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ドキュメンタリー映画「東京上空300メートル」
2026-10-18 12:07 2 Comments

ドキュメンタリー映画「東京上空300メートル」

感想

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サマリー

毎日新聞社の調査報道をもとにしたドキュメンタリー映画「東京上空300メートル」を見た感想。東京の高層ビル周辺を米軍ヘリが航空法の基準を無視して低空飛行する実態から、日米地位協定や沖縄の基地問題、日本で事故・犯罪を裁けない構造へと話が広がる。羽田の都心上空ルートと米軍の飛行区域をめぐる見えにくい取引にも触れ、地域間で負担を押し付ける構図を指摘する。90日間の撮影など、毎日新聞の取材力と調査報道を支える人的・経済的基盤についても考察している。

東京上空を飛ぶ米軍ヘリと映画の概要
こんにちは、ninjinkunです。
東京上空300メートルというドキュメンタリー映画を見てきました。
これは、毎日新聞社が調査報道を行って作った記事を元にして作られたドキュメンタリー映画で、
東京の上空、特に新宿とかスカイツリーのあたりの高層ビルがあるあたりを、
米軍のヘリがガンガン低空飛行しているということを調査で明らかにして、
その映像を捉えて、そこから発展していって、なぜこれが許されているのかということに迫っていくというドキュメンタリーで、
私はこういう事実を全然知らなかったんですけど、
実際その日本の航空法だと、一番高い建物から300メートル以上距離を取らないと上を飛べないという航空法になっているらしいんですけど、
米軍機はこれをガン無視して、かなり例えば東京都庁の横のネットをかすめて飛んだりとか、
そういうふうに明らかに建物より低い位置に飛んでいるという、相当危ない飛行が結構地方的に行われているというのを取材したというのが一番あらましの部分ですね。
沖縄基地問題と日米地位協定
この映画は2時間あるので、東京の話から始まるんですけど、そこから沖縄の米軍基地の話に飛んで、
基本的な構造としては沖縄の米軍基地、特にそこから何か事故とか犯罪が起こった場合に日本で裁けないとか現場検証ができないという問題と、
実際の東京で低空飛行を行っているのは基本的に同婚であって日米地位協定という協定で、日本の法律を遵守するという内容になっているけど、
必ず守るとは書いてないんで、実際は全然守られていないというので、これは完全に日本とアメリカの関係ですね、その立場がもろに出ていて、
その敗戦国としてアメリカからかなり不平等な関係を結ばされていると、一方で日本に基地があって、日本が守られている立場でもあるけど、そこをかさにきて法律を守らないというのはどうなんですかということも突き捨
てるという、相当骨太の内容になっています。
これを作っている毎日新聞の人たちの話が結構中に入っているんですけど、特に女性の記者の人が、ずっとこの人は福岡の記者にいて、そこからお雛の基地問題とかを取材したりしていたんですけど、
全然その東京とかの市面に採用されないことがあると。なので沖縄の中ではニュースになったり、福岡まではニュースになっても、全然その東京とか他の地域だと一面にもならない。
そういう沖縄の基地の実態と、そこで基地の問題に苦しむ人たちと、いわゆる中央とか沖縄から遠い人たちの温度差ってめちゃくちゃあると、届いてない情報もあると、それをいかにして接続するかということを考えて、
今回この東京のね、上空の問題というのとこれを接続して、もっとそのなんですかね、日本全国の人に問題意識を持ってもらいたいというようなことで作られている映画だと私は理解したので、それは非常にこれは成功して
るんじゃないかなと思いますね。
低空飛行の危険と協定改定の停滞
私も肌感として、たまにヘリコプターの音がめちゃくちゃうるさい時が年に数回ぐらいはあるんですけど、その時ね、正直報道のヘリコプターだと思ってて、なんか事件でもあったのかなとか思ったんですけど、もしかした
ら米軍機だった可能性もあるんだなと思って、今度からね、音がしたらちゃんとその方向を見てみようと思うんですけど、
実際、この映画の中に出てくるエリアの、たぶん飛んでるエリアに私が住んでいるところも含まれていたので、たぶんそのうちいくつかは米軍のヘリコプターだったんだろうなという、それが非常に人海に近い低空飛行を
しているってことはかなり危険なわけですよね。
何か落ちてくるかもしれないし、最悪ビルに当たってしまう可能性もなくはないと。
ということで、特に基地があるエリアとか、そこから飛行機のエリアに住んでいる人はみんなリスクがあるんじゃないっていうことを突きつける内容として非常に優れている作りかなと思いました。
この日米地位協定の話は、私一人が何か言ったところで変わるようなものでもないですけど、実際に政府は相当この地位協定の改定には消極的らしくて、
全国の知事会が2回もこの協定を巻き直すと改善してほしいということを政府に要望しても、今のところ大した動きがないということで、知ってる人は知ってるけど全然動きはないという感じの流れになってるっぽい
ですね。
私は正直全然知らなかったんで、このドキュメンタリーはかなりいいきっかけになったかなと思います。
羽田ルートと地域間の負担
あとは、東京の上空は米軍の横田基地という基地の完成下にあって、日本の飛行機が自由に飛べないっていうのはなんとなくしてたんですけど、
例えば最近羽田に、東京の街中の上空を通過して、羽田に着陸できるっていう、街中を飛ぶルートが多分4,5年前くらいかな、コロナ禍に新設されて、
これ私の家の上も飛んでるんですけど、これも米軍に行って、そこを通らせてもらっていると、その代わりこれは直接的な関係は言及されてないらしいんですが、
あからさまに取引みたいな形で、青森の方の米軍の飛べるエリアが広がったとか、そういう取引みたいなことが行われたりするというのは、あんまり国民に共有されないまま行われてるらしくて、
なかなか見えないところでどんなことが起こってんだなという、相当モヤモヤするようなことがいろいろ指摘されていましたね。
羽田の飛行機増やしたいから、青森の方で、それこそ米軍機もっと自由に活動していいよっていうのは相当、あからさまに嫌なやり方だなと思いますよね。
完全にその利益のために、東京の利益のために他の地域の人に負担を敷いてるっていう、沖縄と同じ構造があるわけですけど、というのもあって、なかなかずっしり重い映画になってましたね。
90日間の撮影と新聞社の取材力
あとは新聞社の取材力ってすごいんだなっていうのをこれを見て思いまして、この後でね、舞台演説があって、実際に取材に関わってる人が2人登壇して、ちょこっとしたお話もあったんですけど、
彼らは取材というのは特別なことをしてるんじゃなくて、丹念にずっと飛行機が来るのを待ったりとか、実際これも90日間も飛行機の映像を撮るために粘って撮るということをして、何も特別なことはしてませんって言
ってたんですけど、
普通はそのことできないですよね。そのために人を張り付かせる人的な余裕、お金的な余裕があって、なのでこれは非常に画期的な取材だと思うんですけど、ここまでちゃんとできるその体力とか、あとはそのビジネス
ってどうなってんだっていうのも結構気になるところで、
そのために新聞社とかジャーナリストたちがいると言えばそうなんですけど、紙のメディアは基本的には衰退しているはずだから、こういう調査にお金が回り続ける世の中になっていくのかなっていうのは結構思わされる
ところでしたけど、
政治的対立と映画が投げかける問い
でもこれだけの調査ができるのはすごいなというので、毎日新聞の人たち素直にすごいなというふうに思いましたね。という感じの、完全に政治的な映画ですけど、
でもこのキッチとか日本の法律を尊重しない米軍っていうのは、この中の人たちは右派とか左派を超えて、基本的にはまとまれる意思だと思うというふうにして問いかけてるんですけど、
でも一方でなんかそういう動画を崩壊すると、こういうことで米軍の足を引っ張ってると中国をリスルとか、そういう謎のアンチコメントが結構つくみたいなことも言ってて、そうかっていう、これをワンインシューと
して提示しても全然響かない。
むしろなんかお前らがうるさく言うから、これがその日本の国益に反するだろうっていうふうに言ってくるっていう人たちもいて、なるほどなというふうにちょっと考えさせられてしまうとこはありますね。
濃密なパンフレットと映画のまとめ
という感じで、なかなかかなり骨太の社会派ドキュメンタリーですけど、結構これは大事な話かなと思うので、ちゃんと喋っておこうと思って今回こういう日記を撮りました。
で、パンフレットをね、外で売ってて、新聞社の力を結集して立派なパンフレットを作りましたって言ってて、まさにその通りで、もうね、読むのが大変、密度がちょっと濃すぎますね。
これ読むだけで多分ドキュメンタリー見ると同じぐらいの情報量があるんじゃないかというぐらい、まだ最初の4,5ページぐらいしか見てないんですけど、これをね、パラパラめくってこういう問題があるってことを忘
れないようにちゃんと家に置いておこうかなと思います。
はい、というわけで東京上空300mという毎日新聞社の取材をドキュメンタリーにしたもの、これはあと政策はNHKがやってるのかな、はい、というものを見てきました。ありがとうございました。
12:07

コメント

日米地位協定改正の大きなネックの一つは「人質司法」です。取り調べに弁護士が同席出来ず、罪を認めなければ保釈もされないなんて国は先進国ではありません。そんな国の裁判は受けさせられないと言われると地位協定を見直せとは言えません。 国は検察を守り、議員は票にならないテーマ、消極的なのも明らかですよ😢

ninjinkun

ありがとうございます。人質司法の観点は抜けていたので勉強になりました。人質司法そのものは自分も改善すべき問題だと思います。 しかし日米地位協定の文脈では、人質司法問題を盾にしているのはアメリカ側の主張であり、日本側がそれを前提として受け入れて交渉できないと考えてしまうのは違うのではないかと思います。人質司法問題に絡ませないように妥協点を探ったり(実際、韓国は交渉で起訴前の身柄引き渡しの対象を日本より広げているようです)、人質司法とは関係のない米軍に航空法が適用されていない問題を見直したりする余地を探って、一歩ずつでも二国間関係を対等にしていくのがあるべき外交ではないかと考えています。

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