00:01
お気に私が頂くのは、濃厚フワトロツキミ。
あ、ちょっと英法のやつやね。
なんか、あの白身の下にスプランブレッグみたいなのが入ってるやつ。
あ、ちょっとエッグベネディクトみたいなやつ。
あ、すごー!
いや俺さ、俺29歳になって、初めてツキミ食ってんかも。
えぇ!?
今までの人生食べたことなくて。
かまいたちの満載やん。
どゆこと?
隣のトトロ見たことないんですよね。
いやでも、こんな美味しいんやと思って。
うまいうまい。
びっくりした。
いただきます。
俺は、もうちょっといろいろ観念して、朝日の秋味、秋の宴を。
秋ですからね。
秋ですからね。
何が変わって、教えてくれ。
まあまず、今日収録をね、五条楽園スタジオでいつものごとく。
したね。
ちょっと今日早めに来たんよね。
夕方ぐらい。
6時ぐらいに収録して、で本編撮り終わって、いつもその流れでアフタートークするんですけど。
今日はご飯食べてへんから。
両方な。
どうか食べに行こうかってなったんですけど。
で、その、ねお五条楽園の結構初回の方で。
サードプレイス回かな?
いや、より前。
多分リモート始めたぐらいの時に、実は僕たちのね、よく行ってた居酒屋さんがコロナの影響でちょっと潰れてしまったという話をちょっとしたんですけど。
そこがちょっと復活すると。
ついこの間ね。
あの物件とか内装そのままに多分経営人が入れ替わって、メニューも形式上同じメニューを出しますって復活するっていうのが、ちょっと風の噂で流れてきまして、ならば行ってみようじゃないかと。
せっかくやしね。
はい。
なのに僕がなぜ今この高瀬川沿いで月見バーガーを食ってるのかという。
まずはお店まで足運んだんですよね。
はい。行きましたね。
そしたら開店祝いのお花がありまして。
風船とか釣ってたったな。
お店の中入ったら、壁にねフライヤーとかチラシとかがバーっていっぱい貼ってあるタイプのね、学生がよく行く居酒屋みたいな感じの内装はそのままで。
ダイブハウスのトイレっぽくなっててね。
そう。久しぶりやな。
でも、いらっしゃいませって来た店員さんが知らん人や。
答弁な。
そりゃそうやと。
そしたら、ご新規さんですか?
ご新規さん?
聞いたことないぞこの店でと。
そやな。取引の公文やもんな。
なんか、ちょっと予約してなくても2人行けますんで。
ちょっと待ってくださいねみたいな。
優しい。
おかしい。
今開いてないっすねみたいな塩対応が味やったからな。
通されて、1階と地下が2階建てになってるところなんですけど。
03:02
B1と1Fでやってますね。
で、地下行って。
それは前通り。
で、携帯の電波悪いな。これもいつも通りやと。
で、座って。
よく見たらキッチン周りが綺麗になってると。
明るくなってたね。
メニュー表が新しくなってると。
そうだね。
ちゃんとパソコンで打った。
手書きじゃなくなってる。
手書きじゃないワードか何かで作ったようなメニュー表があり。
メニューを実は洋一くんは前のメニューの写真をね。
前の、そうそうそう。
あの、要は終わったのがちょうど僕らがポッドキャストやり始めたタイミングぐらいで締めたんで。
で、その時に僕最後の営業日に行ってたんで。
なんかまあ思い出にと思って。
メニューも写真撮ってて。
見比べたらまあいろいろなくなってたり。
まあ残ってるのもありつつ。
まあ残ってるのを中心にね。
そうだね。
頼んで。
あの、ツナキムチ。
あのクラッカーにね。
ツナとキムチを混ぜたやつを乗せて食べるっていうメニュー。
沢口康子がやらんタイプのリツマイル。
あと、筋肉の煮込みみたいなのが好きやったんですけど。
牛筋煮込みみたいなね。
なんか大根とかね。
看板メニューやったね。
土手焼きみたいなやつをね。
頼もうとしたら。
ハノイ風に。
ハノイ風牛肉筋煮込みみたいな。
ハノイ風って何?って思って。
確かに。
どこ?って思って。
で、もう一個コロッケ。
コロッケね。
で、まあでも、
ちょっととりあえずこんなもんにしておこうかと。
うん、まあ第一陣としては。
で、僕はいつもコーラを頼むんですけど、
これはどこの居酒屋行ってもコーラ頼むっちゃ頼むんですけど、
僕は地球屋のコーラめっちゃ好きなんですよ。
出し方が良かったよね。
っていうのも、めっちゃクソでかい蒸気に、
コーラ多分500mlまんま涙に入ってるぐらいの、
そのクソでかい蒸気に、
ナミナミのコーラの中にレモンが沈んでるっていう、
あの居酒屋コーラが好きだったんですよ、僕は。
あれ意外とやってないからな、どこもな。
そしたら、
で、ヨイチ君はビールを頼むんですよ。
俺は普通にビールを頼む。
そしたらビールと同じ蒸気に、
コーラと、
これ余りですってカンカンのコーラを出される。
あれしょっぱかったな。
もう無い方がええと思って。
むしろね。
お得感はあるか知らんけど。
それで乾杯して、
で、メニューちょっと来なかったんで、
二人で喋ってたら、
タバコ吸おうと思ったら、
あれ、灰皿ない?
前は吸えてたんですね。
もしや、今年の春からやっぱ禁煙が厳しくなったから。
あの時はそれで、
お店の人に聞いたら、
いや今ちょっと喫煙無理なんです。
ご時世柄ね。
すいませんみたいな言ってた店員の、
おじさんのTシャツにシガレットって書いてた。
暗入しすぎるよね。
なんやねんと思って。
あてつけみたいなシャツ。
あれは面白かったな確かに。
なんかやっぱ変わってない部分もありつつ、
明確にその変わってた部分があって、
その変わった部分が結構なんていうか、
06:02
俺らが地球やり求めてたもんでもあったなっていうのはやっぱ思って、
こうやってなんていうか、
復活したとはいえ、
新乱やな1個と思ったね絶対。
なんか言ったらそのメニューもそんな大して変わってないというか、
そもそも絶品みたいな店じゃないから。
飯がうまくてとかではなく、
ちょっと味の濃いやつが安くて食えるみたいな。
で、ハノイ風牛すじ煮込みはなんなら本気よりうまかったです。
なんなら普通にうまかったです。
いやけど、なんか、
なんなんやろうな、
隣が結構おじさまおばさまの集まりあって、
そういうお客さんもいたのはいたよ。
実際今までも。
でなんかビンビールを注文されて、
そしたらね、店員のおじさまがビンビール持ってきて、
なぜかせんぬきじゃなくて割り箸で自力でガンって開けるみたいな。
でポンって言ったら白酒みたいな。
ちょっとシャンパンみたいな感じの開け方をしてたねの。
そう、お見事みたいな。
お見事?
は?って思ったよ。
そんな沸かす店員いらんねんみたいな。
んで多分お客さんは、
いや僕ら昔から地球屋通っててみたいな。
多分そっちやねんな。
で店員さんが、
いやもう新しくなった地球屋もどうぞよろしくお願いしますねみたいな。
なにこれ?
と思っちゃったよね。
思っちゃったな。
でもうこの一品三品品だけでもう出ようかってなって。
出たな。
なんかやっぱ居心地が明確に悪なったんよね。
オブラディオブラダ流れてたしな。
そんな流さんかったやん。
でなんか、
昔のフォーキーなやつしか流れてなかったやん。
学生のお客さんとかもいたけど、
なんかワイワイとね喋ってて、
なんで俺らは他のお客さんと違って、
なんかこんな拭いきれない、
なんか違和感みたいなの抱えてんやろうと思って。
なんか知らんけど、
全然そんなダウナーな気持ちになるシチュエーションじゃないのに、
なんか無言で黙々と食べちゃって、
あの俺あれを思い出した。
ヨイチと二人でさ、
この世界の片隅に見に行った後の、
あれ思い出した。
あの後のロクヨーシャな。
あれ思い出した。
あれはわかる。
なんか、
何か明確にこれが原因とかいうよりかは、
俺らの心持ちが悪いんやけど、
でもなんていうんやろ、
この憂う感じみたいなドーンと。
名乗しがたい部分があったな。
あれもほんまに。
今俺心から笑えへんなみたいな。
わかるわ。
ほんまにこの世界の片隅にいる時、
おもろかったな。
二人でどっちから言うともなく、
6時半ぐらいに帰ろっかって言って帰った。
あれ確かにな、
今まで居心地一番悪かったな。
あれに匹敵したな、確かに。
なんかさっきもちょろっと言ったけど、
バックトゥーザフューチャー2の、
09:01
ビフが牛耳言ってる世界に
来てしまったかのような、
そんな邪悪さとかの話じゃなく、
なんか、
行きたくなかった平行世界に
進んでしまってる感みたいな。
なんか、
全然老悪的でないから余計、
こう思ってしまってる自分にもなんか嫌気がさす。
悪者にできたら楽やったんやけどね。
いや、ほんまにおっしゃる通りやわ。
悪者にはできんのよ。
そうじゃなく俺らの心が
勝手に死んでしまったみたいな感じやな。
昔のまんまというか、
引きずって持ってるところはあったから。
っていう意味では、
僕らはね、
京都サードプレスガイロンっていう会で、
行きつけのお店について
いろいろ喋ってるんですけど、
側だけじゃダメなんだと。
結構やっぱり中というか、
本質、人がやっぱり
お店のカラーを作ってるんやなっていうのを、
ひしひしと感じましたね。
生地その側が残ってたから余計思ったな。
確かに、そう、そうやね。
これで内装とかもさ、
一新してとかやったら、
もう全く変わったなー。
で、新しいお店として
もしかしたら受け入れられてたかも。
そうやね。
そうやね、なんかな、
強めのノコギガが。
やっぱあのお店というか、
の良さ、
まぁなんかこんだけこき下ろしたから、
名前はあんま言わんとくけど、
あのお店の良さって、
塩梅のアングラ感やったやんか。
そうやな。
入りやすいアングラ感。
言うたらその、京都って、
アングラっぽいお店って多いやんか。
いわゆる村屋とか。
変なお店はもう数えれば
きりないぐらいあんねんけど。
なんかそんな中でも、
あの、立地の良さやったりとか。
あとはまぁなんか、
まぁまだ比較的その年齢幅も、
まぁおじさんも入れっこもすれ、
あの、若い人も、
まぁ学生さんのお客さんも多くて、
お店の人もまぁ、
別にその親しみやすいわけではないけど、
むしろなんなら不愛想な人が多いんやけど。
なんなら会ったこと完全に忘れてるみたいな人もいたしな。
会ったことありますよみたいな。
ね。
いやちょっと覚えてないですみたいな。
あんのに、
なんかやっぱその、
無関心ゆえの優しさって、
結構それあの、
ミドナインティースにも通じる部分が、
俺はあると思ってたよ。
干渉しない優しさ。
だからそういうところを学べたのはやっぱ地球屋っていう、
お店の存在のデカさを感じるような。
決してこれはネガキャンではないので、
そのままに受け取ってほしくはないので、
ぜひ自分の目で、
確かめてみてほしい。
自分の舌で確かめてほしいんですけど、
僕ら個人の思い出が死んだというエピソードとして、
聞いていただければというところですかね。
でやっぱあの、
なんやかんや、
前のお店の携帯の時、
12:00
俺もほんまにお店の人と仲良かったことないんよ。
ただただもうなんか、
知ってる人。
まあ基本的にそのメンバーは固定やし、
なんかまたこの人んなぐらいの。
でまあ向こうもよく来る人は認知してるかなぐらいの、
間柄ではあってんけど、
ほんまに注文してありがとうございますっていうだけの間柄ってんけど、
俺その前の携帯のお店の時、
最終日に書き込みで行ったんよ。
まあちょっと褒められた話ではないけど、
あの世間的に騒がしいからな。
でもまあなんか、
こんだけ10年間追い詰めたお店が、
1回閉めるってなったから、
まあ1回足運んどこうというか。
京都ではね、
ツイッターで結構話題になったんですよ。
そうそうそうそう。
なって。
でそこに行って、
でまあ俺一人で行ってんけど、
たまたまそのなじみの先輩も居合って。
大学時代の。
で、
あ、ヨイチ来とるやん。
一緒に飲もうって言って。
で、
2人で飲んで、
最後お店閉めるぐらいの時に帰って、
お会計した時に、
あの、
お店の人が初めて俺に話しかけて、
その時に、
あの、いつも本当にありがとうございましたって、
その時に言われて、
あ、認知されてたんややって思って、
まあそれで嬉しかったのもあって。
いやし、
その日来てる人は絶対に、
茂谷区通った人たちやったやろうしな。
そうそうそうそう。
いやと思うし、
かつ、
あのまあ、
それ、それもあってから、
まあ、
誰にでも言うてるかなぐらいで思ったら、
いつも酒サーファー頼んで入りましたよね。
みたいな。
はいはい。
その、
ルーチン分かられてたところもやっぱめちゃくちゃ嬉しかったし、
これやよなーみたいな。
繋がりが、
芽生えた瞬間でもあって、
やっぱサードプレイスの良さってそこでも、
あるやんか。
言うたらコミュニティの形成込みの、
サードプレイスっていう部分があるから。
もうあの店では酒でサーフできひんようになってしまったやん。
そうやねんね。
メニューからも。
なかったからな。
なくなってましたね。
酒サーファーもええお酒やったんよほんまに。
酒サーファーって中身なんですか?
中身はね、
まあ酒って名前がついてるだけあって、
日本酒がベースなんですけど、
日本酒をベースにしたカクテルっぽい感じの、
もんやと捉えてもらったりあって、
まあ、
中杯って言うたら、
焼酎を芸液として、
そこに果実酒、
果実のベースのやつとか炭酸水入れる感じやねんけど、
それが日本酒に置き換わった感じ。
酒サーファーは、
お酒とライムの果汁というかジュース的なやつと、
炭酸を割ってる感じの。
でもライム果汁だけでは出せんぐらいちょっと甘い。
なんかシロップっぽいのは多分入ってないもんね。
酒サーファーね。
んで、
やっぱそれ出してるお店って他にはないかったから、
あ、ここ独自の味やなっていうのがあって、
結構頼み込んでレシピを教えてもらったりとかもして、
まあいつか再現しながら家で飲みたいねっていう。
憂いの酒サーファー。
憂いの酒サーファーやね。
なるほどね。
いやこれ、たまたま俺らのさ、
生活圏内で起こった出来事やけど、
15:00
いろんなところで同じようなことがあるんやろな。
名店という名店が多分どこかしこで潰れてるからね。
このご時世。
ゆーたらの他にもカイロっていうカフェが潰れたりとか。
あそこも川をそのままに潰らしいからな。
あ、そうなんや。
まあでも同じ気持ちになりそうだよね。
東京の方とかも結構いろいろ多いやん。
カレー屋が潰れたりとか、カフェが潰れたりとか。
そういうところの供養っていう意味も込めて、
まあ一回通ってみるのもありかもね。
まあ見届けた方が、
見届けでスッキリした部分がちょっとあったしね。
これを踏まえた上で、
水色クラブの復活には期待したいですよね。
中身は変わらんはずやからな。
まあ、今日家出た時は割とウキウキというか、
ちょっと楽しみな感じだったけど。
期待大やったもんね。
いやあ、まさか。
こんな気持ちになると。
こんな気持ちになるとは思えなかったな。
ほんまに何も悪くないねんね。
そうやね。
誰も何も悪くないねん。
別にお店の人が、
なんかむしろ態度悪いとかやったら文句のつけあんねんけど、
ええ接客やったよ。
めっちゃええ接客ちゃんとしてた。
ごめんなさいもうちょっと開くんでとか、
そんな言うてくれんかったよ前のとこは。
ほんまに何も悪くないねん。
恋みたい。
なんかね、
優しさが正解じゃない?
名残雪みたいな。
今春が来て君は綺麗になったみたいな。
去年よりずっと綺麗になったんやけど。
ごめんのハンカチ的な気持ちでもあるよね。
変わってしまったね。
改善って結局データとか極論の客観史でしかないんだよね。
俗人的ではないんだ。
改善っていうことって。
何を良さと捉えてるかってほんまに人によって違うなっていうのはいつも思うし。
それが難しくもあり面白くもあるです。
今は僕らは結局その地球やから避難して、
最終的に鴨川は水量が多いからやかましいよね。
いやし多分さっき雨結構強めに降ったから地面も濡れてびちゃびちゃやろうからって。
舗装されてる高瀬川の石畳の上に座ってるんですけど。
森王会で有名な高瀬川。
18:01
高瀬川も言うたら先週は枯れまくってたもんね。
ゴラクススタジオの前高瀬川流れてるんですけど、
ちょっと中流から下流にかけるぐらいかなあの辺は。
普通に折り立てるぐらい水が何も流れてた。
カラカラやったな。
カラカラやった。ちょうどいい雨が降った。
この1週間何かあったかな。
この1週間。
先週さ、ツイキャスしながらアフタートーク撮って、
アフタートーク40分ぐらいで締めて、ツイキャスちょっと続けてたやん。
戦闘行くまでの時間。
その時に配信ライブとかを見てたみたいな話をしたやんか。
その有料のね、在庫とかでチケット買ってみたいな。
オンパクトラッシュとかしたっけ?
そうそうそうそう。
俺はベースボールベアーのワンマンと三つ目のワンマンと、
あとハライチのトークライブと、
で、この前、演劇?
あー見てたな。
演劇のチケット初めて買ったんですよ。
三島のやつやな。
三島幸男50周年の4作品ぐらいをそれぞれ違う脚本の人が作って、
コンセプトがいろんな脚本家の人が既存の三島作品を新解釈して作るみたいなやつやん。
で、それを俺が見たやつは橋尽くしっていう眼科系画テーマの話と、
あと幽黒っていう夫婦の真珠画テーマのやつ。
橋尽くしは割と原作に忠実に再現されてて、
いはらりっかっていう女優の子が出てたりとかするんやけど、
ピタパワー?
そうそうそうそう。
ポストペイってなんだっぺいのやつ。
あの子が出てたりとか。
で、俺は幽黒を見たくてチケット買ったんやけど、
幽黒って真珠の話なんやけど、
一応タイトルがカッコついて死なない幽黒っていう。
で、東で政宏くんが出てて、
あー。
今話題の。
なるほど。
っていうかもう離婚して初の表舞台みたいな感じやったんやけど。
六川ぐらい向けた人なの?
そうそうそうそう。
で、なんでそれ見たかったかっていうと、
俺そもそも三島幸男ファンとかでもなんでもないのよ。
演劇が好きとかでもなくて、
まあ別に嫌いってわけでもないけど、
今まで買ったこととかなくてチケット。
見に行ったことは?
ない。
小学校の時に学校のクラス単位で当選して劇団式行ったぐらい。
で、なんでそれを見たかったかというと、
脚本が長久誠、We are little zombiesとか、
そして私たちはプールに金魚とかの、
三沢みじじいそう。
電通の三沢みじじいが作った、
We are little zombiesとかを作った監督が、
その幽黒をリメイクしてやると。
それ面白そうだね。
そう。
で、東でくんのファンでもなければ、
三島ファンでもないけど、
21:01
俺は長久誠がめっちゃ好きで、
っていうのも映像ギミックがめっちゃ面白い人やる。
カメラワークとかが。
映画見てても。
広告の世界の人っていうのもあって、
そういう映画監督とかとはちょっと違う解釈の作品が撮れるみたいな人で。
ある意味大根っぽいよね。
そうそうそう。
で、その幽黒何が面白いかっていうと、
無観客の配信内。
で、橋尽くしは、
2作品で1個のチケットやったけど、
橋尽くしのは普通に演劇、
正面から映ってる。
で、寄りと足元が映ってるぐらいのカメラワーク。
固定カメラやったけど、
幽黒はカメラマンが動くのよ。
上にいんの?
上にいんの、舞台の上に。
で、一応1つの部屋の中で夫婦のトーク劇みたいな感じ。
なるほど。
で、カメラがめっちゃ動くのよ。
で、それは認証としての動き方なの?
いや、あの、登場人物の1人というか、
あるいは観察者としての動き方なのか。
なんかPOVでもない。
単純に映像のギミックとして使ってるの。
なるほど。
だからキスするシーンではカメラめっちゃ周りを動いたりする。
みたいな、あくまでも映像のカメラワークみたいな感じ。
ちゃんとした。
映画っぽい撮り方。
なるほど。映画っぽいな。
そうそう。
で、マイク持ってんの。
普通はピンマイクとか演劇。
じゃなくてハンドマイクを常に持ってんの。
夫婦2人とも。
で、マイクで喋る。
なるほど。
で、幽黒は夫婦の真珠画テーマ。
売れう国って書いて幽黒なんやけど。
題材も新解釈でだけあって、話原作に忠実じゃないのよ全然。
それを2020年のコロナ禍のライブハウス事情になぞらえてる。
主人公は警察官でライブハウスに通うのが趣味。
で、今結婚してる奥さんもライブハウスで出会った人みたいな。
だけど架空の事件としてコロナ禍でライブハウスでたてこもり事件が起きると。
ライブハウスを潰すなと。
面白そう。
そうですけど、本当は東でもそのメンバーの一員のはずやのに、
たてこもり班の?
そのたてこもり班の友達やのに呼ばれへんかったと。
で、事件の一方としてそれを知るのよ。
なんで俺に言うてくれんかってみたいな。
で、それを逮捕しに行かなあかんと。
このコロナがなければこんなことにならなかったけど、それでも友達を逮捕しに行かないといけないと。
で、逮捕して、それで真珠を測るかどうかみたいになる。
奥さんとね。
いやけど、今は三島幸男が裕国で書いたような時代でもない。
2020やと。
こんなコロナ禍で友達を逮捕してしまいはしたけど、でもそれで真珠をするような時代じゃないと。
だから俺は生きると。
で、面白かったのが、新宿ロフトが出てくるんだ。
トークのセリフの中に。
真珠ロフトの観客のフロアって、白と黒の正方形の一末模様の柄やね、床が。
で、この…
鉄板みたいな。
そうそうそうそう。
24:00
で、その床の白をコロナの陰性やと。
黒が陽性やと。
いやけど陰性と陽性が集まったら陽性が増えると。
で、俺たちはこの白と黒のバランスをこれ以上崩しちゃいけないと。
っていう意味でも、この時代感になぞられてる。
なるほど。
真珠ロフトの床だ。
演劇っぽいなー。
俺たちは真珠ロフトの床だと。
だから、まあその新解釈すぎはしたけど。
俺は三島が好きでそれを見たっていうよりかは永久誠が好きでそれを見て、
で、永久作品の中でも演劇家からこそできる演出やったなっていう面白さを得れた。
確かにな。
俺も実際そのライブハウスが今こんなことになってしまってることに対して
憂いの気持ちも持ってるし、
そういうことさっきの地球屋にも繋がる話というか。
演劇ってほんまに面白いわ。
なんていうか、見せ方の努力の結晶というか。
俺が演劇に興味持ったのは4回生。
大学4回から社会人1年目ぐらいの時に
きっかけはワウワウやってんやけど、
ワウワウで野田秀樹の主催してる野田マップっていう演劇の集団というかグループがあって、
それのエッグっていう演劇がありまして。
で、これが言うたら野田秀樹の演劇って結構重層的な感じの演劇が多くて、
なんか要は1層目2層目3層目ぐらいまであんねん。
よく使うパターンとしてね。
1層目ではエッグになぞらえて言えば、
エッグは言うたら幻のスポーツやね。
ある東京オリンピックで正式種目になりかけたけどなれんかった。
マイナースポーツ。
それの日本代表の話やね。
っていうのが1層目。
2層目というか、よくよくそれをひもと置いてみると、
どうやら第二次世界大戦の話らしい。
第二次世界大戦の時って、
日本の軍隊が化学物質というか、
化学爆弾、
化学兵器か、あの辺を作ってて、
それに対する実験とかをしている舞台があって、
番号で呼ばれているような舞台があって、
それに関するものとちょっとひも付いてくる。
東京オリンピックで聞くと1964の東京オリンピックが有名だけど、
実は開催されんかった幻の東京オリンピックって実はあって、
1938かな、確か。
あれは1938年に実は本当に東京オリンピックが開催されようとしてたけど、
戦争が起こるというのはなしになっちゃった。
幻の東京オリンピックがあって、
それの話とちょっとリンクして、
そのあたりから、
27:00
この話って1964年の東京オリンピックではなく、
戦時化の東京オリンピックの話なんや、
っていうのが第2層。
第3層は、東京オリンピックすら関係なく、
本当は戦時化の話なんや、このモチーフは、
っていうのが徐々に話が進むことに分かっていく。
っていうののスタイルが結構野田秀樹の演劇では多くて、
細部をストーリーの順序で明かしていくスタイル。
それを物理的に見せるってめちゃくちゃ難しいよね。
映像作品やったらもうちょいカット演じ品部分で作れたりもするから。
っていうところを考えると、ほんまに寝られてて、
その演劇をWOWWOWで配信されたのを見たのが初めで、
今の現代演劇ってこんなに面白いんやって、
めちゃめちゃ興味湧いて、
うちの大学も言ったら演劇サークルってのがあったから、
それをめちゃくちゃ見に行ったりとかして、
最終的にやってたエッグっていう作品は、
ほんまに国外でも高い評価を得て、
パリに凱旋公演をしたり、
パリで一回評価を受けて、
その後日本で凱旋公演ってのがあってんやんか。
要はそのWOWWOWで放映された時って、
公演が終了してる時に放送されたから、
生では見れんかったんやけど、
その後に俺らが就職する都市に、
凱旋公演で日本で何箇所かやるって、
それを見に行った、俺は実際に。
フカちゃんとかツマブキとかが出てんねん。
そうなんや、知らんかった。
ほんまに圧倒されて。
演劇なものと、ちゃんと劇場で見とけばよかったなと思う。
めちゃくちゃ面白い。
見たいのはいっぱいあってんけど、
東京でしかやってないとかで、
俺ロロっていう劇団、
三浦直幸っていう人が監督なんやけど、
それこそ現代演劇に有名だからね。
ポップカルチャー大好きマン。
俺らが好きなんで言ったら、
エンジョイミュージッククラブの、
ボーカルのえもっちゃん、
えもとゆうすけのソロの曲、
ライトブルーって曲のPVとかを、
実際の高校生の演劇部の頃撮ったりしてるんですけど、
ポカリオにええよなって。
ほんまにそうだよ。
有名なのが、
いつだっておかしいほど誰もが誰か愛し愛されて、
第三高等学校っていうシリーズがあんねんけど、
それずっと見たくて、
東京でしかやってなくて見れへんくて、
こっちでもやったんかな?
見る機会がなくて見れへんかったんやけど、
原版化はされてないんかな?
それがこのコロナ禍で、
面白いのが、
何部作かあって、
舞台は高校っていう設定で、
どのシリーズも登場人物は一緒。
キャラクター設定も。
毎回、
30:00
登場人物の中から主人公が変わるみたいな。
学校で起きるいろんな事件を、
いろんな視点で見るみたいな。
一個の事象に対しての、
多角的な見方。
視点がテーマみたいな。
なんか、
誰かが誰かを見つめるとき、
また他の誰かがその誰かを見つめてる。
かっこう気持ち悪くない方向で、
みたいなテーマ?
なるほど。
だからそういう、
演劇って、
結構その、劇団式とか、
ミュージカルっぽいやつが。
とか、
高原塚もそうやし、
梅田芸術劇場とか言ったら、
関西で大きいところやんか。
そこに通う人とか、
いっぱいいるやろうけど、そういう小さい劇団。
多分東京にいる人の方が、
そういう小さい劇団に触れる機会は多いんやろうけど。
下北とかでね。
小劇場が多いからな。
俺はそういう意味では、東京の、
演劇の文化は結構憧れる。
羨ましい。
確かに確かに。
今ってほんまになんか、
そういうちっちゃい劇団というか、
ほんまに、
劇団は多いしね。
でも、
俺もそこまで詳しくないから、
当たり障りのないというか、
有名どころしか知らんけど、
マーモトジプシーとかさ、
チェルフィッチュとか。
チェルフィッチュは、
震災をテーマにした演劇が
すごくあって、
3月11日のあの日みたいな感じのタイトルが
すごくあって、
ほんまに会話劇やねんか。
で、
別に展開もそこまで大きくなくて、
で、しかも、
それは俺大学の授業かなんかで
見たのが最初やったんやけど、
あの、
班教かなんかやった。
俺が実に興味あって。
なんかね、
基本的にその、
演劇って、まあ、物語を
押し進めないといけないのが
あんねんけど、
なんかタイダな会話がずっとずるずる続く感じやねんか。
で、
なんかのセリフとかも
結構リフレインはされんねんけど、
何が重要かっていうのが
結構読み取りにくいねん。
何をキーにしてんのかなっていうのは読み取りにくい。
ほんまに、
セリフかセリフじゃないかもわからんレベルの
雑談みたいな。
それはずっと見ていったら最後の最後に
回収されるみたいなこと?
綺麗にはされへんけど。
じゃあリテラシーある程度持ってないと見づらいみたいな。
ただでも、
リテラシーっていうのが
知識ではなく空気感のリテラシーやねん。
あるね。
その当事者であるかじゃないか。
あるいは
その人が置かれてる状況に対しての
理解。
いわゆる
ネカフェ難民とかの人もおったりするし、
貧困の捉え方。
若者が持ってる
鬱屈さの原因が
どこにあるかと。
33:00
ってのは結構人それぞれではあるよね。
そういうところに対しての
アプローチが結構多角的
かつ描写が
ある意味ではリアル。
分かってる人にとってはすげー
当事者からしたら響きまくるんやろな。
とかあるし。
言うたら俺ら
私学に通えてるような人間からしたら
ある意味では
かけ離れてんねん。
俺らってほんまの意味での貧困ではない。
そうやな。
なるほどね。
結末の迎え方も
映画と違うというか。
何か
現代人って多分
映画に
求める部分とか
読めてしまう展開とかが
あるやんか。
演劇って必ずしも
そのロジック持ってなかったりもするやんか。
そういう意味での
面白さを俺は求めてるかもしれん。
自分にない
リテラシー的な部分とか。
映画の方がどうしても
興行の側面が強いから
ご都合主義に走ったりとか
どうしてもね。
なんでかわからんけど。
演劇家って本来は利益上げれた方が
いいはずやけど
作者側の
表現の幅重視みたいな。
が強そうではあるよね。
逆に言ったらそういう意味では
現実に近いのは演劇の方かもしれん。
演じ方とかは
映画の方が
写実的やったりするけど
展開とか
落とし所とか
作品の行く末とかっていうのは
結局現実に即してるのは
演劇の方がもしかしたら近い作品もあるかもしれん。
そのとおり脚本であるストーリーテリング自体は
そうかも。
映画は
どうしても
作品の側面が強い気がするし
物語を物語たらしめないといけない
側面はどうしてもあって
2時間半
映像で見せなあかん
っていうところもあって
飽きさせない
努力も必要だから
気象点決っていうところに
触れ幅の多かれ少なかれはあれど
依存はしてるよね。
気持ちのいい
カタルシスを作らないといけない。
そうだな。
それこそ地球や
今のこの地球やだって
死なない幽黒みたいなもんやからな。
あー
かもしれへんな。
地球は死なかったけど
俺らの中の地球やは死んだからな。
そやな。
何をもって死とするかって
結構難しいな。
死なない酒サーファーで
やりたかったな。
死んでしまったな。
でもレシピ聞いたからな。
そうそう。
自分の中ではまだ死んでない。
レシピはできるから。
蘇生する酒サーファーだな。
なのでね。
36:01
今回のアフタートークでは
割と
僕らのなじみの店の
憂いと
なんか割と
先週からやけど
そこになぞらえるカルチャーの話が
ようやく出始めたな。
俺らのトーク力が上がってきたのかもしれませんね。
本来多分意図的に避けてたんやろ。
まあ
皆さんのね
知識しかないから考察まで至ってないのよね。
どうしても。
しょうがないねそれは。
皆さんの
僕らにとっての地球や的な
憂いの対象になるような
スポットがコロナ禍で
もし発生してたらね。
音楽でもいいし
本でもいいし演劇でも
映画でもいいねんけど
俺らなりの解釈を
欲してるものというか
好きな作品を教えてもらって
それに対して俺らがどう思うかっていうのも
まあまあ
ありきたりではあるけどやってみても
ええんかもしれないし
お便りでこのコロナ禍で
何が悪いとかなく死んでしまった
何かの話とかね
皆が抱えつつも
張らせてない鬱憤みたいなのが
あれば
あとはおすすめの劇団があれば
教えてください
そうやな
まあなんかやっぱ何かが死ぬときは
何かが生まれるときではあるからな
そうね。星と一緒で
そうやな
言うたらね
コロナ禍でこのポッドキャスターが
生まれたわけですからね
死んだ残骸から生まれてくるものがあるから
言うたら俺らの
友達との遊びの時間は
死んでしまったけど
生まれた女王女王楽園ではありますからね
そこから生まれた人間関係が
多分にしてあって
それはそれで
俺らに恵みはもたらしてくれてるわけで
全てが死なない幽黒になり得る
世界線ですからね
たしょうの
憂いは帯びつつも
そう思ったら
俺らのアートワークめちゃめちゃ憂いを感じるな
笑
笑
そうなぁ。憂いやなあれ
あれは憂いやな
ということでね
なんやまだコロナを話題にするにも
なんていうか
飽きないって言い方したらおかしいですけどね
まあ過虫は過虫やからな
そうずっと
結局付き合い続けなあかんほうが濃厚やんか
そうやな
今のご時世見ても
僕らはお便りのね
テキストとそれに応答する
僕らの音声で濃厚接触していきましょう
さくらの皆様の
濃厚なお便りを
汁気多めの
汁気多めの
笑
つゆだくのお便りお待ちしております
油分切り切れてない
ツナキムチぐらいの
お便りを
家系のお便り
お待ちしておりますのでね
39:01
はい、ということでね
お嬢楽園は週1回どっかのタイミングで配信しておりますので
聞いてください
よろしく