00:01
みなさんこんにちは、のりです。
このラジオでは、3人の子供を育てながら、会社員を退職し、フリーランスとして活動を始めた僕が、これまでに経験したことや学び、気づきなどを発信していくチャンネルになります。
コミュニティマネージャーとしての失敗
今日は、コミュニティマネージャーが絶対にやってはいけないこと、というテーマでお話しします。
今回お話しする内容は、全て自分自身が過去にやってしまった失敗談です。
コミュニティマネージャーを始めた頃、僕は完璧なマネージャーになろうとしていました。
でも、それが結果的に良くない行動パターンだったんですよね。
今振り返ると恥ずかしい限りですが、同じ失敗をする人というのを減らしたくて、今回はお話ししたいなと思います。
先に失敗体験なんですけど、3つあって、先に結論から言いますね。
1つ目は、全部に反応しようとする。
2つ目は、完璧な自分を演じすぎる。
最後、3つ目は、境界線を引けない危険性、この3つになります。
1つずつお話ししますね。
まず1つ目、全部に反応しようとする、というところですね。
毎日自分が参加しているコミュニティをチェックして、すべての投稿にリアクションをして、質問があれば即座に回答して、みたいな。
気がついたら、コミュニティにいることが義務になっていました。
子供たちの寝かしつけの時間なのに、ちょっと待ってて、仕事終わらせるから、って言っている自分もいたり、
パパ、本読んでって言われたのに、後でね、と言ってしまったりとか、本末転倒でしたね。
完璧主義で全てに反応しようとした結果、家族との時間が規制になり、コミュニティが楽しみではなく、やらなければならないこと、というふうに変わってしまったんですよね。
でも今では、そういうアプローチというか、やり方を変えてコミュニティで活動するようにしています。
完璧でいることよりかは、継続することですね。
毎日少しずつでも顔を出す方が、メンバーとの関係性は良好に保てるのかなと考えています。
次、二つ目ですね。
二つ目は、完璧な自分を演じすぎること。
やっちゃいけないなと思うのは、弱さとか悩みですね、自分の。
そういうところを一切見せないことですね。
コミュニティマネージャーは常に頼られる存在でいなければならないみたいに、そんな思い込みをしていました。
でも実際は、タスクが溜まって頭真っ白になっちゃったりとか、何から手をつければいいかわからないとか、家族との時間が取れなくて罪悪感を持ってしまったりとか。
そんな状況でも、はじめのうちは完璧を演じ続けていました。
悩みを相談できる相手もいなくなって、一人で抱え込みがちな状況にしょっちゅう陥っていましたね。
今思えば、実は最近こんなことに悩んでてとか、正直に話すことでメンバーとの距離が一気に縮まるなということを学びました。
人間らしい弱さというのも信頼を生むのかなと思います。
で、最後三つ目ですね。
三つ目は境界線を引けない危険性。
コミュニティマネージャーになりたての頃、僕は境界線をうまく引けていませんでした。
遅い時間の書き込みにもすぐに反応して、いつ寝てんのとか、24時間いるみたいっていう風に思われるぐらいディスコードに入り浸っていたり、
あとは家族の時間を削ってでも何か対応していたりとか。
そういったことをした結果、妻から最近家にいてもずっとスマホ見てるよねとか言われた時は、はっと我に返りました。
何でもかんでも引き受けた結果、一つ一つの対応に追われて、そういう家族との時間を犠牲にしてしまってたんですよね。
今は自分の中でこの時間からこの時間までは対応に当てるとか、専門外の質問が来た時には有識者を紹介してその人に答えてもらうように促したりとか、
そういった工夫をすることで、自分一人に負担がかからないようにというか、分散させて、もうちょっと余裕のある活動、コミュニティでの活動ができるようになりました。
明確な境界線が長期的に見ても価値を生むのかなと思います。
失敗からの学び
まとめに入ります。
失敗から学んだことをまとめると、完璧よりも継続。毎日少しでも顔を出すこと。
人間らしさを大切にすることですね。悩みや失敗も正直にシェアしていくというところ。
あとは明確な境界線。対応できる時間とか休む時間をちゃんと作ってあげるというところ。
コミュニティマネージャーは完璧な管理者である必要はありません。
人間らしい橋渡し役でもいいんです。
もし完璧主義な性格で、その性格が元で疲れているという人がいれば、完璧である必要はないんだよということを自分にぜひ言い聞かせてほしいですし、思い出してほしいなと思います。
では今回の配信は以上になります。最後までお聞きくださりありがとうございました。ではでは失礼します。