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ティーチングプロの野山佳治です。
それでは、今日もゴルフ上達に役立つヒントやコツをお伝えさせて頂きます。
今日のテーマは、コースマネジメントのBANKについてお話しさせて頂きます。
いいスコアでラウンドする為には、コースマネジメントが非常に重要になってくるのですが、
コースをどのように攻めていくかということです。
これが非常に重要なのですが、その中でもコースマネジメントのBANKについてお話しさせて頂きます。
BANKとは何かというと、大事なことの4つの頭文字を取ったものですが、
まずBです。
Bは分析するということです。
Aは安全。
Nは乗せる。
Kは切れないということの4つです。
分析・安全・乗せる・切れないの4つです。
まずBの分析ですが、いいスコアでラウンドする為には、しっかりとコースを分析することが重要です。
これから回るホールがどういうホールなのか。
長いのか短いのか、右にOBがあるのか、左にOBがあるのか、どっちにOBがあるのか、
池がどこにあるのか、バンカーがどこにあるのか、グリーン周りはどうなっているのか。
どんなグリーンなのかをしっかり分析するということです。
あとはコースだけではなくて、自分もしっかりと分析しておくということです。
今日の自分はどういう体調で、どういう玉筋が出やすいのか。
というのをしっかりと分析した上で、
今日の自分の調子とか出やすい玉筋と、これから回るコースを見て、
どうやって攻めていくのが一番いいスコアが出やすいのかというのをしっかりと分析していただくといいです。
そうすることでやっぱりいいスコアが出ます。
ただやみくも、適当に何も考えずに打つよりは、
やっぱりいろいろ考えて打った方が圧倒的にスコアは当然ですけれども良くなります。
次、Aの安全なんですけれども、
いいスコアでラウンドするためには、大叩きを減らすということが大事です。
どうしても一ホールで大叩きしてしまいますと当然スコアが悪くなってしまいます。
いくら他のホールが良くても、一ホールで大叩きしてしまうと、
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その日一日が台無しになってしまうこともありますので、
大叩きをしないということが非常に重要です。
大叩きしないようにするためにはどうしたらいいかというと、
安全に攻めていくということです。
無謀な攻めをしないということですね。
無謀な攻めをしてしまいますと、うまくいけばいいスコアを出せる確率もありますけれども、
失敗すると大叩きになってしまうというような感じですとダメです。
例えば、このショットがうまくいけばバーディーが取れるかもしれない。
だけれども失敗したらダブや取りになってしまうというような場合には、
チャレンジしないほうがいいです。
かといっても、いつも安全に行き着いているだけだと、
ちょっと面白くもありませんし、チャンスが来ないので、
状況を見て、それほどリスクがないときには攻めるということも重要なときもあるんですけれども、
基本的には、ほとんどの場合は安全に無理をしないで攻めたほうがいいスコアを出しやすくなります。
ですので、安全に攻めるようにしてください。
次はNの載せるですね。
載せるというのはグリーンに載せるということです。
イースコアで回るためには、
グリーンの外からウェッジでアプローチするよりは、
グリーンに載せて多少距離があっても、
パターでカップを狙っていただいたほうが寄せやすくなりますので、
なるべくグリーンに載せるようにしていただくといいです。
そういうと、それは当たり前だけどと思ってしまうかもしれませんけれども、
なるべくグリーンに載せやすいところを狙うことが重要です。
どういうことかというと、
例えばグリーンの右側にピンが立っていたら左側を狙って、
グリーンの左側にピンが立っていたらグリーンの右側を狙って、
ピンが手前に立っていたらちょっと大きめに打ってグリーンのセンターを狙って打って、
ピンが奥に立っていたら少し短めに狙っていただく。
そういうふうにしていただきますと、
グリーンに乗る確率というのが非常に高くなりますし、
仮にグリーンを外したとしても、
寄せるのがやさしいランニングアプローチで寄せることができますので、
スコアを崩しにくくなります。
グリーンになるべく乗せるということを言うと、
それはそうだけど、なかなかそうは言っても乗らないんだよって思う方もいらっしゃると思うんですけども、
これは長い距離だけじゃなくて短い距離もそうです。
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アプローチもということです。
結構アプローチで短いアプローチでピンに寄せようと思ってギリギリを狙ってショートしてしまう。
それでグリーンに乗らないで、またもう一回アプローチしなければならないということも結構あるかと思います。
そうしてしまいますとなかなかどうしてもスコアを崩してしまいますので、
なるべくアプローチのときもまずはグリーンに乗せるということです。
それを考えていただきますとスコアが良くなります。
最後のK、切れないということなんですけども、
これは集中力を切らさないということです、ラウンド中に。
どうしてもミスショットが2,3回続くと、
今日はいいスコア出ないし、うまくいかないから、今日調子はいいから、今日はいいや。
あとは適当に回ろうなんてつい切れてしまいたくなるんですけども、
これは絶対にダメです。
やっぱり集中力が切れてしまって適当に回ってしまいますと、
当然その日のスコアはいいスコア出ませんし、
その日だけではなくてその後のラウンドでもなかなかいいスコアが出にくくなります。
もうちょっとでも調子がいいとすぐに切れる癖がついてしまいますので、
そうすると当然なかなかいいスコアで回れません。
結構最後まで集中力を切らさずに頑張っていたら、
終わってみたら意外にスコアが良かったということは結構あるはずです。
あとはコースに行ったらものすごくいい練習になるんですけども、
コースの位置だというのは練習場の位置だと違ってものすごくいい練習になるんですけども、
それを自分で放棄してしまう。
空きはもういいやなんて思ってしまうとその後のラウンドは練習になりませんので、
最後まで集中力を保つようにしてください。
集中力を保った状態でラウンドしないといい練習にはならないです。
ですので最後まで集中力をしっかりと保ってラウンドするようにしてください。
このようにコースマネジメントで大事なバンクについてお話しさせていただきました。
バンクというのはそれぞれの頭文字を取った言葉なんですけども、
Bは分析、Aは安全、Nは乗せる、Kは切れない。
分析・安全・乗せる・切れない。分析・安全・乗せる・切れない。
この4つが非常に重要になりますので、
ぜひ次回のラウンドではこの4つを意識してラウンドしてみてください。
そうすればいいスコアで生まれるはずです。
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ということで今日の音声はこの辺で失礼させていただきます。
