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2024-10-09 23:39

YAPC::Hakodate: トークの感想編

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こんにちは、ninjinkunです。 YAPCの話を続けたいと思うんですけど、
昨日はスタッフ参加編という話をしたので、今日は発表ですね。実際にあった発表の感想とかを言っていこうと思うんですけど、
でもその前に、昨日のスタッフの話でもうちょっと追加したいことがあって、今回初めてスタッフをやってみて、
運営ディスコードみたいな、YAPCのディスコードの中にプライベートで運営用のチャンネルがあるんですけど、そこに入ってみて、
本当に、比較運営をされているコアのスタッフの方々は、すごいかなりの細かいことをずっとチャットに貼り付いて、問題がないかをずっと見てるし、
事前の計画もすごい細かく立てているし、例えば我々ボランティアスタッフが、この人はこのトークを見たいからこの部屋に配置するみたいなこともすごい細かくタイムテーブルを作ってもらっていて、
なので当日行っても、今日朝からこれをタイムテーブルの通りに動いてくれれば大丈夫ですよってなってて、こんなに綿密に計画を立てて、
当日も予期しないことが起こらないかずっと見ている仕事なんだなぁというので、私は自分の20,30人ぐらいのイベントの運営は結構やったことあるんですけど、
やっぱこういうね、何百人も来るようなイベントの運営経験はなかったので、本当にとても大変なお仕事をされているなと思って、改めて頭が下がると思いというか、ありがとうございますという気持ちになりましたね。
はい、それがスタッフのところへの補足で、彼らも本当に自分たちのモチベーション、イベントをやりたいんだというモチベーションだけでお金をもらっているわけではないはずがあるのかな、多分ないと思うんですけど、
今後もぜひ技術イベントを続けてほしいと思いますので、私も何かしら協力できることはしていきたいなと思いました。
では発表の内容なんですけど、私はスタッフをやっていた関係で、別の会場には行けなくて、同じTrack B というところに基本的にはいたんですけど、
それでもスタッフをしながら発表は見れたので、見てちょっと感想を言っていこうかと思うんですけど、
あと一応前置きとして、私は自分の専門はWebフロントエンドと呼ばれるユーザーインターフェースですね。ユーザーさんが触るところを作る仕事をしているので、あとはUI デザインですね。
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パールのイベントはフロントエンドの話はなくはないんですけど、あっても一個ぐらいで、基本的にはバックエンド、サーバーサイドを作っている人の話が中心です。
なのでちょっと問題感なんですけど、自分も昔サーバーサイドを書いていたことはあるのと、やっぱり一緒に仕事をするエンジニアはサーバーサイドに人が多いので、
むしろこういう機会を通して無理やりサーバーサイドの最新の情報を仕入れておくというのは、タッチアップとしては自分にとってはすごく意味があるので、こういうところに参加して勉強するというのは意味があることかなと思っています。
あと単純にね、最新の技術を知りたかったり、その最新の技術の話で色んな人と盛り上がるのは楽しいので、何でも知りたいなという気持ちで見てますと、というので、かなりいろんな話があって、最初はトラックBはパールで始めるEBPFというね、自作ローダーの作り方という話で始まって、
このEBPFというのは、私は名前は知っていて、LinuxのKernelで動くプログラムを組めますよという仕組みですね。なので普段はLinuxはユーザーランドと空間とKernel空間というのに分かれていて、OSに絡むコアの、言ったら危ない処理というか、はKernel空間で行われているんですけど、ファイルアクセスとか。
そこにプログラムを仕込める。けど、かなりそれを危ないこともできるんで、事前に検証する形で安全に実行できるんだったかな。これができるようになると、例えばベンチマークを取るとか、ネットワーク処理に何かかますとか、そういうことができるようになるというので、そのOSが読むAPIをフックできるような機能が作れるものだというふうに理解してます。
この発表では、そのための実行するバイナリーですね。Linuxの実行のバイナリーをPerlのほうからパースして、これでですね、EBPFのローダーを作るということらしいですと。
これができるようにすると何が嬉しいかというのを後で聞いたんですけど、PerlからそういうEBPFの機能が使えるようになって、Perlで、例えばそういうベンチマークの栄養の拡張を変えたりとかすることが可能になるという理解であっているのかな。
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多分そうだと思います。間違ってたら教えてください。
この発表は大部分がバイナリーをどうPerlでパースするかという話だったので、今すぐ自分がどうこうという感じではなかったんですけど、ひとつのトライとして面白いなと思いました。
この次がですね、今日から始める大規模言語モデルのプロダクト活用という松本由紀さんというLayerXという会社のCTOの方で、一応顔見知りなんですけど、この方がAIですよね。
LLMラージュランゲージモデルを使ったAIの活用方法について話してて、これ私すごい聞きたくて、なぜかというと私はAIチームというチームに買収してから所属しております。
今後もっとLLMを使って社内で新しい企画を考えていくような立場にはあるので、何ができるかとか、実際どういうふうに皆が使っているかをもっと知りたいという感じで、この発表は実際にこの松本さんがLLMを使ってプロダクトのいろんな機能を考えていくときに、こういうふうに分けれますねとか、こういうふうに使えますねとかということを整理してお話してくれているというふうに思っております。
特に印象に残ったのは、今は例えばChatGPTのAPIとかクラウドのAPIとか、クロードかな、叩くのにお金がかかるので、自前でLLMを動かすというのもまた大変だし、そういう有料のAPIを使うのもお金がかかるので、
採算が合わないようなプロダクトは有ると思うんですけど、どんどん値段は下がっていくので、今は採算が合わなくても1年後には採算が合うようになっている可能性は十分あるから早いうちからやっておいたり、お金で諦めない方がいいよというアドバイスがあって、これは確かになと思いました。
我々も買収前からLLMを使った機能というのは開発していて、実際デプロイされているんですけど、ここもコストが最初はすごくかかったのがだんだん落ちてきているので、確かにそういうスケールメリットというか、どんどん研究に投資がされて、あとはハードウェアの進化もありますよね。
なので、新しいGPUが出るごとにコストが下がっていくんですけど、そのあたりはまだまだこれからコストが下がっていく世界になっていると思います。
あとは、この整理してくれている何に使えるかという、このような活用があり得るという整理がすごく役に立ったんですけど、何に使えるかが5つに分けていただいていて、知識の活用生成、これは社内の知識を使ってコンテンツや質問や回答を生成する、だからQAとか検索とかそういうことですよね。
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次がアドバイス、判断の支援。ルールに沿って人間に一定の姿勢や判断を与える。なので例えばレビューしてもらったりとか、これはTwitterに投稿する前に見てもらうとか、法的検知に基づいてアドバイスをもらうとか、そういうことができると。
ただし最終的に判断する責任は絶対人間にあるので、そのダブルチェックであったりとか、実際に自分に知識がなくていいわけではないんですけど、その一時、最初に見てもらう相手としてこのLLMを使えますよねということですよね。
あとはX-as-Codeとの組み合わせ。これはソフトウェアなどのコンフィグを自動化してカスタマイズなどを行うということで、何かしらの、例えばソフトウェアのインフラですね、サーバーとかを組むために、そのサーバーの設定を人間がメンテナンスしているんですけど、
こういうのを自動化して何かしら指示をすると、こういうコンフィギュレーションを自動で出してくれるような使い方もあるので、そういう手動メンテをどんどんなくしていくようなことができますよねということで、なるほどなという感じですかね。
私もTeleformっていうサーバーサイドのコンフィグをコードで書くものですけど、これは全然わかんないんで、いつも人にお願いしちゃってますが、こういうものが自分でできるようになっていくと、自分としても自分がやりたい機能を実現するときに自分だけで動けるようになるので助かるというのはありますね。
次がML機能のプロトタイピング。これはなるほどなと思いました。機械学習機能ソフトエンジニアが簡易に実現するという。実際に自分たちのサービスでもテストの失敗をグルーピングするっていう機能をこのLLMでやってるんですけど、
これもグルーピングとか何かしらのまとめるみたいなことは機械学習を頑張って作り込めばできるはずなんですけど、いきなりそれを実装するのは大変なんですよね。データの学習も必要だし、それから実際に推論させる部分も必要だし、でもLLMだとこういうふうにまとめてっていうといきなりまとめてくれるみたいなことがあるんで、
そういう事前に学習済みのモデルプラスそれを実行する、それを自分が思った通りに実行してくれる君として、このLLMは使えるねっていうのはなるほどなと思いましたね。
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なのでここで実際にそれが有効だって分かったら、ちゃんとその大学習の部分を実装してコストを下げたりとか、より最適化するってことができるんですけど、実際にそれをやってしまう前にプロトタイピングとしてこういうLLMを使って、まずは本当にこれを機械化できるのかってことを試すっていうのは、これはいい使い方だなと思いましたね。
最後がワークフローとプロセス自動化、両方LLMに置き換える。
これは松本さんはザピアーっていういろんなサービスを、例えばこういうメールが来たらこれを返すとか、この時間にあったらこれを送るとかそういうのをやってくれるワークフローエンジンっていうのが有料で使えるものがあるんですけど、これのLLMのフィーチャーを使っていろんなことを自動化してるらしいです。
このあたりは多分iPhoneとかでいろいろ活用する事例もあったはずで、iPhoneのChatGPTのアプリとiPhoneのワークフロー的なやつを組み合わせるとすごくいろんなことができるらしいんで、このあたり自分も掘ってみたいと思うんですけど、
まあちょっとまだ自分でやったことないんで、これからって感じですかね、自分は。
はい、このセッションだけめっちゃ喋ってしまったな。
はい、なんでこれは良い整理だったなと思います。
はい、で、ちょっとですね、この後の発表はですね、自分がランチの整理で、ランチのお客さんの誘導とかで離れてしまったんで見れなかったんですけど、
これね、このテストコードの品質を客観的な数値で担保しよう、ミューテーションテスティングのすすめというのをね、これ見たかったんですけど、ちょっと見れなかったですね。
このミューテーションテスティングというのがね、私は知らなかったんですけど、このコードに意図的なバグを植え付けることでテストコードの検証が適切に行われているかを測定する手法というので、
テストコード自体の品質をね、測る方法があるようなので、これはね、資料を軽くサッと見たんですけど、ちょっと面白いなと思ったんで、社内にもシェアしようかなと思います。
で、その後もですね、見れてなくて、でもこれはね、データマイグレーションの成功戦略というので、サービスリニアで失敗しないための実践ガイドという、
これはあの、私の昔勤めていたハテナの滝沢さんという、一緒に働いたことはないんですけど、この方がいろんなサービスのデータを移行するということをですね、もう3回もやられてて、
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その中でどんどん自分の知見が溜まっていって、次回ならね、こうするっていうのがね、もうパッと出てくるような、そういう体になってしまったらしいので、その知見を共有してもらうっていう話で、これは面白かったですね。
あと、この後出てね、この滝沢さんとお話しする機会があって、いろいろ話したのも良かったですね。
いや、自分も多分どこかで、今の買収先にデータを移行することは、どこかでは発生すると思うんで、そういうときは参考にしようと思います。
はい、こんな感じかな。
はい、あともいくつか見たんですけど、令和3新版パールコーディングガイとかね、なるほど今パールってこういう風になってるんだっていうのが分かったりとか、
あとは、このパールブリュー3000というね、このグーゴットさんという方が発表された、パールブリューっていうのは、パールのバージョンをね、いろいろ切り替える、ローカルで切り替えるためのツールなんですけど、
前のバージョンをパールが使いたかったら、このパールブリューで前のバージョンをパッと入れたりできるんですけど、これを未来の視点でどうなっていくかを紐解くっていう、なかなか面白い切り口の発表だったんですけど、
パールブリューは自分も昔お世話になってたので、パールブリューの人だと思って聞いてました。
このグーゴットさん、台湾の方で、リュウカンミンさんかな、なんですけど、懇親会でお話ししたらですね、なんと我々の製品のユーザーさんであるということが分かって、
所属されている会社さん、LINEヤフー株式会社さんで、まさにこの我々の製品を最初に導入してくれたチームの方で、なので私が結構定期的にそのチームの方と、導入担当の方とお話しさせていただいてるんですけど、
この方はその場にはいないんですけど、そのチームの開発者の一員で、なので我々の製品も結構使っていたりしてくれてたりするってのが分かって、すごく嬉しかったですね。
この方はパール界隈で有名な方なんですけど、そういう方が自分たちの製品を使ってくれてるっていうのが知れて、とても嬉しかったですね。
あとはWebAssemblyの話もあって、ここは私は正直、本当は知ってなくちゃいけないんだけど、あんまり知らんっていう、WebAssemblyっていうのはもともとはブラウザでもっと低レイヤーなコードが動くというようなものなんですけど、
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これがだんだんサーバーで実行するときに使うコンテナっていう、サーバーを実行するための環境みたいなものがあるんですけど、そういうふうになっていくのではっていう話をされてて、なるほどなと思って、これも興味深かったですね。
こんなとこかな。
最後にLightning Talk、短いプレゼント、キーノートがあって、このキーノートでモズニョンさんという、この方も私の知人、友人なんですけど、彼がキーノート。
モズニョンさんというのは、私より多分10個じゃないな、今33って言ってたかな、だいぶ若い方ですけど、だから7歳差なんですけど、私はハテナインターンで、彼がハテナインターンっていうハテナでやってたインターンに応募してたときの受け入れ側だったんですね。
確か自分がインターン実行委員長だったときかな。
なので、そこで会って、すごい勢いがある若者で、あとめちゃめちゃ話が面白いので、その後彼は別のところに就職してたんですけど、イベントで顔合わせるんで、その度に話したりとか、彼の発表はとにかく面白いんですよね。
話術の才能がすごくあるので、一ファンとして見てる感じではあるんですけど、彼が今回函館出身というので、このキーノートという鳥の部分の一番大事なプレゼンを任されてて、春舞台を見に行くようなつもりで行ったんですけど、とても良かったですね。
どういうふうに自分が理術を学んできたかとか、その中でアテナインターンの話もしていただいて、そしたら彼が出した当時のインターンの写真の中に私もちゃんと写っててですね、自分も彼の歴史の一部であるような気がして嬉しかったですね。
そこから今の仕事の話もしていて、今は彼はスマートバンクっていう、私も使ってるB4さんっていうね、お金を管理するためのアプリとクレジットカードの会社で働いていて、すごい活躍しているようです。
彼が言っていて面白かったのは、今はチームワークとかそういうものに焦点が当たりがちで、実際チームワークは超大事ではあるが、個人の力っていうのにもう一回焦点が当たってもいいんじゃないかみたいなことを言ってて、実際自分はそういう力があるエンジニアになりたいし、自分もそういう人たちとロールモデルとしてきたし、
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実際にこう何かプロジェクトを成し遂げるときに、その個人の力に頼ったり発揮される面って実際は多々あると思うんですって話をしてて、これは自分もなるほどなと思って、私もまあ何でしょうね、外向きに言うときはチームワークみたいなこと言うことはありますが、
結局のところ強い人間が集まれば強いチームになるという、耳も口もないようなことを思っているというとこもあり、もちろん実際はいろんな事業の人が集まってチームなんで、全員が強いというか高い技術力でやっているということは難しくはあるんですけど、
まあでも理想としてはいろんな専門性を持った、それぞれの専門性に比べた人がチームを組んで製品を作っていくのがやっぱり理想かなと思うので、
何ですかね、そういうチームワークそのものというよりはどういうふうにそういう強いそれぞれの高い技術力を高めていくかとか、どういうふうにその高い技術力を持つ人たちを集めたりマネジメントするのかっていうことをね、もっと話してもいいんじゃないかなというふうに思いました。
なので私は結構そういう意味ではあんまりリベラルではないというか、平等主義者ではないかもしれないですね、この領域では。
でも彼の主張はわかるなという感じでしたね。ちょっとこのあたりはニュアンスとかうまく伝えられるというか自信はないので、彼も別にチームワークをない場所にしてるわけじゃないんで、詳しくは彼の資料とか見てほしいですけど、とても面白かったです。
というわけで、だいぶ喋った気がするな。何分ぐらい?23分。というわけで、やぷしー函館の今回は実際の発表内容、トークの内容についての感想をお届けしました。では、ありがとうございました。
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