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91|福岡市都心を「全面禁煙」へ 公園も規制対象に、福岡市議会が条例改正案
2026-07-06 15:54

91|福岡市都心を「全面禁煙」へ 公園も規制対象に、福岡市議会が条例改正案

西日本新聞の記者が、取材の裏側やニュース解説、福岡の街のあれやこれやをお話しする「西日本新聞me Podcast」。今回は、報道センター福岡市政キャップの前田倫之記者が、福岡市都心部の路上禁煙規制強化について解説します。

 福岡市議会の主要会派が、博多駅周辺と天神・大名の路上禁煙地区に公園を追加し、規制を大幅に強化する条例改正案の原案をまとめました。観光客増加に伴う環境整備の一環で、対象地区は指定喫煙所を除き全面禁煙となる見込みです。

 現行の条例は2003年に施行されましたが「立ち止まったり座ったりすれば違反にならない『抜け道』もある」と前田記者。加熱式たばこも対象外で、受動喫煙防止の観点から規制強化を求める声が高まっていました。

 改正案では、これまで規制対象外だった公園と広場を追加。特に警固公園では、喫煙所の狭さから植栽付近での喫煙が常態化し、煙害の苦情が相次いでいるといいます。

 一方で喫煙者への配慮も明記され、「路上喫煙を防止するため分煙施設の整備、標識等の設置その他の必要な措置を講じる」との文言も盛り込まれました。国際都市・福岡の「全面禁煙化」は実現するのか。条例改正の背景と今後の展望について、前田記者が詳しく語ります。

◆収録日:2026年5月19日

◆出演:児玉珠希(報道センター福岡県警担当)、小田瑞穂(同)、横山智徳(MC/メディア戦略局)/音声編集:中富一史(販売部)/映像編集:井上知哉(ビジネス開発部)

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サマリー

福岡市都心部における路上喫煙規制が強化される見込みです。現行条例では公園や広場は対象外でしたが、改正案ではこれらも規制対象となり、指定喫煙所を除き全面禁煙となる予定です。加熱式たばこも新たに規制対象に含まれます。喫煙者への配慮として分煙施設の整備も盛り込まれていますが、エリア拡大については一部会派の反対もあり、現行エリアでの規制強化に落ち着きました。また、警固公園地下の駐車場が閉鎖され、跡地には美術館が建設される計画も進んでいます。

福岡市長の動向と路上喫煙規制強化の背景
西日本新聞 Podcast
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この番組では、西日本新聞の記者が、取材の裏側やニュース解説、福岡の街のあれやこれをお話ししています。
こんにちは。福岡のニュースアプリ、西日本新聞meの横山智則です。
今日は、報道センター、福岡市政キャップの前田さんに来てもらっています。どうぞよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
先日のですね、高島市長と吉村代表の対談、ちょうどこのスタジオで撮ったんですけど、
市政キャップ的には、あの中でどこが一番面白かったニュースだったというと。
そうですね、いろいろあったんですけれども、地元市ですから、福岡市の高島市長が今後どこに行くのかということについての言及、もちろん明示はしないですけれども、
国を動かすのは国会議員だけではないと、むしろ自分の強みを生かすならば、首長がいいのかなと思っているという。
もうこれ事実上のご決めを目指す宣言のように私は取ったので、そこがニュースかなと思いましたね。
確かに、はっきりと公言はしなかったとは思いますけども、福岡市長がやってて楽しいし、まだやりたいっていう雰囲気みたいなものは伝わってきましたよね。
いやいや、そうだと僕も思いながら、「おお?」とか思って聞いてたところでした。
現行の路上喫煙条例とその限界
今日はそれこそまた福岡市議会で話をされた内容だと思うんですけども、福岡市の路上でのタバコのルールが変わりそうですよ。
変わりそうですよですよね。変わりましたよじゃないですよね。
これが6月の議会で議員さんたち、市議の皆さん方が提案して、市議会に上邸して、6月議会で可決されていれば、おそらく1年ぐらいの周知期間を置いて施行されるんじゃないかなというところですね。
なるほど。配信が7月の頭に予定なんで、そういった意味では、今日話す話が少し動いて議会で承認されるところまでいってるかもしれないってところですね。
で、どう変わるんですか?みたいな話なんですけど。
簡単に言うと、今福岡市の中で都市部、特に天神大名、それから博多駅周辺地区、このエリアに限って路上禁煙地区っていうのを設定していて、
そこでの歩きタバコはダメですよとか、自転車乗りながらのタバコはダメですよっていう規制があるんですけど、それをよりちょっと厳しくしていこうねというような議員提案条例になりそうです。
なるほど。変わる。今の条例、まずはそっからスタートしたほうがいいと思って。
今は、いわゆる今おっしゃられた博多駅およびその周辺、天神から大名の辺りまでのエリアは、どういった条例で普通のエリアと違ってダメですとなってるんですか?
そこで禁止されてるのがちょっと時代錯誤と言いますが、歩きタバコ、歩きながら吸うのはダメですよと。
でも座り込んでたりとか、立ち止まって吸うのはOKっていうような状況なんですよね。
それは道路で?道端で歩きタバコはいかんけど、止まってたらセーフみたいな?
止まってたらセーフ。要はこれが条例施行されたのがちょっと定かではないんですけど、数十年前だったと思うんですけど、
歩きタバコをするときって子供の目線の高さにタバコが行くことになるんで、歩きながらだと子供が危ないじゃないかというような社会的な論調があって、
それに配慮して福岡市が先駆けて、そういったものを禁止する条例っていうのを作ったのが最初ですね。
前田さんの原稿に2003年って書いてある。
福岡市は2003年、東京地方脱離、ついで全国2例目で歩きタバコを禁止した。
目的は煙が煙たいっていう話じゃなくて、子供が危ないから、特に街の中で人が歩きようというところはやめましょうっていう条例なんですね。
そういうところですね。当時は福流園とかそういったものへの健康リスクっていうのはあまり考えられてなかった時代だったので、
まずは子供が危ないところを抑えていこうっていうところで、政令市で一番最初にこういう禁止の条例を作ったというところですね。
改正案の内容:公園の追加と加熱式たばこ
今回、時代も変わって、今回の改正案っていうのはどうなるってことになるんですか。
まず座り込みもダメ、立ってもダメ。
あとは健康増進法の喫煙で定められているのが、加熱式、電子式、こういったものもダメです。
今でいうと加熱式、電子式は良くなったりするんですね。
そうですね。
もう一つ大きいのが公園ですね、やっぱり。
これまで公園っていうのは路上禁煙地区の対象街になってたんですね。
公園は公園ですと、道路ではありません。
なるほどね。
それでいうと一番に多分福岡の街の人が思い浮かぶのは、
ケゴ公園と中央公園。
その2つは、ケゴ公園僕もよく通るけど、喫煙所が1カ所あるじゃないですか。
あそこの中で吸うのは喫煙所だからと思うんだけど、
やっぱりよく見かけるのは昼間とか、その喫煙所に入りきれなくて、
喫煙所の周りで吸ってらっしゃる方もいて、
そこらへん歩くと煙たいんですよね。
ちょうどこの写真と同じような状況なんですね。
平日でも昼間からこれ以上もっとツラッとこうやってるところがあるんで。
やっぱりそういった、僕らも通ったら煙たいなとか、
匂いがきついなって思うんで、
これはずっと福岡市の方も市議会の方もやっぱり問題意識というのは持ってたんですよね。
なので基本的に公演っていうのは自由利用っていうのが原則だっていうのが、
建前というかこれまでの原則だったんですけど、
ちょっとそこを一歩踏み込んで、
公演の中でもそういったものは、喫煙はやめていきましょうねというところです。
なるほどですね。
喫煙者への配慮と分煙施設の整備
それは本当に、僕はタバコ吸わないんでですね、
今の話を聞けば聞くほど、
って感じなんですよ。
よかったよかったと。
本当に人昔に前に比べれば、
真似さんタバコ吸うんですか?
私吸わないです。
ずっと吸わない?
ずっとではないです。
吸ってた頃もあるんです。
そういうことを遡れば、
僕入社したときはまだ机の上で吸ってる人いましたよね。
そうですよね。
喫煙所は多分編集局でも、僕は販売局にいましたけど、
局の部署の隅っこには喫煙所がありました。
同じホームベースの中で。
ルール上、多分机の上で吸っちゃいけませんよって、
2000年頃ですよ。
なってたけど、それでも吸ってる先輩たちはいたし、
世の中そんなもんじゃそんなもんだった。
本当に時代の流れでどんどんやっぱり、
吸うところっていうのが分けられるようになって、
良かったなって思ってるし、
それで言うと、今僕も普段仕事してて、
唯一タバコが嫌だなって思うのは、
このケゴ公園の通りだったので、
それまで無くなってくれると思うと大変ありがたい。
ですがですよ、これは僕らはいいんですが、
一方でやっぱ吸う人は吸う人でいて、
このケゴ公園もそうだけど、
吸う人に比べて喫煙所のスペースが狭いから、
はみ出してる人がいて、
それが言ったらある種迷惑もかけててってことですけど、
吸う場所を確保もしてあげなきゃ、
ちょっとかわいそうじゃないですか。
そうですね。今回の条例で一番、
条例案で難しいところが、
喫煙者への配慮っていうところが本当に大きい。
なので、今検討してる条例改正案の中には、
分園施設っていうものをしっかり整備することと、
あとは周知する案内板であったりとか、
そういったところをしっかり書き込んでいるので、
議員さんたちが、
議員ってのは市民の代表ですから、
議員さんたちが提案した条例で、
そこが分園施設作りなさいよということを言っているので、
ある意味その福岡市行政を後押しするような内容になっています。
じゃあどれぐらいそれができるのっていうのが、
今後の一つの焦点だったりとかですね。
あとは財政措置、予算どうするのっていうところも一つ、
どこから持ってくるのかっていうのが、
今後の焦点かなと思います。
なるほどですね。
それはでもそうかなと思いますが、
分けたところでそれはそれでないと、
そういう人もそういう人で困るんじゃろうと思いますしね。
そうですね。
規制エリア拡大の議論と妥協案
そもそも今回の条例改正案、
本来水面下でずっと条例研究会っていうのが、
議員の中にあってですね。
そこで水面下で研究して、
原案を作ったというものなんですけど、
一番問題になったのが、
エリアをどこにするかっていうところだったんですよね。
今回は最終的に天神大名博多駅周辺、
現行条例と同じエリアに絞って、
より規制を強化するっていう結論になったんですけど、
ただ議論の最初では福岡市全域にそれを広げてしまった方がいいんじゃないかっていう意見もあったりとかですね。
ただやっぱり一部の会派から、それはちょっと喫煙者に対してきつすぎるとか、
強硬な反対にあって。
なるほどね。
市議会議員団の中にも、
自分が吸うから吸わないからばっかりで意見するわけじゃないんですよ。
もちろんですね。
そりゃそういう方もいるでしょうし。
そこまでやられたら困る場合っていう人も。
やっぱり日頃有権者の方と皆さん接してらっしゃるんで、
あんたなんでそういうきついことするとねっていう風なプレッシャーを受けたりとかもするわけです。
そうなってくると落とし所をどうするのかっていうのがめちゃくちゃ難しくて。
その議論の途中で一部の会派は、
じゃあ今のエリアに加えて、
例えば副都心と言われる西陣であったりとか大橋であったりとか、
あとは菓子のその辺りですね。
もうちょっと対象エリアに加えたらいいんじゃないかという、
今までより広げようよっていう議論もあったんですけど、
やっぱりそこも副都心のエリア設定をどうするのかとか、
いろいろちょっと難しい問題もあり、
一部会派の反対もあったというところで、
最終的に今のエリアに落ち着いたというところですね。
なるほどね。もうちょっと広げようよ。
僕ら、一時市民というか、
西陣とか菓子とか大橋とか言われたら、
あそこもあんまり普段人が歩いてないようなところだったら、
釈迦定議というかあんまり厳しくせんでもいいかなと思いますが、
そこらへんも西陣商店街の中やら賑やかやし、
だからあんまり見かけないですが、
あそこは条例としては歩き煙草を、
変な話しててもいいんですね。
まあまあ、そういうことにはなります。
その条例がどうかは別として、
一人迷惑をかけたらいけませんというのは前提通りあるかもしれないけど、
条例として縛られてないんですよね。
これも価量が今2万円ということになってるんですけど、
価量を取られることはないわけですよね。
そういうことですよね。
で、あれなんですよね。
結局、一部の会派はやっぱり広げたほうがいいという思いを持っているので、
ただこういう結論に落ち着いたと。
その代わり不足にですね、
将来的なエリアの見直しを検討することっていう一文が入ってるんですね。
だからそれは今後何年先になるかわからないですけど、
そういったところも検討していきましょうよっていう、
ある種の妥協案ではないですけど、
そういうところで落ち着いたっていう感じです。
なるほど、そういうことなんですね。
警固公園地下駐車場の閉鎖と美術館建設
そういうことを傾向講演といえばで言うと、
もう一つ前田さんが最近書かれた記事で、
あそこの地下の駐車場がノーなって美術館か博物館かになる?
福岡アジア美術館の新館と言っても文館と言っていいのか、
駐車場がでしょ?
駐車場が。
あそこの駐車場そもそもなくなっちゃうんですね。
だいぶ昔からある駐車場ですよね。
そうですね、あれがちょっと定かに覚えてない、
この間書いたの50年、60年くらい経過していたはずです。
それが今年の3月の末にもう閉まって、
今まさにどんな美術館にしていこうかっていう、
基本計画を福岡市が考えているところですね。
記事にも書いてましたけど、あそこの駐車場は、
だからもう駐車場として使わないにしても、
いわゆる車があふれて駐車場足りない問題というのは基本的にない?
ないとまで個人的には言い切れないなと思ってるんですが、
福岡市もそれに向けて対策はずっとやってきててですね、
例えばアプリで周辺の駐車場がすぐに分かるようなアプリを導入したりとかですね、
あとはなるべく都心に車が入ってこないように周辺の駐車場、
いわゆるフリンジパーキング、そこまで車で行って、
そこから公共交通機関、そこで都心に入ってくる、
っていうような施策をずっと福岡市は打ち続けているので、
市の試算だとそこで何とかなるんじゃないかという段階です。
で、美術館にあるんですか?
それは、跡地が美術館かでもちょっと驚いてる。
地下の美術館とか、へーみたいな。
よく言われるのがフランスのルーブル美術館、
あそこはもう地下にある美術館だったりとかですね。
で、地上部分にガラス張りのピラミッドが有名だと思うんですけど、
そういったものがあったりとか、
あと国内でもいくつか地下で作っているところがあるんですけど、
大阪の方の美術館であったりとかですね。
そういった類似事例みたいなのはあるんで、
私はそういったところを参考にしながら美術館の設計をしているというところですね。
展示のど真ん中に美術館。
観光客の方も多いし、市民の方も含めて。
それはいつできるんですか?
これがまだだいぶ先。
基本構想を今考えている段階なので、
まだまだ先にはなると思いますね。
わかりました。またそのあたりも動いたら教えていただきたいなと思っております。
ケゴ公園の象徴的なエントランスをケゴ公園に作るっていうことは、
今の案の段階で出ているので、
だいぶその展示の表情というか、
雰囲気が変わるのかなというふうに個人的には思っています。
ケゴ公園って結構、僕の記憶でも何度も作り直してますもんね。
そうですね。
何だろう、十年に一遍言っちゃ言い過ぎかもしれないけど、結構ですよね。
木がもっとあって中が見えづらいとか、
なのでだいぶ揃わびたりとかしてますよね。
木が多いから防犯上どうなるみたいな、確かそんな話でしたよね。
今の姿に変わる前と変わった後っていう話。
そういうことですよね。
番組告知とエンディング
わかりました。ありがとうございます。ここまで聞いていただきありがとうございました。
今後とも番組の応援と西日本新聞、スマホアプリ西日本新聞Bのご購読をお願いいたします。
本日はありがとうございました。
どうも西日本新聞ミーです。
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