ラジオチャンネルの目的
こんにちは。キツオンの無料相談をやっているのっちと申します。このラジオでは、主にキツオンを持つ親御さん向けに、
キツオンの子供が持つ親にとって有益な情報をお届けするチャンネルになっていますので、ぜひフォローの方よろしくお願いします。
もともと、私はスタンドFMで別のチャンネルを持って運営していたんですけれども、トピックがちょっと煩雑になってしまって、
トピックが色々なところに渡るようになってしまって、新しくキツオンにどこかしたチャンネルを作りたいなと思って、このチャンネルを作りました。
キツオンだけじゃなくて、いろいろ日々思っていることを発信するところにしていきたいなと考えておりますが、よろしくお願いします。
もともと、自己紹介も含めて、今日は第1回ということで、キツオンってどういうものなの?というところと、どうしてこの発信をしているのかについて、簡単にお話ししていきたいなと思います。
まずキツオンとはというところですね。皆さん結構ご存知なのかもしれないんですけれども、結構勘違いというか、自分自身ずっと思い込んでたというところもあるんですけれども、
皆さんキツオンってどういうものだかわかりますかね?映画とかだと英国王のスピーチとか、最近だとフジテレビのドラマだったかな?
キツオンのヒロインの方のドラマとかも確かありましたよね。
キツオンって、ざっくり言うと、体の障害がないのにもかかわらず、言葉をスムーズに話すことができない症状と言われています。
それは発達障害の一部だと言われています。
ただポイントがあって、なかなか口の構造とか身体的な障害がないのにもかかわらず、特定の場面であったり特定の状況で言葉をスムーズに話すことができないというところなんですね。
なので、自分一人ではスラスラ話すけれども、誰かの人前に出るとちょっとどもっちゃうというところもキツオンの大きな特徴なのかなと思います。
そういったところなので、私が今ここで言いたいところとしては、キツオンってその人の特徴というふうにも言えると思うんですけど、
これって努力で治るものではないんですね。努力で治るレベルであればそれはキツオンではなくて、努力で治らないけど治らないレベルで出てしまうというレベルの人がキツオンというふうに言うのかなと思います。
自分自身もところどころキツオンの症状が出ているかなと思うんですけど、自分もどもりたくてどもっているわけじゃないんですけど、どもらざるを得ないというか普通に話そうとしてもどもってしまうというところがありますので、お聞き苦しいところもあるかもしれませんがお付き合いいただけると幸いです。
私が言いたいところとしては、喋りの特徴というよりは障害なんだよというところをあんまり全面に言う人ってなかなかいないのかなと思うんですけど、逆にそれを言わないことによって結構大きい弊害とかも自分自身の過去の経験とか振り返ってみても思うところあるんですよ。
なのでそういったところも今日もお話ししていきたいなと思っています。
若干話し反れてしまったんですけど、キツオンとは発達障害の一個で言葉をスムーズに話せないというところなんですけど、実際どういうふうに話せない状況があるのかというところは今実演することもできるんですけど、ここで実演するのも違うのかなと思うんで、
ちょっとそこらへんは映画とか見てもらえれば一番良いのかなと思います。
一番一般的なところとしては、私もそうなんですけれども、言葉の始めの言葉が連続してつっかかってどんどんどんどんみたいなところで連発性のキツオンって言ったりするんですけど、軽症状の人は連発性のキツオンを持っている場合が多いかなと思います。
どんどんそのキツオンの症状も軽い人から重い人までいるんですけど、重い人になればなるほど何発って言ったりする、全く声が出てこない、整体が緊張しすぎちゃって声を出そうとするんだけど声を出せないっていう、そういう何発性のキツオンになってくるとだいぶ重い症状なのかなというふうな形になっています。
このキツオンってどれくらいの人がなっているのかというところだと思うんですけど、そこは国によらずだいたい人口の1%でキツオンを発症するというふうに言われています。
なので日本の場合は逆人口が1億2千万人くらい、最近は少子化で減っているというふうに言われてますけれども、ざっくり1億2千万人いるというところですね。
そこの1%というふうに考えると、約120万人がキツオン症状があるというふうに推定されています。
ただ実際これ、統計では、統計の表に出てくるその病気として診断されている人はもっともっと少ない数、たぶんこの1%とかしか出てこないのかなと思うんですけれども、実際にこのキツオン症状があるという人は統計で見る限りは120万人というふうに推定されているというところですね。
このキツオンに対して重要な事実、ここが私もずっと信じたくなかったというところでもあるんですけれども、
一番大切なことって、特に親御さん目線で一番大切なことは、キツオンに対して今有効な治療方法が確立されていない、つまり治せないというふうに医療が発達しているというような現代でもそういう状況になっています。
自己経験の共有
なので、キツオン症状があっても、民間療法とかいろいろありますけれども、有効な治療方法としては全く認定されていない治療方法が今はびこっているというところが今の現状なのかなと思います。
というところで、なかなか強めの発言をいろいろしているんですけれども、キツオンとはというところですね。
キツオンというのは、やっぱり身体的な障害がないのにもかかわらず、言葉をスムーズに話すことができない障害ですというところですね。
そこを抑えてもらえればよいのかなというふうに思っています。
私がこのチャンネルを開設した目的ですね、そういったところもちょっとお話ししていきたいなと思っています。
率直なところを言うと、自分自身、特に学生時代、今私33歳で男で家庭も持って子どももいるという形で、上の子が今5歳で男の子なんですけど、キツオン症状が最近出始めているような形なんですね。
たぶんこの子もキツオンなのかなというふうに思っているところで、子どもに対していろいろ自分自身、小さい頃からの経験等もあって、子どもに対して伝えるというところもあるんですけれども、
状況としてもちろん良くなっているところもあるかなと思うんですけど、キツオンを取り巻く環境って私が小さい頃から今までそんなに大して変わってないかなというところが率直なところなんですね。
やっぱりそこに対して自分自身何ができないのかなというところはずっと思っていて、
もちろんキツオンを治せればいいという、そこが最終ゴールにちょっと据えがちかなと思うんですけど、でもそこは自分自身何もできることがないのかなと思っています。
キツオンは先ほども言ったように、これだけ昔からある病気であるにも関わらず、全然まだ皆さん苦しんでいらっしゃる方もたくさん多くて、自分自身今も苦しめられているというところの状況は変わっていませんというような形です。
なので、このキツオンに対してうまく立ち回るというか、そういうところではなくて、自分自身キツオン当事者としてこれまで学生時代とか苦しんで何とかうまく立ち回ろうとして頑張ってきたというところもあったんですけど、
でもよくよく考えてみると、子どもに対してそれをもう一回強いるのかというところになってくると、ちょっとそれって全然違うよなというか、そもそもキツオンって違うよねとか、そういうふうに自分が頑張っていたこと、特に克服するように頑張ってきたことを子どもにやらせるというところは絶対ありえないなと思ったんですね。
というところから、自分自身キツオンに対してどういうふうに考えているのかとか、そういうところを共有すること。
それが今、注文に時間がかかるカフェっていう奥村まりささんという方がいろいろ活動されてますけれども、その活動は大変素晴らしいと思うんですけど、自分としてはそこに対して、その活動自体は素晴らしいと思うんですけど、そもそも出発点が違うのかなというところが考え方としてあるのかなと思っているので、
そういったところとかも整理して皆さんにお伝えすることで、キツオンを持っている親御さんに対して役立つ情報というか、こういう考え方もあるんだというところを知ってもらえればなというところでお話の方を今しております。
というところが簡単な背景という形になります。
じゃあ、あなたのキツオンはどんな感じなんですかというところがまずあるのかなと思います。
簡単に私がどういうようなキツオン、あんまり今話してるときはまだキツオン出てないのかなと思うんですけど、多分これからもどんどんキツオンが出てくるかなと思うんで、
多分この人がキツオンだというところはなんとなく理解できるのかなとは思うんですけれども、ちょっと簡単にお話ししてみたいなと思います。
自分自身どういう人間なのかというところも含めてですね。
自分自身キツオンとしては3歳くらいからキツオンの症状が出ていたというふうに親からは聞いてます。
3歳くらいだと自分自身意識というか自覚症状、自分という意識ってあんまりないじゃないですか。
だからそういうところで自分の話し方が周りと違うんだなというところを意識し始めたのは小学校3、4年生くらいの頃かなというふうに思ってます。
一番特徴的なというか、一番記憶しているところ、出来事があって何かというと、
小学校のクラスで日直の仕事ってあるじゃないですか。
そこでクラスメイトの朝、クラスメイトの出席を取るときに日直の係がみんなの名前を呼ぶんですね。
呼ぶときに私も日直の係になったら呼ぼうとするんですけど、
自己紹介と成長の過程
特定のこの名前でどもってしまって全然先に行けないという強烈な経験がありまして、
そこからあれなんか自分ってなんでこんなにつっかえちゃうんだろうっていうか、
そういうところを意識したっていうところを強く覚えてます。
なんて名前だったかっていうと、伊藤くんっていう名前だったと思うんですけど、
このいっていう言葉が前に来たときにすごく言いにくいなっていうふうに思った記憶が今でもあります。
それからかもしれないですけど、先にいがつく言葉っていうのはあんまり言いにくいなかなっていうところは今もちょっとあります。
そういうところから自学したのは小学校3、4年生くらいかなというところですね。
そこから中学校高校生と順調に成長はしていくんですけれども、
小学校、中学校、高校ってあんまりそこまで人前で話すような機会も多くはないというところなのかなと思うんで、
そんなに避けようと思えば避けれたというところはあったのかなと思ってます。
たぶん一番話さなきゃいけないタイミングとしては、
クラス替えとかがあったときの学期の始めに自己紹介をしましょうみたいなときにちょっとみんなの前に行って話すぐらいで、
たぶんそれぐらいしか、あとは授業中に音読をさせられるぐらいなのかなと思うんで、
言うても高校生まではキツノンでも友達との会話ではと思ってましたけれども、
きちめい的な学校上の不具合というか、そういったところはあんまり経験としてはなかったというところは不幸中の幸いではあったのかなというふうには思ってます。
そんな自分だったんですけど、やっぱり大学生になってくるとだいぶね、
大学生ってあんまり高校みたいな感じでクラスみたいのないじゃないですか。
だから友達も積極的に自分から作らなきゃいけないし、
喫音に対する理解とサポート
なおかつやっぱりどうしても自分から何かしないと何も始まらないような環境ではあるじゃないですか。
だからそういう意味でも自分が喋るのが苦手っていうところがすごいネックになってしまって、
ネガティブな形にはなっていましたね。
そこでそこをどうにかしたいなと思って、いろいろ民間療法、呼吸法の接骨院みたいなところに行って、
特殊な呼吸法を学んだりみたいなところもあったんですけど、
結局全然全く効果はなかったのかなと思っていて、
そういった経験とかもあって、
結局結音のままでずっと大学生生活終わって、社会人になって、
社会人になるとやっぱり自分から話さなきゃいけない場面ってもっと増えるじゃないですか。
学生の日じゃないぐらいに増えてしまうんで、
そういったところでもすごく社会人生活は苦労しているんですけれども、
そういったところからも、じゃあなんでこんなに自分が苦しんでいたのかっていうところを考えると、
やっぱり一番大きいところとしては、
喫音を直さなくてはいけないっていう自分の意識プラス周りからも言われて、
その喋り方おかしいんじゃないっていう風なことしか言われなくて、
喫音を直さなくていいよって誰も言ってくれないんですね。
逆に考えると、車椅子乗ってる人に足動かないのダメですよ。
足動かせるように頑張ってトレーニングしなさいって誰も言わないですよね絶対。
そんなこと言ったら下手すると訴えられたりすることもあるじゃないですか。
でも喫音に関しては普通に喋れないことを、
喫音当事者もこの場面によって出る出ないみたいな問題があったりとか、
またこの周知されてないとかいうところもあって、
すごく正しい理解っていうのがされてないっていう現状にやっぱりあるじゃないですか。
いろいろ映画とかあって、状況としては知る術は増えてるのかなと思うんですけど、
ただじゃあみんな喫音じゃない人にとって喫音って何なのって言われて、
ちゃんとそれは障害だよねっていう人って多分100人いて1人もいないと思うんですね絶対。
多分1万人いて1人いるとかそういうレベルなのかなと思っていて、
でもそういうところに対して自分が何もできないっていうところは、
何ができることはあるだろうというところですね。
そういったところでなかなか自分自身がロールモデルとなるような人がいなくて、
そういったところを欲してたっていうところもあって、
じゃあやっぱり喫音で子供いてそれなりに家庭も築けてるっていう人、
そういったところって多分今自分は普通の喫音ではない親だけれども、
子供が喫音の症状が出てきてしまったという人にとっては、
すごく意味のある発信ができるんじゃないかなというふうに思ってます。
というところでこのラジオを撮っていきたいなというふうに思いました。
今日はもうすでに20分ぐらい話しちゃってるんですけれども、
自分自身喫音を取り巻く問題点とか、
喫音だけではなくて自分自身日々感じていること等もあって、
等についてもお話ししていきたいですし、
もし自分に喫音を持っている親御さんからご相談とか、
そういうところも無料であれば受け付けていきたいなというふうに思ってますので、
この喫音者を取り巻く環境のところを変える取り組みとして、
少しずつやっていきたいなというふうに思っておりますので、
ぜひ今後ともよろしくお願いします。
というわけで今日の第1回の収録はこれで終わりにしたいなと思います。
ご清聴ありがとうございました。