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2024-12-03 04:58

発散と収束について

発散と収束についてお話しました。

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みなさんこんにちは。 日々これ編集ラジオのお時間です。
今日はですね、発散と収束というものについてお話をしていきたいなというふうに思っています。 この発散と収束っていうのは、その思考のフレームワークというふうに言われているんですけど、
ものすごくシンプルなものをですね、その発散をしていく、たくさん出していくということと収束ということで、必要なものだけ残していく、整理整頓していくという、その発散と収束というものなんですね。
結構仕事の現場とかで、いろんな人と関わっていったり、いろいろアイデアを出さなきゃいけないとか、何かを考えていかなきゃいけないってなった時に、
割とこの思考の鉄則とか、思考のフレームワークというふうに言われているこの発散と収束なんですけど、これがね、ちゃんとできてないっていうことがめちゃめちゃいっぱいあるなということを感じています。
単純にその発散もちゃんとしてないとか、収束ができてないとかっていうのもあるんですけど、一番多いのは何かっていうと、
発散というのはアクセルで、収束というのはブレーキだとした時に、アクセルとブレーキを同時に踏んでいるということが一番多く見られることです。
より良い編集をしようと思った時に、より少なくしかしより良くというのが編集の本質になるので、その収束のところが特に編集の見せ場ということなんですけど、
そのためには削れる材料というのはたくさん必要ですよね。それを出すのが発散ということになります。
よくこの発散と収束を考えるときに、映画をイメージします。
だいたい映画って2時間くらいの作品が多いですけど、2時間の映画ができるまでに、フィルム自体はどれくらい回ってたんだと、映像自体はどれくらいあって、何時間分あって、それをどれだけ削って2時間になったのかということを、
ぜひ思いを巡らせてみていただきたいなと。そうするとどのくらい発散したらいいのかというのもイメージが湧くんじゃないかなというふうに思います。
例えば超大作とかだったら、制作に3年かけて作りましたとか、そういうふうに言われたりするものもありますよね。
って考えたときに、ものすごい量の発散材料があって、それを本当にここも削っちゃうの?みたいなところも含めて、もったいないなと思いながら、2時間に何とか収めるということをできている作品というのは非常に魅力的で面白い作品なんじゃないかなと思います。
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しかし、2時間の映像しか撮っていなくて、2時間の映画だとものすごく退屈で、すぐ映画館を出たくなっちゃうような、そんな映画になるんじゃないかなというふうに思いますので、
この編集という視点に立ったときに、発散と収束というものをぜひたくさんやっていただきたいなと思います。
キャリアのプロット作りという観点でいくと、自分が今どんなキャリアの道のりを歩んできたのかということを些細に思えることも含めて、1回ちゃんと棚卸しして発散してみる。
それらの材料を見た上で収束して、自分が今まで気づいてきたものって何なのかとか、自分が歩んできたキャリアって結局どういうものだったのかということを編集して整理をしていくということを何かに使っていただけるといいんじゃないかなというふうに思っています。
そして、日常の至る所にこの編集の視点を持ち込んでいったりとか、キャリアのプロット作りに編集の視点とかスキルを駆使していただくということを通じて、現実世界のビジネススキルというのもぜひ高めていただきたいなというふうに思っています。
こういったプロット作りで発散をして収束をするということだったりとか、発散と収束というのは同時にやらないということだったりとか、そういうことを楽しみながら実践していただき、かつスキルとして身につけていただくということまでぜひ見せてやっていただけるといいんじゃないかなというふうに思っております。
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