パターの重要性と基本ポイント
ティーチングプロの野山佳治です。それでは今日もゴルフ上達に役立つヒントやコツをお伝えいたします。
今日のテーマなんですけれども、パターの距離感を良くする7つのポイントというテーマでお話しいたします。
やはり良いスコアを出すためには、パッティングというのはめちゃくちゃ重要です。
パッティングの中でも、距離感を良くするということはかなり大事なので、今日は距離感を良くするための7つのポイントをお伝えしようかと思っております。
はじめに、その7つ何かというと、
ラインをしっかり読むということと、左右対称の振り幅で振るということ、芯で打つということと、一定のテンポで打っていただく、
カップを見ながら素振り、ランニングアップを調子でいただく、他の人の転がりを見ておくということの7つです。
1つずつお話ししますけれども、まずラインをしっかり読むということなんですけれども、
やはり左右の曲がりはどっちに曲がるかなというのをしっかりとじっくり読む人が多いと思うんですけれども、
上り下りというのは、それほどあまり読まないで、ただなんとなくで打ってしまう方が非常に多いなというふうに思います。
ですけれども、やはり上り下りというのはめちゃくちゃ重要なので、しっかり読んでいただきたいなというふうに思います。
それから左右の曲がりに関しても、曲がり具合の読み方によって距離を調節できるということですね。
曲がりを薄く小さく読めば、しっかりと強く打つことができますし、
曲がりを厚く大きく読むと、あまり強く打つことができなくなります。
ですので、それを利用して、今日はちょっとオーバーが多いなと思えば、曲がりを少し大きめに読んでいただくといいですし、
今日はどうも打てていないショートが多いなということであれば、曲がりの幅を少し薄く小さく読んでいただくと、しっかりと打つことができます。
次2つ目ですけれども、左右対称の振り幅で振っていただくということですね。
人によってはフォロースルーをちょっと大きくする方もいらっしゃると思いますけれども、私は基本的には左右対称の振り幅がいいと思っております。
やっぱり左右対称の振り幅で振ることによって、一定のスピードで振ることができますし、ここからここまで振ったらどのくらい転がるというのを掴みやすくなります。
できればスタートの前に、ここからここまで振ったら何歩分転がって、ここからここまでだと何歩分転がってというのを掴んでおいていただくといいです。
手でもクラブヘッドでもいいんですけれども、右足の内側から左足の内側までだと何歩分転がって、右足の外側から左足の外側まで振ったときに何歩分転がってというのをですね、
練習グリーンでスタート前に掴んでおいていただくといいです。
コースに出たらですね、まず最初に補足をして何歩だからだいたいここからここぐらいまでかなという検討がつきます。
もちろん上り下りはちょっと考慮しないといけません。
次3つ目ですけれども、芯で打つということです。
これですね、非常に重要です。
やはり当然ながらですね、芯で打たないとあまりボールが転がらなくなってしまいます。
ショット、アイアンとかドライバーと芯で打つというのは結構ですね、意識すると思うんですけど、パターンだと芯に当たらなくてもそこそこ転がるので、それほど気にしない方も多いんですけれども、
やはり距離感を良くするためにはですね、芯で打つということがパターンもとても重要です。
意外にですね、芯で打てないということはありますので、しっかりと芯で打つ練習をしていただければと思います。
次、一定のテンポですね。
やはりですね、早く振ったり遅く振ったりしてしまうとですね、距離感が変わってしまいます。
振り幅がここからここまで何歩分というふうに決めて、振り幅で決めたとしてもですね、振るスピードがですね、早かったら飛んでいってしまいますし、ゆっくり振りすぎるとあまり飛ばなくなります。
ですので、一定のテンポで振っていただくというのはとても重要です。
コースを回る時もそうなんですが、普段の練習からですね、一定のテンポで振る練習をしておいていただくと良いです。
次、カップを見ながら素振りをするということなんですけれども、
コースを回っていて、ボールを打つ前にですね、ボールのところを見て素振りするのではなくて、カップの方を見ながらですね、素振りをしていただくと良いです。
そうするとですね、距離感が合いやすくなります。
できればですね、球が打ち出せるスピードもですね、しっかりとイメージしていただきながらですね、素振りしていただくと良いです。
次なんですけれども、ランニングアプローチをするということですね。
ランニングアプローチなんですけれども、
やはりですね、転がした方が寄せやすいということもありますし、
やはりこう、ランニングアプローチをするとですね、グリーン状を転がっていく時間が長いですから、グリーンの速さだったり傾斜だったりというのがよくわかります。
ですので、サンドウェッジでポーンと高い球を打って1メートルに寄るのと、
ランニングアプローチ、8番ヤンでランニングアプローチして同じ1メートルに寄るのではですね、結果は同じだったとしてもですね、
ランニングアプローチの方が得です。
やはり転がることによって、傾斜や速さがわかりますので、次のパターンが入る確率が少し上がります。
この少しの積み重ねがですね、大きなスコアの差になりますので、ぜひ転がせるときにはですね、転がしていただければと思います。
他の人の転がりを観察する
結構人によってはですね、もう自分は転がしどうも苦手でという方もいらっしゃると思います。
もうあの、いつもサンドウェッジじゃないとダメなんだとかですね、アプローチウェッジいつも取らないとダメなんだという方もいらっしゃると思うんですけども、
やはりロフトが立っているクラブの方が打つのが優しいですし、
今お話ししたようにですね、転がした方がグリーン状のグリーンの状態ですね、を知ることができるので、ぜひですね転がしやってみていただきたいなというふうに思います。
やってみると意外に簡単にできますので、ぜひやってみてください。
次、パターンの距離感を良くする7つのポイントのうちの最後ですね、他の人の転がりも見ておくということですね。
他の人がアプローチするときもそうですし、パターンするときもですね、しっかりと見ておいて、このくらい転がるんだなというのを見ておいていただくといいです。
まあやっぱりですね、
これはですね、距離感を合わせるのもそうですし、ラインもそうです。
やっぱりそれを見ておくことによってですね、自分の距離感というのもですね、良くなっていきます。
まあですので、ぜひですね、できればですね、この他の人の転がりを見るときにですね、
あそこからはこんな転がりをしてこのくらいの曲がりかなというのをですね、予想しながらですね、予想して見ていただくといいです。
ただなんとなく見ているだけではなくて、そういうのを予想して、だいたいイメージと合ってたなとか、ちょっと意外にイメージよりも早かったなとかですね、
というのをですね、こうやっていただくとですね、距離感を作るのに良い情報を得ることができます。
ということでですね、今日はパターンの距離感を良くする7つのポイントということでお話しましたけれども、
ラインをしっかり読んでいただいて、左右対称の振り幅で振って、芯で打って、一定のテンポでカップを見ながら素振りをして、
ラインニングアップを中心にして、他の人の転がりを見ておいてください。
ぜひですね、参考にしていただいていいですかを出していただければと思っております。
ということで、今日の音声はこの辺で失礼いたします。