1. のらじお
  2. 続・カスピ海ヨーグルトは感染..
2024-01-26 49:51

続・カスピ海ヨーグルトは感染する

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かえが引用していた書籍はこちらです!

カスピ海ヨーグルトの真実

00:01
スピーカー 2
こんにちは、のらじおのむろです。
スピーカー 1
こんにちは、かえです。
久しぶりですね。
2ヶ月半ぶりぐらいの収録ですね。
スピーカー 2
ねえ、結構空いちゃったね。
スピーカー 1
ねえ、むろこしさんがいなかったですからね。
スピーカー 2
ねえ、僕が東京行って、東京行ってる間ちょっと忙しかったからね。
私も年末とか、私も実家帰ったりとかして。
年末年始ね、いろいろありましたので、2ヶ月半くらいになりましたね。
スピーカー 1
はい、お待たせしましたね。
スピーカー 2
今日は何の話ですか?
スピーカー 1
今日は、去年の5月の24日に配信した、
カスピ海ヨーグルトは感染する、の続編です。
続編?
続編というか、あの時に皆さんに情報をくださいと言ったので、
たくさんの人がそれに答えてくださって、
思ったよりたくさん情報をくださって、
私もなんとなく質問したけど、ちゃんとしようと思って、
カスピ海ヨーグルトについてちゃんとしようと思って。
カスピ海ヨーグルトについてちゃんとする?
適当に疑問に思ってた状態で、
あの回はあれって何だったんだろうね、みたいな話をしてたので、
私の調べられる範囲で、
カスピ海ヨーグルトが何だったのか、ちゃんと調べるぞと思って。
スピーカー 2
なるほど。
今日は研究発表会です。
スピーカー 1
じゅっくり聞かせていただきます。
ブロッコシさんにはレジュメを用意しておりますので、
スピーカー 2
レジュメを用意しておりますのか。
今からレジュメを送りますね。
この景色久々ですね。
スピーカー 1
どれくらいぶり?20年ぶりぐらい?
レジュメを元に発表することですか?
スピーカー 2
かえちゃんのレジュメを見ながら検討すること?
スピーカー 1
それは卒論発表以来ですね。
03:01
スピーカー 2
そっか、卒論発表以来。
スピーカー 1
14年ぶりですね。
じゃあLINEでレジュメを送りますけど。
はい。
スピーカー 2
来ましたね。
スピーカー 1
来ましたね。
レジュメって言ってもメモなので、
皆さんは聞いていただいたらいい、なんとなく聞き流してもらったらいいです。
私による私のための研究発表会なので。
ちょっともう一回繰り返しになりますけど、
2023年の5月24日に配信した
カスピカヨーグルトが感染するという題の回。
これは1567回再生されております。
ありがとうございます。
それで、聞いてない方もいらっしゃると思うので、
ざっくりそれが何だったのかというと、
私の記憶で2000年前後にカスピカヨーグルトのブームがあって、
そのヨーグルトがうちにも来ていた。
そのヨーグルトは手渡しで広まったという私の記憶であったので。
スピーカー 2
カスピカヨーグルトがあれだよね。
牛乳を入れておくと元の量にヨーグルトが戻るっていうタイプのやつが、
各家庭に配られて、
どんどん増えた。
家庭から家庭にね、
どんどんカスピカヨーグルトを持っている家庭が増えていくっていう、
ちょっと不気味な現象について。
スピーカー 1
あれが一体どこから来て、
ブームだったけど、
本当に手渡しでどれぐらい広がっていたのかっていうことについて、
疑問があってその話をしたんですね。
その回の中での私の疑問点が3つあって、
まずその日本どれぐらいの広がりだったのか。
京都を中心に広がったようだっていうのは、
その時点でちょっと情報があったので、
東西南北どれぐらい京都から広がったんだろうみたいなのと、
それ、日本のすべてのカスピカヨーグルトのルーツが同じなのかどうか。
すべてが京都発信の子孫というか、そっからの広がりなのかっていうのと、
3つ目が、その広がったものはもはやカスピカヨーグルトなのか?みたいな。
そんなに次々渡されて、
最初のやつと後のやつ同じなのか本当に?みたいな疑問があった。
06:04
スピーカー 1
という回でした。
それでそれに対して、2023年末ぐらいまでに、
23件リスナーさんから情報をいただきました。
ありがとうございました。
結構来ましたね。
レジュメの方にはずらっと、そのリスナーさんの出身圏と、
分かる方は大体いつ頃の記憶なのかっていうのを送ってもらって、
一番東北、北東の方は秋田県から、
南西の方は長崎県まで情報をもらいました。
なので結構広範囲ですよね。
まあ23件なので、日本全国まんべんなくとはなかなかいかないですけど、
秋田県、山形県、新潟県、埼玉県、東京都、神奈川県、静岡県、三重県、兵庫県、岡山県、福岡県、長崎県、
スピーカー 2
あれですね、東海とか北陸の県はないですね。
スピーカー 1
そうですね。ちょっとこの中にはデータないですけど、
で、
スピーカー 2
野ラジオを秋田県の人が聞いてるんだねって思いました。
スピーカー 1
そうですね。
それも分かって面白かったですね。
あ、倉敷の人聞いてるみたいな。
スピーカー 2
ありがとうございます。
スピーカー 1
ありがとうございます。で、大体年代が90年代から、
あと一番最近のだと10年前っていうのがあるので、2010年代ぐらいまでのもので、
ちょっと後からまたここ詳しく触れるので、
大体このような情報をいただいたということで、またここ後から戻ってきますけど、
それで、これだけのお便りいただいて、
不運で済ますの、ちょっとダメだなと思って、
たくさん情報をいただいたから、私なりにこれに結論を出さなければと思って、
あの京都の教授が持ってきたらしいっていう話は、
5月のやつでも話したんですけど、
それが矢森幸男先生っていう方なんですね。
で、この人の本をちょっと一冊ちゃんと読もうと思って、本を買いました。
09:00
スピーカー 2
矢森先生の本を読んだと。
スピーカー 1
それですね。
で、京都大学名誉教授、矢森幸男。カスピカイヨーグルトの真実。
スピーカー 2
The truth of Caspian Sea Yogurtって書いてありますけど、
スピーカー 1
これを読みました。
で、これに結構ほとんどの私の知りたいことが書いてありました。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
なんかこれ、前調べた時もグーグル検索でこの本出てきてたけど、
この本の紹介が、カスピカイヨーグルトの健康についてですみたいなざっくり概要書いてあったから、
これはカスピカイヨーグルトの健康効果の本だって、その時は思ってたけど、
よくよくちゃんと調べてみると、
この矢森教授がなぜカスピカイヨーグルトを持ってくるに至ったか、とかいういきさつまで書いてあって、
スピーカー 2
本当にカスピカイヨーグルトの真実についての本。
スピーカー 1
そうそうそうそう。
今からこの本の紹介をしますけど、
矢森先生がどういう方かというと、
1962年京都府出身で、1962年京都大学医学部卒業。
1967年京都大学医学研究科博士課程終了。
島根医科大学の教授とか京都大学大学院人間環境学研究科教授などを務め、
現在は京都大学名誉教授、島根大学名誉教授、WHO循環器疾患専門委員など、まだいっぱいあるんですけど、
そういうなんかめちゃくちゃちゃんとした教授です。
医学博士ですね。
もともとこの先生は、脳卒中の予防の研究をしていた先生で、
島根大学で、主に何をしていたかというのもこの本の中にあるんですけど、
マウスを使って脳卒中の予防の研究をしたりとかしてたんですね。
山森博士が高笠地方、グルジアって書いてあるんですけどジョージアですね。
旧ソ連のジョージアに行ったのは、
1983年からWHOの協力を得て研究している長寿地域のフィールドワークの一環で行かれてる。
12:06
スピーカー 1
世界60地域をそれの関係で訪問してるんですけど、そのうちの一つがジョージアだったわけです。
それでそこにジョージアに行って、現地の人の血液とか尿の採取と、
食生活の様子を見たり、話を聞いたり、市場に出かけて何を食べてるか調べたり。
本当にフィールドワークをされて。
その時に、ジョージアでみんな各家庭で毎朝どんぶり一杯ぐらいのヨーグルトを食べているということを知って、
そこに長寿の秘訣があるんじゃないかと思って、100ccだけ持ち帰ってきたと。
それがすべての始まりなんですよ。
ヤモリ先生が持って帰ってきた100ccのジョージアのヨーグルトが、カスピカイヨーグルトのすべての始まりなんだ。
スピーカー 2
なるほどね。カスピカイヨーグルトイブってことだね。出ジョージアってことだね。
スピーカー 1
カスピカイヨーグルトという名前もないです。ジョージアの各家庭で食べられているヨーグルトですね。
それも市場でヨーグルトの主菌っていうんですかね、主株、種売ってるんですよ。
それもいろんなやつがあって、みんな味見して、
スピーカー 2
私はこれにしますみたいな感じで、市場からジョージアの人たちは種を自分たちで持ち帰って、そこから増やしたりするので、
スピーカー 1
だから、一個じゃないんですよ。
スピーカー 2
ぬか床みたいなのがあるんだ。
スピーカー 1
好みのヨーグルトの主菌みたいなやつが、みんなそれぞれの家庭で持ち帰って、そこで培養されることになって、またそこでもちょっと変化があったりして、
だから、家々によって味とかが違う。
その時、たまたま持ち帰られたやつが、すべての始まりなんですけど。
でも、矢森先生も持ち帰ったけど、
研究の主な材料っていうのは、血液とか尿とか、そういうもので、ヨーグルトについてはその時はあんまり深く考えずにっていうか、
ついでみたいな感じで持ち帰ったやつで、それを家庭で食べ始めるんですね、矢森先生も。
15:01
スピーカー 1
本当に最初は自分家用で。
でも、矢森さんもそのようにフィールドワークが多い研究者なので、家を空けることが多いので、矢森さんの恵み、奥様ですね。
によって親しいご友人や近所の方に、ちょっとお酒、それも奥さんの思いつきっていうか、
これおいしいから食べてみる?みたいな感じとか、あとちょっと体調困ってる友人とかに、
これ、私たちこれ食べて、ちょっと調子いいから食べてみる?みたいな気軽な気持ちで、ちょっと配った。
それが、
スピーカー 2
矢森家も知らぬ間に、全国に広まっていくんですよ。
スピーカー 1
怖い。
で、ある日矢森先生の元にマスコミから問い合わせが来て、
あなたの持ち帰ったヨーグルトが日本中に広まっていますが?みたいな問い合わせが来るんですよ。
それで矢森先生も、え?って日本中に広まっているということを知り、
スピーカー 2
で、そのマスコミからの問い合わせで、それがカスピカヨーグルトと呼ばれていることを知るんですよ。
スピーカー 1
だから、矢森先生が名付けたり、誰かが名付けたわけじゃなく、
スピーカー 2
カスピカヨーグルトっていうのは、いつの間にか誰かが言い出した名前なんですよ。
なるほどね。
スピーカー 1
それでジョージアが名している海っていうのは、国海なんですよね。
カスピ海じゃないんですよ。
スピーカー 2
それね、僕ずっと疑問に思ってた。ヨーグルトのことをカスピ海ヨーグルトって言うじゃん。
しかも同時にヨーグルトといえばブルガリアみたいなイメージもあるじゃん。ブルガリアヨーグルトって。
だから僕ヨーグルトって国海沿岸の食べ物だとずっと思ってたんだよね。
スピーカー 1
にもかかわらずカスピ海ヨーグルトって呼ばれてるの、なんでだろうって確かにずっと思ってたんだよ。
スピーカー 2
で、ヤモリ先生もなんでだよって思ったらしいんですよ。
スピーカー 1
国海なのにって。カスピ海じゃねえよって。
スピーカー 2
でも国海ヨーグルトとカスピ海ヨーグルトだったら、カスピ海ヨーグルトの方がやっぱなんか初級イメージがあるよね。
スピーカー 1
なんかちょっとかわいいしね、なんか。キャッチーですよね、名前が。
18:05
スピーカー 2
音象調的に。国海だとなんかちょっとやっぱイメージ重たいもんね。
スピーカー 1
そうそう、なんか感じだしね。
スピーカー 2
カスピ海だと異国感も出るしね。
スピーカー 1
そうそうそう。本当は国海なんだけどなっていうもやもやがありつつ、
でもヤモリさん自体はそうやって、ヨーロッパ人のジョージアの人たちと同じように、
その宿部が誰かに与えられることによってどんどん広がっていってるっていう動き自体は、
すごく喜ばしいことだと思ったそうなんですね。
ヨーグルトの最初姿がそのまま日本でまた再現されているような形になっているので、
それ自体はとても喜んで、でも名前は国海じゃなくてカスピになってるし、
なんか自分が持ってきたのに、よくわからないまま広まってるの、ちょっと問題だなって思った。
スピーカー 2
やっぱ危なそうだもんね。
スピーカー 1
だしやっぱり食品だから、しかもなんか、
その広まっていく過程で、どこかの時点から、ヨーグルトにA4一枚の取説がつくようになってて、
たぶん誰かが作ったんですね。説明するより渡したほうが簡単だから、増やし方とか、
手入れの仕方とか、あとこれはこのヨーグルトのルーツが書いてあるA4一枚の紙っていうのがセットにされてて、
それも一緒に広まってたんですけど、
それどうやら概要、その経緯、持ち帰った経緯とか全部あってるんだけど、
矢森先生の、矢森先生って家森って書くんですけど漢字。
そこがちょっと微妙に大盛りとか間違えられたり、微妙に間違えられてる取説が一緒に広まって、
しかも兄弟とかも出てるし、このままのばなしにするのは、持ってきた、自分が持ってきたっていう責任においてちょっとまずいから、
一回ちゃんとしようみたいに、矢森先生の本もなって、それでこの本も書いたらしい。
スピーカー 2
だから本当にカスピカイヨーグルトの真実の話なんだ。
スピーカー 1
そうそうそうそう、なんとなく広がって、嘘のっていうか間違った情報も混ぜつつ、
スピーカー 2
よくわからないものとして広まっているカスピカイを一回ここでちゃんとしようっていう本なんです。
21:05
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
これめっちゃ面白いなと思って、状況が。
ねえ、面白い。
っていうことでした。っていうのがこの本の。
で、この本の中には、だからカスピカイヨーグルトの正しい増やし方というか、衛生的に規範になる取り扱い方とか、
おすすめの食べ方とか、わかっている範囲で健康上効果があることについてとかが書いてありました。
で、ちょっと疑問点戻りますけど、疑問点1、どれぐらいの広がりだったのかっていうのは、
だからもう矢森先生にも把握できてないので、
スピーカー 2
わかんないんだ。
スピーカー 1
わかんない。でもとにかく広範囲、この本の中では札幌まで行ってるって書いてあるから、
もうかなり日本中ですね。
これの全容を知るのは今からちょっと難しい。
で、2番の、じゃあすべてのものが京都橋の子孫かっていうことについてなんですけど、
スピーカー 2
これで大事になってくるのが年表なんですよ。
スピーカー 1
年代が大事に。
スピーカー 2
カスピカヨーグルトについての年表なわけですね。
スピーカー 1
お渡ししているレジュメは4が年表なんですけど。
カスピカヨーグルト年表。
これは、このカスピカヨーグルトの真実っていう本と、
スピーカー 2
株式会社フジッコのホームページを元に作りました。
株式会社フジッコっていうのは、今ヨーグルトを作ってる会社っていうこと?
そうです。
スピーカー 1
ちょっとカスピカヨーグルト、フジッコについてもこの年表に出てくるので、
ちょっとまず年表の説明をしますけど、
まず1983年、家森博士、高カサス地方へ行ったんですね。
家森博士が高カサス地方へ行きました。
1986年、家森博士ヨーグルトを持ち帰る。
これで日本上陸しました。
カスピカヨーグルトが100cc。
スピーカー 2
僕が生まれた年だよね。
スピーカー 1
そうですね。
くしくも。
カスピカヨーグルトの年表において最も大事な年は2002年なんですよ。
2002年。
2002年がターニングポイントになります。
ここで2002年なんですけど、2002年の春頃に、
24:03
スピーカー 1
家森博士がカスピカヨーグルトの流行を知る。
スピーカー 2
ということは、16年間野放しだったってことだよね。
スピーカー 1
そうなんですよ。
スピーカー 2
16年も野放しだった。
スピーカー 1
そうそう、16年。
スピーカー 2
家森先生はずっと食べてたのかな、この16年間カスピカヨーグルトを。
スピーカー 1
日本にいるときは。
スピーカー 2
日本では家森先生はそのヨーグルトを食べてたんだ。
スピーカー 1
家森家の朝食の定番になってたんですよ。
これを奥さんが毎日増やして繰り返し。
その中で知人にちょっと配る。
そこから広まるが16年。
なるほどね。
この流行ってるらしいって家森先生の耳に入るのが2002年。
これで、これはちゃんとしなければ決意する。
これ家森先生すごい早いなと思うんですけど。
行動がね。
スピーカー 2
春頃知って8月にはこの本を書き終わるんですね。
さすがね。
経歴を拝見する限りストレートで博士課程も行ってますからね。
よっぽど優秀な方なんでしょうね。
8月にこの本が執筆完了して、
スピーカー 1
そして9月に刊行されます、発売されます。
そして11月。
2002年の11月に株式会社藤っ子。
今も発売している株式会社藤っ子が窓口になって、
NPO法人食と安全と健康ネットワークっていうのが
出勤の刊布、公式刊布を始めるんですよ。
なるほどね。藤っ子と家森先生はもともと仲が良かったんですか?
スピーカー 2
それは分からないんですけど、藤っ子に提供したっていうか。
藤っ子はもう2002年の段階でカスピカヨーグルトを生産してた?
スピーカー 1
してない。
スピーカー 2
してないんだ。
スピーカー 1
だから家庭から企業に渡った最初がここなんですよ。
スピーカー 2
なるほどなるほど。
スピーカー 1
公式に、だから手渡しでだけ回ってた金を、
公式に本部みたいなのがあって、そこから公式刊布するっていうのが、
27:05
スピーカー 2
2002年の11月に始まった。
スピーカー 1
ので、2002年の11月までは、
スピーカー 2
手元にあった人っていうのは、それは全部手渡し来たやつなんですよ。
遡れば必ず家森先生に突き当たるっていう。
スピーカー 1
どこかで必ず家森先生に当たる手渡しの広まりが2002年の11月まで。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
それ以降も、それはきっとあるんだけど、ここから正式な刊布が始まるから、
今度は正式刊布からの電波があると思う。
始まるわけだね。
この正式な刊布の資金も、家森さんから来てるので、
すべてのカスピッカーヨーグルトは必ず家森さんの子孫なんだけど、
家森さんの子孫っていうか、家森株の子孫なんだけど、
手渡しで伝わっていた道と、
本部からの正式刊布と、そこからの電波っていう道がここから始まるんですよ。
スピーカー 2
なるほどね。
全部大本は家森株なんだけど、その中で、
家森株直系の人と藤っ子株の人がいるってことですね。
スピーカー 1
そうそうそうそう。
これが2005年に100万セット刊布完了。
スピーカー 2
100万はすごいよ。
スピーカー 1
100万はすごいですよね。
2006年に食と安全と健康ネットワークっていうのがなくなって、NPO法人。
完全に株式会社藤っ子から、この刊布事業、販売が始まる。
2011年11月には300万セット達成。
2015年5月に500万セット達成でどんどん広がってるから、
歳を減ることに、家森家直系の割合は多分減っていくんですけど、
スピーカー 2
藤っ子さんは2006年以降販売してるんですか?それとも、
スピーカー 1
販売してる。
スピーカー 2
刊布してる?
スピーカー 1
販売じゃないかな。
元々のやつも多分販売。
なんかこの食と安全の健康ネットワークの情報が全然取れなくて、
スピーカー 2
何をどうやって配ってたかよく分からない。
スピーカー 1
分かんないんですけど、
なのでちょっと戻ってもらって、
スピーカー 2
最初のリスナーさん情報、
30:00
スピーカー 1
むろこしさんのレジュメには星をつけてるんですけど、
スピーカー 2
はいはいはいはい、ついてますね。
スピーカー 1
星がついてるこの1,2,3,4,5,6件は、確実に家森直系です。
スピーカー 2
家森株だ。
スピーカー 1
秋田県90年代末っていう情報をくれた方、
家森直系です。
スピーカー 2
これが、
この秋田県の方と倉敷市の方が、
我々の得た情報の中では最も古い情報ですよね。
スピーカー 1
そうですね。
あと神奈川県2001年、この方は現在も食べ続けている。
すごいですね。
家森直系のやつそのまま残っている。
これはちょっと感動的なお便りでしたけど、
はい。
あと、20年以上前、神奈川県20年以上前から受け継がれているっていうこの方は、
兵庫県の20年以上前から受け継がれているっていう方。
これ同じ情報で、兵庫県がおばあさまで、
神奈川県がお孫さんで、おばあちゃんからもらったから、
スピーカー 2
神奈川でも持って、神奈川に持っていったんだ。
兵庫から神奈川に持っていったんだ。
スピーカー 1
そうなの。一緒に住んでて持って行ったのか、帰りにもらったのかわからないけど。
行った時にもらったのかわからないけど。
この兵庫県の20年以上前から受け継がれているっていう情報をくれた方の話が、
すごい面白くて、
はい。
おばあさまからそのカスティカヨーグルトのことについて聞いてらっしゃって、
おばあさまによれば、そのヨーグルトは兄弟教授からカトリック信者に伝わり、
カトリック信者内でとても流行して、
スピーカー 2
プロテスタント信者のおばあさまがそれをもらったっていう情報をくれたって。
面白いね。
スピーカー 1
面白いですね。
スピーカー 2
多分直計、兄弟教授っていうのは矢森先生のことだと思うんですけど、
スピーカー 1
矢森先生からクリスチャンの間で流行ったっていうことですね。
つながりが強そうだから、
広がりが早そうですよね確かに。そういう信者間の。
スピーカー 2
教会組織とかって全国ネットワークを持っているから、特にカトリックは多分日本で全部のカトリックが統一した教会組織を持っているから、
もしかしたらカトリック信者でバーって広がったりとかしたら、日本で一気に広がる可能性ありますよね。
33:03
スピーカー 1
そうですね。そこからまた普通の一般の人にも広がっていくのがもしかしたらあったかもしれないですね。
これは面白いお話ですよね。
面白い正面ですよね。
っていう感じですね。あと静岡県30年前。この30年前も結構古いですよね。古い情報ですね。
で一番多いのは2000年前後っていう情報が多いんですけど、微妙なとこなんですよね。
でも多分そんなにまだ反腐が一気に広がってない時なので、矢森直系の可能性は高そうだけど、
2002年を超えてしまうと絶対とは言えないくなってくるので、微妙なとこっていう感じ。
スピーカー 2
2000年前後にこれを発見している家がすごく多いっていうことは、やっぱこのタイミングで爆発的に広がったんでしょうね。
16年間のうちで2000年前後が最も広がって、だからこそ2002年にマスコミの人が電話をかけてきたってことですよね。
スピーカー 1
そうなんですよ。面白い。
これは面白い本当に。
で、疑問点3つ目の、それはもはやカスピカヨーグルトなのかっていう部分についてなんですけど、
カスピカヨーグルトの成分についても詳しく書いてあって本の中で。
カスピカヨーグルトっていうのが、クレモリス菌という菌とウルコノバクター菌という2種類の菌を主株としたヨーグルトがカスピカヨーグルトなんですね。
スピーカー 2
なのでこの2種類の菌が中心的だったら、それはもうカスピカヨーグルトなんですよ。
スピーカー 1
そこにあと1種コウボとか入っていることが多くて、それは結構いろいろなんですけど、途中で何か混ざったやつっていうことなので、
この2つが入ってたら特徴もそんなに変わんない。粘り気が多くて、酸味がまろやかっていう特徴がこの2つによって出来上がるのと、
あと増殖温適温が20度から30度、室温ぐらいで、普通のヨーグルトは40度ぐらいなんですよ。増殖温度が。
なので普通のヨーグルトを増やそうと思ったら、すごく温めないといけないんだけど、カスピカヨーグルトは部屋に置いとけばできるっていうのが、これだけブームになった秘密っていうか、
36:05
スピーカー 1
作りやすい。とっても作りやすい。それがクレモルス菌とグレコノバクター菌の特徴なので、そんなに変わんないっていう。
スピーカー 2
ヨーグルト同士でそんなに違いがないみたいです。っていうのが本にから入れた情報。
なるほどね。
スピーカー 1
これで大体、3つの疑問点が解決というか、したんですけども。
スピーカー 2
めっちゃ楽しかったです。私これ調べてるとき。
なるほどね。
面白かった。こんなに面白いとは思わなかったですね。
スピーカー 1
ヤモリ先生が面白いんですよね。この中にもカスピカヨーグルト以外にもWHOの長寿地域のフィールドワークの話とかがいっぱい載ってるんですけど、
マサイ族の中にいて命の危険を感じた話とか、あと中国とかソ連から血液とか尿を採取した尿を持ち帰るのを取り上げられる話とかいっぱいあって、
すごいおすすめです。この本ぜひ読んでみて。
フル本だったからもう、フル本しかないかもしれないけど、面白かったですね。
カスピカヨーグルトの真実。
スピーカー 2
島根大学で脳卒中の研究をしたときもヤモリ先生の先生に指示されたのは、100%脳卒中になるマウスを作ってくださいって。
スピーカー 1
脳卒中の予防を研究しないといけないから、必ず脳卒中になるマウスを脳卒中じゃなくさせるみたいなことをしないといけないので、必ず脳卒中になるマウスを何年もかけて作るみたいなところが入ってあって、面白かったですね。
スピーカー 2
それ成功したんですか?
スピーカー 1
成功しました。
もうそんなことできるかって思うけど、でもそのヤモリ先生にそれを命じた先生は必ず高血圧になるマウスを作ってたから、自分もやるしかないみたいな感じ。
39:12
スピーカー 2
DNAの解析とかが、DNAの解析とかって80年代にあったんだっけ?
わかんない。
スピーカー 1
90年代に解析機械を作った人がいてから、研究がすごい進むようになったみたいな話があったんだよね。
スピーカー 2
だから、今みたいにDNA情報をずっと調べて、どこに関連因子があってみたいな作り方じゃないだろうから、すごい大変なんじゃないかな。
スピーカー 1
脳卒中マウスと脳卒中マウスをかけて、さらに確率の高い脳卒中マウスを作るみたいな、そういうやり方。
すごいね、ヤモリ先生。
スピーカー 2
じゃあ、日本のカスピカイオーグルトはヤモリから始まったっていうこと?
スピーカー 1
そうですね。
私の家に来たやつも、2002年っていうと、私は中学校2年生なんですけど、私の記憶では小学生だったので、たぶんヤモリ直系だと思います。
スピーカー 2
ヤモリ株なんだ。
スピーカー 1
ヤモリ株。食べちゃったけどね、全部。
私はこの本を読んで、カスピカイオーグルト、やっぱすげーと思って、先週からうちでもやってます。
スピーカー 2
種買ったんだ。
スピーカー 1
そう。
スピーカー 2
おいしいですか?
スピーカー 1
おいしい。おいしいですね。おいしいし、ほんとに1日でできるから、子供にも食べさせています。
スピーカー 2
喜んでますか?
喜んでます。おいしいって言ってる。
これ、今この種菌を販売してるのは、藤っ子だけなんですかね、日本では。
スピーカー 1
あ、どうなんだろう。藤っ子、どうなんでしょうね。
スピーカー 2
1セット800円。
他に見たことない。1セット800円。え、そんなにしたかな。スーパーで買いました。2袋入ってた、粉が。
今、藤っ子のホームページを見る限り1セット800円で、2ヶ月に1回届けてくれるっていうのがあるらしいね。
スピーカー 1
あ、じゃあ2ヶ月経ったら新しくしたほうがいいってこと?
スピーカー 2
分かんない。
42:01
スピーカー 1
そこまで私欲よんなかった。わー、これで永遠にできると思ってた。
スピーカー 2
まあ、でもヤモリ株が生きてるんだから、永遠にはできるんじゃないですかね。
スピーカー 1
そうですよね。時々買えるのがおすすめだよ、みたいな感じかな。
スピーカー 2
藤っ子株は2ヶ月に1回、死滅するようになってるのかもしれないけど。そんなことはないとは思いますけどね。
あー、でもカスピカイヨーグルトってどうやら藤っ子の商標なのかな。
スピーカー 1
あー、同じ名前では、まあそうでしょうね。できないんでしょうね。
スピーカー 2
カスピカイヨーグルトの種券で検索したら藤っ子しか出てこないね。
スピーカー 1
根拠を取ってるのかもしれないですね。みなさんもぜひ。
ヨーグルト、これは壮大な研究でしたね。
なんか、すごいね、ナレッジ系ポッドキャストとしてやっていけるくらいのコンテンツになりましたよ。
スピーカー 2
ノラジの初のリベラルアーツっぽいやつですね。
ジェボーダンの着物じゃなくて、消えるツーリストだっけな。
なんか、都市伝説でさ、行為室に行ったら、誘拐されちゃうっていう都市伝説があるの知ってる?
スピーカー 1
知らない。
スピーカー 2
結構有名な、消えるブティックって、あのね、忽然と逆の消えるブティックっていう都市伝説なんだけど、
ある時、ブティックに試着に入った女性が、いつまで経っても出てこなくて、一緒に来た人が探しに行ったら、行方不明になっちゃうっていう。
オルレアンの噂っていうのがあるんだよね。
これは都市伝説なんだけど、このオルレアンの噂って、発生してからその後の経過みたいなのが観察できるんだよ。
スピーカー 1
1969年の5月の中旬に起きたってことはすでにわかってて、
スピーカー 2
発生経路からどういう風に伝播していったのかっていうことが、わかるっていう、珍しいタイプの都市伝説なんだよね。
スピーカー 1
それの研究を彷彿とさせるご発表でしたね。
スピーカー 2
ちなみにね、オルレアンの噂はミスズ書房からエドガール・モランっていう人が書いた、
オルレアンの噂、女性誘拐の噂とその神話作用っていう本が出てる。
スピーカー 1
面白そう。
45:01
スピーカー 1
面白いね。やりましたね。謎を突き止めましたね。
スピーカー 2
ぜひ解析してみたいですよね。ヤモリさん家に行って、ヤモリ株とこの兵庫県のバーサマン家の株と、
さらにもっと新しい時に株を手に入れた人の株とって比べてみたいですよね。
スピーカー 1
比べてみたいですね。
これ本当に、カトリック信者から広まったっていう話がすごい興味深かったので、
なんとかこれに根拠みたいなものがないかなと思って、
スピーカー 2
なんか藤っ子に聞いたら、なんか知らないかなって。
スピーカー 1
すごい雑なあたりで、藤っ子にメールを出したんですけど、
このような調査をしていて、このような話が情報として来たんですが、
何かヤモリ先生の周辺でそのようなことに心当たりがないでしょうかみたいなことを藤っ子に送ったら、
スピーカー 2
ホームページをご覧くださいみたいな当たり障りのない返事が来ました。
あれなんか冷たかったよね。
年末だったからね。
年末だったから。
スピーカー 1
藤っ子も来年に持ち越したくなかったんでしょうね。
なんかやんわりと拒絶されたって感じでしたね。
スピーカー 2
藤っ子もね、お忙しいと思いますね。
スピーカー 1
付き合ってられないんですよね。
スピーカー 2
ヤモリさんがカトリックだったとかいうことはない?
スピーカー 1
それももしかして何かに書いてないかなと思って、それも書いてないかなと思って本を読んだんですけど、
スピーカー 2
特にそういうことはなかったので、もしかしたらその奥様のお友達の中にそのような人がいたのかもしれない。
スピーカー 1
もしくはお友達のお友達ぐらいには、そこからワッとそこで広がったかもしれないですけど、
その3世代ぐらいだったら多分兄弟の教授側ぐらいのことは多分伝わると思うんで、
はっきりとした道筋は突き止められなかったですけど、
面白かったです。
スピーカー 2
勉強になりました。
勉強になりましたか。
面白かったですね。
スピーカー 1
でもやっぱ空恐ろしさがあるというか、
48:04
スピーカー 1
いつの間にかカスピッカーヨーグルトって呼ばれてるとかがやっぱすごいですよね。
スピーカー 2
すごい。
スピーカー 1
誰がつけたかわからない、間違ってるしみたいな、面白いですね。
スピーカー 2
広がっていることに16年間気づかないとかもすごいと思う。
スピーカー 1
すごい。
でももうちょっと早く誰かが2000年代ぐらい、ゼロ年代ぐらいにたどろうとしてくれたら、
全部道つけられたと思うんですけど、
スピーカー 2
誰からもらいましたか、誰からもらいましたかっていうのは、
スピーカー 1
今からではちょっと難しいですけどね。
スピーカー 2
食と安全協会がね、やってくれればよかったのにね。
スタンプする前にね。
全量調査とはいかなくても、
スピーカー 1
何ルートかね。
何ルートかね、10ルートとかね、やってくれればよかったのにね。
もったいないですね。
もったいなかったね。
スピーカー 2
面白い。
スピーカー 1
すべてのヨーグルトがやもりに通ずという。
はい。
スピーカー 2
そういう感じですかね。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
はい。
はい、では。
では。
スピーカー 1
みなさんもお楽しみください、ヨーグルトを。
ヨーグルトをね。
スピーカー 2
ぜひね、種を買って、藤っ子から買ってね。
スピーカー 1
増やしてください。
スピーカー 2
はい、お楽しみください。
はい。
スピーカー 1
ごきげんよう、むろでした。
はい、ありがとうございました。
49:51

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