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農学ガチ勢TTです。
農学ビギナーゆとです。
はい、今日も農職ラジオ始めていきましょう。
始めていきましょう。
よろしくお願いします。
お願いします。
今日のテーマはですね、植物の抵抗ということなんですが、
ゆと君は最近抵抗しましたか?何かに。
抵抗しましたか?
抵抗は結構しない方なんだよね。
抵抗しない方なんだ。
結構受け入れた上で、受け入れた上でどうするかみたいになっちゃうから。
なるほどね。めちゃくちゃ前向きじゃんね。
一旦受け入れる。植物はどうなのか知らないけど。
なるほどね。植物が攻撃されるっていうのが、生態系とか植物連鎖におけるトーナメントにおける一回戦だと思ってるんだけど。
もっと勝ち上がったところに多分人間対ゾンビがあると思うんだけど。
ゆとはもしゾンビに噛みつかれそうになったらどうする?
ゾンビに噛みつかれそうになったら。
ゾンビに襲われそうになったら。
襲われそうになったらのタイミングだったら逃げるよね。
逃げる。
頑張って。
頑張って。そうだよね。植物はそれができないっていうね。
この辺の話って卒業論文とか修士論文のテーマなんだけど、何回植物は目を張っており逃げることができないのかって言うと何回言ったかって感じだよね。
なるほどね。動けないっていうのは色んなっていうか、すごい論理的っていうか説明する。
イントロパーポの2ページ目ぐらいで大概言いがち。
それでね、その時に植物が虫に噛まれました。そこからどうなるかっていうのを話せばいいかなと思ってます。
どっから話せばいいかな。どうやってると思うって言われても相当ずつ。
人間でいう怪我したとかと対応つけるのは全然違うの?
そうね。怪我したとはね。怪我したらカサブタができて治るみたいな。そういうのもあると思うんだけど、今回話そうと思ってるのはちょっと違う。
なるほどね。
難しいのは一方的な説明になっちゃうかもしれない。少なくとも噛じられたことは分かるらしいんだよね。
なるほど。
なんで分かるのかはそれはちょっと置いといて。
これはイメージ湧くと思うんだけど、虫に食われたりとか病気に感染したりすると人間も免疫が上がるじゃない。
それと同じで植物も免疫が上がるみたいなことがあるんだよね。
もうちょっと具体的に言うと、今度は虫に食われないように虫にとって良くないというか独特なカフェインとかそういうのを作り出すのが最終的に起こることなんだけど。
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なるほど。
そこに至るプロセスを聞きたい人がいるのか、言うのか聞くのか分からないけど。
でも最終的なところにつながるんだったら結構面白いね。その結果めっちゃ上手いとか何かに強いとか何かが生まれるんだろうなっていうなんとなくの想像は。
そうだね。なのでちょっと合戦しながら寄り道ながらそのプロセスについて話していきたいと思うんだけど。
まずね、これはもうね説明するの、ちゃんと説明すればすぐなくなるんだけど、それを全てスキップすると。
まず虫に食われると植物の体内、その噛まれた付近でジャスモン酸っていう。
ジャスモン酸?
ジャスモン酸だね。
ジャスミンみたいな。
そう、まさに。ジャスミンから発見された成分らしい。
なるほど、だからそんなに言ってるんだ。
そうそう、このジャスモン酸っていうのはその辻の人では超有名な化学物質なんだけど、そのジャスモン酸が植物を強くするっていうのがあって。
なるほど、それあれなの?基本ジャスモン酸が出てくるってこと?いろんな植物いるけど。
あらゆる植物で、たぶんほぼすべての植物、コケとかは確かないけど、普通のよくその辺にある植物ではみんな持ってると思う。
なるほどね、ジャスモン酸。
そのジャスモン酸がキーになって、植物の噛まれた場所にカフェインとかが出てくる。
これからすると例でバンバンカフェイン出てくるのが全然繋がらない。本当にカフェインだから出てくるんだろうね、きっとそれって。
そうね、本当にカフェイン調べた。この間、新たに確認した。カフェインとかニコチンとかね。
そうそう、ニコチンはタバコのイメージだし、カフェインはコーヒーのイメージしかないからさ。
なんか、ジャスモン酸が出ました、そこの後にカフェインが出ますって言われると意味わかんないんだけど。
プロセス的には食われましたっていうのが第一ステップで、第二ステップがジャスモン酸が司令塔的な役割を果たすんだよね。
ポランチ?
そう、ポランチみたいな。で、前線に向かってボールを送って虫に抵抗できそうなやつを作ってやってて、そしたらその辺のニコチンとかカフェインとかを作る仕組みが活性化するんだよね。
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そう、それで準備できましたみたいになると。これで話が終わったらチャッチャンなんだけど。これで終わんないんだよね。
はいはい。なるほど。
今のは超基本的な部分を。
概要部分を。
話しました。
はいはい。
ただ問題は、また食われるかもしれないじゃん。でも今その局所的な部分、葉っぱのこの先っぽの方だけとか、そういう部分を話したんだけど、また食われないためにはもうちょっと植物全体で備える必要がありそうじゃないですか。
そうですね。
どうする?
どうする?ざっくりもう。
あれ?なんか全然トンチン感なのかもしれないけど、その局所的にやられたとしても、イメージ勝手に全体に広がるイメージで初めから想像して聞いちゃってたから。
それはそうかっていう話かもしれないね。食われたら全身に広がるっていうのが。そういうイメージをしてたわけだね。
そうそう、なんか蜂に刺されて人間の反応が全身に来ちゃうみたいな。
ああ、アナフィラキシイショク的な。
それのむしろ言い番というか、対応する方向のイメージで聞いちゃってた。
じゃあここはもうその通りで正解という感じなんだけど。
なるほど。
自分がやったりした実験だと、ほらトマトとかだと土の方から上の方まで葉っぱがつながってるわけなんだけど。
はいはいはい。
下の方に虫に食われたら難しいんだけど、葉っぱにそのジャスモン酸を染み込ませたりすると、上の方に塗ったやつが出てくる。
はいはいはい。
なんかもう実験的に確認されてたりするから。
上の方の葉っぱって基本的に新しい葉っぱなんだよね。
はいはいはい、伸びた後だね。
そうそうそう。だからできるだけ若い葉っぱに今のうちに育てておけよみたいな。
うんうん。
なんかおっさんとかが会社で悪いこと言わんから聞いとけみたいな。
なるほど。
若い社員に言うみたいな。
やだけど。
そういう現象が起こってます。
なるほどね。
これはまだ終わんないんだけど。
続けて続けて。聞こうと思ったのは。
いいよ聞いて今。
なんか2割ぐらいだけイメージがついてるんだけど。
どっちが食われやすいのかなとか、どっちで抵抗するのがいいのかなとか。
それで言うとたぶん新しい方なんだろうけど。
この辺がたぶん頭の中でごちゃごちゃしてる。
そうそう。虫は新しい葉っぱの方を好んで。
食いがち。
そう、食べると思う。
なんかね、これ諸説あると思うんだけど、葉っぱが硬いとか。
あるいはそういう虫にとって良くないものが溜まってたりするっていう場合があるから。
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若い方を狙ってくるっていうことがある。
やっぱそうなんだ。
なので移動してますね。
なるほど。
でね、これで終わんないんだよね。
それ先ほどと同じですよね。
これで終わんない。
で、そうしたらじゃあ、自分がやられました。植物の気持ちになって。
でもなんかその、種の保存的にはさ、他の同じ親戚を守りたいじゃん。
なるほどね。
でもこれがさ、人間だったらさ、LINEとかでさ、やばい虫来てるから気を付けた方がいいよとかさ。
なるほどね。
NHKとかでさ、虫が来ています、皆さん備えてくださいみたいな。
人間だったらやるじゃん。
でも植物はどうやってるの?
なるほどね。
今話し始めたときはちょっと子孫を想像してたんだけど、
まあまあ、次の世代は対応できるのかなと思ったけど、
今のあれでいうと、同時に存在する他のやつにも何か電波して、電波してというか、守っちゃうの。守れちゃうの。
それすごいね。
そういうね、システムがあるんです。
へえ。
それはちなみにジャスモン酸メチルってやつなんだけど。
メチル化してる。
そう。ジャスモン酸をちょっとだけ植物、まあその植物が自分でジャスモン酸をちょっとだけ編集して、
ジャスモン酸メチルってやつに変わる。そうするとね、揮発するようになるんだよね。
なるほど。
要するに水に溶けるようなものが空気に飛んでいけるようなフォルムに、フォルムチェンジするんで。
なるほど。
そうすると、ジャスモン酸がジャスモン酸メチルになって、揮発して周りに飛んでって、
やばいぞ、ちょっと虫きてますねっていうことを知らせる。
そう、っていうことを知らせることができる。
へえ。
なので今の話まとめると、噛まれたところ、食べられたところを守るのもそうだし、新しい葉っぱを守るのもできるし、
自分のね。
あとは周りの葉っぱ、植物を守ることもできるという。
すごいね、よくできてるね。
そうそう。だから結構人間もすごいと思うけど、植物も結構ね、高度なことやってんだよね。
そうだね。
うまく揮発するしないを調節したりね。
はいはいはい。その辺の調整もあんだ。
これで終わんないんだよね。
いや、だと思ったよ。だと思ったってか、あと何回ぐらいこう行くのかなっていうのはちょっと思ってたんだけど。
これで終わんないんだよ。じゃあ植物さ、なんで毎回そんなことやってんのっていうことが気にならないですか。
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なんで毎回そんなことやってんのっていうのは。
なんでいちいち虫に食われるたびにジャスモンさん出してんの。最初から出しとけばよ、いいじゃんっていう。
あーなるほどね。
疑問が発生するんだよね。
常時出しときゃ、来は将は叶うじゃないけど。
そうそう。もうなんかもう生まれた時から、なんか教育しとけよみたいな。ワクチン打っとけよみたいな。
なるほどね。PCGみたいなね。
そう。っていうね、考えが発生するんだけど。
ないんです。若い時には。ジャスモンさんは虫に噛まれるまではあまりないんです。
最初はないんだ。なるほどね。
最初から作れよって思ってたんだけど。
残念なことにジャスモンさんが増えると生育が悪くなるんだよね。
生育?
育ちが悪くなるんだよね。
はいはいはい。
っていうことがあって、その専門用語で多面作用とか言われてるんだけど、いろんな多面、多い面で作用するっていう。
はいはいはい。
っていうのがあって。
例えば根っこが伸びなかったりとかね。
葉っぱが伸びなかったりとか。
はいはいはい。
まあそういうちょっとした異常が発生すると。
うーん。
ということなんで、ジャスモンさん最初からあればいいじゃんっていう風に思うんだけど、そういうデメリットも抱えてる。
はいはいはい。植物目線だとさ、
そうだね。
例えば農作物とかだとして、農作物?
だとしたら俺ら目線で大きくいい感じに育ってほしいとは確かに思うけど、植物も自らそう思って。
そうだね。
いい感じに大きくなっていきたいっていう。
意思というかあれだけど。
うん。
なろうとする、なんていうの?性質というか。
そうだね。
あるってことなの?
うん。やっぱり根っこが深い方が風で倒れにくいし。
はいはいはいはい。
風で倒れて引っこ抜かれちゃったら死ぬわけなんで、子孫残せないで死んだら残念だし。
はいはいはい。
あとはね、上、地上の目に見えてる部分が大きくなればね、混合性とかもしやすくなって。
はいはいはいはい。
またその根っこにエネルギーを送ることができるからね。
なるほど。
そういうね、作用があるんで、ジャスモンさんは言ってこいってことだね。
ちなみにこれ答えはないんだけど、なんでそんなわざわざ2つも効果が、いい効果と悪い効果があると思う。
これは俺も研究的には知らないし、想像でしかない。植物の気持ちになって考えてるんだけど。
なるほどね。え、どういうこと?
その副作用みたいのがなぜあるのかっていう。
なぜあるのか?
妄想、想像の時間なんだけど。
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なぜあるのか?
いい作用だけあるように、なぜ神はそう作らなかったのかみたいな。
なぜというと難しいけど、そういうのよくあるよね。よくあるんだけど。
なんだ?
降参。
降参?
俺も答えは知らないんだけど、やっぱりエネルギーとかリソースが限られてるから。
そのなんかさっき言ってきたような成分とかを作るのもタダじゃないから。
何かしらのエネルギーを使って虫を撃退する成分を作ってるから。
だから、エネルギーとかリソースの均衡を保つために、うまいことバランス取れるように作用と副作用があるって考察です。
なるほどね。一般的にも当てはまりそうな感じってこと?
そうね。会社の運営とかにも役にかかりそう。
それをちゃんと神のいたずらでバランス取れるようにそうなってる。
なるほどね。
ちなみにジャスモン酸は菌に感染しても出てきます。
だからその時は抗菌物質が出るんだけど、それは例えばカテキンとかね。
カテキン、お茶。
そう。そういうのが出てくるんで、ジャスモン酸は実は僕らが食べてる食品の品質にも関わってるかもしれない。
ほらよく青いす育ちとか言ったりとか。
あとは結構ね、ストレスを感じた植物の方が品質がいいっていう。
こういう択目もあるんだけど、それってそういうことなのかなっていう。
なるほどね。
ストレス、虫に食われたとか。
あとはそう、農学部の話で言ってた、俺がヤスリで擦るっていうのはそこに繋がってくるんだよね。
ヤスリで擦った時にジャスモン酸がどれぐらい増えたかみたいな。
あとはいつまでもジャスモン酸があり続けるとその先成長できないから。
なるほど。ある一定時間。
いつからどのように減り始めるのっていうのが俺の研究だった。
なるほどね。減りの方なんだ。
たぶん説明したら終わんないっていうか、そこだと思うんだけど、
やっぱあれだね、ジャスモン酸が司令塔としてそこからカテキン作ったり、
いろいろカフェイン作ったり、そこが仕分けというか、
一体がいろんなことをするっていうのがすごい気になるしすごい謎だわ。
実はその司令塔がいっぱいいて、もう一個だけ言っていい?
いいよいいよ。
すぐ終わる。もう一個ね、サリチル酸っていうのがいるんだよね。
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サリチル酸。
こいつはね、すごい。こいつもこいつですごくて。
こいつはウイルスにかかった時に作用するやつなんだけど、
さっきのジャスモン酸は強くなって、
みんなに伝えてっていう極めて社会性を高い傾向だと思うんだけど、
小魅力ある。
サリチル酸はね、非人道的です。
感染したところ、ウイルスにかかったところを、
もう殺させます。自分の細胞。
それによってウイルスが広がることを、
さっきのアナフィラキシーショックで言うとさ、
右腕8に刺された、切断しようみたいな。
やばいな。
それがあれでしょ、きっと。
分かんない。
で、そうしたら、
ウイルスが広がることによって、
ウイルスが広がることによって、
ウイルスが広がることによって、
やばいな。
それがあれでしょ、きっと。
分かんない。
そういうイメージのぐらいでかいのは、
ほんと一部分の超ちっちゃいところを部分的に殺してくれるのかなって。
そうだね。ニキビみたいな感じだね、実際には。
なるほどね。部分的に。
ジャスモン酸とサリチル酸っていうのが、
一般的には植物ホルモンと言われてて、
ホルモンっていうぐらいだからね、こうやって作用があって。
人間のホルモンもさ、男性ホルモンあると多いと筋肉質になるけど、
剥げるのが。
剥げやすいとか、毛が濃くなるとか。
そうそう。
それと一緒で植物にもホルモンがあって、
ジャスモン酸があって、サリチル酸があって、
その他にもたくさんある。
なるほどね。
代表例がその2つみたいな。
そうだね。
そういう感じで植物は、
虫とか菌とかウイルスと戦っているという。
なるほどね。
ところでした。
面白いけどやっぱ、もっと先が知りたくなるね。
聞くと。
例えば。
さっきの司令塔部分の他のやつとか、
カテキンが例で出たけど、きっと持っていろいろあるんだなとか。
もっとあるもっとある。
得を掲げてるから、人間にとって都合のいいところを切り取って、
今度調べて、しゃべってもいいかもね。
なるほどね。
そこ中心にしても。
確かにね。
じゃあこの回はこんなところですかね。
いいんじゃないですか?植物の。
結構緊張しました。
今まで農学部の話みたいな。
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エピソードトークみたいなのばっかだったからさ。
気楽だったんだけど。
解論だったしね。
研究ってなるとパワポでプレゼンするみたいな。
そうはなりたくないなと思いながら。
まとめると、植物は年に食べられたり菌に感染すると、
ジャスモン酸っていうものが出て、
自分の別の部位とか仲間の植物に知らせて、
次の攻撃に備えてますよっていう結論でいいですか。
ギリギリ追いついた。
自分も守るし、周り守ると。
周り守る、いいやつ。
一方で自殺するやつもいると。
なるほど、ありがとうございます。
ありがとうございます。
じゃあ最後に、このラジオを聞いて、
ご意見ご感想、こんな話してほしい、
こんな話聞いてみたい、こんなテーマ話してほしいとかあれば、
ツイッター、ハッシュタグ農食ラジオ。
農業の農に食品の食。
農食ラジオ、ハッシュタグ農食ラジオでつぶやいてください。
よろしくお願いします。
お願いします。
今日はこれでおしまい。
おしまい、はい。
ありがとうございました。
ありがとうございました。