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おはようございます、グッドモーニングボイスです。
遅くなったんですね。
なんだかんだとあって、Take3。
今日は様々なことが起こりまして、
それについてあんまり詳しい解説はできませんが、
こんな時間になっちゃいました。
若干声のトーンが低いのは、多分聞こえちゃうんですよ。
というわけで、短めに押さえたいんですけどね。
様々な事情があります。
別にやわしいことはないんですけどね。
邪魔かなということがあります。
今月末にセミナーをやりますので、
これはリアルセミナーなんでですね。
しかも倉園圭三さんが一緒で。
ぶっちゃけ言ってしまうと、
繊細さん向けのある程度のセミナーなんですよ。
もう一つは、繊細さんは怒られるとか、
人が怖いって対人恐怖じゃないけど、
対人不安の水準で思っていらっしゃるというところだと思うんですけど、
もう一つ、人がムカつくというのが背景にあるはずだと。
きっとあるはずだって私は本の中に書きました。
そういうところでお困りの方、イライラするとか、
そういうことですね。人ですよ。
そういうことでイライラされるとか、
電車の中で音楽とかに集中できているときはいいんだけど、
他のお客さんの会話がムカつくとか、
そういうところも関係があると思うんですよ。
近く花瓶っておっしゃいますけど、
近くというよりは、
要するに横槍が入る感じ、自分のワールドに。
それについて悩まれている方には、
かなりお勧めできると思いますので、
ぜひ今月末、人房長の方でやりますので、よろしくお願いします。
今日はですね、
創作できないみたいな話をしたいと思うんですけど、
創作じゃなくてもいいや。もっと単純にいきましょう。
タスクが進まないということは、つまり仕事が進まないね。
なぜタスクシュートというものがある程度有効かということについて、
今日はわりと久しぶりにカチッとお話したいと思うんですけど、
私はこれについては、
進みさえすれば実はよくて、タスクシュートとか使ってて、
なぜ進むのかについての解説とかは、
03:01
所詮脱卒だと思うんですね。
だって理由どうでもよい上に、理由が本当かどうかなんて証明できないじゃないですか。
ライハックというのは全部そういうものであって、
基本的には要するに進めばいいのであって、
進む理由を明瞭に述べられたってですね、
それを使って進まなければあまり意味ないですよね。
その辺をでも、このグッドモーニングバイブスは解説するというのが、
一つの役割と考えて心得ておりますので、
進む理由、なぜ進むのかだけを解説したいんですね。
私の考えでは、時間がないことが分かるからとか、
自分の24時間の時間の使い方をはっきりさせてるからとか、
ということはあまり関係ないんですよ。
これが理由だと言われているんですし、
僕も言われておりますし、
僕もそういうふうに説明してきたこともありますが、
それは要はうまく説明できなかっただけであって、
僕にとってはですね、今はそうは全く思えない。
なぜなら時間はなくなることはないし、
1日の中に収まりきらないって言ったって、
そうしたら2日の中に収めてやればいいだけじゃないですか。
48時間、72時間、100時間と無限にあるわけだから、
何にもですね、1日に収まらないことはできないんだよっていうことを考える必要は一切ないはずなんですね。
あれをやっているとなぜ進むのか、
そして実はやっていてもなかなか進まない人がいるというか、
一回してそういう人はやっていて進まないぐらいなら、
あんなことしませんから挫折しちゃうんだけど、
なんで進まなくなるのかについてちょっと今日はお話ししたいんですね。
これは本来はちゃんとセミナーとかできっちり図表を使いながら説明するべきことなんでしょうけどね、
なぜ進むか進まないか、一言で言うと万能感を捨てられるか捨てられないかにかかっております。
万能じゃないですよ。
私たちは仕事も自分の役割を果たすことも、
グッドバイオス流に言うと最強でフォースを使えるので、
ちょっと昔に倉園さんが使っていた言葉を使えばですね、
現実ならなんとかできる、事実上現実においてはほぼ万能と考えて差し支えないんだけど、
これをダメにするというか損なう一つの重大な要素が万能感にこだわる。
万能感というのはイリュージョンです。
イリュージョンの中の自分に囚われるんですね。
いろんな囚われ方がありますね。
人はですね、万能なんですよ。
でもイリュージョンの万能感に絡み取られている限り、
その人は万能をはっきりできないんですね。
ここがイリュージョンの一つです。
イリュージョンの中の自分に囚われるんです。
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いろんな囚われ方がありますね。
一つは自分は無能だというイリュージョン。
もう一つは自分は万能だというイリュージョン。
ここが、僕は精神分析でもほぼ同じことを言っていると思っているんだけど、
微妙に人によって言い方が違いますし、
ここは確かに捉えにくいところなので、
かつですね、今の時代にはますます分かりにくくなってきていることかなと思うんです。
ジゾイドってこの番組ではよく言いますが、
自分の万能感に酔いやすい環境があるんだと思うんですね。
それは単位のない話ですよ。
例えば漫画を読んで、過去に戻ってやり直したらうまくいくよねみたいな、
そういうストーリーって結構あるじゃないですか。
あれにすっかり僕らはまり込むんですよね。
あそこが分岐点だったと。
あそこでなんとか大学に受かっていれば、
その受かるためにはあの問題が解けていればよかったとかね、やるわけですよ。
パラレルワールドみたいな、
でもそれは絶対に思考の中でしかできないじゃないですか。
リアルにそういうことは絶対に起きませんよね。
だからそれは万能感であって万能ではないんですね。
これに携わる時間を減らせば減らすほど、
この人は万能性を発揮できるわけですね。
だけどこの携わる時間が膨大にあると。
なんでなのかというとですね、
母子の一体感に入っちゃうんですね。
この万能感と母子の一体感の中の楽園というのはほぼ同じ意味です。
ほぼ同じ意味になります。
これは良いものなんですよ。悪いものじゃないんです。
ただ母子一体の中の楽園というものはですね、
それが楽園だと思えていない限りはいまいちなんですね。
いまいち効果を発揮しない。
どういうことかというと、母子一体という世界に
私たちは大人になっても実は生きているんだけど、
それがですね、頼りないものだとか、
母子一体で赤ちゃんみたいなんじゃどうしようもないからということで、
そこから逃避したくなるわけです。
母子一体じゃ生きていけないからっていう風に考えて、
次に打つ様々な手が大体いい手じゃないんですよ。
次に打つべき手は本来はエディプスなんですけど、
これがエディプスなんですけど、現実原則にのっとって
そこで万能性を発揮すればいいんですが、
なぜかそうなりにくい。
それは大変厳しいことだとか、恐ろしいことだとか、
自分の手に余ることだとか、教え込まれるんですね。
教え込む人はいっぱいいるんですよ、これを。
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あなたヘルプレスレスですと。
これですね、フロイトは書いてるんですよ。
ヒアイト・メランコリーという非常に有名な論文の中で
ヘルプレスレスって出てくるんですよ。
寄るべない存在。
彼はどういう風な意識で書いたのかっていうのは非常に興味深いんですけど、
ただ彼が書いていることの中で、
僕が今言いたいことと極めて類似した、
同じではないけど極めてよく似ているなと思うところの一節が
自分をメランコリーの中に入って
寄るべない、頼りない、どうしようもない人間だとみなすことは
その人にとっては全く正しい場合もあると。
どう見てもその人は頼りなく、弱々しく、有能とは全く言えない。
つまり自分をとても正しく評価していると。
これが書いてあったのに、つい最近うつの人は正しく評価しているというのが
認知心理学法で一つの発見とみなされていたのは非常に納得がいかないんですけど、
フロイトは100年前に書いていることだと思うんですが、
このように正しく評価するということは、でもフロイトが言うには病気だって言うんですよ。
つまり、正しかろうと間違って言おうと
そういう風に自己評価しちゃいけないんだっていうことなんですね。
そのように評価するという評価の仕方そのものが一つの病理であると。
健康な精神状態ではそんな風に自己評価はしないものだと。
正しかろうとなんであろうと。
この辺の書き方がフロイトって多いなと思うんですよね。
非常に逆説的に書くんですよ。
全くその通りだがそうであってはいけないみたいな、そういう書き方をするんですね。
ここには僕はこの書き方の中には確信があるけれども
本当かなみたいな気持ちも含みながら書いているって感じを抱くんですね。
さっきの万能感も似てるんですよ。
私も長らくこのことを引っかかっていたんです。
人は万能感を持って、つまり自分は万能だと思ってやっている時が一番仕事ができる。
ってことは万能なんじゃないんだろうかって気がするんですね。
でも一方で僕もグッドワイブスを言われるまでは
ラザノケイドさんにグッドワイブスの話を聞くまでは
お前ダメ人間だって言われるほうがしっくりきちゃうんですよね。
みんなこれをやるわけじゃないですか。
まだまだだと思って頑張れと。
僕はそれをやるといい結果にならないんですよ。
まだまだだなと思って一生懸命やっていると大体いい結果は生まない。
むしろ自信満々にやっているときのほうがうまくいく。
その自信に客観的根拠があろうがなかろうがですね。
そうすると人は万能感を持ちたくなりますよね。
12:01
持っていた時代は間違いなくあるんですよ。
子宮の中にいたときね。
母子一体のときですよ。
あれでいけないのは何なのかと。
あれでいけないことは僕はないと思うんですね。
ただ、あの中で
つまり私たちが今家にいて安全であるこの環境の中で
わざわざもう一回イリュージョンを使って
万能な世界に行っちゃうのがいけないんですよ。
ここを僕はうまく伝えなきゃいけないなって
今思ってチャレンジしているわけですよ。
僕らは万能であり安全であり大丈夫なところにいるのに
そして手に入れられる必要のあるものや
欲しいと思うものは全部手に入るようになっているのに
あえてその現実は無視して
つまり私たちは楽園にいるように楽園にいる空想を従うんですね。
この楽園じゃダメだから楽園Aにいるんだけど
楽園Zにいる空想をしたいんですよ。
これが余計なんですね。
これをナルシシズムって言うんだと自分は今思うんですよ。
極めて二次的なナルシシズムだけど
これが自己愛の病理なんじゃないかって思うんですね。
エリブスというのはつまり現実原則なんですよ。
現実原則は楽園にいながら成り立つっていうのが
僕はグッドバイブスだと思ったんですね。
私は精神分析っていうのも
基本的な言い分としてはそういうもんだと思うんです。
現実にあがたやっていけるんですよと。
現実を見据えさえすれば。
でも現実にはできないんだという空想に生きている限りは
現実にできないんですよ。
ここが連動してしまうところが何をもって客観とみなすかの難しさなんですね。
タスクシュートの話なんですけど
タスクシュートは実は現実を伝えてくるだけなんですよ。
あーしろとかこうしろとか言わないんですよ。
これに大事なところがあって
だから私はちょっと原理主義的に
うるさくこだわりすぎているように聞こえると思うんですけど
あーしろとかこうしろとか言ってしまったら
もうそれはナルシシズムの始まりなんだと僕は思うんですね。
楽園にいて空想するのは余計なんですよ。
楽園にせっかくいるわけだから。
あの時こうであったならって余計な空想ですよね。
もっと現実は良くなった。
良くならないんですよ。
これはすでに最高のものだからこれ以上は。
ここでわざわざAでなければBだったとか
BでなければCだったという空想を付け加えることによって
ダメにしちゃうんですよ。自分の能力を。
これをやらなければ上手くいくっていうのが僕はタスクシュートでもあると思うんですね。
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グッドバイブスでもあるし。
タスクシュートをやってて絶対に上手くいかない時に
起こる現象は何かというと
上手くいくという記録がそこに現れてこないんですね。
つまり現実が見えてこないんですよ。
時間がなくなるからとかそういうことはここでは言われてないんですね。
翌日になれば時間は全部戻ってくるんだから時間はあるんですよ。
能力がないとかいうこともタスクシュートで言われるわけじゃないんですね。
能力はあるはずなんですね。
ただ、やりたいことをやっている時間というものがどこにも現れてこないっていうのが現実原則なんですね。
つまり空想を見ていたのでは現実には何もできないということが、
それは現実ですよね。
ずっとあの時こうだったらと考えていてもやりたいことはできないし、
今の10倍早く仕事ができたらと考えていてもやりたいことはできないし、
今持っているアップルの株が10倍になって売れたらこれが買えるのにと思っていてもやりたいことはできないじゃないですか。
もっともっと言うと、このタスクの僕のやり方をインターネットを見るという時間を減らして、
この第3領域や第4領域のダメなタスクを減らして第2領域だけにすれば素晴らしい人生が開けるのにといくら思っていてもそうはならないじゃないですか。
タスクをもっと分解して次のタスクをネクストアクションをはっきりさせて、
それに取り組んでいくようにすればもっと時間ができるのにと考えていても実際には時間はできないですね。
例えば今考えていることを全部スクラップボックスに入れて適切なタグをつけていって、
スクラップボックスのデータが1万5千になれば素晴らしいアイデアがそこからおのずと出てくるのにと考えてもアイデアは出てこないですよね。
全部そういうふうにできていると思うんですね。
つまり空想で現実を上書きしていては現実には何も現れてこないんですよ。
ってことをタスクシュートというものは繰り返し繰り返し自分にリアルタイムでそれも結果を待つ必要ないですよね。
リアルタイムでそれを告げてきてくれます。今空想してますと。
だから現実は変化しないわけですよね。
あるいは今ずっとこの場にいて空想しているだけなので現実に変化しない。
今ずっとこの場にいて空想しているだけなので現実には何も起きていません。
メモも整理されていません。仕事も進みません。夜がやってきました。
全部リアルに教えてくれるわけじゃないですか。
わざわざそれを自分に無意識の底とか潜在意識とか前意識とかに退けることは許さないんですよ。
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目の前に現れるように何度も何度もそれを自分で書く。
そうするとリアルに変化しないということがリアルに現れてくるじゃないですか。
現実には一切の変化が起きていないということが現実に現れてきますよね。
その間何をしていたかはっきりしてますよね。空想していたと。
自分は万能だという感じを抱くための空想をずっとしていたと。
だから楽園にいても楽園じゃないところに生かされる。しょうがないですよね。
その空想はここは楽園じゃないという空想ですから。
昨日の7時の時点でこうしていればという空想はつまり現在は悪いという空想であり
昨日の7時の時点でこうしていれば現在は良くなったという空想ですよね。
これを繰り返しやっているから現実は常に昨日の7時の時点でAという行為をしていたらより良かった
より悪い現実になっているわけですよね。という空想を見ているわけです。
これをやめればいいんですよ。
タスクシュートはこれをいつかやめるようになっていくはずなんです。
ちゃんと使っていればというかリアルに何かがしたい上にリアルというものを見落とさなければ
きっとタスクシュートは現実に自分が万能であるということに少しずつ気づかせてくれるはずなんだけれども
精神分析的には治療が難しいといわれるナルシズムというのは陰性治療反応というんですけど
それと同じことがタスクシュートを使っていても起きるんですね。
この万能感を手放しては生きていけないと思っている人には非常にこれは有効に作用しにくいわけです。
AをやっていればBになりBになってやっていればCになるという空想をし続けていないと
心が持ちませんという人にとって一番このタスクシュートというものが効力を発揮しにくい。
何にも現実にしたくないんです。
なぜならば私はあまりにも能力がないから。
ヒヤイとメランコリーなんですよ。ロイトが言う通りで。
あまりにも自分の自我はだらしないから。どうしようもないこういう自我なので何にもできないんです。
代わりに素晴らしいスーパーマンになった空想をしますっていう人に
同種処置の施しようがない。
だからそこで代わりにタスクシュートを使う代わりに
IF Aをやれば全Bが手に入るっていう空想をライフハック的にもたらされるわけですね。
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何でも同じですよねこれはね。
AをやればBという結果が得られるはずなのだから
Zをやってしまった自分を深く厳しく叩いて
Aをやるように仕向けましょう。全部空想ですよね。
そのようなことは起こらないわけです。
いくらこれを繰り返していたとしてもいくら反省していたとしても
反省すべき空想ですからね。反省すれば良くなるという空想を見ているわけで
反省すれば良くなるという空想を見ているわけで、それは現実を無視しているわけです。
だから反省もしちゃダメだし、プランAやっちゃダメだし、
イフゼンやっちゃダメなんだけれども、ダメと言うときついんだけれども、でも僕は
それは少なくともタスクシュートをやってないことにはなるだろうなとは思います。
それで、目の前にあるところから動かしていきたいんですけども、
目の前が見えないというか、目の前を無視したいという強い欲求がある場合に
無理やり目の前のものを見せるわけにはいかないじゃないですか。 そしてこれがですね、とっても逆説的に機能するんですね。
その方は 楽園にいるんだけどいないことにして、そして今自分は楽園にいられないから
新しいところに行くんだという空想を見たい。 それは現実が厳しすぎる。現実は楽園じゃないですからね、その人にとって。
現実は厳しすぎる。つまりエリプスは厳しすぎる。 父親は厳しすぎる。
父親が厳しすぎるというのは、つまり現実が厳しいということであって、実際に厳しいのは母親かもしれませんよ。
その人は
母親と一緒にいるという空想にしがみつきたい。 ここがすごく逆説的で
現実にこういう現象はよく目にしますが、見るたびに僕は不思議なものを感じていました。
よく言いますよね。 お母さんにやたら厳しくされている、もうほとんど虐待なんじゃないかみたいな扱いを受けている子は
人前に出ると、結構成長してからもお母さんから離れられず、お母さんの後ろに回る。
そういうお母さんはやっぱり見ていても厳しいんですよ。 僕はそういうお母さんを何度か見ています。
ほらもうそっち行って遊びなさいと言うんですよ。 しかもやや厳しすぎる調子。でもお母さんにしがみつく。
その子はよっぽどお母さんが優しくしてくれるのかというと、家でやたらと怒られていて全然優しくしてもらってるわけじゃない。
その子にとって現実はもう非常に恐ろしいものなんですね。 だってお母さんそう言うわけですよね。
お前みたいなそんなんじゃやっていけないんだからねみたいなことを、もっと子供にわかるような調子でしょうけど言うわけですよね。
24:01
だからその子は自信がないという空想を見ているわけですね。 だから
いつもお母さんに怒られているので、のでなんですよここは。 いつもお母さんに厳しく叱りつけられているので
お母さんにしがみつくんですね。 これがエリプスなんですよ。
僕が思うに極めて悪く働いてしまったエリプスで、もう空想にすっかりのめり込んでいるわけですね。
で私はそれと同じような逆説がいつも ツイッターとかで拝見していて見て、これはよく似ている一見わかりにくいって思うんです。
例えば 毒親みたいな話で
どんなに酷い育てられ方をしてきたかということを延々 語っている方なんて、毎日普通に探せば見つかりますね。
これはよく似ていると思うんです。家できついことばかり言われていて、 だから人前に出るとお母さんにしがみつくというのと、よく似ているように見える。
それは 逆説的なんですよ。とても現実がきついというのは教わったことなんですよね。
現実はとても酷い。お前じゃ絶対やっていけない。 だから私はこんなに言ってあげているっていうのをそのまま飲んじゃうんですね。
だから現実はとても厳しいので
世界線とか パラレルワールドが必要になってくるわけですよ。
あの時アマゾンの株を買っておけば 今頃こんな会社に行かずに住むのにとかいう空想で自分を慰めていかないと
現実に今のまま裸のままで生きていける感じが全く抱けないので
何か常にそういった
万能感を もたらしてくれるような
その人万能なんですけどね。 能力があるとかないとかいう話じゃないですよ。
現実に対応することが可能だということです。 たぶんそうでないとするとその人はそこにはいられないと思うんですよ。
いるってことはすでに対応できてきたっていう意味を どんな対応の仕方であれ意味しているんですね。
それはリアルにやったことなんですよ。 今もリアルにできる唯一のことなんですね。
赤ん坊などというのは最初は首も座らなければ 呼吸もちゃんとできず目もほとんど見えていませんから
それに比べれば持っているスキルは絶大だし 現実に対処するいろんなものを持ち合わせてきている。
で、それは一切見えないことになる。 空想の中で自分は
メランコリーな自我になり とてもとてもヨルベない存在で
絶対に自分ではやっていけない。 それが客観的であろうと主観的だろうとそんなことは関係ない。
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これ自体が現実を無視しているから病理なんですよ。 そして代わりに空想をする。
いらない空想を植え付けられることによっていらない空想を求めるようになり 現実に対処する自分の能力は見えなくなり
対処するべき現実も見えなくなっていくというこのパターンをですね 打ち破りたいわけです。
ウッドバイブスが言っていることって僕はそういうことに尽きると思うし タスクシュートがやってきたこともそういうことに尽きると思っています。
だから機能する人には機能するんです。 万能感を全部捨てればいいから。
今ある膨大な相対性理論に発展するであろうメモとかを全部
基本的には片付けて 目の前の
仕事に着手すると簡単なんですよ。
発達障害の俺が食えるようにあったすごい仕事術という本が非常に爆発的に売れましたけど あれを見ても非常に簡単だと思うんですね。
膨大なアイディアとか書かれているものは あまり有意義な意味を成しているように見えないんですね。
例えば彼は 住民税をずっと滞納していたために
ひどい延滞料を取られた。 これをやるためになぜ膨大な素晴らしいアイディアがいるのかと。
歩いてコンビニに行って払えばいいわけですよね。 邪魔するものは何なのかというと
膨大なアイディアですよね。 膨大なアイディアが
いつか
スティーブ・ジョーズみたいなものを生み出して 現実に自分のような
発達生涯で 機能しない現実に
機能できない自我を持っている自分でも それだけ膨大な富があれば
人に行ってもらって 住民税払ってもらえばいいですもんね。
そういうアイディアによってこの現実の生きづらさと 現実の無能な自分というものを
何とかするという万能感が彼にとっては大事なんですよね。
だからお酒もいるし 薬もいるし
様々なものがいるわけです。 でも
そんなに莫大な富とかがなくても住民税払いに行けばいいわけですよ。 結局払ったわけですからね。
いろんなものが必要だと思うんですよね。
そしてまた現代の社会というのは そのいろんなものを
さも提供してくれるような雰囲気を帯びているわけですよね。
iPad mini 6とかね。
あれがあれば住民税を払いに行くのが 苦もなくなると。
別になくても払いに行けるじゃないですか。 こっちの万能は万能ですよね。
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リアルに行けるんだから。 誰の手も煩わせる必要もなく
別に人を雇う金もいらないですよね。
で、払うお金もあるわけじゃないですか。 という状態にあってなお
その現実は何か知らないんだけど 非常にどうでもいいものに思えるわけですよ。
住民税を払いに行くと地獄のように
搾取的で、かつ砂のように味気ない
そういう現実。 それしか自分にはなくて
なんとかして
新しいiPadを発明できる自分に生まれ変わらないと
とてもじゃないけど、その住民税を払わせられる
その自分の現実に生きていくのは無理だ
っていうことが
切々と感じられるようになるんですよね。 多分そうだと思うんです。
タスクショットって
少なからぬ人がですね 日常を回るようになりましたって言うんですよ
これが その人の万能だということを
全く 意識されることがない。それでも機能してるから立派だと僕は思うんですけどね
タスクショットとその人がですよ
それが一番手に入れるべきものなのに これが手に入っただけで全く自分はダメだと
どうしてもやっぱりベルリンに行かねばならない そういう万能感が必須だと
いうことになっちゃうんですよ 万能感というのはリアルじゃないんで
どんなに素晴らしい空想のように見えてもリアルではないんで
数空想が素晴らしければいいならば 別に何だっていいわけじゃないですか
食事一切取れなくても最高級の寿司を食べている空想さえしてれば幸せだというならば
みんなそうすると思うんですよ だけれども
まずそれじゃ死んじゃいますよね これを受け入れる気はないと思うんですよ私は
人は空想だけで生きるというのを受け入れる気はないと思うんですね
ということは空想から何かが手に入るわけじゃないという意味なので
これ何回言ってもですねやっぱりね
僕はその 佐紀さん自分の時間がないんですでも同じ話を結局したんだけど
確かに
なんて残念なこと言うだろうってなるみたいなんですよね
でも やりたいことをやる
いつかやりたいこととかってGTDとかでも言いますが やりたいことをやるってことは
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心置きなく日常生活を過ごすって意味じゃないのかなと思いますね
一切の心配事が終わって 食事をしますって言うのとこれから食事をしますっていうのは
どうしてそんなに違うんでしょうね もちろん
高級度は違うわけではないよ でも私の知る限りジェフ・ベソスも
ドミノピザを食べるんですよ どうしてその人はある種の人は
ジェフ・ベソスになってドミノピザを食べることは素晴らしいけど
自分がこれから注文してドミノピザを食べるのはなんて悲しいんだろうになるのか
これはいやなってると思うんですよね私は多くの人の言わんとする話を聞いていると
自分の時間を確保してからでなければ○○をしたくないってのは
すべて同じような意味にしか聞こえないんですよ
何者かになってから何者かになってからすることだって同じだと思うんですね
ということはつまりイリュージョンなんですよそれ間違いなく
今見ている現実の代わりに見るイリュージョンを見る
それしかありえないと思うんですよね
どんなイリュージョンでも見られます私たちはどんなイリュージョンでも見られる
思考さえ使えば思考は万能感をもたらすもので思考は万能的なものだから
万能じゃないですよね思考は思考でいくら空想してもどんな空想でもできるという意味で万能ですが
現実を1ミリも動かせないという意味では万能じゃないから万能的なんですよ
魔術的でもあります いきなりジェフ・ベソソンになれる
突然彼女を作れる 非常に魔術的です
オカルトでもある 思考というのは非常にオカルトですよね
パラレルワールドとかリアルに存在しないものをパッと頭の中で作り出してそっちに行ける
すごいんだけれども
何にもできないんですよ
楽園ってのはそういうことじゃないと思うんですよね 地上にあるならば
この話は堂々巡りしてます間違いなくですね
これ以上言えることがあんまりないんですよ
だからタスクシュート使ってくださいと僕が10年ぐらい前から繰り返しタタタタ言ってきたのは
本当にアホみたいだと思われてたと思うし
人によってはタスクシュートで儲けること以外こいつは何も考えつかないのかと思われてたと思うんですけど
そうではなくて
プランニングとか洗い出しでもいいですとか
ボールがどっちにあるかとか
そういう空想で現実が動くことはない
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っていうことをあれほど教えてくれるツールはない
現実は絶対それじゃ動かない
僕らはそれを信じてないんです
空想していれば現実動くだろうぐらいに思ってます
いっぱいメモを作っておけば現実動かせるだろう
そういうのはとっても人気があります
テイクノートとかね
メモを書いていれば文章が作れる
そうはいかないと思うんですよ
だってメモをいっぱいどこかに入れておけば
勝手に発行して文章になるんだというのは
完全に空想じゃないですか
100%魔術じゃないですか
錬金術以上のものではないですよね
そういうものが僕ら追い隠すんですよね
それ多分何年前か知りませんが
200〜300年前からニュートンが
こうやってこうやったら金ができる
って言ってたのと変わらないと思うんですよ
できないわけじゃないですか
それが一番今後の問題なんですよ
ストイックでリアルで残念だって
思うことがおかしいんだと思うんですよ
逆ですよねやっぱり
息吸えなくなったら分かると思うんですよね私たちは
息が吸えるってことはすごい良いことですよね
金が作れるっていうことよりは
呼吸できるほうが幸せだと思うんですよ
呼吸することが禁じられて
リアルにっていうのはそういう意味ですよね
代わりに金ができたって
ものすごい苦しいじゃないですか
っていうことを今回の例えばコロナとかでも
我々は思い知ってると思うんですよね
今なんかみんなが空想して
みんなではないかもしれませんが
かなりの人が空想している現実
当たり前の日常を取り戻すとか言ってるのは
以前に間違いなくこんな日常を
なんとかできたらいいのにと思われていた
それでしかないと思うんですよね
人がいっぱい来て居酒屋で酒を飲むと
それみんなが脱しようとしていた
日常じゃないですか今みんなが求めているものって
こういうふうになりますよね
そういうふうに日常の価値みたいなものが
やたら上がってみたり下がってみたりすると
言うのはどうしてかというと
価値だからですよね
居酒屋で酒を飲む行為に変化はないですよ
そこにどういう文脈を置くかで
価値が大幅に入れ替わる
そこから脱しなければいけない
どうしようもない日常になってみたり
それをぜひ取り戻すべき
ほとんど楽園と変わらないものになってみたりする
これを僕らはいつも同じように見ているような
ことを言いながらこんなに変化させているわけですね
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緊急で重要とか
誰が重要を決めるんだってこと
こういうことは全部タスクシュートで
わかるんじゃないかって僕は思うし
ウッドバルブさんもこの辺を
タスクシュートみたいに間接的ではなくて
ダイレクトにはっきり言ってるわけですよ
イリュージョンだと
そういうことなんですよ間違いなく
目の前にあるんですよね手に入れたいもの