1. ninjinkunの声日記
  2. RESEARCH Conferenceに参加し..
2024-05-19 12:48

RESEARCH Conferenceに参加した話

RESEARCH Conferenceというユーザーリサーチのイベントに参加した話をします。

00:02
こんにちは、ninjinkunです。
昨日は、神保町の専修大学のキャンパスで行われた、
RESEARCH Conferenceというイベントに参加者として行ってきました。
このイベントは、ユーザーリサーチ。
ユーザーにインタビューをして、ユーザーのニーズを探ったり、
ユーザーの動向やニーズを理解していくという分野があるのですが、
そのユーザーリサーチャーという仕事が、最近専門性として確立されてきていて、
そのユーザーリサーチャーを主に対象としたイベントでした。
ただ、ユーザーリサーチは結構広い人がやっていて、
昔はデザイナーがやるものとされていたり、
あとはその後でプロダクトマネージャーという製品の企画とか、
実際の開発の責任を負う職種がフィーチャーされだしたのですが、
その人がやるものとされたりして、
結構いろんな職種の人がユーザーリサーチというのを興味を持ったり、
実際行っているという実態があって、
実際参加者のうちのかなりの人数がデザイナーとかPMで、
リサーチャーの専門の人というのは10%以内ぐらいだったかなという感じだった気がします。
数字がどっかに出ていたらしいんですけど。
私なんかも別にリサーチャーではなく、
プログラマー兼UIデザイナー、
最近は少しPM的なこともやる、
昔はPMだったこともあるっていう人間なんですけど、
リサーチというのは、
昔UXみたいなことが流行った時に、
いろんな本とかワークショップで勉強して、
実際やったこともありますし、
ただあんまり自分で成果としてそこを生かせなかったというような反省もあって、
ちょっと遠ざかっているところではあったんですけど、
では何で参加したかというとですね、
今私が副業をという形でお手伝いしているHearableというプロタクトがあって、
これがリサーチャーのユーザーの対象とした製品で、
03:04
リサーチ後のデータ分析などを助ける製品になっているので、
対象ユーザーのことを少し理解したいなと思って、
であればリサーチャーが集まるイベントがちょうどそこで開催されたので、
そんなに距離も遠くないので行ってみようというので出かけた次第です。
Hearableの開発メンバーも参加していたので会場で合流して、
プレゼンテーションのトラックがあって、最初はそのあたりを聞いてたんですけど、
その後で別の会でポスターセッションが行われていて、
これが大変面白くてですね、
ポスターセッションって学会とかでよくある形式だと思うんですけど、
それぞれの発表者がポスターに自分の研究のバックグラウンドとか成果とかを書いて、
そのポスターを見に行くとその研究をした人が説明してくれるというセッションなんですけど、
大学の人もいるし、企業の人もいるし、
別にその研究組織じゃない普通の自分のようなプロダクト開発者の人たちもそこに参加してて、
かなり直接話しながら内容を聞けたので面白かったですね。
例えば秋葉原っていう駐車場を貸し出せるサービスの人たちもインタビューをしてみて、
こういう気づきがあったみたいなことを言っていて、
その具体例とかも書かれてたので、
面白いですねとか、今後これをどういう風に活用していくんですかとか、
組織にこういうことを組み込んでいきたいですかとか、
結構同じ開発者の目線で話したりして面白かったですし、
あとは学生さんと結構お話できたのも新鮮で、
自分が学生さんと触れ合う機会ってほとんどないので、
美大でちょっとリサーチ系のラボにいる人がいきなりジャングルに行って、
自然の生活を体験したら自分がどう変わるかを、
オートエスノグラフィーという手法で記述しましたみたいなポスターとかがあって、
そもそもオートエスノグラフィーって何ですかとかそういう話から始まって、
結構自分がスマホとかサービスに誘導されて時間を使っていることが離れてみてわかったので、
06:04
距離が取れるようになったとか、
ガラスを解体して食べたとかそういう話を聞けて、
こういうことを大学でやる人もいるんだな、面白いなと思って話してました。
なので結構人と話すのが面白かったという感じですね。
リサーチャースゴロクっていうスゴロクを開発した方がいて、
そこでスゴロクを遊べたんですけど、
その場に居合わせた人たち4人で遊んだんですけど、
これが結構よくできていて、
リサーチをしてポイントを貯めてから任意のタイミングでリリースをすると、
リリースすると実際のプロダクトのシェアが上がっていくんですけど、
その時にリサーチして貯めた時のポイントが聞いてくるみたいな作りになっていて、
どのタイミングでリリースするかとか、
そのあたりが結構駆け引きになっていて、結構盛り上がりました。
売ってはいないらしいんですけど、
ワークショップとかで来てもらえるらしいので、
興味がある人はリサーチャースゴロクで探してもらえるといいと思います。
その後もそのゴロクで一緒だった人とちょっと喋ったりとかして、
なんとなく転職相談に乗ったりとかいろいろあったんですけど、
なかなか面白かったです。
発表は、自分はいろんな結構大きな組織のリサーチ部門があるような組織の人が発表しているのが多かったんですけど、
自分はやっぱり結構現場の開発の人間なので、
ママリという子育てとかのいろんな相談をできたりするコミュニティかなっていうサービスのPMの人が、
ユーザーインタビューを前は2,3ヶ月に1回なんとなく思いついたときにやってたのが、
周知や利用にしてすごくインサイトが増えて、
自分の企画のアイディアがすごく増えたっていう話をしてて、
それは非常に参考になるというか、
こういうふうにその人自身は専門のリサーチャーではないし、
リサーチ部門もないけど、製品開発にユーザーインタビューとかを組み込んで、
さらにその結果を全社に共有したりして、
いろんな部門の人が、営業さんとかテクニカルライティングの人とか、コンテンツの人とかが、
09:01
じゃあこういうふうにも変えられますとか、そういう意見を言ってくれるようになったのがすごく良かったって話をしてて、
そういうふうに実際ユーザーの生の声とか実態って人の想像力を感知するところがあると思うんで、
そういうふうに組織を前向きにドライブできるようにインタビューを導入したのがすごく素晴らしいなと思って、
非常にいい発表でしたっていうふうに終わった後でちょっとお声掛けをさせてもらいました。
はい、という感じでしたね。
なんとなく自分の場合は興味本位というか、
リサーチャーの人たちどんな感じかなっていうので参加したんですけど、
結構それぞれの会社でいろんな大きな会社はやっぱりリサーチャー組織をどう拡大するかとか、
あとはどういうふうに他のチームを巻き込むかとか、
全社展開するかみたいな課題感を抱えていたりするし、
あとは単純にリサーチ自体に時間がかかったり、
特に専門じゃない人がやると対象のユーザーのリクルーティング、
つまりインタビューする人を集めることから、
実際のインタビュー実施その後のデータの分析して、
本格的にやるとそこからレポートを作ったりしますけど、
そういうこと一つ一つにかなりコストがかかっているので、
いろんな課題感があるというのが分かって、
そこにAIを使おうとしたりいろんなアプローチが見られているところなんですけど、
そういうのもわりと肌感で分かってよかったなと思います。
イベントはそんな感じで面白く終わって、
あとは会場になった専修大学、
これは全然違う話なんですけど、
初めて行ったんですけど、
大学というのは私の祖祖父が100年前に卒業した大学であるということが分かっていて、
昔家庭とかルーツ探りにハマった叔父がいろんな資料を整理したら、
その祖祖父が卒業した卒業証書が出てきて、
そこに当時の教授とかの署名がみっちり入った卒業証書が出てきて、
どうも専修大学を出たらしいということが分かったということがあって、
なので昨日初めて行って、
専修大学ビルなんですけど、
当然100年前にビルの訳はないので全然違う校舎だったと思うんですけど、
12:02
なんとなくここで自分の家系のルーツにあたる人が勉強したと思うと、
少し親しみを覚えるので面白かったですね。
祖祖父は30代で結核で亡くなっているので会ったことは当然ないんですが、
その後東京市の市役所の役人をしてたらしいです。
今日は昨日リサーチ幹部に行ってきたようという話をしました。
ありがとうございました。
12:48

コメント

スクロール