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ティーチングプロの野山佳治です。それでは今日もゴルフ上達に役立つヒントやコツをお伝えさせていただきます。
今日のテーマなんですけれども、今日のテーマは、ラウンドしていて全てのことが調子いい、うまくいくということはまずありません、ということをお話しさせていただきます。
言葉だけを聞くと、当たり前だよと思ってしまうんですけれども、ラウンドしていると、今日はドライバーがうまくいかないな、ドライバーが曲がっておびっちゃうんだなとか、アイアンがダフって中々狙った距離を出せないとか、
ショットは結構いい感じなんだけども、パターが全く入らないとか、せっかくバーディーチャンスに着いたのに、そこからスリーパッとしてしまうとか、ということがよく起こります。
やっぱりゴルフをしていて、ラウンドしていて、全てのショット、ドライバーはすぐ距離も出ているし、アイアンも狙ったところに飛んでいく、アプローチやったらオッケーによるし、パターも結構長いのが入る、というようなことはまずありません。
あったとしても、1年に1回、もしくは数年に1回あるかないかです。
数年に1回、1年に1回しかないときだけを楽しむんじゃなくて、当然うまくいかない、ほとんどのときもゴルフを楽しく回らなければいけませんし、そういった状況であっても、結構そこそこのスコアで回らなければなりません。
ですので、ぜひ、調子悪いショットがあるときでも集中力を消さないように、いかに調子が悪いことがある中で、スコアを崩さずにいいスコアで回るかということを競うゲームですので、
ぜひ、うまくいかないときも、あきらめないで最後まで頑張っていただくといいです。
やっぱり、今日はパターンも全然入らないから、今日はもういいスコア出ないやと思ってあきらめないで集中力を消さないのが大事なんですけれども、
そのためにはどうしたらいいかということなんですけれども、そのためには平均スコア、アベレージのスコアを考えるようにしていただくといいです。
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その日だけのスコアを考えてしまいますと、今日はいいスコア出ないからもういいやと思ってやる気がなくなってしまいますけれども、
アベレージのスコアを考えていただくと、集中力を比較的消さずに回ることができます。
やっぱり、アベレージのスコアを良くするためには、いいときのスコアをもっと良くすることも大事なんですけれども、
それ以上に大事なのが、悪いスコア、いいスコアじゃないときのスコアを1台でも2台でも良くしておくことが非常に重要です。
そうすることで、平均スコアが良くなってきます。
平均スコアなんですけれども、どのくらいの回数で考えればいいかということなんですけれども、
例えば、年間の平均スコアとか考えてしまいますと、1回、2回悪いスコアがあってもそれほど響きませんので、
3回とか、いっぱいラウンドする人であれば、1ヶ月の平均スコアを考えていただいてもいいですし、
そうじゃない人は、5回くらいのスコアの平均を考えていただくといいですね。
直近5回の平均スコアを1台でも良くするようにラウンドしていただくといいです。
直近5回のスコアと、それ以前の5回のスコアの平均を比べて考えていただくといいです。
この5回の平均スコアをもう1台でも良く上がるようにラウンドしようと思えば、
集中力をそれほど消さずに、調子が悪くてもラウンドしやすくなります。
ですので、ぜひ、直近5回の平均スコアを考えてラウンドするようにしてください。
あとはですね、全てのショットが調子が良くない中で、いかに良いスコアでラウンドするかということなんですけれども、
これはですね、やっぱりメンタルもありますけれども、コースマネジメントですね。
コースをどのように攻めていくか、どこを狙って、どのようなショットをしていくかというのが非常に重要になります。
やっぱりですね、狙ったところにボールをポンポン運んでいけるようだったらですね、コースマネージメントというのは要らないわけです。
ドライバーはフェアウェイの真ん中を狙って打って、グリーン狙うときにはピンのところを狙って打って、
狙ったところにボールが飛ぶのであれば、それでいいわけです。
ですので、やっぱり狙ったところにボールが飛ばない、うまくいかないショットがあるからですね、
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あるからというかほとんど狙ったところに行かないんですけれども、行かないからコースマネージメントがあるわけです。
コースマネージメントでミッショットしたときのことも考えてですね、ミッショットしたときというか出やすい楽しみのことを考えて狙いを決めていく、
コースを攻めていくと非常に調子悪い中でもイースカーでラウンドすることができます。
調子悪いときにどうやってイースカーで回るかというと、コースマネージメントをしっかり考えていただくということと、
やっぱりメンタルもありますし、あとはですね、調子が悪いときにいかに調子を取り戻すかとか、
こういうショットだったらうまくいくというのをいかに早く見つけてですね、それを実践していくかということですね。
ですので、ぜひですね、調子が悪いときでもですね、いかにスコアをちょっとでもよく上がるようにしてですね、
考えてラウンドするようにしてください。ということでですね、今日は
コースを回っていたらすべてのショットが調子良いということは滅多にというかほとんどありません、
というよりもまずありませんということをですね、お話しさせていただきました。その状況の中でどうしたら一打でもよく上がれるかということを考えることが大事です。
ぜひですね、今度ラウンド行った時にはですね、このことを思い出していただいてラウンドしてみてください。
一打でも少なくラウンドできるように頑張ってください。ということで今日の音声はこの辺で失礼させていただきます。