1. 農と食のラボラジオ
  2. テクノロジーで牛の性別を予言..
科学×酪農として「牛乳となる母乳を出してくれるメス牛」をどうやって狙って増やすか、的な技術について話してみました(◍ ´꒳` ◍)
ほかの番組でも予言について話しています。ぜひ、聴きまわってみてください〜! 詳細はこちら▶︎ https://note.com/tatsu_kono/n/n0ef2cfe8e996

▽ サポーター募集!「農食ラボ」はこちらから(初月無料・月額500円)https://bit.ly/noshoku-membership
TTさんとゆとに、ビールとコーヒーを奢ったる!って方ぜひお願いいたします(◍•ᴗ•◍) 初月無料なのでお気軽に覗いてみてください〜
▽おすすめの配信まとめなどは公式HPからhttps://record.jp/noshokuradio
ご意見ご感想、こんなテーマで話して欲しい!などあれば、Twitterハッシュタグ #農食ラジオ でつぶやくか、お便りフォームからお気軽にてみてください٩( ᐛ )و  Twitterのフォローもぜひお願いします(◍ ´꒳` ◍)
▶︎ Twitter: https://twitter.com/noshokuradio
▶︎ お便りフォーム: https://forms.gle/cvvTFe2DxHsJYHUz7

サマリー

農食ラジオの科学系ポッドキャストでは、予言をテーマに話し合われています。話の内容は、牛の人工授精に関してで、牛の性別を予言する機構について詳しく説明されています。具体的には、牛の性染色体に関する話や、性別を決める遺伝子についての説明が行われています。1980年代後半に発表されたフローサイトメトリー技術により、牛の性別を予言することが可能になり、2009年には商品化されたソート90という製品が300万精子でおよそ8000円で販売されています。冷凍された精子はクール瓶のような容器で配達されており、オスとメスに分ける際にフローサイトメトリーが使用されますが、この作業は常温で行われるため、精子が多少減ってしまうことがあります。そのタイミングで精子の資質が悪くなる可能性があると考えられ、その結果としてメスが生まれるのかオスが生まれるのかを予言するという話がされています。

目次

00:05
農TT
農学ガチ勢、TTです。
ゆと
農学ビギナー、ゆとです。
農TT
農と食を科学的に語る、農食ラジオです。
ゆと
科学系ポッドキャスト番だ。
そうなんです。
農TT
科学系ポッドキャストの日、1月。
はい。科学系、1月。
科学系ポッドキャストの日は、各番組が共通テーマでお話しする、毎月の企画になっております。
今月のトークテーマは、予言。
ゆと
予言。
農TT
予言ですね。
スピリチュアルすか。
年始と。そう、年始ということ。予言ということになってます。
ゆと
予言。未来予知的な。
農TT
未来予知的なね。占い的な。
ゆと
はい。
農TT
はい。
ちなみに、今月のホストは、かなでる細胞というポッドキャスト番組のタツさん。
はいはい。
ゆと
ですね。
カタカナのタツさん。
農TT
そう、タツさん。
今回は、今までのポッドキャスト、科学系ポッドキャストの日と違って、
予言アワードというのを準備して、
くださいまして。
ゆと
ああ、そのホストで企画してくれてるんだ。
農TT
そう。かなでる細胞のタツさんと、2月、また別のテーマで、
はい。
仕切ってくれる、ものづくりのラジオの支部長さん。
ゆと
支部長さん。
農TT
はい。この2人の共通で、アワードをやってくれるってことなんで、
まあ、後で詳しく言いますが、
はい。
投票方法は、ハッシュタグ、科学系ポッドキャストの日、ハッシュタグ、濃縮ラジオでXするだけですので、
ゆと
なるほど。Xする。
農TT
はい。面白いと思ったら、
そちらで感想をつぶやいてください。
はい。
選ばれると、表彰状がもらえますので、頑張っていきましょう。
ゆと
お願いします。
牛の人工授精と性別予測の機構
農TT
ということで、トークテーマ、予言。
ゆと
予言。
農TT
冬休みは牛乳飲もう。
ゆと
予言。飲みましょう。
農TT
ということで。
ゆと
引き続き、牛乳。
農TT
引き続き、酪農を予言していきたいと思います。
ああ、酪農。
やばいね。なんか、経済アナリストみたいな。
ゆと
引き続き、酪農を予言していきます。
農TT
言っちゃうんだけど。
もうちょっと解像あげると。
うん。
ゆと
解像あげると、ここまで、ずっと人工授精の話してるじゃん。
ずっと人工授精の話してる?
農TT
人工授精をきっかけに、やれ3年かかるとかさ。
うんうん。
そういう話してるじゃん。
今回も人工授精です。
ゆと
おー。人工授精自体に焦点を当ててみたいな。
農TT
そうそうそう。
おー。
もう、あのね、最近の牛乳界はもう全部人工授精起点です。
ゆと
うんうんうん。起点。
農TT
今回の科学系ポッドキャストの予言も、
人工授精起点でおしゃべりします。
ゆと
あ、でも、広がっていくというか、展開していくんすか?
農TT
します。します。
ゆと
あ、そうだね。人工授精掘り掘りじゃないのね。
農TT
そう。今回はね、人工授精、割とダイレクトなんだけど、
そうそう。
あの、今回このエピソード初めて聞く人もいるかもしんないんで、
うん。
ちょっと人工授精についてのおさらいですが。
ゆと
はい。牛さんの人工授精。
農TT
何のために牛は授精させるんでしたっけ?
ゆと
これね。これっすよね。
これ。
我々が牛さんを飲んだり、飲んだり?主に牛乳を飲むためか。
農TT
牛さん飲んだり、あたし。
ゆと
牛さんを食べたり飲んだりって言おうとしちゃった。
農TT
カービィにしかできない。
ゆと
大好きな牛乳を飲むためですね。母乳を出すためか。
農TT
そう、母乳を出すため。
直接的には。
そうそう。で、前々回かな、話したのは子孫繁栄のため。
それも間違いではないんだけどね。
うん。
メスがいないと牛乳は出ないし、メスもいるだけじゃ牛乳出なくて、授精して、出産を経て、牛乳が出ると。
ゆと
うん。
農TT
いうことで、酪農の重要なプロセスが授精と。
で、自然じゃなくて、人工的に人の力を、人が力を貸して。
ゆと
人の力を買いして、貸して。まあまあ。
農TT
そう。まあそんな感じで、人工授精が必要ですと。
うんうん。
生まれてるのが一番大きいかな。
ゆと
うんうん。やりましたね。
農TT
ってことで、人工授精させるからには、オスと、まあ、普通に授精させたら、オスとメス半々で出てくるじゃないですか。
ゆと
お子さんの話ですか。
農TT
そうそう。
はいはい。
ゆと
結果的に。
まあ、厳密には知らんけど、半々って漢字だよね。
性染色体と性別の決定
農TT
そうそう。まあ、哺乳類大体半々じゃないですか。
ゆと
うんうん。見た感じ。
農TT
で、生まれてくるのがオスなのかメスなのかで、その子が違うじゃん。
ゆと
うん。オスのその子はちょっと分かんないですね。
農TT
そうそう。で、特にホルスタインっていう、まあ、いわゆるあの白黒の。
ゆと
うんうん。もうもうって感じのね。
農TT
牛乳用のね。牛のオスっていうのは、まあ、おっぱい出せないんで、まあ、肉になるんだけど。
うん。
まあ、いわゆる和牛とかと違うから、まあ、そんな高く売れません。
ゆと
はいはい。
農TT
だったら、狙ってメスが生まれればいいのになっていうとこがあるんですが。
ゆと
なるほどね。
まあ、その割合をコントロールできればね。
そうそう。
いいね。確かに。
農TT
それを予言するやつがいるんですよ。
ゆと
予言。あ、生まれる前に知ることができる。
そう。
農TT
ってことか。
まあ、その人工授精なんだけど、だから、その牛のね、精子を売ってる人がいるのよ。
うんうん。
まあ、そういう団体みたいな、会社みたいな。
はいはい。
ゆと
それが、その人が、予言します。この精子を使えば、メスが生まれるでしょう。
おお、思ったより早いタイミングだ。
人工授精させてじゃなくてね。
農TT
そう。
ゆと
そう。
もう、売ってる精子の段階で。
うん。
農TT
へえ。
これは予言でしょ。
ゆと
これは、イカサマじゃないですか。
農TT
イカサマ。イカサマじゃないですよ。
ゆと
すごいね。
農TT
いや、そうなんですよ。これが。なので、もうこれで予言アワードは確定です。
あ、違うか。
ゆと
この予言はすごい。その業者さんが受賞ですね。
そう。
農TT
じゃあ、どうやって予言してるかみたいな。
うんうん。
話だよね。
ゆと
100%なの?
農TT
えっとね、90%と言われている。
ゆと
なるほどね。
農TT
らしいんですよね。
ゆと
上々、上々じゃないですか。
農TT
で、このメカニズムなんだけど、まあ、その前に、じゃあ、この精子を使えば、メスが生まれるでしょうと。
ゆと
うん。
農TT
いう、この精子のことを、子優判別性器っていうんですよね。
ゆと
え、一文字目は?あれ?
農TT
子優は、メスオスを漢字で。
ゆと
あ、メスオスか。はいはい。
農TT
メスオスを判別する性液ですよってことで。
ゆと
子優判別性器。
そう。
農TT
はいはい。
なんだけど、まあ、その性液が要するに、オスのまあ、元となる精子だけを集めた。
はいはい。
性液なんですよね。
うんうん。
で、オスの元って何?って。
ゆと
オスの元となる。メスの子が生まれる元となる精子って、もう別の話をしてなかった。
農TT
俺が間違えた。うん、言い間違えです。メスの元になるね、性液ね。
ああ。
メスが欲しいっていう前提で。
はいはいはい。
ゆと
言ってるんで。
じゃあ、聞きま、ん?間違ってたのか。
農TT
俺が間違ってた。
ゆと
ああはいはい。メスの元となる、性液ね。うん。
農TT
え、じゃあ、ちなみにどうやってオスとメスを、オスになれる精子と、メスになる精子を、どうやって見分けてるか想像つく?
ゆと
いや、つかないっすよ。
農TT
つかない?
ゆと
あ、つくんだ。
農TT
つくんですよね。
ゆと
え、でもなんかそれやるんだったら、人間にもなんか、そのうち応用されるのかなとか思っちゃうけど。
あ、そこ行っちゃう?そこ行っちゃう?
いや、行かなくていいけど。
農TT
人間は多分もう倫理的にヤバそうだけどね。
ゆと
ああ、倫理問題か、技術じゃなくて。
牛の性別予測の機構の説明
農TT
うん。
ゆと
もう、見分けがついちゃうんすね。
農TT
そうそうそう。だから、あ、ちなみにね。
うん。
達成するけど、ChatGPTに、私有判別性液っていうのを調べて、書かす。
うん。
調べさせたら、
うん。
途中まで、私有判別性液とはとっとっとっとっと、お答えできません、みたいな。
ゆと
ああ、倫理問題が。
農TT
そう、私は、なんか、なんとかかんとかとか言い訳してきたんで。
ラクノーの私有判別性液って。
はい。
ゆと
やらないとダメでしたね。
なるほどね。えー、あとでやってみよう。
農TT
ってことで、じゃあ、多分分かんないと思うんで。
うん。
キーワードを言いますと、染色体ですね。
ゆと
あ、染色体のXとかYとかで、その組み合わせで、男、女。
みたいなやつは、人でやったのは覚えてますね。
ああ、素晴らしい。それが分かってれば、話は早いわ。
話は、でも分かんないよ。
あの、俺、あるあるの、どっちがどっちか分からないっていう。
農TT
X、Yとか、なんか。
一応、じゃあ、ちょっと、おさらいというか。
うん。
まあ、人間にも牛にも染色体があって。
はい。
牛の場合は、23個、染色体がありますと。
うんうん。
まあ、昔、あの、ゲノムとかなんとかで。
っていうと、染色体は本のまあ、チャプターみたいなもんですよと。
うんうん。
ゲノムが本だったらね。
ゆと
結構、大きめな括りね。
農TT
だから、割と大きめな括りですと。
うん。
それが23個あって、牛には。
うん。
そのうちの1つが、その性に関わる。
うん。そのうちの1つ。
性別に関わる染色体ですと。
ゆと
はいはい。
農TT
で、性染色体には、XタイプとYタイプが。
はい。
ゆと
ありますと。
あるらしいですね。
農TT
で、これが、ペアになって存在してます。
うん。
X、X、あとX、Y。
うん。
この2組み合わせだけが存在してます。
ゆと
あ、Y、Yはないんだ。
農TT
Y、Yはない。
うん。
ゆと
じゃあ、どっちがどっちですかね。
えーっと、X、Xがメンズ、メン。
農TT
メンズ。
ゆと
逆。
農TT
X、Yがレディース。
ゆと
レディー。
農TT
ファイナルアーサー。
ゆと
なんか逆っぽいね。
農TT
正解は逆です。
ゆと
絶対逆に覚えるんだよな。だから。
農TT
そう。X、Yがオス。
ゆと
うん。
農TT
メスがX、X。
ゆと
なるほど。
農TT
ちなみに、Y染色体の中にはS、R、Yっていう遺伝子があって。
うんうん。
Yの中。
何の略かというと、Sex Determining Region Y。
ゆと
S、ん?S?
農TT
Sex Determining Region Y。
ゆと
SDR?
あ、分かんなくなっちゃった。
農TT
あ、Determiningは置いといて、S、R、Yで。
ゆと
S、R、Y。
農TT
うん。Slyみたいな。
うん。
Slyって呼ぶのか知らんけ。
ゆと
S、R、Y。Sex?
農TT
うん。これで覚えれますよ。Slyって言ったら。
ゆと
あれ、もう一回。Sex?
農TT
Determining Region。性決定領域だね。
ゆと
うん。Region。
農TT
そう。Y。で、S、R、Y。Slyっていうのがあって。
ゆと
うん。
農TT
まあ、これが金玉を作る遺伝子らしいですね。
ゆと
ほう。あ、それがあれば、もう金玉作るから男だと。
農TT
そうそう。
ゆと
ほう。
農TT
なので、X、Yが押すと。
ゆと
はいはい。玉金に引っ張られるんだけど、Yがないから女性みたいな感じね。X、X。
農TT
あ、そうそうそうそう。
ゆと
なんか覚え、あ、覚えたかもしれない。
農TT
で、まあ、押す側はさ、男側はさ、XとY、両方持ってるわけで。
ゆと
うん。
農TT
メス側はXとX。
うん。
で、一個ずつ差し出して子供ができるみたいな。子供に対して一個ずつ差し出す。
ゆと
あ、はいはい。
農TT
メスは結局Xしか出さないので。
ゆと
うん。
農TT
メスはXかYかを出すことになるんで、確率としては50%だよねって。
ゆと
なるほどね。同様に確からしければ。
農TT
そうそう。っていうのを応用しています。
うん。
で、ちなみにこれはね、歴史としてはね、1980年代後半に、USDAって分かる?
ゆと
分かりません。
農TT
アメリカの農務省。
ゆと
農務省。
農TT
農水省的な。
ゆと
はいはい。日本で農林水産省的な。
あ、そうそう。
農TT
はいはい。
フローサイトメトリーによる性別予測の確立
農TT
の、なんか博士、研究者が、1980年代後半に発表して、93、その時の的中率は93.1%でした。
ゆと
ああ、もう、そっか。俺らが生まれるちょっと前くらいにはもう、予言ができるようになってたと。
農TT
そうなんです。
ゆと
そうなんです。
結構歴史があるね。
農TT
じゃあ今、この生鮮食体を見れば分かると。
ゆと
うん。
農TT
オスかメスか。
うん。
ことなんだけど、どうやって見ればいいんですか?
ゆと
どうやって、え、それは、え、また最初の話の部分だけど。
うん。
オスの生死の状態で。
農TT
うん。
ゆと
なんか、そう、その先だとさ、どっちを差し出したかを調べるだったらさ、めっちゃイメージが湧きやすいんだけど。
ああ、はいはいはい。
そうじゃなくても、生死の状態でってことだよね。
うん。
こいつはどっちを差し出しそうかみたいな。
そうそうそう。
ことが分かるってこと。
農TT
分かるってこと。
いや、分からないよ。
ゆと
はははは。
農TT
これはね、まあ、とある機械というか。
うん。
まあ、機械も使うんだけど、技術としてはフローサイトメトリーって呼ばれる技術です。
ゆと
フローサイトメトリー。
農TT
それで、XなのかYなのかを判別すると。
ゆと
え、でも、その、あ、え、どういうこと?生死の、あ、そういうことか。そのお父さん自体はまあXY持ってるけど。
農TT
うん。
ゆと
生死の時点でもうどっちかになってるってことか。
そうそう。
ああ、片方を差し出すっていうのはそういうことか。
農TT
そういうことだと思います。
ゆと
なるほどね。イメージなんか、XYとXYの人、人っていうかまあ生き物で、生死もXYで、その先でどっちがこうくっつくかみたいなノリなのかと思ってて。
ああ、なるほどね。
そこ、そこでもうどっちかになってるんだね。
農TT
もう割と序盤で分かれてるってこと。
ゆと
なるほどね。
農TT
いや、俺もちょっとね、正直ね、あの、あなたと一緒で生物学だいぶスキップしてるんで。
ゆと
スキップ。
いや、俺スキップどころじゃないから。
農TT
例の問題にね。
ゆと
無視、無視してる。
農TT
履修漏れ問題なんで。
うん。
だからそういうことだと思う。もう出発した時点でXかYか決まってるから。
ゆと
なるほどね。
うん。
あ、で、それをちゃんと見破ればいいんだ。
農TT
そう。それがフローサイトメトリーですね。
ゆと
うんうん。フローサイトメトリー。
農TT
まあフローサイトメーターっていう。
ゆと
うん。
農TT
機械を使ってフローサイトメトリーをするんだけど。
ゆと
うんうんうんうん。
農TT
で、この技術自体は実は結構。
身近?
身近ではないけど、がん細胞の有無とか、そういうの調べるのに使われてるんだよね。
へー。で。
ゆと
がん細胞の有無。
農TT
それは、えーとなんだったかな。まあちょっと医学のことわかんないけど、がん細胞。
うん。
まあがん患者から取った血液とかに、がん細胞だけが光る主薬みたいのを混ぜて。
ゆと
はいはい。
農TT
混ぜるんだけど。で、ここから先が原理みたいな。
うん。
まあ超簡単な原理を言うと、細胞を一つずつ筒の中に流し込んでいって。
ゆと
うん。
農TT
で、まあ今回のケースで言うと、この細胞はXです。
うん。
この細胞はYです。Xです。Yです。っていうのを見分けて。
うん。
さらにXとYに仕分けてくれる。
ゆと
あ、ロカみたいに分離してくれるんだ。
農TT
そうそうそう。
ゆと
へー。
農TT
ということらしいですね。
ゆと
まあその仕組みが、まあがんのやつでもやられてるし、今のXとYでもできるやつがいるんだ。
農TT
そうそう。
で、ちなみに今回のケースだと。
うん。
Y染色体、雄のね、Y染色体の方がDNAがちょっと多いらしいんだよね。
ゆと
多い。
うん。
分子容量が。
農TT
そう。
はい。
ゆと
3.8%多いらしいですね。
農TT
おー。
ゆと
まあ分子容量って文字数。
農TT
文字数か。
うん。本で言うところ。
はいはい。
っていうのが、もう昔の研究でわかってるんで、DNA、これはXだ、Yだっていうのをもうちょっと解像度高く言うと、DNAが100だ。103.8だ。
ゆと
なるほど。
農TT
100だ。103.8だ。っていう形で。
ゆと
そこの差分をね、まあ重さ分かってるわけじゃないだろうけど、その、その文字数が。
農TT
そうそう。
ゆと
判別できるんだ。
農TT
そうなんだよ。
へー。
だから、わかんないけど、01だったらね、結構はっきり分けられそうだけど。
ゆと
うんうん。
農TT
01じゃないんで、100対103.8を見分けてるんで、この。
若干の。
仕分け率が100%じゃないと。
うん。
予言率が93.1%と。
はいはい。
90%と。
ゆと
9割ぐらいと。
農TT
いうことになってます。フローサイトメトリー覚えた?
ゆと
フローサイトメトリー、めっちゃ単語自体はね、言いやすい、知ってそうな単語なんだけど、繋がると全然知らん。
そう。
フローサイトメトリー?
農TT
まあ、知らんくても、あのー、ね、損はしないと思うけど。
うんうん。
まあでも、生物系の実験室行ったら、フローサイトメーターっていうのが大体あるんじゃないかな。
ゆと
めっちゃ基本。
へー。
農TT
そう、だから俺これ調べて、俺フローサイトメーターが近くにあるけど使ったことない人だったから。
ゆと
ああ。物理的に身近だったんだ。
農TT
農学部とかにもあるからね。
うん。
まあよくあるのは、この植物に染色体が何個あるっていうのを数えたりとか。
ゆと
ああ、数自体。
数自体。
農TT
へー。
ゆと
使ったりするんだけど、まあ俺そういう系じゃないんで。
うんうん。
農TT
うん。
専門が違うと。
そうなんですよ。
ですので、
生、染色体がXなのかYなのかをフローサイトメトリーで見るということを確立したのが、1980年代後半のアメリカ農務省USDへのジョンソン博士の。
ジョンソンさん。
精子の効率化と価格
ゆと
博士の功績ですと。
うん。
なるほどね。
農TT
ね。
そうなんですよ。
ってことで、まあその後、時、月日は流れるみたいな感じで。
うん。
まあちょっとそれ雑すぎるけど、まあその分けた精子を、
うん。
どうやって保存するかとか。
うん。
ゆと
で、まああと一つずつ仕分けていくけども。
農TT
うん。
その販売してる精子、精液セットの中にある精子の数が、確かね、300万精子ぐらい。
うん。
もう分かんないけど、大量。
必要です。
大量なのか少ないのか。
必要です。
で、それを300万精子をなんか容器に詰めて、その酪農家に送る、販売してるらしいんだけど。
はい。
そこに対して効率化するために、そのフローサイトメトリーの精子を、
はい。
そのフローサイトメトリーの精子を、
ゆと
はい。
農TT
そのフローサイトメトリーの精子を、
スピード感。
スループッドっていうか。
ゆと
スループッド。
スピード感。
みたいな。
農TT
うん。
おう、改善すると。
うん。
ゆと
なるほどね。
だから、研究自体は80年代後半に終わって、そこの。
そうですね。
開発とかいうと、研究が終わって、こういう悪いのはできない。
そういうこと。
うーん。
研究が終わってここから製品化していくとか、量産していくみたいなフェーズがここ何十年か改善されてきてるみたいなイメージ。
農TT
だから2000年で終わってるっぽくて、改良は。
ゆと
確立されてるんだ。
農TT
2000年だと1時間に1800万静止ということなんで、商品6個分。
ゆと
さっきの基準の6個分か。
農TT
そうそう。でもこれ1台の話だから、いっぱい機械使えばもっとできるし。
ゆと
なるほどね。
農TT
そういう感じですね。国内ではこの結果が2000年に出て、2001年からじゃあ日本でもやってみようということが実験が進んで、2009年に商品化されて、その商品名がソート90と。
ゆと
ソート90。2009年か。
農TT
ソートってなんだっけ、エクセルとかでも使うよね。何て和訳すればいいんだろう。
ゆと
並び替えみたいな。
機能として使うけどね。
農TT
そうね。並び替えで打率9割、でソート90と。
ゆと
そうか。並び替えで使うけど、まあ仕分け的な意味だろうね、そのまま。
農TT
まあそうそうそう。で、2009年に商品化されましたとさと。
だから2009年に予言がね。
ゆと
予言が可能になった。
農TT
予言が実際、落納化ベースで可能になったと。
20年あったんだね。
まあアメリカでいつ実現されたかは知らんけど、技術的に確立されたのが1980年代後半で、実際に日本で使えるようになったのが2009年なんで。
ゆと
はいはい。20年。
農TT
まあ20年かけて開発したってことよね。
ゆと
ああ。長丁場だ。
農TT
やっぱ難しいですね、研究開発っていうのはね。
ゆと
ああ。そうね。品種みたいなね、期間が。
農TT
ちなみにお値段、こんだけなんかね、テクノロジー入ってると。
お値段がすごそうだなというので、まあちょっと調べてたんだけど、まあこのね、あのソウト90ではない、フロサイトメトリーを使ってない、普通の製液っていうのは、まあ4000円ぐらいで売ってるらしいんですが。
ゆと
それでお一人生まれるみたいな感じ?
農TT
そうそうそう。このソウト90、シーユー判別製液はいくらぐらいだと思いますか?
ゆと
1.5倍とか、6000円。
農TT
ああ、いい線いってる。
ゆと
いい線いってる。
農TT
8000円ぐらいだね。
ゆと
ああ、ちょっとしかも良くない、下がっちゃった。2倍ぐらいでいける。
農TT
そうそうそう。テレビ的にはアウトだね。
ゆと
テレビ的にはアウトだね。
農TT
意外と安いみたいな、ちょっと。
ゆと
でもなんか意外と安い雰囲気で言ってるように、あれ?感じただけかな。
農TT
いやそうそう、意外と安いんですよ。
ゆと
そうだよね。めっちゃ高いと思うじゃん、みたいな。言ってたよね。
農TT
そう。意外に。
人工受精の成功率
農TT
そうそう。
まあね、その後のね、牛をいっぱい、ミルクをいっぱい出して。
たくさん作って、たくさん売ってっていうプロセスを考えると、こう、倍?倍っつってもプラス4000円っていうのは、まあそんな高くないのかもしんないね。
ちなみにこの辺の料金はね、俺がその人工受精を見学しましたよっていうのを、2個前のエピソード?
ゆと
はいはい。
農TT
まあ3個前か、ノーポー挟めば。
ゆと
うん。通常会議とか。
農TT
まあこの要するに牛シリーズの一発目でね、見学したよっていうのを言ったけど、その時に、この正規の値段の一覧表っていうのを見せてもらって。
ゆと
おお、はいはい。
農TT
だいたいこんぐらいです。
これでしたね。
ゆと
いろんなのがあるの?
農TT
そうそう。
ゆと
その今2個言ったけど。
農TT
その血糖みたいなね。
ゆと
血糖、ああ、血液の糖、何?
農TT
そうそう。あの馬とかでよく使うけど。
ゆと
そうなの?
農TT
あの競争版のさ、父親が誰でみたいな。
ゆと
ああ、そういうことか、そっちか。走る方か。
農TT
そう。
ゆと
うん、血筋ね。
農TT
そう、血筋でだいたいね、うん、やっぱ倍半分ぐらいかな。
ゆと
ああ、これ倍半分って一般の言葉なの?研究用語?
いや、わかんない。
PTO語。
農TT
PTO語。たまに、ちょっと言語噛み合わないよね。
ゆと
そうそう。いや、今もね、前回の、前々回、前回の編集してる、倍半分って言ってたけど、あれ?なんか伝わったけど使ったことないな、聞いたこともない気がするなと思って。
農TT
ああ。
ゆと
気になった。
農TT
さっき、久しぶりに古いエピソード聞いたら同じ会話したりして。
ゆと
いや、たまにあるんだよね。言葉が。
農TT
そんな感じで、倍半分という。
ゆと
はい。
農TT
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
農TT
はい。
はい。
はい。
はい。
農TT
はい。
はい。
農TT
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
農TT
実際には、たまに失敗したりするんだよね。この受精、人工受精ということが。
ゆと
その9割じゃなくて、人工受精自体がうまくいかない。
オスメス分けの影響
農TT
そうそうそう。なんか、そもそもなんかその、うまく妊娠しなかったこともあるらしいんで、まあその時の50%ぐらいだったかな、なんかの資料で見たら。
ゆと
ああ、そうなんか。
農TT
で、ちょっとね、この相当90、私有判別正規もちょっと下がるんだってね、その妊娠確率みたいな。
ゆと
ああ、そうなんだ。
農TT
なんか、仕分けてる商品も仕分けてない商品も、多分、冷凍してクール瓶みたいなの配達されてるから、そこは一緒だと思うんだけど。
ゆと
はい。
農TT
やっぱりどうしてもその、オスメスオスメスっていうのをフルオサイトメトリーで分けてるときは、まあちょっと常温みたいに多分なっちゃう。
ゆと
ああ。
農TT
うん。
ゆと
そのタイミングでちょっと息が良くなくなるというか。
農TT
そうそうそう。
ゆと
まあ、妊娠できない形になってる可能性があると。
農TT
そう。
だから5割に対して、成功率5割に対して成功率4割みたいな。
うん。
まあ、それぐらいの差はあるみたいだけども。
ゆと
うんうん。
農TT
まあ、俺はなんかもっとね、成功率が5分の1になっちゃうとか、値段が10倍になっちゃうとか、そう考えすぎるけど。
まあまあ、結構ね、生産性は、生育屋さんとしては、種屋さんとしては、うまいことビジネスにできてるんじゃないかなっていう。
うん。
関心しております。
ゆと
すごいね。
農TT
ということで、予言について喋ってきたけれども、農食ラジオが扱った予言は。
メスが生まれるのかい?オスが生まれるのかい?を予言すると。
ゆと
うん。
農TT
かなり初期段階で。
ゆと
うん。
農TT
というか、メスが生まれますと予言するネタでしたね。
ゆと
そうね。
これ、メスが生まれますっていうのが売ってると。
農TT
そうそうそう。
予言について
ゆと
へぇー。
農TT
これ、あとね、次回話すんだけど。
じゃあ、メスが生まれてた方がありがたいみたいなのは、なんとなく伝わると思うんだけど。
ん?
いや、それはおっぱい出すのはメスじゃん。
ゆと
うんうんうん。そうね。なんとなくは。
農TT
これが、もうちょっと具体的にいくらなのとか、どういう仕組みとか。
ゆと
え?いくら?
農TT
そういう話を、次回しようと思います。
ゆと
わかんない。どういう話かわかんなかった。
農TT
実はね、結構ね、そんな単純な話じゃなくて、え、そんなとこにも役立つの?みたいな。
そういう場面が次回ある。
ゆと
今、一通り何言ってるかわかんなかった。
農TT
え?一通り何言ってるかわからなかった。
メスを選択的に生むメリット。
メスを選択的に生むメリットっていうのが、メスが牛乳出してくれるからね、だけじゃなくてね。
ゆと
それだけじゃない。あ、それよりいろいろありますよっていう話。
農TT
そう、結構多面的な影響があるわけ。
ゆと
ああ、そういうことね。
農TT
それは次回話そうと思います。
ゆと
はい。お願いします。
農TT
はい。ということで、なんやかんやね、結構ラクノの経営、ラクノカの経営にも影響するみたいですね。
ゆと
うん。
農TT
メスを選べるということが。
ゆと
そうだね。
農TT
うん。
皆さん、次回も聞いてください。
ゆと
はい。お願いします。
農TT
お願いします。
読めると、性染色体をフローサイトメーターで観察することで性別が予言できる。
ゆと
はい。
農TT
ということで、いいですか。
ゆと
素晴らしい予言だね。
農TT
そうですね。これはラクノでは予言できるということで。
ゆと
はい。
農TT
いうことで、まあ何でも予言できるはずなんだけど、まあ一応実験はね、マウスとかブタとかそういうのでもやってたみたいなんで。
ゆと
なるほどね。
農TT
ジョンソン博士はね、まあちょっとね、人はちょっとあんまりやめておきましょうか。
ゆと
倫理的に。
いけるところでは使われてるとか、使われていくだろうね。
農TT
そうね。
ってことで、まとまったところですが、一応もう一回告知させていただきたいと思います。
ゆと
科学系ポッドキャストの日について。
農TT
はい。科学系ポッドキャストの日の今月は予言でしたが、予言アワードというものを奏でる細胞のタツさんと、ものづくりのラジオの支部長さんが準備してくれてます。
ゆと
はい。ありがとうございます。
農TT
ちなみにね、予言対象。予言。
新人賞。これ俺ら該当しないな。
ゆと
ほう。
農TT
あと予言審査員特別賞っていうものを用意してくれているらしくて。
ゆと
ほう。
農TT
はい。それのどれかね、対象か特別賞を受賞したいので。
はい。
今から投票方法をお伝えします。
ゆと
はい。冒頭にサクッと言ってたやつを。
農TT
そうですね。
ゆと
しっかりめに。
農TT
しっかりめに。
で、投票期間が1月9日から20日まで。
から?
うん。
ゆと
ほう。
農TT
まあ、9日以降。
9日以降に聞いたね、方はぜひぜひつぶやいていただいて。
ゆと
1週間前に聞いたやつを改めてつぶやくかっていう。
農TT
そうそうそう。
ゆと
僕らがお願いしましょう。
Xで。
農TT
あれか。別に3日前でもやってもリツイートすればいいんだな。
ゆと
リツイートOKとしてもらおう。
農TT
はい。というのが期間の話。1月9日から20日まで。
はい。
で、投票の方法がXで。
Xですね。
X。
Xを使ってハッシュタグ科学系ポッドキャストの日。
ハッシュタグ農食ラジオをつけてXしていただくだけです。
ゆと
無効かもしんないけど、Xやってない人はお便りもらってTTさんがつぶやけばいいんじゃない?
農TT
ああ、そう。スクショかなんかして来てましたって。
ゆと
こんなお声もって。
農TT
うん。そうなんですよ。ぜひぜひね、感想などなど聞かせてください。
ゆと
この機会に。
農TT
そうすると。
ゆと
ぜひ。
農TT
はい。そうするとね、表彰状がいただけるのと、あとなんかね、生成AIでなんか画像をなんか書いてもらえるみたいなんで。
なんか。
それもちょっと楽しみですね。
ゆと
はい。それは分かってない。
農TT
このアワードのホストのものづくりのラジオの支部長さんがね、エンジニア系の人で。
ゆと
もののエンジニアなの?ハード的な?
農TT
この人はね、機械屋さんのハードだけどね。
ゆと
はい。
農TT
まあ多分ソフトを使いこなしてるのか、ソフトが得意なお友達がいるのか分かんないけどね。
ゆと
うんうん。
農TT
うん。なんか人に何か作ってもらうってなんか楽しみだなっていう。
ゆと
いいですね。
農TT
とこですね。はい。
はい。
ということで、今回はここまでですか?何か感想はありますか?
ゆと
何か感想。ところどころ言ってた気がするけどね。
農TT
まとめると。
意図的にまとめると。
ゆと
まとめると。まとめはしてたけどね。
いいね。あの倫理的にというか、そのいい使われ方をしている予言。
農TT
そうだね。
ゆと
その科学研究がいい方向で役立ててるなあっていうのが、なんかパッとイメージがつくから。
農TT
ああ、そうね。
ゆと
すごい良いお話でした。
農TT
いや、俺もそうだ。フロサイトメーター何に使ってるかってね、あんまり分かってなかった。
俺も勉強に慣れました。
ゆと
いい予言。面白かった。
農TT
ということで、今回はここまでです。
この番組を初めて聞いたあなた。
あなた。
是非、フォロー、サブスクライブをよろしくお願いします。
お願いします。
フォローすると、あなたのタイムラインに脳食ラジオがお邪魔します。
お邪魔します。
一回ね。
ゆと
はい。
農TT
ということで、是非是非フォローをよろしくお願いします。
ついでに。
ゆと
お願いします。
農TT
欲しいつつ、高評価つけていただくと大変嬉しいです。
はい。
はい。ということで、今回はここまでですか。
はい。
最後に、メンバーシップ脳食ラボというのをやってますので、今回のネタ帳みたいなね、ネタ帳なんていうの、台本っていうか、的なもの。
はい。
なんか。
参考文献みたいなのをまとめてるようなものもあるので。
はい。
もし、気になる方はメンバーシップ脳食ラボに入れば、なんかいろいろあるので。
はい。
はい。俺、これ整理するの苦手なんだよね。
ははははは。
PTなりにまとめてます。
はい。
ということで、今回はここまでになります。ここまでお聞きくださいまして、ありがとうございます。
ゆと
ありがとうございます。
農TT
はい。Xで、ハッシュタグ科学系ポッドキャストの日、ハッシュタグ脳食ラジオをお忘れなく。
はい。
しつこいか。しつこかったですね。
はい。もし、面白いと思っていただけたら、よろしくお願いします。
ゆと
はい。お願いします。
農TT
はい。それでは、さようなら。
ゆと
さようなら。
31:08

コメント

スクロール