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2021-03-09 05:40

スイングを変えるときには【なぜ】を考える

スイングを変えるときには【なぜ】を考える
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野山です。今日は、スイングを改造するときには【なぜ】を大事にしてください、ということをお話しさせていただきます。
最近では、スマホで手軽に自分のスイングを取れるようになりましたので、練習場に行ったら、ちょっと自分のスイングを取って
ここが良くないな、ここをもうちょっとこうしたら綺麗になるのにな、ここをもうちょっとこうしたらかっこよくなるな、というのが、ある程度ゴルフをやったことがある人であれば、わかるようになっています。
ですけれども、ここで大事なことなんですけれども、単純に見た目だけで変えるとうまくいくことも、もちろんあるんですけれども、うまくいかないこともあります。
ではどうしたら良いかと言いますと、【なぜ】というのを考えていただくと良いです。
なぜそれを変えた方が良いのか、なぜそれを変えることによって良い球が出るようになるのか、というのを考えていただくと良いです。
例えば、自分のスイングを後方から撮影してみたときに、クラブヘッドの軌道がアウトサイドから降りてきて、アウトサイドインの軌道になっていたとします。
そういった場合に、ある程度ゴルフをやったことがある人であれば、アウトサイドインに降っているから、もうちょっとインサイドから降った方が良いなというのがわかるわけです。
スマホで撮影して見てみるとですね。
そう思ってインサイドから降ろす練習をしていると、もちろんそれでうまくいく場合もありますけれども、うまくいかない場合も出てきてしまいます。
なぜかと言いますと、なぜというのを考えていないからです。
やっぱりスイングを変えるときには、なぜなのかというのを考えていただくと良いです。
なぜもっとインサイドから降ろした方が良いのか、なぜアウトサイドインの軌道だとダメなのか、ということを考えていただいた方が良いです。
アウトサイドインの軌道ですと、どうしても球を擦りやすいですので、スライスが出てしまったり、時には引っ掛けも出てしまうことがあります。
ですので、クラブヘッドの軌道をもう少しインサイド、オンプレに降ろすことによって、球を擦らなくなりますのでスライスがなくなってきます。
ですけれども、単純にクラブヘッドの軌道だけをインサイドから落とすようにしてしまいますと、フェースが開きやすくなります。
フェースが開いてしまいますと、たとえインサイドの良いところから降りてきたとしても、右へのプッシュボールが出てしまったりとか、スライスしたり、時にはシャンクをしてしまうことがあります。
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ですので、単純にクラブヘッドをインサイドに降ろすだけではなくて、フェースを開かないようにインサイドから降ろすようにしないといけません。
ですので、こういうふうになぜというのを考えていただくと、スイングの改造がうまくいきます。
アウトサイドインから降りてしまっている場合には、インサイドから降ろすことによって球を擦らなくなります。
そのためには、フェースをあまり開かないようにダウンスイングを降ろしてこなければなりません。
単純にクラブヘッドの起動だけですと、右へのミスが出てしまいますので、フェースが開かないようにインサイドから降ろしていただくと良いです。
このように、単純に見た目だけを変えるのではなくて、なぜということを考えていただくと良いです。
なぜを考えていただければ、非常にスイング改造がうまくいきます。
アウトサイドインから降ろさないようにするために、インサイドから降ろしていただくのですが、その時に目的は球を擦らないようにするというのが目的ですので、
そのためにはフェースを開かないように降ろさなければなりません。
クラブヘッドの起動がインサイドの正しい位置から降りてきたとしても、フェースが開いていては元々の目的、球を捕まえられるようにするということができません。
捕まえて、球を擦らないようにするためにインサイドから落ちるわけですが、その目標が達成できなくなってしまいますので、
スイングを変える時にはなぜそこを変えた方が良いのかということをしっかり考えてスイングを改造していってください。
ぜひ自分のスイングを撮影してみた時には、ここが悪いな、ここを直そうということだけじゃなくて、
ここをなぜ直した方が良いのか、ここを直したらどんなメリットがあるのかというのをぜひ考えていただくとうまくスイングを改造できますので、ぜひ試してみてください。
それでは今日はこの辺で失礼します。
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