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スピーカー 1
ハウトゥー。 ハウトゥー雑談みたいな感じ。 魔の川の渡り方。 そうそう。
魔の川のおさらい。 魔の川に渡れない理由がだいたいあるのが、コストが合わないとか。
ニーズがないってその時言っちゃったんだけど、引きがないの方が適切かな。 売りにくいみたいな? そうそう。
すごい研究ですね、みたいな。 関心以上みたいな。 そう、前回だとなんかカップ麺がもしも3分のカップ麺が2分になったらっていう技術がもしもあったらみたいな。
それってすごいことなのかなみたいなお話をしてたんだけど。 はい、したね。 で、コストが合わないみたいのはまあそうだよねって感じで、引きがないみたいなところって結構
ほじくり買いあるよなぁと思って。 ほじくり買い。 そうそう。そこが大事なんだろうなぁと思って。それをね、前回の配信から自分でも喋ってしっくりこなくて。
スピーカー 2
いやこのテーマはね、研究というかもうすべてのビジネスそこが課題みたいなもんだからね。 まあ引きはね、そうだよね。
いやそうなんだよね。俺本当に、俺が提案するものって全部引きがなかったのかなっていうのを考えてました。 ああ、振り返って。 そう。
スピーカー 1
あとどうやったら渡れたんだろうなとかね。 研究があるやつって難しいねほんと。イメージが湧かないもんな。 そう。でね、なんで渡れなかったのかっていうとこは、今の川をね。
スピーカー 2
なんで引きがないのかみたいなのが出てきちゃったのかっていうのは、なんか俺なりに考察していて。 考察DT。
スピーカー 1
2つ出てきた。 DT的な結論というか、仮説というか。 そう。で多分正しくはね、顧客起点みたいのが必要だったと思うんだよね。
世の中のお客さんが何に困ってるか、それを解決する研究みたいなね。
これじゃない起点でやるとミスりがちっていうのがあるなと思って2つ。 それそうだ。 そう。1つがね、好奇心起点。
いや、とってもいいことなんだけど。 研究ってそういうもんじゃないの? そう、これめっちゃいいことなんだけど、なんかどうでもいいことに興味持っちゃってる可能性があって。
スピーカー 2
研究所あるあるそうだなぁ。 この現象面白くない?みたいな。
スピーカー 1
例えば、どうしてトマトは売れてくると緑から赤になるんだろう? みたいな研究をしていって、まあこれ別にこういう研究を否定するものではなくて、
スピーカー 2
その後物を作って売ってビジネスにしていくっていう前提で考えるとね。 でもそれたまたま引きありそうだけどね。
スピーカー 1
より赤くなるとか作れそうだし、作れそうだしそっちに繋がりそう。 そう、それで赤くなったら面白くない?みたいな好奇心。
スピーカー 2
ちょうど例えが売れそうなんだよな。それスーパーにあるからめっちゃ良さそうじゃん。 めっちゃ赤くて安価とか。
スピーカー 1
いやそうなんだよね。だからそれがうまく木まで繋がればいいけど、なんかそこでそれで何なのって上司とか開発の人に言われて、
いや何かわかんないですけど、何か使えないですかね?みたいなので終わっちゃうっていうね。
スピーカー 2
あー、それでいくとさ、例えばめっちゃ赤いのを科学的に作って売れたところで種明かしみたいな感じで売れるかとかね。
あーなるほどね。 そういう実験ができれば。 人工着色料的なやつだね。 そうそうそう。
スピーカー 1
そういうのをテストできればめっちゃ繋がるよね。 いやそうなんだよね。
スピーカー 2
そこまでのイメージを持った上での好奇心だったらいいんだけどね。 あーそうかそうかそうか。
スピーカー 1
そう、だから好奇心が全面に出すぎると結局何がしたいのっていう風になっちゃうっていうね。 うんうん。
それが好奇心、起点、起点の難しさで、これは結構若さゆえみたいなところはあったかなと思って。
スピーカー 2
研究を普段やってて、同一人物でね、そういう別の視点持つってめっちゃ難しいっていう。
スピーカー 1
いや、そうなんだよ。だからこれは小魅力とか、なんだろうね、キャリアとか環境とか、そういうのに恵まれないとなかなかね。
スピーカー 2
一人で研究室にこもってても、そういう引きが、どういうものが引きがあるのかとかわかんないからね。
スピーカー 1
それもちょっとじゃあ後でちょっとしゃべろう。
スピーカー 2
もう一つがこれも若い時にあったのは新しさ起点みたいな。 ちょっと違うんだ、なんか結構似てる感じに聞き取っちゃったけど、好奇心。
スピーカー 1
まあさっきの緑が赤くなるのは何でだろうみたいので始まるっていうのもあるし、
そういえば緑が赤くなる現象ってまだ誰も明らかにしてないのでは?
理由というか、詳細を探るみたいな。 そうそう。
っていうのってでも確かに企業で研究者でね、なんかもの作って売り上げ立てるっていう、そういうのが本来の企業の研究者だね。
スピーカー 2
あ、今企業の研究者前提だけど。 うん、そうだね、間の川の話でもね。
スピーカー 1
そう、それが本来のものなんだけど、やっぱりなんか気になっちゃうんだよね、そういうの。
それそうだよ、研究者なんだから。 うん、なんだけどその現象何で起きてるんだろうにフォーカスしすぎて、
これって何のためにやってんのとか、誰がそれ知って喜ぶのみたいのがわかんなくなっちゃうっていうね。
そうだね。 っていうのも若い時あったかなと思っていて、
スピーカー 1
でもこれは悪くなくて、今企業の研究の前提だったけど、これがアカデミアの研究だったら全然アリだと思うんだよね、この。
トマトがなぜ緑から赤くなるのかというメカニズムを明らかにしましたみたいな。
うん、間違いない。 で、これアリなんだけど、こういう世界でやってきてるわけじゃん、大学に入って、
研究室に配属されて大学院に行きましたと、まだ誰も見つけていなかった遺伝子Xを見つけました、
スピーカー 2
みたいなのが偉いというか、絶対みたいな世界じゃないですか、アカデミアは。 アカデミックな研究って感じだね。
スピーカー 1
そうそう。で、企業の研究者はそれを使ってどんな商品を作るかとかさ、どんなサービスを作るかっていうのはさ、
企業の研究者の使命だと思うんだけどさ、やっぱりその、アカデミアの名残で、なんかそっちにフォーカスして、
スピーカー 2
結局あれは何だったんだろうみたいな、後でなるっていうね。その先のビジョンがあればいいんだけどね。
その先のビジョン。
スピーカー 1
じゃあその緑を赤くした後にこういう製品が作れるかもしれないとか、こういうお客さんにこういう価値を提供できるかもしれないとかね。
スピーカー 2
あーそうね、それ始める時とかやってる時に上司なり、それこそ商品側の人とかがちょっとでも見えてたらね。
スピーカー 1
そうそうそう。そうなんだよ。だから新しければいいっていうわけでもないし、もしかしたら古い技術と古い技術の掛け合わせって、
価値ある商品作るっていう可能性もあるしね。
スピーカー 2
そうだね。
そうそう。知らないものを明らかにするだけが研究じゃないっていうか、まあ企業だとちょっとね、それでいくら儲かるのとか言われちゃったりする場合あるからね。
割とシステム開発でも、新しい技術使おうがお客さんには関係ないとかね、結構あるよね。
スピーカー 1
そうなんだ。
スピーカー 2
いろいろ流行りしたりとかあって、別に早くいい感じに動けばいいよねとか、お客さんからしたら。
そうだよね、だからこういうのずっと考えてきたからテレビのCMでさ、最新のなんちゃらかんちゃら導入とかさ、あるじゃん。
ありますね。
スピーカー 1
ああいうのを見て、まああんまちょっと具体的に言わない方がいいかな、なんかそれがだからそれが何なのみたいな。
それでちゃんと汚れ落ちるんですかとか。
スピーカー 2
いやそうそう、消費財系はそれめっちゃ多いよね。
スピーカー 1
そうそうそう、特許取得みたいな。
っていうのをね、わかるがゆえにその技術を推したい人っていうか気持ちが、わかるがゆえに何なのっていうのを最近ね、自問自答してしまいますね。
スピーカー 2
話っちはちょっと戻るけどさ、そういうお客さんが何求めてるかをどうやって知るかっていうか気づくかみたいなね。
スピーカー 1
それも一つトピックかなって思いました。さっきユトさんが言ってたやつね。
スピーカー 2
なんだっけ。
スピーカー 1
その、誰だ、好奇心でそれだから何みたいなのをさ、言われちゃうっていう話あったじゃん。
なんか新しい研究とかやっても、それをだから何って言われないためにどうするかみたいな。
引きをちゃんと引いてもらうっていうね。
3個ぐらいだから何って言われないためによくあるのが企業とかで。
ジョブローテーションとかってそうなんだろうなって思う。
スピーカー 2
いろんな視点を持ちましょうみたいな。
研究で入社しました。
で、開発部署に行きました。
スピーカー 1
で、研究員なのか管理職になってまた研究所に戻ってきましたみたいな。
そうするとさ、後輩とか部下にさ、こういう風にこういう視点持った方がいいよみたいな指導ができたりとかさ。
あとは自分自身も研究所の人間としてこういうのが刺さるんじゃないかみたいなのの精度が上がっていったりするっていう。
スピーカー 2
それなんかよく聞く例でいくとさ、華麗の作り方でよく聞いたことあるんだけど、
やっぱり大きな企業だとさ、ずーっとみじん切り担当とかさ、ずーっと買い出し担当とかになっちゃうから、全体像見えないよねみたいなのをよく聞く話だね。
ジョブローテに近い話かも。
スピーカー 1
あーそうね。そうそう。外国とかそういう働き方多いんだよね。ジョブ型採用みたいなね。
スピーカー 2
あーよりね、そうだね、ローテしないよね。専門職って感じで。
スピーカー 1
そう、あなたはもうこれだけやってくださいみたいな。
スピーカー 2
でもその成果をより最大化させないといけないから結局ね、その違う視点とかは多分別の方法で習得してんだろうけどね。
スピーカー 1
そうそうそう、そうなんだよね。だから、ジョブローテはもうあくまで組織頼りというか、なんか人事制度頼りみたいな感じだよね。
あとは自分で何ができるかだよね。で、自分でやるのもさ、調べるとかも多分あると思うんだけど、
調べるって結構効率悪いと思ったんだよね。この、研究者がものを、世に響くものを何か考える上で。
スピーカー 2
これは買ってもらえるものだろうと。
スピーカー 1
で、調べるのも大事なんだけど、いや、その、なんだろうな、妄想で終わっちゃうじゃん、やっぱり。インプットして。
実際に引きがあるかどうかって、その開発の人とか、その先にいるお客さんが決めることじゃん。
スピーカー 2
あるいはもっと手前だと上司とかがね。
まあまあ、お客さんでしょう、本質的には。
スピーカー 1
そう、引きがあるかどうかって、その人が何かの価値観とかさ、何を求めてるかっていう、その相手の心理みたいなのもさ、
あの、知らないといけないなって思うから、俺が思ったのは、とにかく案を出しまくるっていうね。
スピーカー 2
え、どういうこと?調べるんじゃなくて?
スピーカー 1
調べれば調べるでいいのかもしれないけど、案出すほうが大事なんじゃないかなと思って。
スピーカー 2
選択肢を出すというか。
スピーカー 1
そうだ、さっきのトマトが緑から赤くなる、こういう研究を何かして、何か知らんけど作れればいいと思うんですけど、
みたいなのを上司とか開発の人にぶつけて。
スピーカー 2
ぶつけまくるってことか。
スピーカー 1
そうそう。
スピーカー 2
まあ確かにね。
スピーカー 1
で、それって何なのって言われて、ああ、そうか、そういうふうに答えられちゃうんだって思って、もうちょっとどんどん質の高い間を
次出して、またスパネられて次出してってやっていくと、こういうのが求められてない、こういうのは求められてないんだとか。
逆にフィードバックでもっとこういうの欲しいなとか言われるかもしれないじゃん。
ってなると自分の中でちゃんと、まあ究極的にはお客さんの視点が必要なんだけど、その自分のバトンパスの相手の視点も獲得できるようになってくるんじゃないかなっていうね。
スピーカー 2
そうね。
スピーカー 1
100発撃つ、100本ノックみたいな、1000本ノックみたいなね。
スピーカー 2
1日100本ノックぐらいじゃないの?
スピーカー 1
そうそう。
それこそ新規事業とかではありそうだよね、こういうのね。
スピーカー 2
うん、まあそれで言われてるのはね、ノーフロップっていう本が俺超好きなんだけど。
スピーカー 1
ノーフロップ?
スピーカー 2
ノーフロップ。日本では全然売れてないけど海外で爆売れしたみたいな本なんだけど。
グーグルかけるスタンフォード、ノーフロップ、失敗できない人の失敗しない技術、プロトタイプって知ってる?
スピーカー 1
プロトタイプ知ってますよ。
スピーカー 2
なんか試作品みたいな。
スピーカー 1
そうそうそう。
この本ではその前の、その手前みたいに見て、プロトタイプよりも前にプレットタイプ、まあそれ造語でプレットタイプで試そうみたいなのがあって。
スピーカー 2
なんか例えばね、もう商品ないけど申し込みさせるとか。
スピーカー 1
どういうこと?誰に?お客さんに?
スピーカー 2
まあそれ主にね、例えばやっぱウェブ系、ウェブとかアプリだからものがないやつが多いんだけど、申し込みのサイトだけ作って、なんかリリースされたら連絡しますみたいなのに申し込んでもらうとか。
スピーカー 1
ああ、なるほどね。
スピーカー 2
アンケートのお客さんとか、想像したお客さんのことを偽の顧客とか呼んでさ。
スピーカー 1
ああ、なるほどね。
スピーカー 2
お金を実際に払ったか、個人情報とか見せにきって何か差し出した人だけを信じるみたいな。
スピーカー 1
ああ、なるほどね。
スピーカー 2
それをなるべくコストかけないで、どうやるかみたいのが重要だみたいなね。
スピーカー 1
なるほどね。
スピーカー 2
だからそういうのって学んだというか、いいなと思ってたからさ、研究があってみたいなやつだとこういうのマジやりにくいなと思って。
スピーカー 1
でもプロトタイプ、今言ってたね、プロトタイプは知ってたけど、プロトタイプもつらハードル高いと思ってたんだよね、研究者としては。
スピーカー 2
うん、それ予算とか?
スピーカー 1
予算もあるし、まず商品の作り方わかんない場合あるから。
スピーカー 2
ああ、はいはい。
そうそう、それでいくと、だから顧客情報を入力したら、それの開発進捗とか最新情報が手に入り、
発売より先に手に入りますみたいので申し込みを募って需要を測るとかね。
スピーカー 1
なるほどね、マーケティング手法だわけだね。
スピーカー 2
そう、実際にやるとしたらマーケ担当とか新規事業担当って感じだね。
スピーカー 1
なるほどね。そうなんだ、これ気軽にやりたいよね、こういうのをね。
人の話を聞くっていう、それ今さっき俺は社内の人の話っていうのがメインだったけど、お客さんの話とかね。
スピーカー 2
いや、そう、だからお客さんが全てですから。
スピーカー 1
いや、そうそう。そう、まあプロと言うよりももっと手前っていうのはすごい共感しつつ、
スピーカー 2
そう、研究者がそこまでできるかっていうところと、ところが一個あるなって思った。
スピーカー 1
会社としてそれをやるしかないよね、だから研究者独自というよりは。
スピーカー 1
だから研究者の現状ってお客さんの声を聞くことを諦めて、
マーケ担当を信じるしかできない。できない人が多いと思うからさ。
スピーカー 2
うんうん、マーケ担当を信じる。
スピーカー 1
マーケ担当がこういう今言った。
スピーカー 2
マーケ担当はお客さんじゃないからね。
スピーカー 1
そう。そうなんだよね、でもマーケ担当も信じては、過信してはいけないっていうのを前回言ったからね、覚えてる。
スピーカー 2
ああ、そうだね。
スピーカー 1
そうそう、彼らが研究所に期待してない可能性あるからね、変な意味じゃなくてね。
申し訳ない、こんな俺の思いつきの施策に研究員の人を付き合わせたら悪いって、そういうブレーキかけてる場合あるからね。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
いや、むずいですね。さっきマーケの話を聞くみたいなやつって、世の中的にはマーケットインって呼ばれてるんだよね。
スピーカー 2
うん、そうだね、マーケットから入りましょう。
市場からね。
スピーカー 1
そう、大義語がプロダクトアウトなんだけど。
スピーカー 2
製品を出すだね、その製品ファーストみたいな。
スピーカー 1
そう、技術があってみたいな。
スピーカー 2
でもこのマーケットインもね、やっぱ難しいとこがあるみたいで。
スピーカー 1
いいとこは、お客さんの声を聞いてるからニーズ確実みたいな、もちろんその前提で進むと。
こういうお客さんがこういうことに困ってるからこういうサービス、商品が必要だみたいな。
それに合わせて研究開発をしますっていうことなんだけど、このニーズさ、一個はたぶんすんなりわかってもらえると思うのが、
研究開発が追いつけない、間に合わない問題ね。
スピーカー 2
ニーズはあるけど、すぐできない。
飽きた頃というか、興味が移った頃にできるみたいな。
スピーカー 1
そうそうそう。
前回だと、コロナが流行りだした2019年とかに研究始めて、2024年にワクチンできましたって言っても、もうずれてるみたいなね。
マーケットインはこのタイムラグが難しいのと、あともう一つは競合が多いっていう問題が発生するらしい。
スピーカー 2
なるほどね、一般的に。
あとはiPhoneみたいな画期的なのはできにくいよねとかも言われるよね。
スピーカー 1
あー、そうかもね。
スピーカー 2
斬新だというか。
スピーカー 1
そうそう、確かに。
さっきの間に合わないかもを意識して開発を進めていくと、
じゃあ、パターンA、B、Cがあって、そのうち一つが研究開発です。
5年から10年かかります。
あー、もうこれキャッカってなる場合あるもんね、たぶんね。
スピーカー 2
そうね、5年から10年。
スピーカー 1
で、パターンBは既存の材料を使って、ものづくりでいうと既存のこんな材料を今まで違う目的に使ってたものをこの目的に使えばいいんですよみたいな。
これなら2年後に商品出せますみたいな。
いいじゃん、もうこっち採用ってなってやるんだけれども、やっぱりそんだけものにアクセスしやすいってことは競合も増えるし。
スピーカー 2
確かに。
スピーカー 1
そもそものマーケティングというかニーズ探索の時点でめちゃくちゃ合理的なニーズを見つけてるわけだよね。
誰かどう考えてもここだみたいな。
スピーカー 2
そうすると別の人が考えても同じゴール設定になりうるからね。
スピーカー 1
だから逆にものからプロダクトアウトしていくと競合は少ないっていうことになるらしいですね。
スピーカー 2
プロダクトアウトでも結局気づいてなかったニーズがあったみたいな話だからね、うまくいったってことは。
個人的にはプロダクトアウトのほうがめっちゃ好きなんだよね。
スピーカー 1
分かる分かる分かる。
スピーカー 2
俺やっぱビジネスマンじゃなくてアーティスト気質だからさ、これがいいだろっていうのを出したくなっちゃう。
スピーカー 1
なるほどね。
自分でドリブルしたいとやっぱね、アーティスト気質で。
スピーカー 2
自分の良しと思う奴が受け入れられるのほうが嬉しいっていうね。
そこの境目というか境界というか共通点というかね、それを探さないといけないんだけど結局。
スピーカー 1
そういう人が増えたほうがいいと思っている俺は。
っていうのはプロダクトアウトの人たちがずらーっていってアイデアがたくさんあって。
その状態でさっき言ったマーケット担当者みたいな人が研究所どんなことやってるのかなっていうと、
これすぐできそうじゃんみたいなのをピックしやすいんだよね。
スピーカー 2
確かにそのロジックで最初にTT仮説というか結論というか言ってた100発みたいな。
スピーカー 1
そうそうそう確かにそれともマッチするね。
手札がこうたくさんある状態で。
例えばこんなことできそうですみたいな。
さっきのプレートタイプじゃないけどなんかそれぐらいの流度のリストみたいなのがあるといいかもね。
スピーカー 2
確かにそれが常にめっちゃある中だとどれか当たるかもしれないしどれか刺さるかもね。
スピーカー 1
そうなんだよね。
だから一番避けたいのは研究者がみんな受け身ってなると今みたいな。
これはすぐ使えそうだみたいな。
開発の人とかに拾ってもらえないっていうね。
スピーカー 2
受け身問題ね。
スピーカー 1
受け身問題。
スピーカー 2
受け身問題はシステム系で言っても受け負って開発する系の会社は長年課題にあるような話だね。
スピーカー 1
そう受け負ってる会社もこんなパターンの受け負いができるんじゃないかみたいなのがいっぱいあると。
ちょっと相談されていやちょっと御社委託先ちょっと違ったかもって思われてもうちこんなこともできますよみたいなこと言えるからね。
スピーカー 2
そうそれもそうだし受け負い中心の会社が自社サービスやろうとしても全然そういう脳みその使い方したことないから難しいみたいなね。
お題に答えるみたいなのは得意だけどとか。
スピーカー 1
そうね食品でもあると思うよそういう会社。
スピーカー 2
そうだねそうだね確かに。
スピーカー 1
製造委託の会社もそうだしBtoB的なね人たちね。
スピーカー 2
やっぱドリブルが必要ですね。
ドリブル研究者は確かにちょっと少数派そうだし。
スピーカー 1
そうねいや一応俺それだったんだよね。
スピーカー 2
いやいいけどねいいよね。
スピーカー 1
一応ドリブル系だった。
そうだ話変わるってか俺一回だけでも思い出して俺も全部ダメだったと思ってたの自分の研究開発は。
でもね一個だけねちょっとネタ的にずるいけど一個だけね皮渡れた感があるやつがあったんだよね。
スピーカー 2
ありましたか。
スピーカー 1
それあんまり詳しく言えないんだけど品種開発の仕事をしてた時に。
スピーカー 2
品種開発。
スピーカー 1
品種開発ってさ10年とかかかるじゃん。
スピーカー 2
はい昔やりましたね。
スピーカー 1
そうもう2年半ぐらい前の回だけどさ。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
なんかそれを短くするみたいなとある技術をなんかやってたの自分で。
スピーカー 2
本業でも。
スピーカー 1
これはあれね能動的に。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
そしたらねこれはちゃんとね引きがあったんですよ。
スピーカー 2
ほう。
なぜかというと想定顧客が自分たちだったからなんだよね。
なるほどね。
スピーカー 1
そう開発者が開発期間が長いっていうのに悩んでてそれを短くする技術ですよって。
スピーカー 2
もう身近中の身近の課題を解決する。
スピーカー 1
って当たり前のこと言うけどなんで引きがあったかっていうと想定顧客が自分あるいは自分たちだし。
でじゃあ上司とかに説明するにももうめちゃくちゃ解像度の高い課題設定そして成果のイメージ開発プロセスとか。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
そうだからね例えば10年かかる品種開発が5年で終わるようになりますってもしもなったらこれでアウトプットが2倍にできますと。
スピーカー 2
ねめちゃめちゃわかりやすい成果指標でもあるもんね。
スピーカー 1
そう工数0.5でも同じアウトプット出せますとかそうそう。
スピーカー 2
金額半額になるもんだもんね。
スピーカー 1
そうなんだよ。
で開発するにもまずこういうことやってこういうことやってこうやりますみたいな。
とかもう全部超解像度高いから誰も否定しなかったよね。
スピーカー 2
スイスイと。
スピーカー 1
そうっていうのがあってこの中身って一言で言っちゃうと多分業務改善みたいな感じなんだよねどこの職場にでもある。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
でもちゃんと身近なことだからニーズはわかってて。
スピーカー 2
うんニーズもわかりやすい。
スピーカー 1
そうちゃんと。
スピーカー 2
もっと言うと自分か。
スピーカー 1
そうちゃんと引きがある研究ができたっていうね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
こういった例ならあったなって思いました。
スピーカー 2
エンドユーザーがもはや目の前というか自分たちみたいな。
スピーカー 1
そうそうそうそう。
スピーカー 2
パターンね。
スピーカー 1
難しいけどこの解像度でもうちょっとねお客さんのこと。
あるいはお客さんの手前でもいいわ。
手前のなんかじゃあ製造コスト下げるための研究とかでもいいんだけどこれぐらいのやっぱりニーズの解像度があった方がねみんな納得するんだなっていうことは思いましたね。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
はい。だからあれですね健康が流行ってるからこんな商品作ればいいんだみたいなのは気をつけないといけないなと思います。
スピーカー 2
そうね。
スピーカー 1
そうなのよ。
スピーカー 1
今までこのノーフードラジオ全身の農食ラジオでこういう世の中のニーズがありますみたいな話いっぱいしてきてると思うんだよね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
前回も言ったけどCO2を減らさなきゃいけないとか。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
タンパク質が足りなくなるとか。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
何々は体にいいとかね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
こういうのをもっと分解して考えていかないと大変だなって思いますね。
スピーカー 2
いやでも本当今日聞きながらずっと考えてくれる本当研究が伴うビジネスってマジ難しいな。
スピーカー 1
いやそうなんだよね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
金もかかるしね。
スピーカー 2
うん。
いやそう前回と同じだけど大きな流れに乗ればいい研究はね。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
透過しやすいけどそうじゃないやつはマジイメージわからすぎる。
スピーカー 1
大きな流れってあれだよねもうやらざるを得ないみたいなうちの会社でも生成AI使えないんかとかそういうやつ。
スピーカー 2
いや前回の言ってた通信速度早い方がいいよねとか。
スピーカー 1
ああそういうことね。
スピーカー 2
絶対的な。
スピーカー 1
漁業で言うと収穫量が多い方がいいよねみたいな。
スピーカー 2
ああそうそうそう絶対的な指標がわかるようなタイプの研究。
スピーカー 1
そうね定量的にもなるしね誰もがやりこむしね。
スピーカー 2
そうそう。
スピーカー 1
そうなんだ難しいよねだからね研究そういうふうにさ合理的にあるところまで合理的に考えるとさ研究所いらない論争みたいな出てきちゃうんだよね。
そういう会社もあると思うよね多分ね。
スピーカー 2
まあ確かにそれで経営判断でもう切り出してというか無しにして商品開発以降やるみたいなね。
スピーカー 1
そうでそういう経営判断されてなくてももう社内的にそういうポジションになっちゃったりするとさ寂しいよね。
1年ぐらい前にさ1年前だっけ各会社の研究開発投資比率みたいなさ。
スピーカー 2
やりましたね。
スピーカー 1
ゲーム会社が50パーとかで食品が多分5パーとかなんだよね10パーとか。
少なくないじゃんね金に大企業で1000億円の会社だったら10億円ぐらい投下してるとかさ。
スピーカー 2
それ1パー。
スピーカー 1
1パーかじゃあ100億円ぐらいか10パーだったらね。
スピーカー 2
10パー。
そうそうなってくるとなんか出せよみたいなさ話になってくるけどさ研究所もなんか出してるんですか100億の成果をみたいな。
確かにその分の売り上げとかね。
スピーカー 1
そんな簡単じゃねえすっていうね。
スピーカー 2
難しいね。
スピーカー 1
あるよね。
スピーカー 2
いや面白いなでも研究がある会社。
スピーカー 1
そうなんだよね。
スピーカー 2
いたことないからね。
まあいたことあるけど楽天は研究はちょっとしてるか。
スピーカー 1
まあメーカーとかね分かりやすい典型的なやつはねないもんね。
スピーカー 2
そうそうそうやってないね。
スピーカー 1
そうだもんね基本メーカーがやるっていうのが近いもんね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
ロマンがあるやっぱ研究開発は。
スピーカー 2
いいねいやいつか研究開発がある会社にも行きたいね。
そんなことがあるか分かりませんけど。
スピーカー 1
5社目?
スピーカー 2
いやー50歳ぐらいになったらかな。
スピーカー 1
俺もねこのシリーズを通してねいつかっていうのが一個出てきたよ。
スピーカー 2
何?なんかいつかやってみたいなみたいな?
スピーカー 1
いつかプロジェクトXに出てみたいっす。
スピーカー 2
すごいね。
それはめっちゃいいじゃん。
プロジェクトX。
スピーカー 1
こないだの回1ヶ月ぐらい前の回でブリジストンが電動自転車を作った回みたいなのがあって。
スピーカー 2
プロジェクトX復活してからびっくり向いてないわなんかそう復活したみたいなのね。
スピーカー 1
そうそうそう復活してからのやつっすよ。
スピーカー 2
聞いたんだけど。
いや面白いよねプロジェクトX。
スピーカー 1
なんかああいうのがねやっぱり研究者開発者のもう究極の憧れでいいんじゃないって俺は思いました。
しかも絶対プロジェクトXって一人でやりましたわなありえないじゃん。
スピーカー 2
仲間とチームで。
スピーカー 1
同僚とやってみたいな。
スピーカー 2
プロジェクトXね。