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ティーチングプロの野山佳治です。
それでは、今日もゴルフ上達に役立つヒントやコツをお伝えいたします。
4月も下旬に入ってきて、まさにゴルフシーズン真っ只中なんですけど、
どうでしょうか、ゴルフに行ってますでしょうか。
ぜひ、どんどんコースに行っていただきたいと思うんですけども、
今日のテーマは、コースで狙った所にボールを打っていくためには、
お話いたします。
コースで狙った所にボールを打っていくためには、どうしたらいいかということなんですけれども、
方法は2つあります。
まず1つ目は、スイングを変えて狙った所にボールを打っていくということです。
もう1つは、狙う方向を変えるということです。
コースに行って、ボールが曲がってしまった場合ですね、
なかなか狙った所に、初めは行かない時にどう調整したらいいかです。
その調整の仕方というのは、スイングを変えるか、狙う方向を変えるかです。
まず、スイングを変えるという方法なんですけれども、
これはなかなか難しいです。
これをやったら絶対に球筋が変わるという格差のものがあれば、それでいいですけれども、
なかなか難しいです。
例えば、前のホールでスライスしたから、
このホールはスイングのここを変えてスライスさせないように打とうと思ったらですね、
逆にフックしてしまうようになってしまったりとか、なかなかスライスが直らなかったりとか、
今度フックしてしまうとですね、次のホールはどっちを向いたらいいのかわからなくなってしまうので、
もうなかなかうまくいきません。大変です。
基本的にはですね、スイングをコースで変えようと思ってもすぐには変わりませんので、難しいです。
じゃあどうしたらいいかというと、狙う方向を変えるということです。
例えば、前のホールでスライスしたら、次のホールはちょっと左を向いて、
スイングは変えずに同じスイングで打っていけば、
フェアウェイの真ん中、ボールを打っていきたいところにボールが飛んでいきますので、非常にいいです。
ですので、狙う方向を変えるのがいいんですけれども、ただ、狙う方向を変えてもうまくいかない場合というのもあります。
スライスを計算して左を向いて打ったのに逆にフックしてしまったり、
周りが大きくなりすぎてしまうということがあります。
なぜそういうことが起きるのかということなんですけれども、逆にフックしてしまう場合なんですけれども、
スライスが前のホールで出たからスタンス、体の向きを左に向けて打つとですね、
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左を向いていますので、フェアウェイの真ん中、ボールを打っていきたい方向というのは、
体に対して右側にあります。
その打っていきたい方向にクラブヘッドを出してしまうとですね、
クラブヘッドの軌道がインサイドアウトになりますので、そうしますとフックしてしまいます。
そうするとですね、左を向いてフックするので、当然ですね、
左のOBとか林に入ってしまって、お怪我をしてしまいますので、
しっかりとですね、ボールを打ち出したい方向といいますか、
下層のですね、目標を左にですね、取っていただいて、
その下層の目標に対してクラブを振っていくということです。
最終的にボールを落としたいところ、フェアウェイの真ん中にクラブを振っていくのではなくて、
その左側に下層の目標を作って、そこに対してクラブヘッドを振っていくようにしていただくといいです。
そうすると前のホールと同じようなスライスを打ちやすくなります。
じゃあ今度ですね、スライスが前のホールよりも大きくなってしまうということです。
スライスが出るのを計算して左を向いているのに、
左を向いて打ったらですね、前のホールよりも曲がりが大きくなってしまうということです。
こういうケースも結構あります。
なぜこういうケースが起こるかといいますと、スタンスを左を向くんですけれども、
フェースの向きが最終的にボールを落としたいところ、
フェアウェイの真ん中を向けたまま体を左に向けてスイングしていきますと、
クラブヘッドの軌道がフェースの向きに対してアウトサイドインになりますので、
曲がりが大きくなります。
フェースの向きが目標の方を向いていますので、フェアウェイの真ん中を向いていますので、
フェアウェイの真ん中に打ち出されて、そこから大きく右に曲がるスライスが出てしまいます。
ですので、これも右の林とか帯に行ってしまって大怪我につながりますので、
これも仮想の目標を作って、そこに対してフェースを向けていく、
左を向けて構えるということですね。
体の向きと同じ方向、目標よりも最終的にボールを落としたい、
フェアウェイの真ん中にも左に目標を作って、そこに左にフェースを向けていくということです。
そうすることによって前のホールと同じような曲がりになります。
これですね、スライスで行いさせていただきましたけれども、
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フックの場合も同じです。
フックの場合もフェースの向きは仮想の目標をフェアウェイの真ん中よりも右に作って、
そこにしっかりと向けていただいて、
クラブヘッドを振る方向も仮想の目標に対してクラブヘッドを振っていくようにしていただくといいです。
間違ってもフェアウェイの真ん中にクラブを振ったりとか、
フェースを向けたりしないようにしていただくといいです。
これをコースでやっていただくのですが、練習場でも練習していただくといいです。
例えば練習場でドライバー気持ちよく1球打ったらスライスしたら、
スライスした分だけ左を向いてショットしていただくといいです。
それで打席の向いている方向にボールを落とす練習をしていただくといいです。
練習場で練習していただくと、
マットがあったり目標に対してまっすぐな線が結構いっぱいありますから、
打席に対してまっすぐではなくて右向いたり左向いたりして構えて打つといいです。
打席に対してまっすぐではなくて右向いたり左向いたりして構えて打つと、
非常に構えにくいですし振りづらいです。
でもその振りづらさ、構えにくさになれる必要があります。
それで練習場でやっていただければコースでもやりやすくなります。
練習場ですと、あんまり極端に右向いたり左向いたりしますと危険ですので、
あんまり極端にはやらないほうがいいですけど、
ちょっと右向く、ちょっと左向くということで球筋をコントロールしていく。
球筋というかボールの打ち出しと最終的に落とす方向をコントロールしていっていただければと思います。
ぜひ今度練習場に行ったらこの練習をやってみていただければと思います。
スイングを変えて真っ直ぐ飛ばすのではなくて、狙う方向を変えて、
狙った方向、打席が向いている方向にボールを落とす練習ですね。
ぜひすごくいい練習になりますのでやってみていただければと思います。
ということで、今日の音声はこの辺で失礼いたします。