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2024-11-28 21:15

04|鉄記者がアメリカに行ったら九州だった件 ~四両目~

ご乗車ありがとうございます。この番組では西日本新聞の“乗り鉄”記者が鉄道旅の魅力について広く深くマニアックに語っていきます。今回は「アメリカに行ったら九州だった件」と題し、2024年9月に訪問した現地の鉄道を中心に旅の様子を4回に分けてご紹介します。4回目はボストンからシカゴまで22時間かけて乗り通した夜行列車やシカゴの街についてお伝えします。移動の車中やシカゴの街中にも、九州を思わせる風景が見られました。 ◆関連記事 西日本新聞で連載していた「鉄ガクの旅」はこちら 中原岳記者の記事一覧 ◆出演・スタッフ ・出演:中原岳(人事部、元長崎総局記者)、宮下雅太郎(MC) ・音声編集:中富一史 ・映像編集:井上知哉 ◆収録日 ・2024年10月22日 ◆西日本新聞Podcast情報 ・Xの公式アカウントです。フォローをお願いします。メッセージは「#西ポキャ」をつけて投稿お願いします。

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西日本新聞鉄ガクの旅、ご乗車ありがとうございます。
この番組では、西日本新聞のノリ鉄記者が、鉄道旅の魅力について、広く深くマニアックに語っていきます。
ご案内します、車掌は私、宮下正太郎。旅人は中原岳さんです。中原さん、今回もよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
今回はアメリカ旅行編の最終回というところで、前回は鉄道の話から少し外れて、
大事に対戦中に日本と戦火を交えたアメリカの駆逐艦の話だったかと思いますが、今回はどういったお話になりますか?
はい、今回はまたガッツリ鉄道の話に戻していきたいと思います。
待ってましたぞ、はい。
まず、アメリカの今回旅行したところのおさらいなんですけれども、今回主に巡ったのは東海岸のボストン周辺と、中部の方のシカゴですね。
今度はですね、前回の旅まではボストンの話だったんですけど、
ここからボストンからシカゴまで直線距離で言うと、だいたい1360kmくらいの距離を。
100km、どのくらいになるんですかね?
福岡から言うと、北海道の東薬辺りまでがだいたい同じくらいの距離。
直線で行くとそれくらいになるんですね。
それくらいの距離を、宮下さんだったらどういうふうに移動しますか?
飛行機一択ですね。
実際飛行機もあるんですけど、ここは鉄道ファンとしては列車で行きましょう。
実際ボストンからシカゴ行きの直通の夜行列車があるんですよ。
それを私、今回旅のプランニングをその中で見つけまして、
これ乗ってみようと思いまして、今回まずボストンの南駅の方に向かいました。
このボストン南駅はこういうオシャレな駅舎なんですけども、
まさにこのボストン南駅は、意味をつけるならばボストンの博多駅と言っていいくらいの形で。
こっちにつけましたね。
実際この駅からはですね、先ほど申し上げたように遠く離れたシカゴ行きも出てますし、
ワシントンとかですね、各地に向かう列車が発着する1台ターミナルなんですね。
ハブ的な役割をしてるんですね。
そうですね。
ハブと言いますか、アメリカって駅がですね、ヨーロッパとかもそうなんですけど、
割とですね、方面別に駅があったりすることが多くて。
今回の旅の最初の方で使った、メイン州に行った時はですね、ボストン北駅という。
どちらかというと、ボストンから北に向かう方面の列車が発着する駅も使ったんですけど、
このボストン南駅は名前の通り、市街地の南にあって、
ボストンより南の方に行く列車が多く発着している駅なので、
ワシントンとかそういった方面に行く列車が多く出てるところなんですね。
実際駅の中に入ると多くの方がですね、列車を待っていて、
駅の電光表示にもですね、十数本の列車がずらずらっと。
すごいね、いろんな行き先が。
そうですね、いろんな行き先が書いてあるんですけども、
ここでですね、日本人と言いますか、日本の鉄道ファンからすると、
ちょっと違和感を覚えることがあって。
普通日本の列車って、割と発着する乗り場、ホームが早い時間から表示されてるじゃないですか。
例えば2時間前ぐらいに行っても、その2時間後の列車が南蛮線発着っていうのがもう出てます。
そうですよね。
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アメリカのこのボストン南駅ではですね、
発車の20分ぐらい前にならないと乗り場が決まらないというか、表示されないんですね。
それまでですね、その列車に乗ろうと思っている方は、その電光掲示板の前で待って、
乗り場が表示されたら、皆さん一目散に、その列車に向かって大移動する。
そうなんですか。
なぜ大移動するのか、指定席あるんじゃないかと思われますよね。
指定席というと、日本の新幹線とかで、例えば3号車の、
あ、そうか、山陽新幹線3号車の10席でした。
5号車の5番のA席とか、
乗る前から指定されてるじゃないですか。
アメリカのこの列車も乗る前にアプリで予約して乗ったんですけど、
ただ座席指定ができなくてですね、
どうもですね、予約は受け付けるけど、乗った後は自由席みたいなんですよ。
なので自分の好きな席を取ろうと思ったら、
例えば私窓際が好きなので窓際の席に座ろうと思ったら、
早めに駅に着いて、早めに乗っておかないと取られちゃうわけですね。
うまく待ってる方々も早めに行っておかないと、
例えば隣に誰か座ってるとこやだなとかそういうことがあって、
早めに待ってらっしゃったんじゃないかなと思って。
実際に私がその列車に乗り込んだ後ですね、
後から乗ってきた人はやっぱり通路側に座らざるを得なかったりとかしてたんで、
早めに駅に余裕を持って着いておいてよかったなと思いました。
満席でぎゅうぎゅう日本でいう満員電車みたいになることはないけど、
好きな席に座ろうと思ったらもうダッシュする?
そうですね、そうですね。
ダッシュというか、あまりダッシュしたら危ないからですね。
落ち着いて動きつつ、かつでもやっぱり席に座りたいので、
最初はなるべく列を目指さないように皆さん予防しているという感じでしたね。
今回、ボストンからシカゴ行きの列車、
名前がレイクショアリミテッドという名前で、
日本語で直訳すると湖の岸辺を走る特急みたいなそういう列車名なんですけども、
そういう列車に乗ったんですけど、
少し丸っこい客車でした。
これに乗っていきました。
飛行機みたいな丸っこさなんですけど、
日本だともうちょっとかくばった車両が多いかなと思うんですけども。
この列車はボストン南駅を12時50分に出発しまして、
一路アメリカの大陸を西の方に向かっていきました。
12時って夜?
昼の12時です。
シカゴまで約22時間かかるので、
夜行列車というぐらいだから、
夜に乗って8時間ぐらいかけて朝方には着くものだと思ってたんですが。
直線距離でやっぱり1300キロあるので、
やっぱり列車の速度だとやっぱりそれぐらい丸一日かかるんですよね。
ずっと椅子に座った感じですか?
そうですね。
この列車は寝台の個室もついているんですけども、
高いんですよ、個室は。
調べたら8万円か9万円でしたね。
一方で座席だったら3万円弱ぐらいで行けたんで、
2万円から3万円ぐらいの間だったんですけども、
座席でなんとか我慢できるかと。
現地のアメリカの列車の座席って割と大型で、
日本で言えばグリーン車みたいな大きさだったんですね。
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これだったら一晩耐えれるかなと。
もし足がきつくなったら車内をうろうろ散策すればいいかなと思って、
座席をあえて選びました。
この列車に乗り込んだんですけども、
乗り込んでしばらくすると車掌さんが回ってきて、
あなたどこまで乗るんですかっていうのを一人一人聞いてもらったんですね。
先ほど申し上げたように、ボストンからシカゴまで片道22時間かかるので、
さすがに全区間乗り通す人は私しかいないだろうなと思ったら、
後ろの人と通路の向かい側の人が、
自分もシカゴまで来ますと車掌さんに答えていたので、
みんな鉄道好きなんじゃないかと。
いや違うと思うんですよね。
でもやっぱり飛行機が嫌いな方なのかわからないですけど、
長距離時間をかけてでも夜行列車に乗ってシカゴまで行こうとしている方が他にもいて、
ちょっと安心しました。
私だけじゃなかったということですね。
ちなみにこの列車を引っ張っていた機関車、
アメリカの旅客鉄道のアムトラックという鉄道会社の車両だったんですけども、
やっぱりアメリカの機関車はデカいですね。
迫力が迫ってくるような壁のような迫力があってですね。
この列車が途中で機関車も変えながら移動していくんですけれども、
このボストン発シカゴ行きの夜行列車なんですけど、
途中のニューヨーク州の駅でニューヨーク発シカゴ行きの別の列車を連結するんですね。
その連結作業なんですけども、
その作業の連結の方法、ここでまた九州が出てきます。
忘れてました。
忘れてましたね。
九州とゆかりがあるアメリカの話ですね。
そうです。今回の番組のテーマは、
アメリカに行ったら九州だったけんということで、すっかり忘れつつありましたけども、
ここでまた九州に寄せてきますよ。
この列車の繋ぎ方なんですけども、
実はこれ、昔九州で見られた鉄道の風景と一緒だったんですね。
昔九州もですね、機関車が引っ張る寝台列車がありました。
長崎発とか熊本発とかありました。
東京まで行ったりとかしてましたけども、
この連結の仕組み、例えばなんですけども、
長崎発の寝台特急さくらと熊本発の寝台特急はやぶさが都市駅で繋がるわけですけども、
その都市駅でかつて見られていた風景が、
このアメリカの駅でも見られて、
九州では見られなかった風景がアメリカで見られるとは!ってことで感動しました。
興奮してるんですけど、すみません。その熱がこちらまで伝わらなくて申し訳ないです。
分かりづらいんですけども、
音声でお聞きの方は頭の中で一つのフォームを思い浮かべてください。
長方形のフォームですね。
そのフォームの両サイドに同じ方向を向いた列車が2本、それぞれ片側で止まっています。
先頭は機関車です。客車が何両か後ろに続いています。
この列車を繋げようと思った時にどうするかというと、
まず片方のフォームに止まっている列車の機関車は切り離さないといけません。
そうしないと、客車と客車の間に機関車が挟まってしまって、ちょっと都合が悪いんですよね。
なので、今回のアメリカの駅でもそうだったんですけども、
片方のフォームに止まっている列車の先頭にある機関車を切り離して、一旦安全なところまで退避させます。
その後、もう片方のフォームに止まっていた列車が、機関車と客車ごと、全部列車ごと全体に前の方に移動して、
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その両方の線路を結ぶ、繋ぐ線路を使ってバックしていって、
その機関車を外した方の客車の前にバックで列車を繋いで、最終的に2つの列車を1つにするという作業が行われました。
これは繰り返しますけども、九州でかつて見られたものであり、アメリカで今も見られるという風景です。
原液でこういう連結作業をしているわけですね。
これが電車だったら、前にも後ろにも自由に行けるので繋ぎやすいですけども、
機関車はもちろん引っ張ってくれる存在ではあるんですけども、やっぱり繋ぐ時に少し手間がかかるというところになりますね。
いいですね。マニアックでいかにも哲学らしいエピソードをありがとうございます。
なかなか口で言おうと説明が難しいんですけどね。
イメージが多分伝わったんじゃないかな。
多分ですね。
この列車なんですけども、実は食堂車も繋いでいて、食堂でせっかくなんで晩御飯をいただきました。
実際に注文したのが、パスタみたいなメインディッシュがあって、
あとサラダと拳よりちょっと大きいぐらいのパンと、
袋の中に入ったカステラぐらいの大きさの黒いチョコレートのケーキと、
あと缶ビール1つというメニューでした。
今のメニューを聞いて、宮下さん、日本だったら何円ぐらいだと思います?
ビール入ってなくて800円、入って1200円ぐらいでいいんじゃないですか。
そうですね。量的にはそれくらいかなと思ったんですけど。
確かに食堂車ということで、若干割高かなというふうに覚悟していったんですけど、
生産して驚きました。5000円かかりました、これで。
単にアメリカが物価高いだけじゃなくて、もともと価格設定が高いんでしょうね。
よっぽど美味しいとか?
いや、注文してから料理が出てくるのがえらい早いなと思って、
集合の方を見たらどうもリンチングしているように見えましたけどね。
1000円はちょっともったくらいましたね。
作ってくれた方も、ポッツさんじゃなくて車掌さんのような制服を着た方が作っていて、
その辺りがよくわからなかったんですけど、
いずれにしてもすごく割高な、でも場所が場所なんで、
そこはやっぱりいい思い出かなと思って、いいかなと思いましたけど。
ただアメリカって言うとレストランとかでサービスしてもらったらチップも払わないといけないので、
5000円とは別にチップもいくばかり払いましたけども、
そんな感じでお腹もいっぱいになったところで座席で一眠りしました。
外は真っ暗で、時々駅に泊まるときは街があるので、
少し街明かりがチラチラって見えたくらいですけども、
基本的には真っ暗な中を進んでいってですね、朝を迎えました。
朝なんですけども結構アメリカの平原地帯を走りましたんで、
車窓には畑が見えたんですね。
ちょっとあんまり列車がスピードが130キロぐらいで出てたんで、
これアプリで計測したんですけど、時速130キロぐらいで出てたんで、
作物が具体的に何かよく見えなかったんですけど、
トウモロコシなのか麦なのかわからなかったんですけども、
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そんな感じで茶色っぽい畑がずっと遠くまで続いてたんですけど、
この風景どっかで見たことあるなと思ってたんですけど、
よく考えると私の故郷の佐賀の風景に似てるなと思いました。
無理やりここで九州を持ってくるわけですね、また。
畑がずらっと遠くまで広がってて、そこに電柱がポツンポツンと立っている様子っていうのは、
ちょうど博多から乗ったリレーカモメとかで長崎本線に入って、
神崎とか佐賀市の郊外辺りを走っている時に見ている風景と似てるなと思って、
ここでも九州っぽい風景で出会えるんだと。
なるほど。
びっくりしましたね。
中田さん、ノリ鉄ですけど、車窓風景なんかも大事にされるんですか?
そうですね。
車窓、もちろん常に列車に乗る時は開いていれば窓側に座りますし、
可能であれば事前にどっちがいい景色が見れるかということを下調べした上で乗ります。
富士山とかが見えるからこっちっていうのはわかるんですけど、
一般的な車窓風景ってそこまで考えないんですよね。
そうですね。
でもやっぱりせっかくの旅なんで、余すところなく楽しみたいというのがあって、
今回もこういう景色を見られたということで。
22時間ほど乗りまして、終点のシカゴの駅に着きました。
シカゴのユニオン駅というところだったんですけど、
まさに神殿というか美術館というか、
駅っぽくないビジュアルですね。
なかなかすごく荘厳な美術館的な、芸術的なデザインの駅だったんですけども、
この駅の近くに川というか運河というか、水路が流れていまして、
シカゴというと結構高層ビルが有名なんですけども、
その高層ビルの谷間にこういう川が流れていまして、
その川を船が行ったり来たりしてるんですよ。
遊覧船だったんですけども、
この風景もどこかで見たことがあるなーと。
俺はなんとなく言いたいことがわかる気がします。
言おうとしてることは?
いや、中須ですよね。
そうなんですよ。
中須のあの腹白出会い橋あたりから見た風景と似てるなと。
だんだんわたしも侵食されてきましたね。
ここにメンタエコとかの招致の看板とかが完璧だったんですけど、
それはなかったんですが、なんか中須っぽいなと。
しかも高層ビルで新しいビルも多かったんで、
ちょうど近くの天神ではビッグバンが進んで、
新しいビルもたくさんできてるので、
天神っぽくもあり、中須っぽくもありという感じで、
まさかここでまた九州に出会えるとは思ってたという感じですね。
でもシカゴに行ったのは別にこういう景色を見ようと思ったわけじゃないんです。
あまり高層ビルとかも興味なかったんで。
言ったら失礼か。
あとシカゴにも鉄道見当てだったんですね。
シカゴってこういった高層ビルの谷間に鉄道があるんですけども、
その鉄道が道路の上に放火橋が張り巡らされていて、
その上を電車が走っていくんですけれども、
線路が結構入り組んでてですね。
結構狭い、狭いと言いますか、
道路上に南北方向、東西方向それぞれに線路が敷いてあるようなところで、
結構線路が入り組んでてですね。
その入り組んでいる線路が交差するところとか分岐するところのレールがですね、
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すごくかっこいいんですよ。
もちろんレール自体もすごく見た感じがメタリックな感じでかっこいいんですけども、
それをですね、私は前YouTubeでそういう動画を見てしまって、
これはちょっとシカゴに行ってみたいなと思ってですね。
実際現地に行って、いくつか撮影スポットもですね、
YouTubeとか見ながら参考に探していって、
高架橋の上をですね、車体をくねらせながら走る電車を撮ったりとかして過ごしていました。
これ高架ってなってますけど、高さはどれくらいなんですか?
そうですね、だいたい周りのビルと比べると2階から3階くらいですかね。
これでも今写真を見てるんですが、あまり柵が高くないという。
そうですね、もう柵とかがなくて、
仮にこのまま列車が脱線したらそのまま下に落ちるんじゃないかと、
不安なことまで考えちゃうぐらいのものなんですけど、
だからこそ余計なものがない、機能性重視みたいな線路でいいなと思ってですね。
さらにですね、現地の近後の高架鉄道はですね、
高架上で線路が平面交差するようなところもあってですね。
つまり平面交差するってことは、
仮に同じタイミングで列車が来たらぶつかっちゃうので、
列車同士が信号待ちするという人間臭いようなものも見られてですね。
高架の上でってことですね。
昔、福岡にもですね、役員の駅前で西鉄天神尾太線と福岡の路面列車が平面交差してたっていうのがあるんですけども、
それ今、路面列車はなくなり、西鉄の天神尾太線が高架化されたのでなくなっちゃったんですけども、
アメリカでは今も残ってて、しかも高架上で平面交差してるっていうのがあってですね。
それもしばらく近くの駅から見てましたね。
これも珍しいんですか?
珍しいですね。
日本もですね、愛媛県の松山市で残ってるところあるんですけども、
かなり日本では少ないですね。
本当に折吉局にいた頃には、立体交差というんですかね。
人の道路レベルとその上を高架が通るっていう交差は見たことがあるんですけど、
同じフラットな、しかも高架の上で平面交差するって、これ確かに珍しいんじゃないですか?
そうですね。しかも、これは見た目もすごく面白いんですけども、
この上を走る際に列車に乗った時もですね、
やっぱり4本の線路を跨いでいくので、やっぱり独特のガタガタガタっていう音がするんですよ。
全然わからないんですが、あそこにちょっとエクスタシーを感じるわけですね。
そうなんですよ。
なので私はこの立体交差の線路のところを2回往復して体感しましてですね、乗ってですね。
これを乗るためにわざわざ22時間かけて移動したっていう理解でいいんですか?
おっしゃる通りです。
でもこの日実は、この日がアメリカ最終日だったんで、
しかも行きと帰りの飛行機の出入りはですね、ボストンにしてたんで、
またシカゴ滞在時間わずか6時間でボストンに帰っていくっていう。
どうやって帰っていったんですか?
いいんですか?飛行機で。
やっぱりもう時間がなかったんです。
時間があれば往復夜行列車で良かったんですけども、帰りは残念ながら飛行機を使わせていただきました。
こんな感じでですね、アメリカで。
実は行き帰りでそれぞれ1日に24時間以上かかったんで、
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実はアメリカに滞在したのはほぼ丸3日ぐらいだったんですけども、
帰りもですね、ボストンから香港経由で日本に帰ってきたんですけども、
ボストン発の飛行機はですね、福岡から香港、香港からボストン、
行きはですね、太平洋の上空を飛んでいったんですけども、帰りはですね、
逆に北極海、板川もあって、グリーンランドとか北極海の上空を通って、
ロシアのシビリア地方の上空を通って、中国の上空を通って香港まで行くというルートだったんですね。
ボストンを飛び立って数時間したらですね、北極海に差し掛かって、
まあロシアの上空に差し掛かろうかというところで、
ふとですね、飛行機のブラインドが降りてたんですけども、真っ暗だったのでちょっと開けてみたら、
少しですね、明らかに高い、飛行機が飛んでいるところよりも高いところに、
なんかモヤというか薄雲のようなものが見えたんですね。
あれ何かなと思ってしばらく見てたんですけど、
もしかしたらあれってオーロラなんじゃないかなと思って、
でもオーロラにしては色が薄いなと思ってたんですけど、
オーロラっていうとキラキラしてるテレビで見ると思うんですけども、
まあちょっと試しにカメラで撮ってみるかと思って、
上の荷物棚に入れていたミラーレース1眼を取り出して、
小刻みに震える飛行機の中で窓にレンズをくっつけてですね、
撮ってみたら映っていました、オーロラがですね。
これはでも立派なオーロラなんじゃないですか。
そうですね、緑色に輝いていて、一部紫色っぽいところもあるんですけども、
肉眼に見ると本当に薄雲というかモヤっとしたようなものだったんですけど、
カメラで感度を高めで撮るとテレビでよく見るような
黄緑色のカーテンのようなオーロラが見えたというところです。
たまたまその時ブラインド上げてよかったなと思いましたけども、
旅の最後にですね、こういう素晴らしいものが見れてよかったなと。
ご褒美みたいな感じですね。
そうですね、実はこの飛行機2時間半遅れたんですよ。
ボストンを出る時にどうもトラブルが起きてですね、
トラブルを起こしたまま香港まで15時間飛ばれたら怖いなと思ってたんですけど、
若干の一発の不安を抱えながら乗ってですね、
ただ2時間半遅れたおかげか、
たまたまこの飛行機が通過するタイミングでオーロラが見えた。
本当に運が良かったなと思いました。
幸いその後香港に着く時も、香港から福岡に帰る時も
大きいトラブルはなく無事9月23日に帰国しましたというところですね。
じゃあケッチャンとしては無事にミッションというかやりたいことを果たして帰ってくれたという。
もう見たいものやりたいこと全部できましたので大満足でした。
どうですかね、この番組をご覧の方に余すところなく伝えられたというところでしょうか。
そうですね、伝わればいいなと思うんですけども、
一部ご理解いただくのが苦しいところもあったかもしれませんけど。
私は10箇所ぐらいはありました。
10箇所ぐらいあったんですね。
そこは私も初めてだったので、こういった番組でポッドキャストで喋るのが初めてだったので、
そこはご容赦いただきたいんですけど、
また今後もこういった鉄道の旅の楽しさとか魅力を伝えていけるような番組にしていきたいと思いますので、
ぜひ今後もご乗車のほどよろしくお願いいたします。
ではまた次回お楽しみに。
21:01
お楽しみに。
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