ちたのかなっていうところですね。
いまだに言われてはいると思うんですけど、
個人的にこういうカルチャーがどう全体の消費者行動を影響しているのかを見るのってすごい面白いと思う中で、
こういうのを見ると結構連動しているのかなと思うんですけど、
これがどっちがどっちを影響しているのかちょっと分からないんですけど。
スピーカー 2
誰が言うかっていうのも関係しますもんね。
スピーカー 1
そうですよね。
別に曲でメンションしてるから売上が上がるわけではないとは思うものの、それも分かんないので。
そこら辺はちょっとすごい気になってる部分ではあるんですけど、
割とここ、売上と本当に連動しているので、
連動というか、ある程度関係性があるのであれば、相関とかがあるのであれば、
スピーカー 2
ここを逆に見るとラクジュアリーブランドの調子が分かるみたいなところを見れるのは面白いなと思ったっていうところですね。
結構コンテンツが本当にミックスされ、
さっき最初のGoogleの話とかもそうかもしれないですけど、
トークショーがキーノートとミックスしてみたいなパターンとか、
スピーカー 2
アーティストがクリエイターとして何か企業と一緒にやるとかみたいなことが多すぎて、
これってもうコマーシャルなことなのかなって思ってしまうことって増えた気がしてて、
そういう意味だと、あまりそれがオーセンティックな感じじゃなくなってしまうっていうのはあるのかなと思いました。
スピーカー 1
そうですね。
個人にこのアーティストも、このブランド入れる入れないっていう判断もどういうふうにやってるのかっていうのがすごい気になったりするので、
ナチュラルにそれが陰を踏むっていう意味合いでただただ入れてるっていうパターンもあれば、
今このブランドがすごい気に入ってるから言うっていうパターンもあったりすると思いますし、
歌詞の中で例えば誰か、人について話してる時にその人が身につけてるものとか、
身につけてそうなものを表してるだけかもしれないんですけど、
意外とここが相関性がありそうだなと思って、
その相関性については多分そこまでこのブルームバーガーの記事で触れてはないんですけど、
個人的にはここはもっと見て、モニタリングし続けたいなっていうふうに思ったっていうところですね。
なんか個人的な仮説ですけど、人物名がすごく増えたような気がしますね。
スピーカー 2
なんかラッパーの人の、例えばもうラップのタイトルがビリー・アイリッシュだったり、
デュアリパっていう曲をラッパーの人が出してたりとか、
あと有名人の人の名前とかラッパーの人の名前とか、
メンションする何かがブランドっていうより、
亡くなった人とかじゃなくて今やってるアーティストの人の名前とか、
今までそれってフィーチャリングとか関係性がないとしてなかったイメージなんですけど、
多分オファー出しますよっていうのは言ってると思うんですけど、
人の名前は昔よりもっと、
昔よりもっとたくさんあったと思いますけど、
ブランドの代わりにもなってるのかなとはちょっと思いました。
スピーカー 1
それって、これも草野さんの仮説としてでいいんですけど、
昔の人を言うのって、いわゆる、しかも別にそこまでメンションするわけじゃないと思うんで、曲の中で。
でも、例えばB.I.L.I.C.という曲を作るとか、ドアリポっていう曲を作った場合ですと、
どうしてもその人がすごい関わってくるものだったりするので、
今の人であればそれを聞いたりするかもしれないんですけど、
これが分かんないですけど、50年後とか100年後とかに、
他の曲と比べると人気って出ると思います。
そこまで。
スピーカー 2
それは、ならないかもしれないですね。
スピーカー 1
どちらかというと、今っていう、短期的に今の曲としては人気は取れるけどっていうところですね。
スピーカー 2
そうですね。
でもラップは面白いですね、確かに。
いろいろトレンドが分かるから、分かる気がする。
スピーカー 1
そうですね。
エミネムとかもいちいちちょこちょこ政治的なやつとかでやってましたしね。
スピーカー 2
ちょっと気になったニュースっていうか、面白いかな、
あんまり日本だとあんまりないニュースっていうか、
とりあえず話すんですけど、ギャップのキャンペーンで、
ハイブ取得のグローバルアイドルグループのキャッツアイっていうグループが、
ダンス動画がすごくバズってるっていう話で、
もともとこのグループ自体、
ハイブと、もう一つ、グリフィンレコードかな、
なんかその、イエスのレコード会社と一緒にやってる、
ドリームアカデミーっていうオーディション番組で生まれたアイドルグループなんですけど、
なんかそこのグループが、今までグロシェとかキャンペーンやったりとか、
パンドラとか色々広告のキャンペーンやってる中で、
ギャップをやったんですけど、もともとギャップの広告自体、
タイラとかジャングルとか、結構ダンスがメインのクリエイターとか、
ダンスがすごい得意なクリエイターとコラボして、
ギャップのデニムのキャンペーンをするっていうのが、
ここ数年あったんですけど、それの多分一環で出てきたキャンペーンで、
その時、このダンス動画が公表的にポジティブに受け入れられている中で、
それと同じタイミングで、それより先に、
チドニエ・スイニーを使ったアメリカンイーグルのキャンペーンがあって、
同じジーンズ、あと同じ単価のブランドとしてすごく比較されると思うんですけど、
逆にチドニエ・スイニーの広告は賛否、ちょっと比が多い広告で、
キャッツアイガーのこのギャップがすごく成功したから、
アメリカンイーグルはすごい、ああって思ってるんじゃないかみたいな、
ミーノがめちゃくちゃ出てたっていう話で、
チドニエ・スイニーの広告としては、
もともと結構セクシーな、かわいらしい、結構美人な方なので、
そのキャラクターも活かしてキャンペーンをしてるんですけど、
スピーカー 1
とりあえずこれをこの商品を、デニムの商品を出したくて出した企業もいたりすると思うので、
ただ、すごい話題になってますよね。
スピーカー 2
なんかその両極端だったからこそすごく、なんていうか、キャッツアイの、
人気もあると思うんですけど、このシドニー・シンニーの話、
この、なんて言うんですか、ちょっと保守的な感じと、
キャッツアイはもうちょっといろんな、なんだろう、LGBTQでもあるし、
グローバル、いろんな人種の人もいて、みたいな、ちょっとそのキャラクターが全然違くて、
アメリカンイーグル以外にも、ナンキンドーナツとか、
こういうメッセージをしてくる企業が、なんか最近何個か私も見たので、
なんかどういう、リアクションはなんとなく見てたんですけど、
なんか、興味深いなと思って見てました。
で、あと最近、シドニー・シンニーが、
なんていうか、ちょっと炎上したい、なんかわかんないですけど、
なんか、ちょっとその感じないですか?
スピーカー 1
あのソープのやつとか。
スピーカー 2
男性向けの石鹸を販売したり、みたいなのって、
なんか、わかってる、でもその自分のキャラクターを、
逆に面白く受け取って販売してるっていうことなのかなとは思うんですけど、
だからこそ、なんていうか、唯一無二の俳優さんですよね。
スピーカー 1
そうですね、明らかに自分のキャラクター、
見られ方をちゃんと理解してる女優さんだと思うので、
SNLでの彼女の表現の仕方もまさにそうだと思うので、
なんで、それにうまく合わせてブランディングしてるのかなと思うんですけど、
あと最近、政権の交代でトランプが入ってから、
もうちょっと昔のアメリカみたいなのが恋しくなる人たちも多かったりすると思うので、
それに合わせてなのかちょっとわからないですけど、
特に金髪の白人女性で、
特に綺麗な白人女性が前に出るみたいなものが、
もう一回良しとされてるみたいなことが、
特に共和党派の人たちの中の多分意見でもあって、
あとシルニー・スウィンニーさん、今、
下着ブランドか何か作ってるんですよね。
それの多分、その路線っていう形であれば、
石鹸のブランドとか、コラボとか、今回のデニムのやつとかも、
なんとなくつながっていると思うので、
実際どこまでそのブランドが成功するかはわからないですけど、
彼女としてもいろいろ自分のポジショニングを作ろうとしている中で、
なかなか意見が分かれるポジショニングを取ったなというふうに思いますね。
スピーカー 2
でもそこのポジションを取っている人がいないからこそ、
やれてるし、振り切ってるのが本当にすごいなって思うし、
しかも俳優業、結構映画とかドラマも全部結構出てるのに、
このビジネスとかいろいろやってるのは本当にすごいなって思います。
スピーカー 1
だから、これ多分今後のオフトピックのポッドキャストに出ますけど、
我々がちょっと言っていたのが、
女優っていう一つのブランドを持つ人がどんどん少なくなってる。
複数のブランドとか、複数の役職を持ってる人がどんどん増えている気がするので、
そういう意味だと、シルニー・スウィニーさんも女優っていうところから幅を広めようとしているのかなって思いましたね。
スピーカー 2
なので結構こういう動きやる方とか、
でもちょっとどういうオーディエンスを自分の仕事の中で広告とかプロダクトをどうして作るかっていうところが肝になりそうですね。
はい、じゃあ今回も聞いていただきありがとうございました。
気になったことはオフトピックJPのフォローお願いします。
そしてメンバーシッププログラムオフトピックもやっているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
ビデオポッドキャストもYouTubeとSpotifyで配信しているので、ぜひ登録してみてください。
また次回お会いしましょう。さよなら。
さよなら。