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野山です。今日はスイングを直す時の順番についてお話しさせていただきます。
スイングを直す時には順番というのが非常に重要です。 どこからこう直すかということです。
自分のスイングをスマホで撮影してみてみると、ああここが悪いなとか、ここも悪いな、ここもうちょっとこうしたらもっと良くなるなという箇所が何箇所か出てくると思います。
それを見た時に一番目立つところというか、
見てですね、一番気になるところから始めると思うんですけども、その時に注意していただきたいのが、どこから手をつけるかです。
これが非常に重要です。これを間違ってしまうと、上達までに時間がかかってしまいます。
例えばですね、初めて人の車に乗る時に、まずこう、
座ったらですね、ルームミラー、椅子を直すんですけども、順番を間違えるとですね、二度手前になってしまいます。
例えば、初めて人の車に乗って、まずルームミラーを直して、見えるように位置を変えて、その後にシートの位置を変えたら、
ルームミラーが見えなくなってしまいますので、もう一度ルームミラーを直さなきゃいけなくなってしまいます。
でも逆に一番最初にシートを直して、シートの位置を直して、それからルームミラーを直せば、一回で済むんですけれども、
ルームミラーから直してしまいますと、二度手前になってしまいます。 これと同じようなことがゴルフのスイングでも言えます。
一回直せば済むものを、順番が間違っているために、二回直さなきゃいけなくなってしまうということがあります。
ですので、どこから直すかというのが非常に重要です。
直す順番としては、やはり体の大きな部分、体の動きから直すというのがまず基本になります。
手の部分とか、体の小さい動きとか、そういうのは一番最後にして、体の大きい部分のところから直すのが非常に有効になります。
スイングを見て、どこか悪い場所があった場合に、なぜそうなってしまうのかというのを考えていただくといいです。
なぜそのようになっているのか、その原因は、大元の原因は何なのかというのを考えていただきますと、
その大元の原因から修正していけば、二度手間になってしまうことがなくなりますので、早く上達することができます。
例えばわかりやすい例でお話しますと、アプローチの時に手首をあまり使ってしまいますと、ダフリーやトップが出てしまったり、距離が合わなかったりしてしまうんですけれども、
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インパクトのところで手首、手を使ってしまう動きというのは、それだけを直そうとしても、もし直ったとしても、なかなか直しにくいわけです。
ですけれども、その大元を直せば、手で打ってしまう動きというのもすぐに直るようになります。
大元というのは色々あるんですけれども、例えばインパクトの時に重心が右足寄りにあったりしますと、手首を使いやすくなってしまいます。
重心が右寄りにインパクトの時にありますと、手首の角度を保ったままですと、ボールまでクラブヘッドが届きませんので、どうしても手首を使ってクラブヘッドをボールに届かせようとしてしまいます。
ですので、右に重心があるとどうしても手首を使ってしまうんですけれども、まずこの重心の位置、インパクトの時にしっかりと左に重心をかけられるようになれば、手首の角度をキープしたままボールを打つことができますので、手首の角度も手首をあまり使わないようになりやすくなります。
ですので、やはりこの場合に手首の角度から直そうと思ったらなかなか直りませんし、手首の角度が直って、手首の角度をキープしてアプローチできるようになったとしても、いい球が出ませんので、なかなか修正がうまくいきません。
ですので、こういった場合にはまず重心の位置を正しくして、左重心にして、それで打てるようになれば手首の角度も直すのに時間があまりかからなくなります。
このようにスイングを変える時というのは、順番が非常に重要です。
何が大元の原因でそういう症状が起きているのかというのをまずは突き止めて、その大元の原因から修正していっていただきますと、スイングのいろんな部分が早く修正しやすくなりますので、ぜひその大元の部分は何なのかというのを考えてスイング修正に取り組んでみてください。
それでは今日はこの辺で失礼します。
