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こんにちは、アンディ・ナイハラ・ニーナです。
こんにちは、PitPa, Inc.です。
今回もニーナの世界スタートアップチャンネル第5回をやっていきたいと思います。
早くも第5回。
早いですね。
早い。
今回はですね、いつものように最初に調達ニュースをやって、
その後にメイントピックに移行するという形でやっていきたいと思います。
まず調達ニュースなんですけど、今回2個取り上げたいのがあって、
また迷って、両方やってもよかったんですけど、
やらないことにしたんですけど。
今回ピックアップするのは、
Knowableという、
Knowって英語の知るっていうあるじゃないですか、単語に
A, B, L, E ってついて、
Knowableというスタートアップが調達したっていうことなんですが、
何をやってる会社なのかっていうと、
ポッドキャストのプラットフォームなんですね。
今、ポッドキャストのプラットフォーム結構いろんなところで出てきている中で、
なんでこのKnowableが珍しいかというと、
まず一つ、いろいろな分野の専門家が、
コースを受け持つ形でコンテンツを配信するっていうものなんですね。
なので、雑多なおしゃべりだったりとか、
お笑いみたいなものじゃなくて、
例えば、カーンアカデミーとかコーセラみたいな、
アメリカで教育系のスタートアップがありますけど、
そういうのの音声版って感じですね。
今年、今月10月1日に、
アンドリー・セン・ホロイツがサイト上で、自社サイトで、
Knowableに投資しましたっていう風にアナウンスを出しています。
このKnowableのサイト上では、アンドリー・セン・ホロイツのほかにも、
D2Cとかの投資で、
D2Cとか結構たくさんいいとこを配出している、
アップフロントベンチャーズとか、
ファーストラウンドさんとか、
SVエンジェルとかが株主で入ってるっていう風に記載されています。
料金なんですけど、100ドルで8時間分のコースが受講できるそうで、
これはどうなんでしょうね。
1万円ぐらい。
これの何が私的にすごいかっていうと、
ポッドキャスト確かに今流行っているっていう中で、
特化したのはある種強いなっていうのと、
これまでこういういろんな専門家の意見だったりとか、
最新のある領域における最新の知見みたいなものを得る場所って、
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結構限られてたんじゃないかと思うんですよね。
本を読むとか、
あとは大学とかは教授とかがいるので、
大学教授に聞くみたいな方法はあるにはあるけれど、
実際にそれが開かれていたかって言われると、
そこはどうなんだろうって思うところがあって、
それが確かに100ドルはかかりますけど、
それが開かれるというか、
専門家の意見にアクセスできる場が開かれるっていうのは、
すごい良いことだなと思います。
結構高く感じるけど、しかも音声ですもんね。
まあそれこそ、これは月並みな言い方ですけど、
障害学習みたいなことも言われる機会多いじゃないですか。
大学までとかじゃなくて、
人生ずっと、言ってしまえば死ぬまでずっと、
いろんなことを吸収して勉強してっていう、
障害学習みたいなものの文脈で、
ポットキャストっていうもの、今流行っているものと融合したのかなと思ったりはしています。
やっぱりアメリカは盛んですね。
そうですね。
いろんな、どういうコースがあるかっていうと、
スタートアップの始め方みたいなものから、
ウェルネスみたいな生き方、よく生きるとはみたいなものがあったり、
あとは、気候変動について、最近ちょっとホットなトピックですけど、
話し方とか、自信を持って話すには、みたいなコースもあったりとか、
コーチングとか、そうですね。
自分をアップデートしていくみたいなものは結構あるみたいですね。
How to sleep betterとか。
そうです。
じゃあ次いっていいですか。
というわけで、次のトピックに移ろうと思います。
今日のメイントピックなんですけど、
アメリカは今、いろんなポッドキャストが、有名なポッドキャストがたくさん出てきている中で、
その中で一つ有名なのが、20minuteswishというポッドキャストがありまして、
20分とかですか、これ。
そうなんです。20分くらいで聞けるので、
皆さんもぜひ聞いてほしいんですけど、
これちょっと早口なんですよね。
難しい。
一回聞いてパッと分かるかって言われると、もしかしたら若干早いなって思うかもしれないんですけど、
そこが8月26日なので、ちょっとだけ前ですけど、
に出したエピソードがありまして、
それがセコーヤキャピタルのパートナーであるマイク・バーナルさんという人がいるんですけど、
その人にインタビューしましたよっていう20分間くらいのポッドキャストがあります。
それを簡単にまとめていこうかなというふうに思っています。
簡単にまずこのマイク・バーナルさんについてなんですけれども、
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彼はもともとマイクロソフトで3年間PMをやったり、
その後8年間Facebookで働いていて、
結構長いですね。
そうなんです、そうなんです。
しかもこの人、この方が働いていたときってすごいFacebookがガンガンに伸びていたような時期。
その時期を経てセコーヤキャピタルにジョインしてるんですね。
このジョインした経緯が結構面白くて、
もともとマイクロソフトだったりとかFacebookで働いているんですけれども、
バーナルさんが大学1年生の時からの親友が2009年に起業したらしいんですよ。
他にもマイクロソフト時代の同僚が起業したりとか、
ちなみに大学1年生の時の親友っていうのはAppleにいたらしいんですけど、
周りの仲いい人たちがポツポツと起業したぞと。
そうなった時に彼らも当然セコーヤとかにピチとかしに行くわけですよ。
そこでセコーヤのパートナーであるブライアン・シュレイナーさんという人と知り合って、
その起業家の人たちが。
そこでこのブライアンさんという人がすごいいい人だからバーナルさんに紹介したと。
それで繋いで、なのでセコーヤのシュレイナー氏とはいくつか接点があったみたいな。
そこで紹介されて、リクルーティングプログラムみたいなものに参画して、
セコーヤに入るに至ったそうなんですね。
特に入るか迷っていた時期、
Facebookに8年間勤めた後で、
お子さんがちょうど生まれて、1ヶ月、2ヶ月お休みを取っていた時に。
いいですね。
そこは羨ましい。
次のキャリアをどうしようかなって考えていた時に、
ちょうどこのセコーヤからの話があって、ジョインしたということです。
これだけ聞いても、マイクロソフトで3年間、Facebookで8年間羨ましいなって思うのと、
これはポッドキャストで言われてないんですけど、
これはアンドリー・センが自社でやっているポッドキャストで、
タレント・テクトレンド・カルチャーっていうタイトルのポッドキャストがあるんですけど、
そこで人の繋がりみたいな話をしている回があって、
個人が持っている才能っていうのは個別の存在として捉えるんじゃなくて、
ネットワークとして認識するのがすごい大事っていう風に、
アンドリー・セン・ホロウィッツは言ってるんですね。
他のVCと差別化できた要因として、
タレントをネットワークとして認識していたよっていうことを言っている回があるんですけど、
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それをすごい思い出して、
やっぱりすごい安く、チープに聞こえますけど、
すごい人はすごい人と繋がっているから、
その才能を認識して、
この人はどういう人が周りにいるかなみたいなのを考えて、
素敵な人だったりとか、才能がある人と繋がっていくっていうのは、
すごい大事なことなんだろうなというふうに思ったりはしました。
これは完全に私の今の感想なんですけど、
このマイク・バーナル氏の話に戻ると、
彼はFacebookでの自身の8年間の経験について、
人生において最もストレスフルかつ一番楽しい時間だったっていうふうに言っていて、
その理由として、
やっぱり当然伸びていた時期だったっていうのもあるんですけど、
Facebookの社内に理想をすごく高く掲げる人たちが多かったっていうふうに言っていて、
そういう人たちに囲まれて働いていたっていうのが、
すごい良い経験だったって言っています。
これはすごい私も羨ましいですね。
私も今、グッドモーニングビルニング、インキュベーション施設に普段いるわけですけど、
みんなすごいゴリゴリ働いているのは刺激を受けますし、
そこは刺激受けますね。
すごいですよね。みんないるから私も行こうって思うし、
だからこれがすごい大変だけど楽しいっていうのはすごいわかりますね。
わかりますね。
で、Facebookで学んだこととして、
エクセキューションが命っていうふうに、
すごい何回もこのポトキャストの中で繰り返しているんですね。
だからひたすらやる、やるしかないっていうふうにずっとやっていて、
かつひたすらやるっていうのもレイヤーがあると思うんですけど、
ただ何も考えずに荒削りにやるっていうんじゃなくて、
自分たちのゴールが今なんで、
どうやって進捗を図っていくのかっていうのを明確にすること。
で、その目標に対して何が今できることの中で、
何が最も大きなインパクトをもたらすのかっていうのを考えるのが、
すごい大事だっていうふうに言ってるんですね。
で、特にFacebookにいらっしゃった時は、
グロースチームにいたらしいんですけど、
その時には何に集中するかとか、
明確にやることっていうのが徹底されていて、
例えば、今新しい機能を実装するだったりとか、
何か意思決定をする時に、
試作Aと試作Bありますってなった時に、
ゴールに対してどっちを打つのが、
より大きなインパクトをもたらすのかっていうのを、
それを基準に常に考えてたっていうふうに言ってるんですね。
で、Eチームは集中すること、フォーカスすることに長けてるっていうのを、
彼はその時すごい感じたそうです。
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ゴールに対してクリティカルなことしかやらないっていうのを
徹底するのが大事って言ってるんですけど、
これって聞いたら確かにそうだよなって思うし、
実際納得するけど、
これを常に自分自身を顧みた時に、
これが全部できてるかって言われると、
多分難しくて、
私すぐに多分、
私はクリティカルなことしかやってませんとは言えないし、
何が最も大きなインパクトをもたらすかっていう基準の下を
意識ってできてるかって考えたら、
そうじゃないかもしれないなって思うところがあって。
難しいですね。
難しいですね。
バランスというか、考え抜きすぎてもめちゃくちゃ時間かかっちゃうし。
そうなんですよね。スピードも大事だし。
やってみないと分かんないし。
そうなんですよね。
だからこれは、でもやっぱり難しいけれど、
やっぱり念頭に置いておきたいなと思いますね。
次に、彼はそうやってマイクロソフト、フェイスブックを経て、
今ベンチャーキャピタリストとして働いているわけなんですけれども、
企業家と会った時に、
どういうふうにエクセキューションしっかりできる人なのかを、
ストレステストって言うと言い方悪いですけど、
どうやって見抜くのか。
限られた時間の中で、
当然一人の企業家にめちゃくちゃ時間を割くっていうことは、
最初のミーティングでは無理なので、
っていうのは、その企業家が会って話した時に、
やってる事業の事業ドメインだったりとか、
打とうとしている戦略っていうのを、
どれだけ深く理解しているかとか、
それを最低限の言葉だけで、
いかに明瞭に説明できているかっていうのを見てるらしいんですね。
だから何にフォーカスするのかっていうのが分かっていれば、
当然最低限の言葉だけで明瞭に説明できるわけだし、
それが分かっていればパフォーマンスが上がるよねっていう風におっしゃっています。
ただ、このFacebookからVCにキャリアチェンジをして、
何が大変だったのかっていうと、
Facebook時代とフィードバックのサイクル、
つまり何か実行してからその効果が見えるまでの時間が違うっていう風に言ってるんですね。
それそうですよね。
それこそFacebook時代はたぶんガンガン…
週1でリリースしてみたいな。
どんどんやって、効果を見て、効果を測って、
試作を続けるなり変えるなりっていうのをやっていたけれど、
VCになってからは会社がそんなにうまくいくかどうかっていうのは、
数年、このポッドキャストの中で8年から10年っていう風に言ってるんですけど、
8年から10年経たないと分からない。
そうなった時にそれは確かに、よくある言い方で言うとPDCAを回しにくいというか、
っていうのはある。
ただ一方で、その一つ一つの意思決定だったりとか、
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そこに関わるプロセスとか試行過程っていうのを記録しておくことができるので、
後から見直せるみたいな。
そういうアセットが溜まるっていうのは、
このフィードバックサイクルが長いことの利点の一つとして挙げています。
これは確かにそうですよね。
で、セコイヤとしては、これは彼自身がそうっていうのももちろんあると思うんですけど、
起業家のガッツとかももちろん大事なんだけど、
それよりは結構分析というか、数字みたいなものを見てるっていう風に言っていて、
ただ考えすぎても良くないと。
なので、2点挙げるなら、
ガッツ的な面で、数字とか分析以外で見るのは、
一つ目が、その会社だったりとか、
その会社の創業メンバーのチームを好きだっていう風に言えるか。
っていうのがまず1点。
と、もう1点が、今の仕事を辞めてでもその会社にジョインしたいと思えるか?
っていうのを考えることはあるんだそうです。
セコイヤって別にシードとかじゃなくて。
シードも。
シードもやってる。
いろんなところに入れて、
もうそれこそね、セコイヤはストライプだったりとか、
エアビーとか、ワッツアップとか、いろんなところに投資して、
すごい成功を収めているので、
そういうところを見てるのかなと思うと面白いなと思いますね。
なんかメンバーが好きか、というかその、
人を見るのがなんか僕シードのイメージだったんですけど。
うんうんうん、確かに。
レイターのフェーズでもこういうとこ見てるんですかね。
そうですね。
やっぱり付き合いがどうしても長くなるわけじゃないですか。
何ヶ月とかいうスパンの付き合いじゃないわけだから。
となると、
特にこれはシードで多分顕著だと思うんですけど、
その人たちを応援し抜けるか、みたいな。
搬送しきれるのか。
っていうのはすごい大事なポイントですよね。
この20minutesVCのポッドキャストでは、
そのゲストに対して最後に、
これまで話したようなこととは関係なく、
好きな本とかを聞くんですけど、
まず、マイク・バーナルシー。
好きな本は?
好きな本というか、絶対に読むべき本は?って言われたら、
100年の孤独をあげてました。
100 Years of Solitudeという本なんですけど、
孤独。
この本は、ガブリエル・ガルシア・マルケスの長編小説。
最初に出版されたのは1967年だそうです。
結構古いですね。
そうですね。結構古い。
Amazonで売ってますね。
Amazonで売ってます。100年の孤独。
で、次。
今の一番の課題というか、チャレンジは何かって言われたら、
時間の管理なんだそうです。タイムマネジメント。
そうなんだ。
このぐらいの人になっても、そういうことでやっぱ悩むんだなと思うと、
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そりゃ私も悩むと思ったりとか。
何か具体的に工夫してることとか言ってたんですか?
なんか、やっぱり手元にある資料は全部目を通して、
で、例えばこれはたぶん仕事の話だと思うんですけど、
彼がここで言っているのは、
できるだけの資料を集めて、面白いと思う人は絶対にこぼさないようにして、
そこから選ぶみたいな。
どこのキーが似合うかっていうのを選ぶんだそうです。
そんなところで、今回私が話した内容も全部をカバーできたわけではないんですけど、
興味がある人がいれば、ぜひ実際に聞いてみていただけたらなと思います。
そんな感じですかね。
そんな感じですかね。
今見たら、100年の孤独、日本語版もあるんで。
日本語版もある。
私は実は読んだことがない。
評価もいいな。
まあこんな感じで、引き続きリクエストとか募集しているので、
全部はカバーできていないんですけど。
再生数も増えていっていい感じですね。
増えてほしい。
ぜひ皆さん聞いていただけたら嬉しいなと思う。
できれば高評価とかもやってください。
レビューついてますね。
本当ですか。レビューついてる。やった。
ちょっとレビューつけてください。いい感じに。
叩かないでほしい。できれば。
では今回もこんな感じで終わりたいと思います。
皆さんありがとうございました。バイバイ。またね。