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2024-12-18 13:16

ドキュメンタリー映画「大きな家」

映画館のみで上映の児童養護施設を扱ったドキュメンタリー映画です。

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こんにちは、ninjinkunです。
今日は、先週土曜に見てきたドキュメンタリー映画「大きな家」の話をします。
このドキュメンタリーは、児童養護施設を取材した作品で、
児童養護施設というのは、私も全然詳しくなかったんですけど、
基本的には、親元にいられない子供たちを預かって育てる施設ということになります。
いろんな事情で、ここに子供たちが来るんですけど、
この映画は特徴としては、子供たち一人一人にかなりフォーカスして、
ただし、子供たちがどういう経緯でこの施設に来たかは、ほとんど語られないという感じで進行しますね。
児童養護施設に対して、あんまり自分もすごいポジティブなイメージじゃなかったんですけど、
この映画のトーンとしては一貫して、かなり明るいメッセージを出している映画で、
子供たちもすごくつくつくと成長しているし、
みんないろんなそれぞれの夢というか、将来的にどういうことをしたいとか、
あとは学校でこうしているとか、そういうことを生き生きと語ってくれる感じなので、
その問題がある施設というのは、実際はニュースで見たことが、
例えば仲良い略体があるとか、そういうのを見たこともあった記憶はあるんですけど、
少なくともここで取材されている施設は、かなりヘルシーに運営されている様子で取材されてますね。
なので、たぶん作り手がの意識としては、本当に特別な感じではなく、
本当に普通の子供たちが普通に暮らしている施設なんですということを、
たぶんちゃんと伝えたいという気持ちを感じますね。
で、そう、中ではいろんな年代の、何歳ぐらいだったかな、6歳ぐらいの子からいたかな、から17歳まで、
さらに施設を18歳で出なくちゃいけなくなるらしいので、
出た後の大学に入った19歳の男の子とか、そういういろんな人にフォーカスしてそれぞれ時間をとって、
こういう子たちなんですよということを丁寧に移していく作品になってます。
で、このドキュメンタリーが面白いなと思ったのは、
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ドキュメンタリーを見ると、中でもメッセージが流れて、あと見る前にフライヤーをもらうんですけど、
ここにですね、映画大きな家をご鑑賞いただくすべてを皆様にお伝えしたいこと、お願い、
この映画に登場する子供たちや職員は、これからもそれぞれの人生を歩んでいきます。
SNSなどを通じて、出演者個人に対するプライバシーの侵害やネガティブな意見、
各家庭の詮索や勝手な推測、誹謗中傷を発言することはご遠慮ください。
またご近所にお住まいの方は、説明や地名の連携をお控えください。
動画ご協力お願いします。ということで、
しかもこの映画はですね、映画館のみで上映されて、パッケージ化や配信の予定はないということなので、
映画をペーボールとして使って、映画館に来た人は2000円なり払って見てますから、
その人たちにはこのプライバシーをちゃんと守るということを念押しして、
ちゃんとしてくださいねということを念押しして、その上で例えばテレビとか、
ストリーミングには流さないということで、
ある種、本当にこの映画を見る気持ちがある人にだけ届けるようにして、
なので中ではかなり生々しく子供たちが出てくるわけですけど、
その子たちのプライバシーに最大限配慮する形で、
この映画というメディアを使っているというのは、私はこれはかなり面白いなと思いました。
結構ポジティブな感じで、こういう風に映画とか映画館を使えるというのも、
なかなか映画の一つの機能として面白いと思いますね。
ただ、やっぱり作り手側たちは養護施設の実際の感じを、
多分きちんと観客にわかってほしいという気持ちはすごく強く感じましたので、
こういう映画というインフラで公開してるんだなというのがわかって、はい、面白いですね。
あとね、映像と音楽がいいんですよね。
映像が結構、被写体振動が浅いカメラとかレンズとかを使って撮られていて、
とても美しく撮られてますし、
こういうドキュメンタリーだとあんまり高価な機材を使うイメージはないので、
もしかしたら例えばデジタル一眼レフのね、
それで絞りが割と開くレンズで被写体振動を浅く撮っているとか、
そういう最新のデジタル機材で多少お金をかけなくても綺麗に撮れるようになっているのかなという気もしたんですけど、
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そんな感じで映像も綺麗で、
私が好きなドキュメンタリー監督のフレデリック・ワイズマンという人がいて、
この人はめちゃめちゃ長いドキュメンタリーを撮っているんですけど、
ちょっとこの瞳を感じましたね。
相間に、人のインタビューとかの相間に施設とか周りの綺麗な風景がね、
パッパッパって差し込まれたりするのがちょっとワイズマンみを感じるなど。
あとはですね、音楽もなんか良かったですね。
結構劇版でついてる音楽もなんか、
かなり気合が入って作られている雰囲気を感じたので、
いろんな意味でチープなドキュメンタリーでは全くなく立派な作品になっているなという印象を受けました。
内容としては、本当にそうですね、
結構印象に残ったのは、子供たちにとってはこの施設が家なわけですよね。
なのでタイトルも大きな家なんですけど、
いろんな年代の子たちが共同生活をしていて、
ただ、ある程度の年齢から、たぶん小学生ぐらいからかな、
個室があるっぽいですね。
そこでご飯とかは一緒に食べると。
結構それぞれの子たちにインタビューしているシーンでは、
この施設は家族みたいな存在って聞くと、
家族ではないんだよねみたいな。
たぶんそれぞれの子に事情があって、
実際に親にね、産みの親に会える人もいるし会えない人もいるっぽいんですけど、
実際に自分の産みの親を知っている人は、
親っていうのは実際自分の産みの親のことで、
施設の職員さんたちは自分の親ではないし、
一緒に暮らしている子供たちは、
もちろん兄弟ではないけど、
単純に一緒に暮らしているっていうだけよりは、
もう少し親密な存在っていう感じで、
だけどなんか友達とも言い切れないみたいな感じのところで、
かなり正直な意見というか、
なるほどなっていう。
なので職員さん側たちもそういうのは完全に承知の上で、
接している雰囲気もあって、
自分が実際その立場に置かれたら確かにこう思うかもなっていう。
なので家族かと言われると、
多分みんなのイメージする家族の形があると思うんですけど、
いわゆる家族だとは自分は思ってないけど、
自分にとっては大事な存在がこの施設ですという風に、
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みんなそれなりに思っている雰囲気だったので、
なるほどなという風に思いましたね。
あと卒業した子が帰ってきて、
みんなとまた触れ合ったりするシーンもあって、
その人にとっては結構実家みたいな雰囲気をわりと出していて、
特に実家と言ってたわけじゃないんですけど、
言っても帰ってくる場所でもあるという、
なかなか不思議な立ち位置の施設で、
そういうところもかなり興味を惹かれましたね。
どの子もかなり、
多分そういう人たちを選んでるのかもしれないですけど、
前向きな感じで、
例えば料理を学べる学校に進学したりとか、
大学に進学したりとか、
いろんな形で自分たちの自立を獲得しようとしていて、
そういうところも多分なんですけど、
これ私の考えですけど、
やっぱり18歳で出るって決まってるから、
多分普通というか、
養護施設外で育った人よりも、
早めに自立を意識するのではないかなというふうに思いましたね。
そんな感じで、
自分みたいに児童養護施設に対して、
あんまりイメージがない、
もしくはちょっとネガティブなイメージがあるみたいな人は、
これを見ると、
本当に生き生きとした子どもたちの様子が見れますので、
結構意識変わるんじゃないかなという感じがしました。
なので、
これ今かなり評判を読んでいて、
レビューサイトの点数もいいですし、
私が見たのは、
どうやら評判を聞いていたんですけど、
調べたら、
全国3巻ぐらいしか公開されていなくて、
たまたま時間があった回があったんで、
渋谷まで行ってみたんですけど、
今週の末から全国公開されるようで、
私が見た回は先行公開だったらしいですね。
なので、
やたら上映感少ないなと思ったんですけど、
今週の金曜から、
全国のいろんなところで公開されていくようです。
で、調べていくと、
純木さんとかに興味持ちそうな感じしますけど、
これは長野はね、長野グランドシネマズってところでしかやってないんで、
松本では今のところ上映予定がないそうですね。
残念。
ただ、結構評判になっているから、
拡大する可能性は結構あると思います。
京都だと出町沢でありますね。
さすが出町沢、センスいいな。
東京だと割といろんなところで。
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私が見たのは、
ホワイトシネクイントって渋谷の映画館ですけど、
キノシネマ新宿でもやるし、シネマロサでもやるし、
立川でもやる。
あとは神奈川も何か所かでやるみたいなんで、
ぜひ見に行けるお近くの方は、
映画館でしかやらない作品なので、
いずれ配信に来ると思っていると来ない作品だから、
この児童養護施設というテーマに興味を持った方は、
ぜひ見てほしいなと思います。
あと企画プロデュースが、
俳優の斉藤拓実さんになってて、
面白いなと思うんです。
いろんな日本の映画に出ている斉藤拓実さんなんですけど、
結構その児童養護施設に興味を持っていて、
今回プロデュースをしたっぽいですね。
なかなか面白い作品だなと思います。
では今日はドキュメンタリー映画
大きな家についてお話ししました。
今週末から全国で上映拡大です。
ありがとうございました。
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