00:06
はい、ということで新しいフォルダーでございます。よろしくお願いします。
ちょっとご無沙汰気味になってるんでしょうかね。
なかなかどうして、こういうご時世ですから。まだまだリモートでやらせてもらいますけども。
本日の宿題は、グリーンブック。
これね、やっとですよ。
これ、一昨年くらいですかね。
え、去年じゃないよね。一昨年?
一昨年だね。
これは2018年になってますね。
ですよね。だから19年度、19年の年明けにアカデミーが発表されたってことですよね。
そうですね。
そうそうそうそう。
その時にも、ちゃんとアカデミーに室見にされ、賞も確か取っているはずなんですけど。
3部門で取ってます。アカデミーは。
そんなアカデミー賞にもノミニチュアされる素晴らしい大作、グリーンブック。
これを飲み倒し、語り倒しいきたいところなんですけど。
すみません、今この時期になりましたね。
いつものノンアルで、ノンアルスタイル。
これは最近ね、リョーマ1865ってこれノンアルコールビールなんですけど、これが意外とうまいんですよ。
禁酒のことについて後でいろいろ語ることもありますので。
そうしましょう。
まずはグリーンブックの本編について、新しいホルダー最後までお付き合いよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ということで乾杯!
乾杯!
乾杯!
ちなみにお二人は今ドリンキングアルコールですか?
僕は今ドリンキングノンアルコールです。
ノンアルコール。みんなノンアルコールですか?
はい。
ノンアルコールで、僕昼から久しぶりに、もともとこれグリーンブック公開時劇場で見てるんですけど、
久しぶりに、最近ですよね、Netflixで公開しだしたので。
今日もランキングで7位とかになってましたね。
おー。
入ってますね。
そうそう。昼からシラフでこれを見て、さっきまでバリバリ目頭真っ赤にしながら、
なかなか熱い涙が溢れてくるというような感動虚編になっているような気がするんですけど、いかがだったでしょうか?
いやーこれ俺ね、見始めて30分か40分くらいで、また見たいなって。
03:01
見終わってもねえのに。
これもう一回見たいなって思う?
そうそう。見終わってもないのにこれ好きだわ。
ド頭からも好きだったんですよね、派手なコパカバーナのクラブですよね。
それ良かった。
あの入り口からも、これ好きなやつだと思いながら見てて。
そもそもアカデミーの脚本賞を取ってるんで、話の筋は絶対面白いに決まってるって思いながら安心して見始めたんだけれども、
ド頭でさらに好きな感じだったから、もう安心しきって見てたっていうか。
イケてんなーっていう感じから。
何も心配なところがなく、話の3分の1くらいの時にも、これまた見たいわって思いながら。
まさに後ろのジャケットのようにこういう感じの雰囲気で。
そういう感じで安全運転、セーフティドライビングで見れたということですけど、流れ君どうでした?
僕の日程のせいでちょっと後ろになってるところあると思うんですけど、
その2日前くらい、3日前か、ちょっと早めに実は1回見てたんですよ。
はいはいはい。
なんでもう1回見てるんですけど、
1回目は最近見てた映画がなんとなくどこかで裏切られる要素というか、
どんどんサプライズがありそうなとか不穏な空気がとかもやっぱり多いじゃないですか。
なのでどっかで何か起こるんじゃないかっていう、ちょっと構えてみたところがあったんですけど、
終始穏やかな、割と穏やかに行くじゃないですか。ってことが分かってみた2回目がすごい良かったです。
ハラハラしながら見た。
どこかで、
こんなにのどかな感じからいきなり変なことになるなよっていう気持ちをしながら見た1回目とは違い。
特にお金出してた時の最後のバーのとことか、死ぬんじゃないかとか。
そういうこと考えるわけですよ。今までずっと警察で泊まってたけど、
警察泊まりだったけど、ついに来るのかみたいな気持ちで見ちゃうんで、
なんか気が気じゃないんですけど、そういうの全部。
確かに不穏な感じがね。
だいたいそのなんていうか、今ここらへんずっと見てきてるようなやつだったら本当に死ぬんで。
ヤクザ映画叱りとか。
良かった本当に。
2回目落ち着いて見れたわーっていう、そうすると見える景色が変わって。
いいね、余計に余裕を持って見れるっていうね。
06:03
すごい良かったです。
初見から大ブレに乗ったつもりで見てたザッキーとはなかなか対照感はありますけど。
そうですね。
とにかくビゴモーテン戦のセクシーなことたるや。
こんなセクシーな太ったおじさんいるかしら。
そうですね。
良かった、すごい良かった。
これどんな映画でございましょうか。
じゃあざっくりと概要だけ説明させてもらうと、さっき言ったけど2018年の映画ですね。
アカデミーで3部門受賞していて、まず作品賞を取っていると。
素晴らしい。
脚本賞も取っていると。
この脚本賞を取っていて作品賞を取っていたらもう外れるわけがない。
わけがない。
プラス上演男優賞ですね。
マハーシャラーリ、独役のドクター役の天才ピアニスト役のマハーシャラーリが上演男優賞を取っていると。
映画としてはロードムービーで、あ、ごめんなさい、年代忘れてた。1962年だ。
1962年のアメリカが舞台。
当時はまだ黒人差別が本当に色濃く激しく、奴隷制度が残っているような時代で、
特に南部はその差別が激しい。
北部では開放的で、天才的なクラシックピアニスト、実在の人物が南部に向かってツアーをやる。
ツアーのドライバー兼用人房として雇われたイタリア系の白人。
この2人の白人がトニー、トニー・リブ、バレロンガ、そしてピアニストがドン・シャーリー、通称ドクと呼ばれる。
このドクとトニーの2人のコンビ。
そして2人が打ち解け合い、反目し合い。
2人のそれぞれ抱えている悩みが旅の間にちょっとずつ出てきて。
そしてお互いがそれを認め合って。
王道中の王道のロッドムーディーですね。
っていう映画なんですが、
アカデミーでは3分の2を受賞し、
またちょっと何か一つ一方でというか、論争にもなったらしくて。
この本当にアカデミーの大事な部分は、
まあ、アカデミーの大事な部分は、
またちょっと何か一つ一方でというか、論争にもなったらしくて。
この本当にアカデミーにふさわしいのがこの映画。
09:01
これはどういうことかというと、
これは典型的な、
僕も今見てて、本当に王道中の王道のロードムービーなんですけど、
2人の凸凹コンビが長い旅をして、
その間でそれぞれ友情があるという。
一方で、白人の救世主かな、
ハリウッド映画でありがちな典型的な、
白人の主人公が世界を救うみたいな世界観の中で作られた映画。
これがこの後時世に未だにそんな映画に賞を与えるのか、
ということでちょっと話題になった映画。
なるほど。
先に僕の話をさせてもらうと、
僕自身はこの映画を見ている最中はむちゃくちゃ面白かったんですよね。
特にというか、実はこの監督をやっているのがピーター・ファレリー。
ファレリー兄弟で、兄弟で映画監督をやっている方なんですけど、
元々は、デビュー当時は、
メリに首ったけを撮った監督なんです。
もうあの本当コメディの王道というか、
俺もその若い時にあんだけ爆笑して、
そして我々が永遠に名前が出てこなかった。
カメロンディアス。
カメロンディアスが主人公の大爆笑コメディ。
あれでも、カメロンディアスのスターが決定付けられたと言ってもここにはない。
人気を博した。
あのコメディの大作を撮った監督が、
今、これを撮ってるタッグリングを撮った。
コメディって、爆笑というわけではないけど、
ちょこちょこ笑えるすごく素敵ないいシーンがあって。
それを見ててすごいいいな。
本当に王道で、言って欲しい時に言って欲しいセリフがちゃんとあるっていうか。
すごい良いセリフもあるし、泣けるし、目も熱くなるし。
ただ一方で見終わって、
この指標を知った時にどう思ったかっていうのは結構自分の中ではあって。
これ納得しちゃったんですよ俺は。
納得した方です俺は。
確かにいいと思いました。
すごい面白い映画だけど、むちゃくちゃ面白いしもう一回見たい。
もう一回どころかこれ何回も見たいなと思うような映画だったけど、
確かにこれに賞を与えるのはいかがなものかって俺もちょっと思いました。
ご時世ってことね。
ご時世っていうか。
いまだにってことね。
いまだに差別をそんな扱って、
いやそんな今もうそんなことねーぜっていうようなことってこと?
いやなんかその白人の救世主っていう形でいうと、
12:07
結局白人が黒人の社会とかあとはラティーナの社会の中に入っていって、
そしてその中の不安とかその中の問題とかを白人が解決して、
自分と仲良くなった弱者が人生を立て直すとか回復するっていうテーマなんですよね。
その映画の救世主モデルが。
なかなか日本人って島国ってもあるけど、
我々が差別される状況っていうのがなかなかないから、
肌感としては日本で生まれ育っていると分かりづらい。
自分もそうだからと思うんですけど、
自分には分かれないところがあるんだけど、
一方でラストサムライみたいな映画に触れた時にその違和感はやっぱりあるわけですよね。
トム・クルーズがやってきて、
日本のサムライたちが最後トム・クルーズにみんな頭を下げる、
土下座をしてるあんたが本物のサムライだっていう。
映画だからってのはある。
バカになっている気持ちもある。
だけどそれを確かにそれが年頃、それが全てとは言えないから、
年頃年中そんな映画ばっかりやられたらちょっとイラッとするなっていうか、
ルンたちのカルチャーに他の人たちが、そこのカルチャーの中での話じゃなくて。
で、結局なんだろうな。
なんかね、それをふと思ったんですよね。
映画としてすごい面白いんだけど、
確かにアカデミー賞ってこのビッグタイトルのことを考えると、
映画はいいんですよ。面白いから。
で、そんな上限20代からバンバンやればいいと思うけど、
賞を与える権威側の話としては、
なんかもっと先進的な映画に賞を与えてもいいんじゃないかなって
作品賞に関してはね、作品賞に関してですよって思ったのと、
あと、実はこの脚本を書いているのが、
主人公であるバロレンがトニーの息子なんですよね。
ここもまた一つポイントで、
このトニーっていうのは映画の中では、
コパカパーナっていう実在の大きなクラブの養人房から、
その後支配人になったって映画の中でも最後描かれたんだけど、
ただ、プラス役者でもあったらしいんですよ、どうやら。
役者でもあって、
ゴッドファーザーとかも出てたらしいですよ。
その息子さんも脚本とか映画監督もしてるって、
それがニック・バロレンガっていう方なんですけど、
15:02
息子の時も今62歳とかなんですけど、
その息子さんが、ニック・バロレンガが脚本で
自分の父親と自分の父親が交流となった
天才外国人ピアニストの話を今回作ったっていう立てつけなんですよ。
息子が自分の父親のことを理解しなかったとしても、
そういうふうに取られますよね。
第三者が書いたわけではなく、
肉親が書いたわけでもある。
天才ピアニストのドク側の親族からは、
これは事実じゃないって言われて、論争になってるらしいんですよ。
そうなんだ。
この一連のゴタゴタっていうのは、
僕は映画を観た後に知ったんです。
映画を観てる最中は、すげえいいなって。
また観るだろうなって思うんだけど、
他のゴタゴタも知ってみると、なるほどねって思ったし、
章に関して言うと、よくできてるけど、
アカデミー賞っていうビッグタイトルの経緯のことを考えると、
それにふさわしいかどうかは別の議論ではあるなとは思いました。
ただ、俺は好きか嫌いかというと、話はすごい好きだし、
いいセリフもすごくあったし、書き留めたセリフもすごくたくさんあったから、
いろんな人に勧めた映画ではあるなと思いました。
ごめんなさい、すごく長くなった。
そういうの知らなかったのはそうなんだね。
育進が脚本を書いてて、ムロさんにあたる人はそうで、
しかも独側の親族は、これは本当の話じゃないみたいなことを言っているっていうのが、
なんか複雑なんだなって思うけど、
一応、どういうところなのか、言われてるところはよくわからないが、
いわゆる黒人の差別ももちろんなんだけどさ、
彼がすごい、そうであって、しかもここの天才ピアニスト、
そこの孤独周り、それで白人の現場に行けば、
わけや知恵をされるんだけど、そこの一方で外に出たら、
庭の小屋でションベンシュの都だよって。
ギャグかなっていうぐらい。
嘘だ、そんなのコツ?みたいな。
あんなことあるんだっていうぐらいのこともあるし、
かつ、しかもジェンダーなわけでしょ。
そういうところとかもあってさ、だからなんか、
18:00
彼が黒人だからっていうだけでない、いろんなものがバッて混ざっていて、
孤独にあるところを、あんまり能天気めないイタリア人の、
窓からチキンの骨を捨てるような感じで。
カップまで捨てたら、それはさすがに取ってこいと。
あれ、あの辺細かい意味があった。
一瞬やりすぎって思うんだよね。
カップまで投げないだろうと思ったら、
それは取ってこいってちゃんと後ろに戻るところがね。
ああいうところが細かくていいけど、
大雑把なんだけど、やっぱり家族愛のあるという主人公。
奥さんと家族が大好きだみたいな主人公が、
交流を経て心がほぐれていく、
フェアリストっていう感じっていうところが、
差別はもちろん根深かったんだけど、
それだけじゃねえな、
いろんなことが混ざって、彼を。
そういう深みがありつつ、
かつそれで、能天気なの。
予問転生、これ大好きやろ。
主人公が大好きで、
イースタンプロミスっていう、
こっちはバッチバチのマフィアのギャングものがある。
それでロシアンマフィアの役か何かやってるんだけど、
ビフォーモン転生って全然違う。
ガリッガリッ。
もうすげえスマートで、全身タトゥーで、
超かっこいいロシアのマフィア。
ビフォーモン転生って全然違う。
ビフォーモン転生って全然違う。
ミシクはとあるバー、
とあるバーって言わなくてもいいけど、
エルニドで店内でずっと描かれてたんだけどさ。
エルニドで描かれる感じの映画って言ったらちょっとわかる。
なかなかのギャングムービー。
それもそれですごいかっこいいんだけど、
なんか今回の役が良かったなって思う。
それもそれですごいかっこいいんだけど、
なんか今回の役が良かったなって思う。
なんか今回の役が良かったなって思う。
余計な俺はグッと来て、いいなあっていう。
余計な俺はグッと来て、いいなあっていう。
確かにね、彼じゃなかったらもうちょっと嫌味だったかもって思うぐらい。
確かにね、彼さえいればオッケーさみたいな。
これはケビンコスナーにしたら俺も嫌だなって思う。
ケビンコスナー結構なんでも嫌じゃないですか?
俺結構なんでも嫌かも。
なんでも嫌ですか?
パーフェクトワールド以外ちょっと嫌だ。
ボディナードで痛みを見てから嫌なのかもしれない。
単単に好きじゃないのかもしれない。
でもロードムービーでケビンコスナーのパーフェクトワールドがある。
あれは良かったなって思う。
21:01
あれは良かった。
あれすごい良かった。
でもちょっとその感じも匂わすか匂わさないか感じもなくなってしまう。
ロードムービーだけあって景色も綺麗だし。
そうね。飽きない。
音楽良かったです。
結構最初から感動しちゃった。
彼がピアノをバンっていきなり弾くところでそこでも結構ゾワッときたし。
しっかり手から全身で録ってるじゃない。
本人は相当練習してやってるわけじゃん。
指導受けたって書いてありました。
かなり練習したんだと思います。
ララランドの彼よろしくすごい感じでゴズリンよろしくな感じで相当なピアノの
もう何か伺えるけどそんなの関心させない。
まず音楽の鳴りも良かったしすごく良かった。
そんな映画の一本でしたね。
いきますかそろそろパンチライン。
パンチラインもいくつもあるんだよな。
思う。
何だ止まった?止まった?
ちょっと俺今決めらんないっす。
今決めらんない。
じゃあ足から。
これはねええっとなんだっけ
お前も兄貴に手紙を書けみたいなシーンがあるんだよね。
自分の手紙をお奥さんに手紙を書いててホテルの部屋で
でこれも自分が帰る頃に自分の方が先に帰っちゃうじゃんみたいな
だから切手代を節約して渡すんだって
直にこの手紙はみたいなこと言った後に
お前も疎遠になってる兄貴に手紙を書けよみたいなことを言って
その後に寂しい時は
寂しい時は自分から
あのー何だっけ
これここの携帯にメモってるか分からなくなっちゃった
寂しい時は自分から動くべきだ
そうそうそうそうそれです。それがいいと判断
自分から先に手を打たなきゃ
なんか自分から
自分から先に手を打たなきゃ
そうそうそう。自分から先に手を打たなきゃ
寂しい時は自分から先に手を叩き これが結構僕もパンチ屋にございましたね
これ聞いてますよね
ラストシーンでドクがトニーの家にやってくるじゃないですか
24:03
そこでもこのセリフがすごい聞いてるなと思って
そうなんだよ
ドクはやっぱりメシ使いも先に今日クリスマスだからって帰って家に行って
日水かな途中でね石をトニーがパクった石をパクった石をパクり戻して
その石を見てるうちに会いたくなったんでしょうね
トニーの家に行くわけですけど
その時にやっぱり寂しい時には自分から先に手を叩き
そのセリフが見てる俺らにも思いを起こさせられる
僕メモってあります
上手い手ですよね
この辺がすごく抜かりがないっていうか
骨太っていうかしっかりちゃんとやってる
職人技が光る脚本ですねこういうところは
あと拳銃持ってたところね
そうそうそう
ちゃんと答え合わせさせてくれるっていう
前振りがちゃんとあったところって必ず前振りって見てる人も分かる
嫌味じゃないけど分かる
ちゃんと後で回収するっていう腕がある本とかある作品っていうか
その拳銃のところもねそうでしたよね
でもさり気なくその直後に拳銃持ってるのかって問い詰められた時は
最初のねバーで絡まれててドックが
それで助けに来るじゃん
その時に拳銃持ってる後ろで構えてるフリして
持ってるか持ってないか分かんないみたいな感じで
でも外出るとすぐに酔っ払ってるドックに
拳銃なんか持ってるのかみたいなこと言われたら
持ってるわけないだろとかすげーさらっと言ってんだけど
やっぱ持ってるとかさ
その返したはずの悲鳴をさやっぱり持ってるってことは
しかもそれがバレてるって感じとかも
そういうとこがなんかニッキーのいいところっていう
ニッキー?トニー
トニーリップのいいところっていうね
感じがなんかいいなっていうところでしたね
どうです?流れ君どうですか?
僕はですね
ちょっと待ってください
僕は
2人がホテルのところでお酒を飲んでいる時なんですけど
27:01
あれごめんなさいちょっとメモ取ったところが
なんですけど
メモが消えてる
どこ?最後じゃなくて?
結構中盤で
ショパンとかそこらへんの話をしているところで
2人でウィスキーかなんか飲みながら
音楽の話でしょ?
あの音楽もいいけど
ドックに対してあなたの音楽はあなたのものだみたいな話の
You are music you are doみたいな系の英語で言ってるようなところが
そこが一番グッときったんですけど
ごめんなさい今正確な言葉が
メモがなくなってる
あったあったあそこもよかった
みんなは楽しんでいるのに
お前は楽しんでないみたいなこと言われるんだよね
でもお前の音楽はお前だけのもんだみたいになって
いいのか?みたいなことを言うんだけど
トニーがね
だけどまだその時ドックはそうだよ
俺だけのもんだからみたいな感じで終わるような
俺そんな解釈だったけどそうじゃなかった
あそこは
俺はトニーが
トニーが聴いてるような音楽
アリサフランクリンとか
いわゆる黒人のポップス
R&Bというか当時の
ポップスですよね
一方でドックはポップスをやってるわけじゃなくて
王道のクラシックの
超絶技巧を持った天才
国王の天才ってそこは
トニーぐらい雑だと音楽だろうって一括なんだけど
細かく見ていくと全然違うと
片やアカデミックな天才中の天才で
あとは大衆受けするポップス
それをトニーが知ってるのはポップスの方だから
そこについて語るんだけれども
あまり詳しくないと
何なら多分自分のやってる音楽は全然違うと
もっと本物の音楽をやってるんだみたいな腹があるんでしょうね
ただ
トニーとしてはあいつらすげーいい音楽だろって
かつ
ドックとしては自分の今やってる音楽
本当はクラシックの天才なんだけれども
そんな自分もやや形を崩した音楽をやってるわけですよね
わかるような
オリジナルだけれども
ショパンをやるよりそっちの方がいいだろって
トニーは言うんだけど
ショパンだって自分が弾くショパンは自分しか弾けないって思ってるのがドックで
だけどトニーはそれを理解できずに
30:02
今あんたがやってる音楽だってあんたしかできないじゃないか
それを言われて悪い気はしないけど
でも俺の弾くショパンだって俺しか弾けないっていう
ドックという
あの辺の2人の関係値もすごくいいですよね
雑なトニーと聞き取り屋のドック
いいですね
俺はね決めました
それで言うと
車の中の
最後の雪道ですよ
雪道で
どうしてもトニーがクリスマスまで家に帰りたい
だけど時間がない
急がない
すごい長い距離に移動してるから
雪降ってる中で車はスピード出せないし
困ってる
困ってるトニーに
ドックが何か切り抜ける手立てがあれば
そうだ
あのお守りの石を前に置くといい
笑
このお守りの石
もしこの映画をご覧になってない方に一応説明しておくと
物語の序盤でトイレに立ち寄った
その前に出店があって
出店で石を売ってたんですよね
綺麗な翡翠の石をカゴで売ってて
そのカゴからポロって落ちた翡翠の石があって
落ちてる石だからっていう理由で
金払わなくてもいいだろうって気持ちでトニーはポケットに入れたんです
だけどそれを見つかってしまって戻してこいって
ドックに言われたんですよね
戻したらいいんだろうってスッと膨れて戻した
もうちょっと話が進んでいくと実は戻してなくてやっぱり持ってたって
盗んだままだったっていうところが描かれて
トニーはそれを気づいて
気づいてるか気づいてないかわかんない
気づいてないところでこっそり持ってたって物語が進んでいくんだけど
実はここに終盤にきて
気づいてたの
あのお守りの石を前に置くといいと
出せよ困った時の神頼みだ
そう言われてもすっごい渋々
トニーが前に置くんですよね
その後でまたドックが
最後に良かった
これでもう安心だっていう
とどめのように
その後に警察また止められるんだよね
この後でしたっけ
それでチキショーってなるじゃん
そっかこの後だったんだ
そこで中根くんは1巻目見た時にこれで殺されるんじゃないかとか
また警察かとかいろいろ心配を
33:03
大変なトラブルが起き込みそうと思ったら
あの石の五角で普通にタイヤがパンクしてるよ
直してって交通整理までやってくれて
最後メリークリスマスっていうとこでしょ
見えますこれ
見えるよライン
良かったこれでもう安心だって言った後の
ドックの顔
このにんまりこれぐらいの人生で
俺もこれぐらいの笑顔やってみたい
こういう笑い顔してみたいっていうぐらいの
最高の笑顔にんまり
ちゃんとさプロの演奏家でもあるからさ
毎回ステージ終わるたんびにちゃんと笑顔で答えてるじゃん
だけどあれやっぱり
オレンジバードだっけ
最後の黒人のライブハウスみたいな
やって終わった後のあの笑顔が
結構びっきりなんだよね
やっぱり芝居の力があってるんだろうと思って
それがすごい結構胸を張って
あのシーンは本当だったですよね
すごい良かった
あれは来ましたやっぱり
映画のやっぱりハイライトのとこですよね
あともう一個辞典いっていいですか
はいどうぞ
辞典はね冒頭なんですよ
やっぱり車の中のシーンで
トニーがドックがなんで
リップっていうあだ名なんですけど
なんでリップってあだ名なんだって聞くシーンがあって
そしたらトニーが
ブランクスってデタラメの一番上手なガキだったからって答えるんですよね
そうすると
そう言ってフッて笑うんですよ
なんで笑うんだって
ってすごく不思議そうにドックが聞く
そしたらトニーが
すごく不思議そうにドックが聞く
ドックからしたらデタラメが上手いやつだから
リップ
チタクリっていうね
言われたらドックからしたら
なんでそれ悪口じゃないのって思うんですよね
デタラメが上手いって悪口だろって
だけどそれをちょっと嬉しそうに言うトニーっていうところが描かれて
で実際ドックが嘘つきって言われて
トニーは嘘じゃないデタラメだと
同じだろって
同じだろって
でドックが言うといや俺は嘘はつかないデタラメを言うんだと
嘘はつかない
デタラメなんだって言うと
口で上手く人を乗せて思うように操るんだよ
これデタラメと言うんだ
口で上手く人を乗せて思うように操る
これで何を得るんだお前は
36:02
お仕事さ
この辺の会話劇も
さすがお見事職人芸
こういうセリフを人生で喋ってみたい
こう
こう
そうそう
デニーロとかがやりたい
そう
演奏中に
オレンジバードで
ドックが演奏中に抜かれる
トニーが
なんでそれ
そのリアクション
いいぜとかじゃないよね
オレちょっと今度
積極的にあのリアクション取っていこう
オレもそういう風にいこうかな
そうそう
首をちょっとひねって
脇を締めて両手を上に
こう
そういうところを勉強になるね
あと煙草吸いすぎるのは心配だね
あーそうっすね
むちゃくちゃ吸ってたな
あんなに吸うって思ったし
毎晩必ず一本ウイスキー入れとけって
無茶は飲み方じゃない
それなのにずいぶん長くしちゃったね
2013年で
数ヶ月も変わらず
あんだけ食って飲んで
すげーなやっぱり
強い
捕まってる最中に
煙草並べてたのが超ウケたんですけど
煙草吸ってていいんだって
本当ですよね
大統領と友達ってのもすごいね
司法長官かな
友達だみたいな
そういうところもすごかったしな
いろいろ
当時俺運び屋が同じ時にやってた
運び屋もすごい良かったね
クリーテリストウッドの主演監督
すごい良いなと思ったんだけど
俺結構グリーンブックの方が
もう一回見たいと思う映画だなって
当時はかなりお気に入り
作品だったんで
この度Netflixで公開となったら
これぜひ扱わなければ
と思った先にそういう情報があって
面白いなと思ったよ
39:01
冒頭ザッキーが言ってたよ
白人がとにかくまたヒーローになっちゃう
っていうことがアメリカの権威がある
っていう風に扱われるのもあるし
逆にドクサイドの遺族は
いろいろ言っているみたいな話とか
それは知らなかったかな
アカデミー賞にまつわる話は別として
話の筋としても
キャラクターもすごい魅力的だったし
音楽も良かったし景色も良かったし
もう言うとこないですね
ちなみに日本版の
宣伝パブリシティで
この車の画角で
運転席と後部座席が
長島克重と石原義住がやってるっていう
それが日本のパブリシティになってたっていうね
それはなかなか上手いねっていう
このグリーンブックを検索するのに
その写真が出てきて不気味じゃなくて笑いました
そこはなかなかシャーリー効いてて
面白いなと思いました
そんなところで今回のアタッシュフォルダーは
グリーンブック
使いましたけどなかなか素晴らしい映画なんで
まだ見てない方は是非という事ですが
次週が何と100回記念で行われまして
すごいですよ
100回やってるんですよ
どこからギャラも払われてないのに
全くもって我々の
本当にもう気持ちだけで
やっているアタッシュフォルダー
ついに100回迎えますんで
ちょっと面白い企画でもないかという事で
前から言っている我々3人を
もう3人3様の新しいアカデミーを
決めてみようかなという事で
100本扱った作品の中で最優秀女優賞
最優秀男優賞
最優秀作品賞
この3つの部門それぞれのみに3つずつぐらいですかね
決めて発表していこうかなという
100回記念したいと思いますので
また是非次回もお付き合いいただければと思います
本日は最後までありがとうございました
この後完走戦もありますのでよろしくどうぞ
よろしくお願いします