1. のらじお
  2. 『21世紀の恋愛』について

『21世紀の恋愛』についてはこちらから!

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サマリー

『21世紀の恋愛』という漫画を読んで感じた、現代の恋愛についての考察が話題です。話では、恋愛関係がコモディティ化し、パートナーを選ぶ際にカタログスペックが重視される現象が起きていることを指摘されています。また、ネットショッピングを通じて物に恋に落ちることや恋愛におけるリスク、経済的な問題や時間制約が恋愛に与える影響など、21世紀の恋愛について話し合われています。また、『21世紀の恋愛』において男性と女性の嫌悪や支配といった恋愛に関する問題についても考察されています。恋に落ちるための心配事が軽減されるために、恋愛に関するリスクについての考え方を変える必要があるという話が展開されています。さらに、恋愛関係の構築や解消において、人間関係や利害関係の複雑さについても考察されています。相手の拒否によって安心感や希望を持つことが重要であることが示唆されています。また、現代の恋愛の困難さをデカプリオの似顔絵を例に挙げながら話されました。話者は、21世紀の恋愛は個人の問題にとどまらず、一般的な困難として考える必要があると述べています。

漫画『21世紀の恋愛』について
スピーカー 1
のらじお
こんにちは、のらじおのmuroです。
こんにちは、かえです。
今日は、久しぶりに、久しぶりってこともないかな。
読書感想会。
スピーカー 2
m以来かな。
スピーカー 1
m以来だっけ。
スピーカー 2
違うっけ。
スピーカー 1
mの後に何かしなかったっけ。
スピーカー 2
カスピカイはちょっと私が言ったけど、カスピカイオブルトの真実。m以来じゃない。
スピーカー 1
m以来か。そっかそっか。ローラディーンに振り回されてました。
スピーカー 2
あ、そっかそっか。ローラディーンがあったから。
スピーカー 1
ローラディーンに引き続き、外国の漫画?
スピーカー 2
はい、そうですね。
スピーカー 1
スウェーデンの漫画。
著者はリームストロームクビストさんで、題名は21世紀の恋愛です。
これ、なんでこの本を読んだかというと、あれなんよね。
私たちは無痛恋愛をしたい。
タキナミユカリさんの漫画の、今連載中の。
あれで、作中にちょっと登場するのよね、この本が。
で、ですっておっしゃって。で、一応僕この本読み合った時にタキナミさんに感想を送ったんだけど、
かえちゃんの方は面白いこと考えるんじゃないかなと思って、かえちゃんにも読んでもらいたくて。
いきなりハードル上げるのちょっとひどい。
スピーカー 2
そんなこと言われると思わないからちょっと。
スピーカー 1
ごめんごめん。
えっとね、なんていうかな、僕はこの21世紀の恋愛、どういう漫画かっていうと、
なんていうのかな、出だしがレオナルド・デカプリオについてなんだよね。
で、レオナルド・デカプリオが常に25歳以下の若い女性としか付き合わなくて、
25歳になると必ず別れてまた若い女性と付き合うっていうのをやってるんだよね。
これを、ここを出発点にして、我々が恋愛するとは何なんだろうっていう話が始まっていって、
いろいろな哲学者が、例えばジジェックとか、
ハンさんっていう韓国人の哲学者の人の話とか、
いろんな哲学者の話を、現代の哲学者の話を引用しながら、
恋愛と市場化
スピーカー 1
21世紀っていうのは恋愛が結構難しい時代なんだっていう話をたくさん説明して、
これまであった歴史上の有名な恋愛だとか、神話だとか、歴史上の哲学者だよね、
プラトンとか、あとはヒンドゥの神話とかを引用しながら、恋愛をするっていうのはどういうことなんだろう。
恋愛するときに、どのようなことが起きているのだろう、みたいなことを考察している漫画なんだよね。
この中で、無痛恋愛。
言葉が出てきますよね、無痛恋愛っていう。
苦しまずに恋愛ができるのだろうかっていうことがテーマとして出てくるっていう、そういうふうな漫画なんだけど、
これを読んだときに、結構ね、僕にとっては、なんていうのかな、
思いも寄らなかったこともあるし、新鮮なこともあるし、
それをどうにかするのが結構難しい問題だなというのも思ったっていう。
例えば、一つは19世紀には、感情的であるっていうのは男性側が行っていたんだけれども、
それが20世紀になると、感情的であるっていうのは女性の側に、
押し付けられるというか、女性の役割みたいな感じになってきた。
現代21世紀に何が起きているかというと、男性っていうのは、感情を表さないことっていうのを、
理性的で良い振る舞いだと考えるようになる。
ただ、だから恋愛においては、
自分は感情的でないっていうことを示すために、
パートナーとある程度距離を取ろうとする。
つまり、2人の関係がどのような関係であるかとか、
2人の関係がどのような未来に行くかっていう話を従わないんだと。
それをするっていうのは感情的になるっていうことだから。
だけれども、女性の側は妊娠・出産っていう問題があるので、
これまで20世紀を通して文化的に感情的になることっていうのを、
役割として出されてきたので、
関係がどのような関係であるかっていうのをはっきりさせたがる。
男性の側は、それが理性的な振る舞いでないというジャッジメントをすることによって、
その振る舞いっていうのを押し込めようとする。
そうすると男性の恋愛戦略と女性の恋愛戦略っていうのが、
権力構造に転換していって、
男性が女性の声というかボイスを奪うっていうことが起きてるよねっていう分析がしてあって、
なるほどねって思った。
スピーカー 2
この本っていうのが、問いとして最初にデカプリオのやつの例が出て、
現代が恋に落ちるのは難しくなったのはなぜ?
その可能性、こういう理由があるんじゃないかっていうのがずっと出るんですよね。
ずっと並んでいく。
三岡さんが今言ってたのもそのうちの一つなんだけど、
スピーカー 1
他者が消えたからとか、理性による選択が急増したからとか、
スピーカー 2
ホモソーシャルが変化した。
その今の説明っていうのは、
ホモソーシャルの変化のところですごく大きく取り上げられてた部分だと思うんですけど、
あとは生物学的にいろんなことが解明されたので、
ホルモン分泌とかいうことを、
スピーカー 1
異性を発する理由みたいにするような生物学的な物質主義が原因だとか、
スピーカー 2
っていうような、
21世紀の恋愛。
これ読んで、
気をつけないといけないなと思ったのは、
これが本の題名もこんなだし、
恋愛の本質みたいなことを語る本っていうよりは、
恋愛っていうものを、人がどういうふうに扱ってきたかみたいな感じの話。
恋をするということがどういうことかっていうよりは、
スピーカー 1
恋をすることをみんながどういうことだと思っているかみたいな。
スピーカー 2
それがちょっと大事かなと思いました。
スピーカー 1
なるほどね。
スピーカー 2
社会学っぽい本なんだよね。
現代の恋愛観
スピーカー 2
根拠にしていく、
スピーカー 1
論者っていうか哲学者とかが、
スピーカー 2
客観的にというか一般的な話をするから、
精神とか、個人の内側というよりは、社会でどのように取り扱われているかみたいな。
この著者の人もすごく慎重にというか、
要所要所で、でもこれはみんながそうって言ってるわけじゃないからね、みたいなすごい強調するのはそういうのだと思うんですけど、
全体的な取り扱われ方を扱っているから、あなたもそうだって言ってるわけじゃないからね、みたいなのをすごく頻繁に、
注意事項として出してくるから、
例えば、物語、映画とか小説とか、
あとは広告とか、商品とかで、
そういう社会一般のものが、
人間の恋愛というものがどういうものだと想定してきているかみたいな話、
話だっていうのをちょっと忘れないようにして読んだほうがいいかなと思いました。
スピーカー 1
そうね。
スピーカー 2
でも確かにそうだなっていう感じ。そこで語られている、
19世紀はこういう取り扱われ方を知って、最近はこうなってきていて、
それが恋に落ちること、難しさの原因になっているっていういろんな例示は、
スピーカー 1
確かにねっていう感じ。なるほど確かにそうだなっていう感じだし、
スピーカー 2
っていう感じですね。
スピーカー 1
そうね。
いろいろな話は、なるほどなって思うことがすごくたくさんあるんだよね。
例えば、なんていうかな、恋愛相手、恋愛関係にある相手の、
コモディティ化が進んでるっていう話とかもしてる。そういう言い方はしてないけどしてて、
コモディティ化っていうのはどういうことかっていうと、つまり市場に置いてある商品のようになって、
つまり、自分の恋愛対象の人が、マッチングアプリみたいにいいっぱいいるわけですよね。
それは理論上無限にのようにいるわけで、
無限にいる人たちが、例えばどういう用紙をしているかとか、どこに住んでいるかとか、
どのような言語をしゃべるのかとか、どういう学歴を持っているかとか、どういう収入を持っているかとか、
どういう仕事を持っているかみたいなものが、カタログスペックのように現れていって、
このカタログスペックの中で、より良いもの、より安くて安価なものを選ぶっていう、
市場でのものを買うときと同じようにパートナーを選ぶ。
それは、その商品が持っているある種の魅力だよね。
例えば、iPhoneだったらブランド力があるとか、
例えば炊飯器を買うときに多機能であるみたいな感じで、
その商品におけるインディケーターみたいなのがいろいろあって、
例えば若さだったりとか、用紙だったりとか、
それに市場的な価値がついてしまうみたいな話をしていて、
スピーカー 2
そうすると、相手を人間として、他者として扱うっていうのが非常に困難になっていくみたいな話とかもあるんだよね。
スピーカー 1
これはまあそうだよねっていう。
そのようにわかるなという感じはする。
これだけじゃなくて、いろいろなそういうふうなこと、
あと大体可能性の話とかもしていて、
マッチングアプリ、今僕がこういう話をしたのは、
あたかも男性が女性を選ぶときに、その女性をカタログ化しているっていうように聞こえた人もいると思うんだけど、
美音声の曲かなんかを分析している方だと、それはもう逆のこともあって。
どっちもだと思いますね。
その美音声の曲の方は何をやっているかというと、大体可能性みたいなことについて話していて、
つまり19世紀というか20世紀的な保守的な恋愛観の中では、
つまり運命の相手を探そうとしているんだけれども、
そうではなくて恋愛のパートナーというのは取り替え可能なものなんだっていうような世界観が語られていたりするみたいな。
なるほどねっていう。
これはどういう文脈の中で貼ってられているかというと、恋愛という神話みたいなのがあって、
この神話みたいなのをある意味で、
破壊するような現代的な価値観みたいなのも出てきている。
これはパートナーが取り替え可能であるという話だとか、さっきかえちゃんが言ったように、
運命の相手っていうのは、超自然的なものではなくて、科学的にわかってしまう。
とか、カタログスペックで相手を見てマッチングしようとするとかも、全てそうで。
それが運命の相手がおり、その人と永遠に一緒にいれるっていうような恋愛観というのと、
スピーカー 2
著しく相性が悪いっていう話。
全体として、すごく人の価値観が資本主義化されているみたいなことだと思うんですよね。
私たちは消費するときとか、お金を使うときに資本主義の考えを使っているようだけど、
でもやっぱりこれを読むと、価値観、それは物以外に人とか、
自分のライフスタイルとか、感情にもすごく影響していることなんだなっていうのが、
よくわかって、マッチングアプリみたいなパートナー選び。
今は特にコロナがあったから、すごくコロナで急速に一般化したと思うんですけど、
マッチングアプリの。ネットショッピングと同じだと思うんです。
やったことないんですけど、マッチングアプリ。周辺の人、全然悪いものと思わないんだけど、
うまくいってる人もいっぱい知ってるし、
この人たち別にマッチングアプリじゃなくて、普通にというか、
どこかでたまたま会ってもきっとうまくいっただろうなっていう人がマッチングアプリで出会ったり、
出会ってうまくいってる例もいっぱい知ってるから、これ自体が全然悪いとは思わないんだけど、
でも友達の一人が、私より2つ下の女性の友達だけど、
全然マッチングアプリで恋愛できる気がしないって言ってた子がいて、
私やったことないから、何がダメ?何がそんなに違う?って他の、
例えば何かのコミュニティで実際に会って恋愛するのと、マッチングアプリで何が違う?って聞いたら、
カタログ見てるみたいって、その子が言ってて、
ずっとこう、さっきの人と比べる、またさっきの人と比べるみたいな繰り返しだから訳がわからないみたいなことを
言ってたんですよね。それをすごく思い出して、この本を読んだときに。
ネットショップってそうじゃないですか。
ネットショッピングと物への恋
スピーカー 2
もう何を選んだらいいかわからないからありすぎて、私も電化製品とか買うときも
知識もないし、もう一つ何を選んだらいいかわからない。ありすぎて。
無限にあるから、掃除機買うのにも無限にあるから、その時に
価格.comとか見るんですよね。
値段の安い順とか、あとは2023年掃除機
これを買うべきみたいなサイトを見たりするんですよ。
そしたら、何にも持ってなかった掃除機の基準の中に
吸引力とかコードレス、コードアリとか
いろんな価値基準が出てくるんですよ。
掃除機ってこういうので選ぶんだっていうのが
その中で一番安いものを選ぶわけじゃないですか。
ニーズと世の中の評価と
それにかかるコストを見合わせて
じゃあこれって選ぶ。
スピーカー 1
同じことが起こってるんだろうなと思って。
その通り。その通りだよね。
スピーカー 2
それは本当はかなり人によって違うはずなんですけど
コスパとかタイパとか
その人にとって一番いいものっていうのはそれぞれ違うんだけど
もうありすぎて選べないから
一回均一化して
みんなにとって平均的にいいものはこれみたいな
均一化して、それを均一化することが当然になっているから
私にとって良いみたいな判断が
もう分かんなくなってるんだと思う。
それをやりすぎて
人に対しても
同じ選択方法を取ってるんだと思うんですよね。
っていう感じかなと思いました。
スピーカー 1
そうね。この本の中ではジェイクが引用されてて
その問題についてジェイクが何て言ってるかっていうと
恋っていうのは落ちるもんなんだと。
マッチングアプリっていうのは結果をコントロールできるので
スピーカー 2
落ちれない。
スピーカー 1
だから自分と似た人を探すようになる。
そうすると他者のいない世界っていうのに突入していくって彼は言っていて
そうすると
予想外の他者と出会うっていう恋愛の本質は
もうあらかじめ失われてしまうよねっていう話は彼はして
スピーカー 2
そうかもって思った。
スピーカー 1
そうですね。
さっきかえちゃんが言った
均質なスタンダードみたいなものを作るっていうのが
例えば恋愛相手っていう
相手だけじゃなくて自分自身に対しても起こるっていう話をしている
スピーカー 2
わかるわかる。
スピーカー 1
自分による自分の作詞っていうのが始まる。
つまりこのようでなければならない。
痩せていなければならない。かっこよくなければいけない。
スポーツ会に乗ってなければいけない。
高級取りでなければいけないのような
様々なスタンダードみたいなものがあり
スピーカー 2
それに向かって自己実現しようとし始めると。
スピーカー 1
そして自己実行にできない自分を敗北者として扱うようになるんだ
っていう話をしているよね。
その基準別にどこにも存在しないはずなのに。
さっきのビヨンセのやつも
スピーカー 2
さっきのビヨンセのやつはまた別の面での
基本主義的な反応で
そのビヨンセの歌詞の内容がどんなんかっていうと
彼氏に浮気されるみたいな感じだったかな。
だけど、だからって私はそんなことでは
傷つかない。あなたの代わりなんかすぐ見つかるみたいな歌詞だから
この本の中でそれは
あんたの代わりはすぐ見つかる主義っていう風に
名付けて
読んでるんですけど
それは愛がコントロール可能なものっていう考え方に基づいていると。
それっていうのは業績社会が生み出したことなんだって。
愛って何でも自分によってコントロールできる。
頑張ればできる。
できないのは自分が悪いからできないみたいになっちゃうと。
でもこの本の中では愛とは屈服することであるっていう
スピーカー 1
面、愛のそういう面みたいなのが取り立てされて
経済的な問題と時間の制約
スピーカー 2
業績社会の中ではそういう愛に屈服することができないんだって。
スピーカー 1
コントロールしないといけないからね。
スピーカー 2
わざわざ傷ついたり翻弄されたりしにいかないから
だって何か起こったら自分が悪いことになっちゃうから
だから恋に落ちることが難しいんだって。
スピーカー 1
僕も
翻弄されてるときみんなに怒られてたもんねやっぱり。
スピーカー 2
怒られてましたね。
翻弄されると怒られますよね。
そうね。
それで女の子があんたの彼はすぐに見つかるっていう態度を取るっていうのは
一見主観が自分のコントロールでやってるみたいな感じなんだけど
大事にされないから同じように大事にしないっていうのは
スピーカー 1
本質的には解決方法じゃないよねみたいなこと書いてあって
スピーカー 2
それは本当にそうだなって思った。
本当にそうって思った。それは本当にそうです。
これ一番本当にそうだなって思いました。
スピーカー 1
そうだね。それは本当にそうだね。
ちょっと話が戻るんだけど
僕がコントロールするっていうのが資本主義的な思考だっていうのは
スピーカー 2
あんまりパッとつかめない人もいるかもしれないけど
やっぱそうだなっていうのを僕は強く感じていて
スピーカー 1
僕はこの1年、もう1年ぐらい経ちますけど
いろんな人に僕を買わないかっていう話をしてきたんですよ。
僕の人が僕にアドバイスしてきたのは
そのようなやり方ではダメだと
なぜダメかっていうのは僕が未来を約束しないからなんですよね。
僕を使ったらこうなりますと
こうなるのはあなたにとってこういうメリットがあるでしょ
スピーカー 2
だから使ってくださいっていう言い方をしないとダメなんだと
スピーカー 1
でも分かんない。これは先生にそう言われたからかもしれないけど
僕がやろうとしている文化人類学みたいな考え方を使ったりとか
僕を使うっていうのはどういうことかっていうことかっていうのを
自分で考えているんだけど
巻き込まれるとか偶然性みたいなものがすごい大事だと思ってる
スピーカー 2
分かる。私もそう思う。
僕たちどうなっちゃうか分かんないけど
スピーカー 1
どこか行き着くまで駆け抜けましょうっていう気持ちなんだけど
でも資本主義社会ではみんな株主に責任があり
クライアントに責任があるのでそんなことできないわけですよね
誰に何の責任があるかを明確にして
何の約束をしてそれにどのように努力をするかっていうことにお金が払われているので
約束しない人にはお金が払われないんですよね
それはそう。それはそうっていうのは分かるけどね
スピーカー 2
それはそうっていうのは
私もこの本読んでなるほどと思ったしそうだなって思ったけど
スピーカー 1
自分事としてあまりピンとこなかったんですよね
なるほどね
スピーカー 2
分かる分かる。あの人もそう言ってたしあの子もそういう感じだったみたいな
確かにこの物語もその漫画にもそうやって声を扱ってるし
マッチングアプリとかもそうだよねって思うんだけど
自分
じゃああなたはじゃあ私はどうかな
まあ私にあんまし恋愛経験があんましないのもあると思うけど
スピーカー 1
人ごとみたいなしか読めなくて
なるほどね
でもその資本主義で考えてこれはネットショッピングと同じだなって思ったときに
スピーカー 2
私は結構ねあのフェテシストなんだと思うんですけど
フェテシズム的な人間どうやらそうらしいって最近気づいてきているんですけど
スピーカー 1
物が好きだもんね
物にね恋に落ちてるんですよね
なるほどね
スピーカー 2
余裕で落ちてるガンガン
スピーカー 1
物でもあれだよねネットショッピング派じゃなくてかまもとに買ったりとか
だから私スズメ道具店でみんなに恋に落ちてほしいと思ってるんですよ
スピーカー 2
そういう仕入れをしてるつもりだし
同じマグカップあるけど全部違うからって思ってるから
全部違う中で目の合うやつを買ってくださいと思ってるんですよ
スピーカー 1
魔女だね
スピーカー 2
だからそのように物に置き換えたらめっちゃわかるっていうか
私はもうガンガン恋に落ちてるなと思って日々
そしてそれができてない世の中だっていうのもわかるなと思って
スピーカー 1
だからスズメ道具店でみんなに安心して恋に落ちてほしいんですよ物に
スピーカー 2
そうやって思った時に
じゃあなんで物にはできると思うんですよ
物にできると思ってるかじゃあなんで安心して物をみんな買えないのかなって
もうちょっと物事考えますけど私は恋愛経験が少ないんで
やっぱりそれはリスクに恐れてるからだと思うんですよね
私が1000円で手に入れたものが本当は100円の価値しかなかったらどうしようって
思ってるから評価を見たりして
スピーカー 1
確かにね
なるほどね
スピーカー 2
まずは経済的な防御
本当は世の中が1000円だっていう価値
100円だってみなさるっていうのは私が1000円で買っちゃったらどうしようっていう恐れがあると思うんですよね
もう一つは
これはまあじゃあ買って買ったはいいけど
買ってみて思うようなものじゃなかったらどうしようっていう心配があると思うんですよ
それはそれがちゃんとちゃんとっていうかそこに安心感が持てたら
恋に陥れると思うんですよで私がすずめい道具店でみんなに自信を持ってものを進めるのは
スピーカー 1
私がそこに自信があるから進められるから
スピーカー 2
このマグカップ3000円だけど高くないからって堂々と言えるからこれお店に置いてるんで
スピーカー 1
そして長く使えるからってすぐ壊れたりとかなんかしないからって大事に使ったら長く使えるからっていう自信があるから人にお勧めできるから
スピーカー 2
みんなが
精神的な防御と恋愛のリスク
スピーカー 2
人間関係においてその安心感が
持てれば
恋に陥れると思うんですよ
それでじゃあ何が障害なのかなって考えて
まず経済的な問題
スピーカー 1
時間とお金かなと思うんですけどコストってコスパとかタイパーとか
スピーカー 2
で今
結構世界的に日本もそうだけど日本は特にそうだけど不況だからっていうのはめっちゃあると思うんですよね
スピーカー 1
みんなお金がないから恋してみんな
スピーカー 2
簡単に恋できない
失うものが大きいってか簡単にそこにコストを投じられないから
恋人と出かけたり
恋愛デートするのにお金がかかることにたくさんお金が使えなかったらやっぱり絞るっていうかかなり
スピーカー 1
気をつけると思うんですよね
スピーカー 2
時間も不況だったらいっぱい仕事に時間も取られるから
時間も制限されちゃうからその時間を誰に使うかっていうのすごい制限される
が不況かなっていうのと
で時間っていうのは
女性はやっぱりすごくある
その恋愛がすべて結婚に結びついてそれが出産に結びつくわけじゃないけど
出産したいと思っている人たち
っていうのはやっぱり時間の制限がどうしてもそれは身体的なことだからある
スピーカー 1
特にキャリアの話と混ぜて考えるとすごいタイトだもんね
女性の20代って
そう出産と恋愛をつなげたらあるとても問題が
でもまあ多分これから先
スピーカー 2
出産と恋愛が
出産が恋愛の延長線上にあるだけの可能性じゃなくなってくるような気はするんですけど
これから先の社会が
小説だと川上美恵子さんの夏物語が結構そこに言及している小説
あれは出産したいけど成功所したくないっていう主人公の話だったんですけど
そういう可能性は出てくると思うので
金と時間が解決できれば
1個目のリスクは柔らぐその恋愛に落ちるためのリスク
でもう一個が精神的な防御かなと思って恋愛に落ちるリスク2が
精神的な防御
でこれが今すごい最も
明るみに出てるっていうかフェミニズムの問題もそうだし
逆も
男尊女卑とあと
男女の嫌悪と支配
スピーカー 2
男性の女性の嫌悪女性対象の嫌悪とかはこれ精神的な問題だと思うんですけど
支配しようとする人っていうのが
いなくなれば
その心配はなくなると思うんですよね完全にいなくならせるのは無理だけど無理というか難しいけど
支配というものの存在をみんなが認めて
そうしない努力みたいなものが一般的になったら
恋に落ちるってしまうことへの心配事っていうのはちょっと軽減されるんじゃないかなと思って
だからこれ
むろこしさんにこの本紹介してもらったけど
この本を滝波ゆかりさんからお勧めされたってむろこしさんが聞いて読んで
これ読んでる時はあんまし思わなかったけど読み終わってその
恋に落ちるためのリスクについて考えている時に
もしかして滝波さんがしようとしているのは
スピーカー 1
恋に落ちるための障壁を一つ減らそうとしているのかなって思ったんですよね
スピーカー 2
なるほどね
安心して恋に落ちれるように心配事を一つなくそうとする動きなのかな
全然違ったら申し訳ない感じの感想なんですけど
そうかもね
どうやったらできるのかっていうのは
そういう支配しようとする人がいなくなる自分が支配しているかもしれないっていう
警戒心を持って
支配をする人の総量が薄まる
っていうのと
もう一つ大事なのは
恋に落ちるための心配事の軽減
スピーカー 1
自分で自分の苦しみを判断できる自信を持つのが大事だと思うんですよね
スピーカー 2
自分が苦しんでいると判断できるっていうのすごい大事だと思うんですよ
できてない人いっぱいいると思うし
私たちはむつ恋愛がしたいっていう本は
そういう人に対してあなたは苦しんでますよって
気づかせる部分っていうのがすごく大きいと思うんですよね
いろんな具体的な事例を出して
あなたが苦しんでいるのはこれだよみたいな
これはあなたが苦しいと言ってもいいことだよって
あなたが悪いからあなたは苦しんでなくて
あなたを苦しめているものがありますよっていうのを
教えて気づかせる面がすごくある
それ本当に意外とできないんですよね知らないと
スピーカー 1
そうねその通りだね
スピーカー 2
ダメな時にやめられる自信があったら飛び込んでいけると思うんですよ
スピーカー 1
そうだね
スピーカー 2
ダメだったらやめればいいもんって
ダメな時自分でわかるから
ダメだったらやめればいいじゃんみたいなのって
今ダメって判断できる自信がないとできないし
そのまま苦しみ抜くしなくなっちゃうので
そうだね
支配する人が減るっていうのと
自分で自分の苦しみに判断がつけられる自信を持つような本を
目指してるのかなって思った
確かにね
スピーカー 1
それは確かに考えたことなかったけど確かにそうだ
そうかもしれない
スピーカー 2
そうあのね私は経験が自分じゃなくて
知り合いにすごい私から見て苦しんでる人がいて
私に対してもその人は苦しいと言って泣いたりとかしてたんですよ
もう嫌だって
で私はそれを素直に受けて
この人は苦しんでるから助けたいと思ったんですね
ででき得る限りのことをやりまして
あとはあなたが足を踏み出すだけですっていう状況を作ったんですよ
もうさあなたがもう家を出るだけですよって
あとはもうここまで整いましたもう周りは
状況はできましたって
喜ぶと思ったんですよ喜んでよかったじゃあもう出ますってこの苦しみから抜けますって
なる以外の
その結果想定してなかったんですけど
スピーカー 1
その人に出しかけた足を引っ込めたんですよね
スピーカー 2
そしてその人を苦しめていたものっていうのに対して
かわいそうだって始めた
スピーカー 1
その
スピーカー 2
私の知り合いの人がねその人を苦しめているもの
これから離れようとしていたのに私はそこから離れる助けをしてたのに
離れられなかった離れられなかったそれで私はもう大混乱したんですよもう
離れられないのは哀れだからだよね自分を苦しめている人は
意味がわからなかったって
あんなに苦しんで
泣いてたじゃんって
スピーカー 1
今からそっから離れても泣くのをやめたらいいじゃんって思ったけど
スピーカー 2
それでね私は初めてこの人は苦しみに依存してるんだなって
やっとわかったんですけど
スピーカー 1
めちゃくちゃあるあるだと思うんですよね
それがねそうなった時にねじゃあその人がどこからやり直せばよかったのかわからないんですよもう
スピーカー 2
始まりがどこだったかがわからないの全然
どこまで戻っていいかわかんない
思うもん
スピーカー 1
どこまで戻ればいいんだろうって僕も僕自身に対して思う
何度やってもここに来た気がするってなるもんね
スピーカー 2
じゃあそこからねでも私が無理やり拉致して引き離して
もうそれがその人の幸せだどうかもわかんないし
むしろ不幸にしてしまうかもしれないし
私から見たらその人は認知が歪んでるっていう風に見えるんだけど
そのように私からは見えるけど
本人は正気のつもりだしもちろん
スピーカー 1
彼女にとってはそれが真実なんですよね理にかなってる真実
スピーカー 2
だからもう自分で気づくしかないんですよね
自分にその材料を持っておくしかない
スピーカー 1
そのような状態から誰かを助け出すっていうのは
近代社会においては基本的に権利として認められてないっていう
スピーカー 2
そうそうそうですね
よっぽどなんか犯罪とかに結びつかない限り
スピーカー 1
生命の危機でない限り無理なんだよね
本人にそこから抜ける意思がなかったら抜けられないんですよね
スピーカー 2
それで私たちは物理AIがしたいっていうのは
あれは今同じように
あの本の中に出てくる登場人物たちと同じように
悩んでる 迷ったりしてる人に向けてるとも思うけど
まだ全然そんなことが起こってない人こそ
あれを読んで材料として持っておくべきだと思うんですよね
そしたらその先に何かが起こった時に材料になるから
自分の判断の事例の一つになる
スピーカー 1
戦ったり逃げ出したりする時のね
スピーカー 2
そうそうその方法が増えるし判断基準も増える
スピーカー 1
そういうやつだと思うんですよね
スピーカー 2
それがあるっていうのが
それが自分の中に持っている自信になるっていうのが
人間関係に没入していく時の助けになるっていうか
スピーカー 1
安心材料になるのかなって思いました
なるほどね
これは何ていうのかな
なるほどね
ちょっと今邪念が浮かんで考えてたことが飛んだ
この21世紀の恋愛の中に
恋愛とは宗教みたいなもんだって書いてあるんですよね
スピーカー 2
それはねめちゃくちゃわかる
めちゃくちゃわかる
スピーカー 1
しかもかなりドラッキーな宗教だと思うんですよ
スピーカー 2
明帝観を伴い中毒を引き起こすような
スピーカー 1
それはねめっちゃわかる
この本の21世紀の恋愛の中では
その話っていうのはかなり良義的に語られていて
スピーカー 2
宗教であることっていうのは外から見たら滑稽なんだが
スピーカー 1
恋愛をしようと思うとそうならざるを得ないっていう話でもあるけどね
他に方法がないっていう
だからその他の方法で恋愛しようとすると
どうしても資本主義的なやり方で恋愛もどきをするしかないんだ
相手をコモディティとして扱い
たまたまコモディティの購買の戦略が合っている相手と
たまたま偶然の人間関係をやるしかないんだけれども
人間関係っていうのはお互いがお互いの資本主義的な価値を出しているときだけ成立するので
恋愛の社会構造と社会環境
スピーカー 1
どちらかがそれをストップすると壊れてしまうし
市場にはコモディティがたくさんあふれているので
また別のものに取り替えられてしまうっていうふうな
人間関係っていうのは恋愛関係の作り方になるんだけれども
そうじゃないやり方をしようとすると
どうしても宗教的なものにならざるを得なくて
それはいいんだが他方を外から見たら滑稽でもあるし
さっきのかえちゃんの視点だと滑稽どころではなく
あなたが危ないよっていうあなたが苦しいよっていう話になるんだっていう話で
これが社会構造の話からすると
支配する支配されるみたいな関係っていうのが
この宗教の中では起きやすいので
結構多くの場合その社会構造を反映する形で
男性が女性を支配するっていう形に起きやすいから
それを気をつけてくださいねっていう話になることですよね
そうなんだがって思った
スピーカー 2
その通りですって思った
スピーカー 1
その通りですって思ったんだが
自分が恋愛しようとするときに
加害的でもなく被害的でもなくなれるかって言ったら
スピーカー 2
かなり厳しいもんがあるなって思った
それはもうわかんないですよね
だから対等な関係みたいなギワードも出てたけど
スピーカー 1
測りようがないから
そうなんだよね
あれ野良状でこの話したっけ
東京であんたは大衆じゃないって言われたっていう話
あんましてない
僕何の話だっけな
なんかの話をしてたんですよ
あんたは大衆じゃない
あんたはエリートだ
あんた知識人で
あんたの話は難しいと
あんたが言ってることなんかみんな分かってないんだって言われたんですよね
スピーカー 2
東京で
スピーカー 1
そうかって思ったんだけど
普通はいいよ
普通は僕が社会の中でうまくできないだけだから
僕が言ってることがみんながわからないこととか
僕がみんなが言ってることがわからないことによって
不利益を込めてるのは僕だけだから
特に問題はないんだけれども
例えば恋愛環境の中で
僕のことが好きだった人
好きな人みたいに対して
僕は相手が理解してるもんだと思ってしゃべるわけですよね
相手が全然理解してないけど
うんって言った場合に
スピーカー 2
僕はそれを同意だと観測するわけだよね
スピーカー 1
とかをどうするかみたいな話になってくるから
じゃあその相手は
例えば知的に僕より劣るから
僕がもう少し
相手の権利を守るような振る舞いをしなきゃいけない
っていうことになってとかすると
これさっき言ったように
他者の主体性をどれくらい侵害するか
スピーカー 2
っていう話になってくるじゃん
スピーカー 1
だってその人はそう思ってるんだから
その人は僕の話を理解してると思っているんだし
僕のこと好きだと思っているんだから
っていう話だよね
だから無通恋愛の中では
月さむさんっていうフェミニストのおじさんが出てきて
それが非常に若い女性から求愛されるんだけど
それを断るんだよね
そしたら彼は断るっていう選択をした
僕がついにその同じ選択をできるかっていうと
かなりむずいなぁと思うところもあり
スピーカー 2
だから完全に苦しみのない人間関係は無理だから
その苦しみの種類っていうか
感情が起伏するみたいな
相手とのコミュニケーションに悩むとか
人間関係の中で起こってくる苦しみみたいなのは
全部が全部取り除かれるべきものっていうわけじゃないとは思うんですよね
この本の中にも
スピーカー 1
何て書いてあったかな
スピーカー 2
愛とは屈服することとかそんなんもそうだけど
スピーカー 1
なんかテスウスに置いていかれた
アドリアネだっけ
アリアドネか
アリアドネの話とかしていて
スピーカー 2
そうするとアリアドネが絶対的な被害者なのだろうかみたいな話はしている
徐々的な苦しみみたいな
スピーカー 1
なんかすごい抽象的な言い方になってぼんやりするけど
スピーカー 2
それは
痛みと
幸せと苦しみが
恋愛関係の構築と競争関係
スピーカー 1
本質的には同じだみたいなことがどっかに書いてあると思うんですけど
何て書いてあったのかな
スピーカー 2
それはまあそうかなっていうか
だからその判断がね
自分にしかできないから
自分でするしかないっていう感じなんですよね
スピーカー 1
138ページぐらいにその話してるのかな
スピーカー 2
愛っていうのが尊徳感情じゃないんだっていう話をしてる
スピーカー 1
ちょっと違うか
スピーカー 2
そうそうそうそう
そう
スピーカー 1
つまり
スピーカー 2
そうそうこの辺
スピーカー 1
何かのコストを投入したから何かのメリットがあるっていう考え方で
恋愛関係愛情の関係っていうのを構築してしまうと
その自分がかけたコストと相手がかけたコスト
相手が受けたメリットと自分が受けたメリットっていうのを計算してしまうようになるから
そうすると
なんていうかな
2人の関係っていうのが利益を逸にしない競争関係に入っていくんだっていう話
敵対関係に入っていくっていう話で
そうじゃないだろうっていう話をしてるんだよね
だからその多分かえちゃんが言おうとしてることと
多分同じなんだと思うんだけど
コストをかけるという覚悟みたいなのは自分の側でしないといけず
そのコストをかけたことによる不利益というか苦しみみたいなものは
それはあなたが吹き受けなければいけないことですよっていうのは多分あるんだと思うんだよね
ただそれがその構造的な権力の問題と結びついているかみたいなのがあり
でこれが僕は結構グラデーションだなと思った
スピーカー 2
グラデーションだと思いますね
だし人によっても違うしそのグラデーションの境目の部分
その極端なとこは絶対あるんだけど
暴力を振るわないとかはかなり極端な方のやつで
そこからの境目っていうのは
かなり人によって
曖昧になってくる
スピーカー 1
きっちり線を引けない
スピーカー 2
自分の境界がどこにあるかみたいなものを追ってみないとわからないんだよね
スピーカー 1
持っとかないといけない
多くの場合は
なんていうのかな
突然起きるんだと思うんですよ
だからわかんないんだと思うんですよね
スピーカー 2
自分の中で引き返すポイントみたいなものを持っていったとしても
スピーカー 1
役に立たないこともあるでしょうしね
スピーカー 2
頭でわかってもみたいな
スピーカー 1
役に立たないんだよ
スピーカー 2
頭でわかっても
そうですよね
スピーカー 1
何も役にも立たない
人間関係の脆さと境界線の不確かさ
スピーカー 1
城が傾くんですよ
スピーカー 2
城は傾くし国は滅びるんです
王様はやめてほしいよね
スピーカー 1
普通の民衆が迷惑かかるから
国傾けたり城傾けたりしないでほしいんだけど
わかるそうなるよね
だからこれはもう私の中でノーだと思った時に
スピーカー 2
自分の問題でそこから抜け出せないのは
いいとして
自分は抜け出したいのに
相手によって抜き出せなくなってくるとそれは支配かなと思うから
そうだね
そういうところに注意深く
スピーカー 1
結婚は一応法律があるけど
法律があったとしても原則として人間関係って
片方が嫌になったらおしまいですからね
スピーカー 2
片方が嫌になったらおしまいっていうことに関して
スピーカー 1
結構みんなウェットですよね
ウェットだなって思ってる
僕はまだこんなに
恋愛関係だけじゃなくて雇用関係もそうだし
友人関係もそうだし
だいたい人間関係全部そうだと思うけど
スピーカー 2
もうどっちかがスッてなったらおしまいなんですよね
スピーカー 1
でもそこまでじゃないよねってもう片方が思ってしまうっていうのは
スピーカー 2
あるあるだなと思ってる
スピーカー 1
僕は
スピーカー 2
基本的に撤退が早くて相手を傷つけがちだなと思う
まだ使えるカップがあるのに別のカップを買いがちだからね
あーなるほどねわかりやす
スピーカー 1
私そうやって言ってもらった方がわかりやすい
スピーカー 2
まだこのカップ使いますよねって言われても
スピーカー 1
でももう気分じゃないからってなる
カップを信仰していきますからね私は
これって思ったらもう絶対これってなるから
スピーカー 2
なんていうのこの3000円の板
スピーカー 1
キーボードに手を置くためにその手のひらを置いておくための3000円の板
木の板があるんだけど
これのねニスがねちょっと失敗した剥けちゃったの薬品を落として
欲しいもんね新しいのがね
スピーカー 2
あーそうなんだ全然違う
スピーカー 1
だからこれが撤退すべきこの関係を終わらせるべき傷なのかどうかって人によってかなり違うわけだよね
だってまだ全然使えるんだしこの木の板としての機能は全く損なってないわけですよね
ただニスがちょっと剥げた人差し指の先ぐらい
それが僕はもう新しいのが欲しいなってなってるわけ
これはね人を傷つけるんですよね
人を傷つけるなと思ってる
スピーカー 2
私がね去年一番ね恋に落ちたものあるんですよ
買ったやつ
それはねでもねネットで見て
フォローしてるインスタのトークのお店で見て連絡して取り寄せたんですけど
それがねガラスでガラス細工の
セミの抜け殻なんですよ
スピーカー 1
あれ綺麗だったね
利害や感情の優先順位と希望の重要性
スピーカー 2
もうあれね写真で見た瞬間に
それは私のためにこの世に存在してるって思ったんですよね
スピーカー 1
なるほどね
スピーカー 2
それがね
スピーカー 1
むろこしさんの無刻印キーボードと同じぐらいの値段だったんですけど
スピーカー 2
でさすがに悩んだんですよね
ちょっと高いけど
でもこれ私のためにこの世に存在してるしなってめっちゃ思った
スピーカー 1
無刻印キーボードと違ってなくなるしね
スピーカー 2
なくなるし今は連絡しないと
で買いました
スピーカー 1
なるほどね
でもそのセミの抜け殻1個でいいんだよね
スピーカー 2
1個でいいもう1個でいい
スピーカー 1
そういうのだもんね
スピーカー 2
で毎日見てやっぱりいいと思う
スピーカー 1
やっぱり買ってよかったって
僕人と話しててね
スピーカー 2
金なんかいくらあってもしょうがないって言われて
スピーカー 1
でもあれはあれだけ使うからあればあっただけあった方がいいでしょって僕言ったんですよ
だからその人が
そっからってりゅうちゃん何使うのって言われて
パイプとかって言ったんですよね
パイプをたくさん集めていろいろ買い集めて壁一面に飾って
スピーカー 2
気分で使い分けたいって言ったんです
ただその人が金がいるねって言ったんだけど
スピーカー 1
僕のものに対するアプローチってそうだから
スピーカー 2
これね没にした回でマージを取ったけど没にした回で言ったけど
ちょっと人間関係の取り扱い方
ものと同じ説があるんですよね
スピーカー 1
これあんまり深く考えてるの恐ろしいからあんまり深く考えたくない
かなりそんな気がしてるんですよね
僕にとってはパイプがたくさんあるっていうのは1個1個意味があるんだけど
スピーカー 2
そのパイプも何らかの意味があって揺りすぐったものなんだが
スピーカー 1
でも人から見るとパイプなんか1個なんか1個あればいいって思う
難しいよね
何て言うかなこう何て言うのネジとかと一緒で
単一の規格のネジっていうののボックスがあるとするじゃないですか
その中に1個だけ違う規格が違うネジ微妙に規格が違うネジが入ってるとするじゃないですか
スピーカー 2
でそれをはめようとするとそのはまったところ壊れちゃうわけですよねネジ屋さんが
僕ってそれだなって思ってるんですよ
スピーカー 1
だから僕は人間関係において
過外的に振る舞わないっていうのは結構課題だなって思ってるって感じ
スピーカー 2
だからもし
何かのあれで過外的に振る舞ってしまった時に
相手がちゃんと拒否してくれたら安心じゃないですか
スピーカー 1
安心
っていう感じだと思うんですよね
ダメですよこれ以上はダメですって
スピーカー 2
言ってくれたらお互い安心だと思うんですよねお互い
言われた方もごめんなさいって
それ私の思い違いでしたってなるし拒否した方も
わかってくれればいいですということになるのでその基準それがちゃんと基準が持ってるっていう
お互いにとっていいんですよね拒否する方だけじゃなくて拒否される方にとってもいいというか
スピーカー 1
いいと思うんですよね
そうだけど人間関係難しいのは
やっぱり利害があるから
ビジネスならビジネス友人関係なら友人関係
利害のために防衛ラインを下げる人っていうのはいるわけですよね
恋愛はそれは結構顕著だと思う
好きだから受け入れちゃうっていうことは結構ある
それがだからそのグラデーションの部分ですよね
スピーカー 2
それはでももうみんなその部分の苦しみについては苦しんでいくしかないと思いますよ
すり合わせていくしかないかなって
だから完全に無痛はやっぱり難しいんだけど痛い時に痛いですって
できた方がいいよねって感じかなと思いますね
スピーカー 1
この収録段階での最新はそんな感じですしね
スピーカー 2
ムツ恋愛したい
良かったですあれでもかなり
スピーカー 1
ハッピーエンドのやつだったから希望がすごく希望にあふれる回だなと思いました
スピーカー 2
そうね
なかなかあんなにうまくいかないけど
でもこのような事例を挙げてもらうことによってみんな希望が持てるなっていう
スピーカー 1
だってさ
今ね正確にはわかんないんだけど確かね
スピーカー 2
今婚姻関係の破綻を証明するのに確か7年かかるんだよ
スピーカー 1
そうなんだ
離婚するのに破綻しましたっていう事実から7年必要なの
スピーカー 1
7年粘る人結構いるんだよね
なんていうのかな
スピーカー 2
あの話は本当にハッピーエンドだな
スピーカー 1
すごくね
やっぱああいう風にしたらお互いの権利や人生が守られるからね時間とかね
本来はそういうことなんだよね
お互いのためなんだよね
感情がこじれてるとお互いのためとかじゃないからね
別のために戦い続けるから
そうした目的が変わってくるから
お互い消耗するまでお互いダメになるまでやっちゃうからね
スピーカー 2
でもやっぱりモデルになるものはやっぱり希望がないと
スピーカー 1
そうねそうなろうってならないもんね
あれはかなり希望があるよね
そうなろうって感じになるもんね
でもそれがシステム化した瞬間に
なんていうのかな
それをハックする人が出てくるからね
人間がシステムをハックするのは本当に良くないと思うんだよね
スピーカー 2
だから行ったちごっこ的な部分がめちゃくちゃあるから
自分で決断していくしかないですね
スピーカー 1
厳しいね厳しい
恐ろしいのは観測不可能であることだな僕は
スピーカー 2
自分が
スピーカー 1
自分がね
僕が苦しいときは戦うけど
僕が苦しめてるときはね
スピーカー 2
自分が人を苦しめてるのが観測
嫌だからね
スピーカー 1
相手が拒否してくれたら
そうね
だからね結構ねこれはね
スピーカー 2
21世紀の恋愛はね1ページ1ページ僕にはね重かったね
パンチが重い
スピーカー 1
すごい時間がかかりました呼ぶの
こんなことで文句言うの本当に申し訳ないけど
漫画として洗練されてはないんだよね
スピーカー 2
読みづらい
一コマ一コマ書いてあることが難しいから
スピーカー 1
そうね
スピーカー 2
漫画だからすごい
読みやすいって感じの本ではないですね
スピーカー 1
だからね
この分量を絵がなければいいのにと思ったんだよね
その文字部分がすげー難しい上に
あんまり絵の部分が意味がないというか関係ないんだよね
だからこれ全部文字の本だったらもっと読みやすかっただろうなと思った
どうかな
スピーカー 2
どうかな
なんかもう何せよ内容が
スピーカー 1
抽象的だから
スピーカー 2
っていう難しさ
スピーカー 1
でもそうだねこれ漫画であることのすごい意味は
絵のさ
感情というか
絵のトーンがすげーっていうのあんだよな
デカプリオの似顔絵と恋愛の困難さ
スピーカー 1
これは確かに文字でやろうと思うと再現しようと思うと全然
むずい
スピーカー 2
取り扱ってることがねなんか
スピーカー 1
あのねデカプリオの似顔絵とかとかね訴えかけてくるものがすごいんだよ
スピーカー 2
いい顔してますよね
すごいいい顔してるね
最後の方さこのアップだけで終わっていくのとかすごいいいですよね
デカプリオのアップだけで終わっていくのとかすごいなんか
スピーカー 1
そうね
スピーカー 2
なんかすごい胸が締め付けられますねこのデカプリオの
アップで終わっていく
スピーカー 1
このデカプリオとかがだから救えないんだよね多分ね
誰にも救えないんだよねデカプリオが自分で自分を救うしかないんだよ
スピーカー 2
そうそうそう救われたいのであればねデカプリオが
スピーカー 1
そうね彼が
多分このこと
彼は多分自分が満足してると思ってるだろうけど
この絵から訴えかけてくるものっていうのはおそらく彼が傷ついてるんではないかということなんだよね
スピーカー 2
そうですね
スピーカー 1
彼はその25歳以下の若い女性と付き合い続けることで
自分が救われるのではないかとどうやら思ってるらしいんだが多分違うぞっていう話
でもその強制的にどうにかすることができないし
彼は25歳以下の若い女性と付き合い続ける能力というか
アビリティがあるからどうしようもないよねっていう
誰にもどうしようもない
スピーカー 2
レオ自分で頑張るしかないんだ
厳しいですね
スピーカー 1
なんかこんな世界的な大スターで世界的に成功してる人でさえ自分で戦わないといけない
もうどうしようもないね
という希望と困難のまさに21世紀っていう感じですね
21世紀の恋愛と他の困難
スピーカー 1
これ多分恋愛だけじゃないんだよね
スピーカー 2
そう思う
スピーカー 1
ローラ・ディーンの時も思ったけど他者に対する一般的態度として
スピーカー 2
21世紀我々が抱えていかなければいけない困難なんだよね
スピーカー 1
それこそ物とかもだし
例えばキャリアとかもだと思う
未来将来とかも
その通りだね
面白いな
経済システムじゃなくてこの方向から資本主義って批判されていくのかもしれないね
我々の魂に入り込みすぎている
我々の本性と離れて
スピーカー 2
ありますか他に
スピーカー 1
だいたい言ったかな
スピーカー 2
じゃあこんなもんですかね
はい
スピーカー 1
じゃあ頑張ります
スピーカー 2
頑張ります
スピーカー 1
それではまたお会いしましょう
ごきげんようブロでした
ごきげんよう
01:17:12

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