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2019-11-12 10:59

書籍 真砂屋お峰 で着物自慢大会👘

有吉佐和子 著 初版1976年 舞台は江戸の材木問屋さん

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クローゼットの中からこんばんは。 今日は2019年11月12日火曜日、時刻は20時44分を過ぎました。
夕張の外の気温はプラス4度、お天気は曇り、
お月さまが雲から出たり隠れたりしています。
今夜お話しするのは、書籍 マナゴヤオミネのお話をします。
作者は私の好きな有吉沢子さんです。
このマナゴヤオミネは、私は文庫本で読みました。
こちらの本は、 ゆいまるの欲しいものリストよりギフトをいただいた本です。
送っていただいたのは、リスナー にせはなうさぎさんです。
にせはなうさぎさん、 ありがとうございます。
このマナゴヤオミネという本は、私初めて読みました。
有吉沢子さん、好きな作家さんなので、
いろいろと読んでるつもりなんですけれども、
販売されていない本とかもあったりして、
確か数年前に再販されたもので、
マナゴヤオミネ、この本はやっとやっと読むことができました。
初版が1976年の作品になっています。
お話の舞台は、日本、時代は江戸時代、
ネズミ小僧とかが活躍していた頃のお話になります。
舞台は、江戸時代の江戸、もうバリバリの江戸前のお話です。
在木殿屋さんの娘さんのところに、
おもこさんが入ってくるよ、というところからお話は始まります。
この在木殿屋さん、マナゴヤさんって言うんですけれども、
このマナゴヤさんの孫娘の名前が、
この題名になっているオミネ、オミネさんなんですけど、
この江戸時代は火事が多くて、火事になると木や紙出てきた江戸のお家は燃えてなくなってしまうんです。
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そうするとまたお家を建てますよね。
在木殿屋ってこの当時かなり儲かっていたんです。
でもこの在木殿屋のマナゴヤさんはすごく堅実な商売をされていて、
武家屋敷は作らない。庶民の長屋だけを作る。
そしてすぐに燃えてしまうし、長屋にそんなに高い木材をかけても庶民はお金払えないので、
その当時高級の木材ではなくて造木とされている、お安いけれども家はしっかり建てられるといったような木を中心に扱っていた殿屋さんです。
なので庶民用のお家を建てている殿屋さんなので、
そこにお勤めする皆さんも、主人だけれども着物は質素で目立たないようなお洋服を、
洋服っていうか当時だから着物ですよね。
目立たないような粗末な着物を着て、何代も何代も江戸の庶民のための在木殿屋としてご仕事をしている。
そんなお店のところのお嬢さんのお話になっています。
このお嬢さんなんですけれども、お嬢さんというか孫娘さんなんですけれども、
有吉沢子さんの作品の特徴として、
女性と女性の締めっぽい争いみたいなものが描かれている。
ほとんどの作品がそういうものが描かれていると思うんですけれども、
そういう女性にしか描けない、女性の内面の戦いみたいなもの。
私、すごく共感が持てるので、有吉沢子さんの作品大好きです。
主人公、ヒロインですね。この場合はヒロインのオミネVSおばのオヨネのやりとりが小気味良いというか、
それやっつけろ!みたいなのとか、やり込められたりとか、その辺のやりとりもまあまあ楽しめます。
このマナゴヤオミネという作品は、それだけじゃもちろんなくて、
いろんな出演出てくる人がいるんですけれども、
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そんな堅実な問屋なのにも関わらず、途中からオヤオヤ!みたいなことに話はなっていくんですよ。
この作品は、お着物、和装ですね。が好きな人にとってはとっても楽しめるんじゃないかなと思います。
というのは、京都の嵐山で衣装比べ、桜のお花見をするんですけれども、
そのお花見の時に、素晴らしい、いかに素晴らしい着物を着てくるか、みたいな衣装比べみたいなシーンがあるんですけれども、
そのシーンとかは、お着物が好きな人にとってはたまらないシーンなんじゃないかなと思います。
そうですね、江戸の後期あたりの和装の知識とかある人が読んだら、とても面白いんじゃないかと思います。
有吉沢子さんは、リテールにすごい細かい描写があるので、まるで江戸時代にタイムスリップしたような感じにもなれますし、
あと人間模様は、今でも通じるような人間模様が描かれていたりして、
この文庫本を開くたびに、ちょっと私、江戸まで行ってくるわ、みたいな感じになれます。
お着物の知識がある人、お着物が好きな人、あとは江戸の文化とか、あと豚屋さんのお話も出てくるので、
消化の在り方、空き内の在り方なんかを考える上でも、この本はいろいろな知識というか、知恵みたいなものをエッセンスが見て取れる本だと思うので、
ちょっとでも興味があるなぁというあなたは、ぜひ読んでいただきたいと思います。
ということで、欲しいものリストからいただいたこのギフト、リスナーのニセ花うさぎさんに承諾を取りまして、
この私が読んだ本を、先着1名様にまたプレゼントをしたいと考えています。
マナゴヤオミネぜひ読みたい!というあなた、私のツイッターアカウントにDMをください。
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私のツイッターのアカウントはゆいまるです。
yumi maru ゆいまるあてに、マナゴヤオミネちょうだい!ほしい!とDMをください。
そして1冊しかお渡しすることができないので、先着1名様にとさせていただきます。
先着1名様に該当した方にはDMでやり取りをして、この本を郵送するという形にさせていただきたいと思います。
今夜お話ししたのは、有吉沢子町マナゴヤオミネのお話をしました。
それでは、夜のゆいろく、聞いていただきありがとうございます。
北海道ゆうばりから、お話はゆいまるでした。おやすみなさい。
おやすみなさい。
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