記者生活の大半をスポーツの現場で過ごしてきた大窪正一記者が、アスリートの素顔やスポーツの可能性についてお話しする「西日本新聞スポーツ余聞」。前回に続き、ソフトバンクホークス元投手の伊藤大智郎さんと、福岡の水産会社・株式会社三陽の横山裕二さんに話を聞きます。
後編のテーマは「鷹のアジフライ」が生まれるまでの物語。はじまりは伊藤さんの一本の電話でした。三陽がちょうど一般消費者向けの販売に乗り出すタイミングと重なり、トップの即決で契約が成立。ドームに「名物がない」という長年の課題を解決すべく、伊藤氏は三陽のアジフライに目をつけます。ただし球団の自社商品として展開するため、「三陽のアジフライ」ではなく「鷹のアジフライ」として売りたいと直談判。三陽側は快諾しますが、その裏には深い縁がありました。三陽の工場がある長崎県松浦市の鷹島は、元寇で「神風」が吹いた歴史の島。ホークスとのモニュメントや協定もあり、「勝利を導く縁起のいいアジフライ」というストーリーが自然とつながったのです。
さらに今シーズン、このアジフライは米サンディエゴ・パドレスの本拠地ペトコパークにも進出。「ジャパニーズ・フィッシュ・フライ」として海を越えました。伊藤氏は千賀滉大投手や甲斐拓也選手と同期の育成ドラフト組。元投手が語る、もう一つのホークス物語です。
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◆出演:伊藤大智郎(ソフトバンクホークス元投手/球団職員)、横山裕二(株式会社三陽)、大窪正一(スポーツ記者/宗像支局長)、中富一史(MC/販売部)、音声編集:中富一史、映像編集:井上知哉(ビジネスマーケティング部)
◆収録日:2026年4月23日
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サマリー
元ソフトバンクホークス育成ドラフト3位の伊藤大智郎氏が、球団職員として「鷹のアジフライ」誕生に貢献した経緯を語る。水産会社「三陽」との出会いから、ペイペイドームの名物となるまでのストーリー、そしてアジフライが海を越えて米サンディエゴ・パドレスの本拠地でも販売されるまでになった経緯を紹介。また、伊藤氏が育成ドラフト同期の千賀滉大投手らと共に活躍する姿を陰ながら応援していること、そして営業職への転身についても触れている。