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ティーチングプロの野山佳治です。
それでは、今日もゴルフ上達に役立つヒントやコツをお伝えいたします。
今日のテーマなんですけれども、グリーン上の芝目の読み方ということでお話しします。
グリーンの周りを読むときに、傾斜は読むと思うんですけれども、
周りに影響を与えるのは、傾斜の他に芝目が影響を与える場合というのもあります。
ただ、芝目はそれほど強くないことが多いんですけれども、
場所によっては、ゴルフ場によっては芝目がすごい強いところもあります。
特に富士山の周りのゴルフ場は、非常に芝目が強いです。
私が研修生をやっていた静岡県の足高600クラブというゴルフ場も非常に芝目が強くて、
そこは大体海の方に芝目が向いていたんですけれども、
傾斜よりも芝目の方が強くて、傾斜を上っていってしまう。
順目だと上りを上っていってしまうということが結構あります。
ですので、富士山の周りのゴルフ場は非常に芝目が強いところが多いんですけれども、
他の地域、今私は千葉にいますけれども、千葉のゴルフ場ですと、
それほど芝目が強いゴルフ場というのは少ないです。
甲来グリーンとかですと結構芝目が強かったりしますけれども、
ベントグリーンですとそこまで芝目が強くないところが多いですけれども、
ただ若干の影響を与えますので、曲がりとか速さに影響を与えますので、
芝目も読んでいただければと思うんですけれども、
芝目はどうやって読むのかということです。
傾斜は見た目でなんとなくわかると思うんですけれども、
芝目、芝がどっち向いているかをどうやって調べたらいいんだということになるんですけれども、
一番簡単な調べ方は、
カップを見ながらカップの周りをぐるっと一周していただくということです。
一周していただくと、色の濃い部分と薄い部分があります。
緑色の濃い部分と薄い部分というのがあります。
薄く見える方向からは順面になっていますし、
濃い色に見える場合には逆面になっています。
ですので、カップを見ながらぐるっと一周していただくと、
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順面逆面がわかります。
芝は基本的に植物なので、どうしても太陽の方を向くということですね。
芝は太陽の方に向きますので、太陽の方に向かって順面になっていることが多いです。
あとは、色んな調べ方があるんですけれども、
わかりやすいのは、カップの周りをよく見ていただくということですね。
カップの周りをよく見ていただくと、どっちからどっちに向かって芝が向いているのかがわかります。
カップの周りをよく見ると、
縁がスパッと綺麗に切れているところと、
ちょっとあまり綺麗に切れていなくて、
ぐじゅぐじゅっと、ちょっともじゃもじゃっとするというか、
カップの縁があまり角張っていない、ちょっと崩れているようなところがあるんですけれども、
そうすると、スパッと切れている方から、
ぐじゅぐじゅっとあまり綺麗に切れていない方向に向かって、
順面になります。
なかなか口で説明するのが非常に難しいんですけれども、
画像を見てもらえば、実際のカップを見てもらえば、
非常にわかりやすいんですけれども、
その順面、逆面について、
カップ周りの画像を私のブログにあげましたので、
ぜひ私のブログを見ていただければ一目瞭然ですので、
こっちからこっちという矢印が書いてありますので、
そのカップもスパッと切れているところと、
ぐじゅぐじゅっとあまり綺麗に切れていないところが、
わかりやすいですので、ぜひそちらの方をご覧いただければと思います。
私のブログは野山よしはるで検索していただいて、
しばめの読み方というタイトルがありますので、
そちらの方をご覧いただければと思います。
カップ周りを見ていただくと、非常にわかりやすいです。
あと、カップ周りではなくても、
実際の芝を見てどっち向いているのかを調べるという方法もあるんですけれども、
これはなかなか難しいですね。
ですので、カップを見ながらぐるっと一周してもらったりとか、
カップ周りを見てもらうのが、非常にわかりやすいです。
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あとは水を流れる方向に芝芽が向いていたりとか、
人が歩く方向に芝芽が向いていたりとかもありますけれども、
基本的には、さっきご説明したぐるっと一周回る方法か、
カップ周りを見ていただくのがわかりやすいです。
芝芽をしっかりと読んでいただくと、
芝芽曲がりもそうですけれども、タッチ、強さも結構ありますので、
それほど強くないゴルフ場も多いですけれども、
ぜひ今度ゴルフに行ったら、やってみて、見てみていただければと思います。
あとは、実際にアプローチをした時とか、他の人が打った時に、
はじめ思っていた傾斜、こういう傾斜だからこういう曲がりをするなと思って見ていても、
ちょっと違う曲がりとか、思ったより速いとか思ったより遅いとかありますので、
そういった時には芝芽が影響している場合がありますので、
自分のアプローチの転がりもそうですけれども、
他の人がパッティングする時も、ぜひ見ていただいた方がいいです。
他の人が打つ時、見る時に、ただ何となく見るのではなくて、
あそこから打ったらどんな曲がりをするな、どのくらいのスピードで転がって、
どんな曲がりをするなというのを予想してから見ておくというのが非常に重要です。
そうすることによって、思ったよりも切れるなとか、思ったよりも速いなというのが分かりますので、
ただ何となく見ているだけではダメですので、はじめにしっかり予想して、
それから見るようにしていただければと思います。
ということで、今日はグリーン状の芝芽の読み方ということでお話しましたけれども、
やっぱりパッティングはゴルフは非常に重要です。
ゴルフはパッティングコンテストだなんていうプロもいるくらいですので、
本当に重要なので、ぜひ芝芽もしっかり読んでいただいて、
パターン数を減らして、いいスコアでラウンドしていただければと思います。
ということで、今日の音声はこの辺で失礼いたします。