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この番組は、人生の荒波をしたたかに乗り越えたアラフィフ女子3人が、
50代も悪くないおテーマに、仕事・家族・恋愛・友情・美容・人生に起こる
あらゆる事象について、赴くままに語り合います。
投資家の里絵、時間の千恵、人事の里香、こんな3人で、
毎週水曜日の午後5時にお届けします。
老害についての心配
今日はですね、もしかしたら自分が老害を与えてるんじゃないかと、
その心配があるなと思いまして、みんなで話したいと思いますが、
老害について、ちょっとヤバいなと感じたことありますか?
千恵さん、何かあります?
この前、鈴木オサムさんの【仕事の辞め方】っていう本を読んで、
そこに40代からはソフト老害って書いてあって、結構ドキッとしたんだよね。
どういうの?老害。
40代が自分は老害を受けている側だと思っていたけれども、
でも実は自分も若手にいろんな老害をしてるようなことを
気づいてないってこと?
気づいてないうちにしてるっていうところで、
発言力が40代、50代になると出てきて、
会社のためをもって、ちょっと中間管理職的に話を聞いて、
なあなあに納めようとして、若手に意見を言うと、
それが20代の人たちのやり気を添えているみたいな、
そういう話があって、そういうことあるかもなと思った。
何だろうね、自分たちが気づかずに若者の気持ちを害してるかもしれないってこと?
年齢と意見の違い
周り、歳とってくると自慢話する人が増えるでしょ?
増える。
偶然的な。
人生長いからすごい長いわけね、ストーリーが。
みたいな人が増えてるから、歳とってくるとこうなるんだなっていうふうに、
自分はそこに入ってないつもりで感じてたけど、
もしかしたらなってるかもしれない。
下の子が話すと、それを体験してるからつい言いたくなるんじゃない?
私はこうだったよ。
それが自分の中ではアドバイスになってると思ってるかもしれないけど、
時代も違うからさ、それがそのまま生きるかっていうと、
常識が逆になってることもあるよね。
私さ、自分より若い子とご飯食べたり飲みに行ったりしたときに、
ああ楽しかったって思うじゃん、帰って。
ああ楽しかったって思ったら、
これは楽しませてもらってると思わなきゃいけないと思うの。
自分が、下の子が気を使って、私が楽しめるように気を使ってくれてたんだなと思わなきゃいけないと思ってるの。
それは確かにそう言われてみればそうかもしれないね。
自分が若いときにさ、目上の人とか年上の人と飲みに行くときってすごい気を使うじゃん。
わざと年齢ちょっと上の話を勉強してやったりとか。
だから結構ね、気を使ってたの。
カラオケ行ったときに、りかさんのために行って夏の日のナインティーナインティーにするとか言って。
だからそういう若い子が気を使ってくれてるってのは分かってなきゃいけないよね。
自分が楽しませてるような気になっちゃうもんね。
私が今コーチングを学んでるんだけれども、
コーチングの真髄はいかに自分が言いたいのを我慢するか。
相手がきちんと頭を整理したりとか、自分の本当に必ず欲しがっているものを私たちがナビゲートしてあげる。
だから、それはこうしたら怒ったらいいよみたいな余計なノイズだからさ。
いかに自分がグッとこらえて、あ、それいいですねとか言うのもダメなの。
言いもじゃっちな。
そう、自分がそこで判断を下しちゃいけない。
だから、そうなんですねって、そんな風に感じたんですねっていう、そういうやり取りで受け入れる、受け入れる、受け入れるっていう。
その受け入れるっていうのがちょっと年取っていくとしづらくなるのかな。
ただ聞いてるだけっていうのが。
言いたくなる。
記憶と結びついちゃって、なんかいろいろ言いたくなっちゃうのが。
自分もあるのかな、言いたくなっちゃったり。
老害の定義と認識
あと、自分で気をつけて楽しませてもらってるっていうことと、聞かれてないのに、求められてないのにアドバイスしちゃいけないと思ってる。
それは確かに浅い匂いがするね。
うん。
なんかダメそうな匂いがする。
会社とかでもそうじゃない?聞かれてないのに勝手にアドバイスしたりとか。
うん。
プライベートでもそうだけど、いやいや聞いてないみたいになるじゃん。
確かにクソバイスとか。
そうそうそう言われちゃうじゃん。
でも若い子はさ、ありがとうございますってその場では言ってくれるけどさ、裏ではさ、またまた、リアさんまたみたいになってるかもしれない。
あと自分の話に持っていきがち。
飲み会とかで本当楽しかったなと思った時の帰り道とかに落ち込む時がある。
自分の話を。
自分の話に引き込んじゃうっていうところ。
他の人が話してるのに、あ、知ってる知ってる、私もねって言って、乗っかって自分の話にしちゃうっていうことがたまにあって、ああやっちゃったみたいな。
それなんか話し方の勉強とかであるよね。ありがちなエラーみたいな。
なんかさ、でもそれ多分若い人でもいるけど、年齢とともにそうなりがちなのかな。
かもしれない。
あと、それで自分の話に持ってっちゃってるって言ってくれる人がいないから、みんな聞いちゃうから、なんかそれで気持ちよくなっちゃってなんか喋るみたいな。
そこだよ。だから自分の周りに自分裸の王様みたいになっちゃうかもしれないじゃん。
だからそこでダメだよとかおかしいよって言ってくれる人がまずいなくなっちゃうから、知らず知らずにそういう老害を与える人になっちゃう。
なんかすごい難しい。老害なのか何なのかも、若くてもそういう人っているからさ。
まあ、いるよね。
老害っていうその定義をするのが違うかも。
でもさ、若いとさ、例えば上司にそういうのは良くないとかさ、周りで親、親しい人が注意してくれてるとかさ、あとは育っていく、成長していく過程で気づくことあるじゃん。
でも大人というか、ちょっと上に行くとさ、もう完成してる、自分が完成しちゃって、まず言ってくれる人がいなくなる。
自分でもなんとなく、なんていうのかな、もう自分できちゃってる感も持っちゃっていて、そういうところに成長しようっていう気持ちがなくなるのかな。
だから私たち。
もう定着しちゃってるかもしれないね。
それでそこまで来たら、それが悪いと思わないの?
気づいてない。
気づいてないよね。気づいてないから老害って言われちゃうんでしょ。
いやー厳しいね。
私たち3人は言い合う?
それ老害だよって。
言い出して。
あれで老害だったの?
え、なんかある?ちょっと待って。
なんかでも、今の話ってコミュニケーションとしてミスを犯したやつ全部老害判定じゃない?
そっか、そこちょっともっと違う?
全部年齢のせいにするのが違う感じがするかな。
じゃあもうちょっと明確にしよう。定義にしよう。
えーわかんない。難しい。
なんかだから年齢を重ねてることによって、持っているものを違う使い方をしちゃうことだよね、きっと。
その知見とか、経験とか、それを出さなくていいところで出すってこと?
とりあえず乗っとくとね、このトレンドを乗っとくと、ダメなやつ全部老害って言ったら
それもあるね。
美味しいみたいな感じにならない?
だからちょっとすごい老害が便利に使われてるかもしれない。
改造度がね。
そうだね、浅いよね改造度。
あと私たち自身も逃げになるかもしれないしね。
あ、ごめんごめん、老害今。
老害の定義と開き直り
冗談っぽくさ、あ、今の老害だったってへみたいにさ、
しちゃうとちょっと今っぽいみたいにさ、
今っぽくない?
なんか許されるみたいなのがあるんじゃない?
もうちょっと改造度上げる。
もう決めちゃう、これ。老害。
老害とは?
老害とは、今の話の中で言うと、若い人が見た気に入らない行為は全部老害になってる。
へー、でもさ、気に入らなきゃいけないのかって。
そう、別に気に入らなくても、それが老害だ。
それ開き直りだよ。
別にいいじゃんっていう。
そうだよね。
今すごいドキッとした。
良くなくない?みたいなのが老害じゃない?
老害だ。だからやっぱり謙虚な気持ちを忘れちゃいけないね。
開き直っちゃいけないんだね。
開き直りは老害っぽいね。
老害っぽいね。
いいじゃん、これでっていうのが老害かもしれないね。
ある種、ズーズーしくなるとか厚かましくなるとか。
それだよね。皮が厚くなるじゃん、歳とってきて。
それかな。
そういうことか。
あとは既得権益にアグラをかくみたいなのが老害かな。
そうだよね。
たまたま時代が良かったから、上手くいった部分を自分が頑張ったからみたいな感じ。
自分たちの時代を過剰評価
他の世代にアドバイスとかね。
お前らも頑張れみたいな。
私ができたんだから、あなたもできるみたいなのって結構やりがちだから。
それあるよね。
自分たちの時代はもっとあれだよ。
だから自分たちはもっと頑張ったとかさ、もっと徹夜でも仕事したとかさ、
なんか結構無茶したことを今の子にもさ、できるはずっていう風に決めつけちゃう。
とかね。
それはなんか典型的なやつだよね。
典型的なやつだよね。
昔はもうこんなさ、サブロクキョーって生徒がなくて、
すごい死ぬほど働いてたよって言ってると危ない危ないって思っちゃうね。
あとそれを言うなら、あれかも。
子育て。
私たちの時代はさ、例えばバスに乗ってもベビーカーとかダーマったじゃん。
バスって昔。階段だったでしょ。
で、折り畳まなきゃいけなかったじゃん。
もっと大変じゃん。
今乗ってさ、スッて乗れるじゃん。
昔はもっと私たち大変。
今の若い子が子育てしんどいとか言ってたら、
いやいやいや、私たちの方が大変だったからとかさ。
それってあれですか。
確かにそれは何もないから。
妨害ですよね。
なんか今の子なんてすごいお父さんもだいぶ協力的というか、
もうそれが当たり前になってるしさ。
確かに。昔はね、ワンオペ当たり前みたいなところ。
そうそうそうそう。
だけど。
そう、ふかしちゃいけないね。
ふかしちゃいけないね。
これから私たち、もし今のアウト。
イエローカードとかレッドカードだったら、
イヤオ。
キラキラ落ちちゃったらイヤオ。
でもさ、同世代でそれやってもさ、ちょっと甘くない?
確かに甘い。
その判断がもしかして違う可能性あるよね。
確かに。
だから時々さ、ヤング呼ぶ。
言えないかな。
それが妨害だった。
だから若いやつ呼んで、注意させるために若いやつ呼んで。
ゾッとした。今自分がそこに呼ばれたらいい。
10代上の先輩3人のところに行って、私たちの悪いところ言ってって言われたその現場を。
頭がかかるよね。
本当のことを言ったら地雷なんじゃないかとかさ。
そう。
凍った。今の私、老害だね。
絶対自分さ、応募状の人たちにさ、50代とか20代で呼ばれたらさ、
正直に言ってって圧をかけられてさ。
もうその正直に言ってが圧だよね。
で、本当に言った時にはさ、ちょっと顔凍ってたりとか。
どうしようと思っちゃうよね。
いや、本当に言って、ありがとうって言われても怖いじゃん。
じゃあもう私たち3人で。
自力でなんとか自分で頑張ろう。
で、同じ同世代とかちょっと上の人が、あれはやばい行為だなっていうのがあったら、
ちゃんとそれは自分やらないように気をつけようね。
あとはインスタのメッセージで、先ほどの発言は老害ですよって。
リスナーの方にお伝えしてもらうのもいいかも。
リスナーの方の発言はちょっと老害だと思います。
ストレートにね、匿名で言っていただければね。
そうしましょう。ちょっとリスナー頼みで行きましょう。
はい、ということで今日ソフト老害は私たちになってませんか?ということでお届けいたしました。
それでは来週も水曜日の夕方5時、あら急でお耳にかかりましょう。またね。