サマリー
映画「無名の人生」は、鈴木龍也監督が独学で制作したアニメーションであり、100年間を生きる少年の物語を描いています。この作品のストーリーはハイスピードで展開し、独特のアニメーションスタイルが特徴です。
映画の概要と制作背景
こんにちは、ninjinkunです。
またね、すごい映画を見たなという映画が出てきました。
無名の人生というね、監督が一人で描き上げたアニメーションというね、なかなかすごい触れ込みですけど、
えっと、監督、何監督だったかな?
えっと、鈴木龍也監督という監督が、えっとですね、もともとは実写畑の、まあその掛け立ちの若手の監督だったんですけど、
コロナ禍を機に独学でアニメーション制作を始めて、で、iPadでね、ガリガリ絵を描いて、最初は短編をいくつか作ったんですけど、それが結構いろんな賞に入賞して注目を集めて、
で満を持して、1年半かけて絵を一人で描き溜めて、作り上げたアニメーションというね、なかなかすごいですよね、一人でアニメーション作り上げる。
まあ、あの、新海誠監督とか、まあそういうね、前例はあるにせよ。
えっと、まあこのね、アニメーションといっても、まあよくテレビでやってるようなアニメーション、まあなんだろう、
獣使い戦とか、進撃の巨人とか、ああいうめちゃめちゃヌルヌル動くアニメーションでは全くなくて、
まあむしろ、えっと、なんでしょうね、2Dののっぺりした絵が、あの、例えば手だけパタパタ動くとか、足だけ動くとか、
まあそういう、なんでしょうね、それなりに原初的なアニメーション、想像してもらうと、そっちのほうが近いかなと思います。
ただ、この人、多分あのそのテンポの感覚とか、そのカット割りの感覚が多分すごい鋭いから、めちゃめちゃね、あのカットが細かく割られてて、なので、
なんでしょうね、場面もどんどん変わるし、えっと、そういうなんですかね、ぐりぐり動く絵じゃなくても、すごくね、いいテンポ感で映像を作れてるんで、
見ててね、あの、なんていうんですかね、その、普段見てるアニメとは違うんだけど、初歩者は全然感じないと思いますね。
すごい、あの、ハイスピードで話が展開するんで、このね、テンポ感だけでね、うおーってグイグイ引き込まれる感じがあるし、
えっと、まあストーリーとしては、ある1人の少年が生きる100年間、そうなんですよ、この人ね、
100歳の部分まで描かれるんですけど、えっと、その間にね、時代もどんどん変わっていくんですが、その100年間を、
追っていくというか、見ていく話になってます。
このね、ストーリーはね、説明してもね、あんまりわかんないっていうか、そんな、なんでしょうね、最初は彼が若干、
いろんなトラウマとか、えっと、まあ、ちょっといじめられたりとか、そういう経験から始まり、
そんな彼がですね、アイドルと出会って、男性アイドルのビデオを見て、これだってなって、えっと、まあ、友達と一緒にアイドルを目指し始めるという、
これだけ聞くとなんか、やる気が溢れた主人公に見えるんですけど、めちゃめちゃ受動的な感じの人で、
えっと、アイドルも友達が応募したやつにね、乗っかってなっていくし、本人もね、全然喋んないし、何考えてるかわからんというタイプの人なんですけど、
なんでね、ここまでであれですね、この映画は面白そうなパート全然ないですね。
いやでもね、あのね、やっぱね、あの話がね、本当にどんどんグイグイ、え?そっち?っていう方向に転換していくんで、
なんなら途中で、まあすごい大きな震災が起こったり、戦争が起こったり、なんならもっとSF的なことが起こっていくっていうね、
ちょっと、あの、最初に見てた、あの、地続きの世界から想像つかないとこにね、連れてかれるんで、
これはね、いやー、なんだろう、これが一人の人間の頭から出てきたとはちょっと信じられんというか、うん。
まあむしろ逆に一人から出てきたからこそ完成した高等無稽なプロットという感じもしており、はい。
監督もなんか、その先を決めずにどんどん描いていったっていう、準備もなしでいきなりどんどん絵を描いていったっていうめちゃくちゃな作り方で、
だからよくある台本、脚本があって絵コンテがあって作画がありますっていうアニメじゃなくて、
いきなり作画、それで1時間の半の映画になるっていう、こうなんだかわかんない作り方ですよね。
でもね、なんだろう、いや本当に見ててね、ワクワクさせ…
こんだけ久しぶりにこの後どうなるのってワクワクさせられた映画、久しぶりな感じがしますね。
はい、というわけで、うーん、なんかどう面白かったか伝えづらいけど、
まあそれなりにそのアート映画な雰囲気もありますけど、エンタメとしても全然成立する面白さだと思うし、
なんかね、ジャンル、SFアニメみたいな風に言うことはできるんですけど、
多分ね、見た人はSFアニメだとは思わないと思うし、いろんなエッセンスが入ってるんですけどね。
本当になんか、個人が作り上げた、なんですかね、壮大なナラティブみたいな、そんな感じですかね。
はい、というので、ちょっと説明が全然できないですけど、今週のね、アフターシックスジャンクションの課題映画にもなってたんで、
もうちょっと詳細知りたい人はそっちの宇多丸さんの映画票を聞いてもらう方が全然いいと思うんですけど、
私としてはね、非常に強い衝撃を受けたんで、もう本当に映画館出てきて、
何を見たかもわからんみたいな、なんかすごいもの見たなみたいな感じで、映画館をフラフラとにしたんで、
これはぜひ推したいなと思っている映画です。
作品の詳細と観賞のすすめ
では、本当に小規模のスタートなんで、
新宿武蔵野館っていうね、私がすごい好きな映画館がキーの映画館になってて、
今後全国で少しずつ公開がミニシアター系を中心にやっていくっぽいので、
こういうのはね、ミニシアターに普段から通ってる人じゃないとなかなか発見しづらいですけど、
もし興味がある人は、どの映画館でね、いつスタートかは書いてありますんで、
今ちょうどやってるとこあんのかな?
あ、でも出待ち座とかはあれか。先月からやってるんだ。
そうですね。千葉とかでもやってるし、神奈川。
どうも今月から始まるとこも結構あるっぽいですね。下北とかね。
はい、すごいものが見れますっていう。
それは多分見た人誰でも思うんじゃないかな?
話の好き嫌いはもしかしてあるかもしれないですけど。
ドギも抜かれました。
あとね、パンフレットはね、すごい充実してて、
監督の作った同人誌みたいな、すごい枚数で書かれてるし、
よくあるようなインタビューとかもあるんですけど、
監督が書いた漫画とか、それぞれのキャラの説明とかね、
めっちゃ細かく書いてて、しかも多分これ監督が全部監修してるんで、
宣言しますけど、これはすごい充実してる内容だと思うんで、
ぜひ劇場で見たらパンフもおすすめですね。
なんとなく買ったけど、見て、
その濃密な映画体験をした後にこの濃密なパンフを開いたんで、
もうね、情報量に圧倒されている状態です、今は。
というわけで、非常に良いと思います。
運命の人生。
それではありがとうございました。
08:16
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