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こんにちは、にこです。
今日、2年生の担任をしている先生とお話をしていて、その中で、2年生は2学期は九九の指導がありますね、なんてことを話題にしてたんですけど、その話をしたことによって、あ、そういえば、九九といえばって思い出したことがあるので、今日はそのことをおしゃべりたいと思います。
えっと、私ね、実は教員人生の中で一番苦労したというか、悩んだのが九九の指導なんですよね。
えっと、その指導をしたのが、私が海外赴任をした時の1年目の話なんですけど、1年目、2年生の担任を任されたので、もちろんその九九の指導っていうのもあって、で、2学期によし、やるぞって思ったんですけど、
あの、私、関西弁の九九しか知らないぞって、そこで壁にぶち当たったんですよね。あの、関西弁なんですよ、九九。関西の人は。
九九って言わないんですけど、九九って言いますね。九九は、例えばね、二の段とかが多分印象的、一番違いがわかるかなと思うんですけど、えっと、今から関西弁で九九の二の段を言いますね。
今、めっちゃ頭の中で混乱してるんですけど、関西弁で九九の二の段を言いますね。
2×1が2、2×2が4、2×3が6、2×4が8、2×5×10、2×6×12、2×7×14、2×8×16、2×9×18、こんな感じなんですよ。
で、じゃあこれを標準語でどういう風に発音するのかっていうのがね、もう全然わかんないんですよ。だって自分が小学生の時、もう喫水の関西人ですし、自分の担任の先生も関西人だったから、そうやって習ったんですよね。
で、ずっと何十年間もその発音で唱えてきて、で、頭の中でもその発音で計算を考えるものですから、標準語の九九の計算?え?ってなるんですよね。
で、その当時本当に悩んで、で、例えばYouTubeとか色々なもので九九を唱える、標準語で唱えてるものは何かないかとめちゃくちゃ検索をしたんですけど、
イン1が1、イン2が2とかいう九九の歌とかは出てくるんですけど、そうじゃなくて、いや違うんだと、標準語で唱えてくれと思ったんですが、結局見当たらずですね。
で、これだと思ったんですけど、不任した学校の中に東京都参用の先生がいらっしゃったんですよ。で、その先生に、先生お願いがあるんですけどって言って、私九九が関西弁でしか言えないんです。
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で、その先生に言われたんですけど、その先生が、え?そんなの簡単じゃん、ちょっと行くよって言って、さらさらって言われるんですけど、もう本当に違うところだらけで、いやそれちょっと覚えられないんで、ちょっと録音させてくださいって言って。
で、その先生にその録音をボイスレコーダーの前で言ってもらって、録音をさせてもらい、そして九九の表に矢印を書き込んで、発音を書き込んで、それを見ながら子供たちに九九を教えてたっていう、もう涙ぐましい努力の始動の年があったんですよ。
で、標準語で九九を言えるようになったと思うんですよね。で、その頃を思い出して、ちょっと2の段行ってみたいと思うんですけど、ちょっと違ったら恥ずかしいけど行ってみますね。
2×1が2、2×2が4、2×3が6、2×4が8、2×5×10、2×6×12、2×7×14、2×8×16、2×9×18。いかがでしょうか。もう本当にね、頭の中がこんがらがあるんですよ。もう一回関西弁言っておきましょう。
2×1が2、2×2が4、2×3が6、2×4が8、2×5×10、2×6×12、2×7×14、2×8×16、2×9×18。いかがでしょうか。
これって、例えば東北だと東北鉛とか、九州だと九州鉛とかあるんですかね。語頭値、九九、発音それぞれ違うのかどうか、もし、わが県ではみたいなのがありましたら、ぜひ教えていただけたらと思います。
そして、標準語だと思っている九九が違った場合は、それもこっそり優しく教えていただけると、今後どこかで、いつかどこかで使うときがまた来るかもしれないので、お知らせいただけたらと思います。では、今日は九九のお話でございました。最後まで聞いてくださってありがとうございました。ほなね。
