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2024-04-08 16:26

ボンドはボンドやろ…そんなふうに考えていた時期が俺にもありました【正式名称わからん文具のネーミング】#47

今回のけんきゅーテーマは「正式名称わからん文具のネーミング」です。

身近な文房具の正式名称を知るだけで、商標名禁止ゲームの王者に一歩近づけます!

【けんきゅー関連リンク】

◯クーピーペンシル

https://www.craypas.co.jp/products/pickup-coupy/index.html

本けんきゅーに使用したクーピーの由来の出典。クーピー50周年記念特設サイトとはいえ、商品にまつわるエピソードや由来をきちんとまとめてくれているのはとても嬉しい。

 

◯ボンド
https://city.living.jp/osaka/story/333838/
本けんきゅーに使用したボンドの由来の出典。他にも、裁縫が苦手な子育て世代の声をヒントに製作された「ボンド 裁ほう上手」というイカす商品のエピソードも添えられている。
 

◯ホッチキス

本編の字幕( )に使用したホッチキスの由来や商標の出典まとめ。イトーキの公式回答の揺れが、ネットの不確かな情報を蔓延らせる一因になっていそう…というのは私見。

・ホッチキスの由来 | ホッチキス物語 | マックス株式会社

https://www.max-ltd.co.jp/about/company/trivia/h_story/origin.html

・「ホッチキス」という名称を巡る意外な事実【鴻上尚史】 | 日刊SPA!

https://nikkan-spa.jp/207744

・イトーキの歩み | 企業情報 | ITOKI 企業情報サイト

https://www.itoki.jp/company/about/history/

 

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サマリー

正式名称のない文房具について紹介します。まずはセロテープ、マジックインキ、クレパスについて説明します。商品名に関する驚きの発見を通じて、商標やネーミングの面白さを共有しています。

セロテープの正式名称
どうも、ネーミングけんきゅーラジオ、ちゃこ先生でーす。
おや?4月から4年生になるねみこちゃんが、お道具箱の整理をしているようですよ。
よし!新学期に向けて、お道具箱の中を整理するぞ!
わー、去年の図工で使った折り紙とかまだ入ってる。こういうのは捨てなきゃね。
あ、あとそうだ。その図工の時に、セロテープとかマジックとかめちゃくちゃ使っちゃったから補充しとかないとまずいな。
後で買い物に行こう。
これから、あれ?クレパスが入ってる。4年生でも使うのかな?ま、いっか。ちょっと入れとこっかな。
あと前の図工の時にボンドを使ったけど、これって4年生でも使うのかな?ちょっと分かんないからまた、新学期になったら単人の先生に聞いてみようかな。
さあ皆さん、ねみこちゃんのつぶやき聞こえたでしょうか?
それでは、ボケッと聞いていたリスナーの皆さんにクイズです。
今のねみこちゃんのつぶやきの中に商品名はいくつ出てきたでしょうか?
ぼーっとしていた方はぜひ巻き戻してねみこちゃんのつぶやきを聞き直してみてください。
じゃあ何個出てきたかっていうのはこの本編聞いていただければ分かりますので、本日の研究テーマ発表しますね。
今日の研究テーマは正式名称がわからん文具のネーミングです。
はい、ということで今のねみこちゃんのつぶやきの中に実は正式名称じゃないんだよねっていう文房具がね、出てきていたので、それを今日は紹介してみたいと思います。
あの実はこれシリーズとしては2回目でして、以前やったのはウォシュレットの回をやったんですね。
ウォシュレットって商標なので、今回ね文房具に限ってそういうやつを集めてみました。
結構数があるので、ということでそれを一気に紹介していきたいと思います。
え、それもだったのってやつがね何個ぐらいあるか皆さん驚きながら聞いていただければと思います。
ではまずですねねみこちゃんのお道具箱の中に入っていたロール型に巻かれている透明の粘着フィルム型テープみたいなやつありますね。
あれの名前皆さん何と呼んでおりますか。
これはでも知ってる方結構多いかな。
1つ目セロテープです。
え、セロテープはセロテープやろって思われますよね。
はいそうなんです。
実はセロテープは正式名称はセロハンテープ正式名称って言うとちょっとあれだな一般的な名前ですね。
はセロハンテープと言います。
でセロハンのハンを取ってセロテープにしてありますね。
これは短くて大変言いやすいので正式名称セロハンテープって知ってても略してセロテープって使ってる方結構いるんじゃないかと思います。
マジックインキの正式名称
あのセロハン紙ですよねあのフィルム自体がねってことだと思うんですけど
あの個人的にね引っかかるというか引っかかりはしないか全然商標とは関係ないんですけど個人的にですよ私が好きなポイントねセロハンの歯が好きなんですよ。
好きってちょっと貴重な語弊がありますけどあのおそらくなんですけどセロファンでもいいんじゃないって思うんですけど
やっぱりそうですね今ネットで調べてもつづりがphaneでファンとあるのでセロファンでもいいはずなんですがこのファの音がねセロファンテープってめっちゃ言いにくいじゃないですか。
なので歯の音に置き換わっているということでこれ皆さん身近な例をご存知ですね。
phoneでフォンこれのことをフォじゃなくてホと言っている例がスマホですよね。
あのスマホが出てきた当時はねスマホと書いているポスターとかチラシとかねとスマホに直しているところで結構揺れがあったと思います。
半々ぐらいだったと思うけど近年はもうかなりの割合でホが増えてるんじゃないかなっていうのは私の観察なのでちょっとコーパスとかね。
コーパスっていうなんかビッグデータがあるんですけどそことかに検索かけてないのでちょっと今適当に喋ってますがこの外来語から拾ってきて日本語に直すときにどういう風に音が変化していくかっていうのも私は観察していて楽しいので
これはセロファンがセロファンになったんだなニヤニヤみたいな風で楽しんでます。
はい今日も気持ちの悪いネミけんのちゃこ先生ですよろしくお願いしますね。
はいということで一つ目セロテープでした。
さあねみこちゃんのお得箱他にも商品名あるのでしょうか。
はい筒状の持ち手の先に油性のインクを染み込ませた筆記用具ですね。
なんかこう説明すると気持ち悪いんですけど。
はいこちらのことねみこちゃんはね省略して言ってましたけどマジックって皆さん言いたくなるんじゃないでしょうか。
正式にはですねマジックインキと言いますねこれは。
はいちなみにマジックでもマジックインキでもどっちでも商標になっておりますがこれも商品名でございます。
こちらね1952年からですね商標になってるのは株式会社内田洋光のマジックインキ。
学校とかで見たことあるかもしれないんですけどあの記憶がねある方多いんじゃないかと思うんですけど。
めっちゃ極太の持ち手にハテナのマーク、ハテナマークが書かれたあれですねマジックインキ。
もしくはあと商品名としてつい言っちゃうんだとしたらマッキーとかですかね。
こっちはゼブラだっけな。はいマッキーもどうせ商標ですけど。
みたいな風で結構油性ペンってまあ言いにくいじゃないですか油性っていうのが最初に出てこないからどうしても。
クレパスの正式名称
あとなんだろう水性だったらさポスカもありますよね。
ガラスとかペットボトルとか何にどんな素材にでもかけちゃってすぐ乾くっていう色んなカラフルな筆記用具ですけど。
やっぱりこう印象的な商品名で覚えてたりするかなと思うのでなかなか正式名称そうかそれかって気づきにくい意識しにくいもんですが。
ちなみにですねこのマジックも結構私的には興味深くて。
文房具じゃないですけどマジックテープとかありますよね。
あのビリビリ言って引き裂くじゃないわ。
面と面をくっつけるやつ。
あれ正式名称ねマジックテープじゃないんですよ。
えって感じでしょ。マジックテープはマジックテープやろうと思うかもしれないんですけど。
マジックテープはどこだったっけ。
クラレっていうところが作ってますね。
これは面ファスナーっていうらしいです。
面ファスナーもよく考えてありますよね。
確かに面と面でくっついてあるからファスナーかみたいな風で。
ということでいずれねマジックがつく名前って結構印象的なの多いので。
というかマジックという言葉の商品名としての立ち回りが
結構ジョーカーというか何にでもなれるワイルドカードみたいな側面があるので
いつかそれもねやりたいと思います。お楽しみにしておいてください。
はいということで2つ目マジックでしたね。
マジック印記でした。
さて同じく筆記用具。
絵を書くの方が多いかもしれませんが
ローでできているカラフルな筆記用具ですね。
持ち手のところは手にローがついちゃうので巻紙がくるくると巻いてあるあれですね。
ねみこちゃんはクレパスと呼んでいましたね。
はいこれはでも知ってる人多いんじゃないですか。
社名になってますからね。
さくらクレパスが作っているクレパスになります。
これ商品名ですね。
でクレパスってちょっと公式サイト読んで
そうか語源それだったのかって思ったんだけど
クレヨンとパステルから来てますねっていうことでした。
その造語だったんですね。
パステルって何ですかね。
カクチュウみたいな形で
結構粉状の発色の良い画材なんですけど
それとそれの良さとクレヨンの良さを合体したのが
多分クレパスってことなんだと思います。
でさくらクレパスの公式サイトによると
クレパスの一般名詞としてふさわしいのは
オイルパステルだそうです。
そうだよね。
ちょっとクレパスってクレヨン
純粋のクレヨンとはまた違う
なんかその油分の匂いがしますもんね。
でちなみにクレパスとかって
低学年とかが主に図工とかで
バンバン使うイメージかもしれないですけど
小学校でもずっと
割と1年生から6年生まで使われがちな
お道具箱にしかも入っているやつで言うと
これもありますよね。
クーピー。懐かしいでしょ多分みなさん。
クーピーとか久々に聞いたわと思うかもしれないですけど
クーピーもさくらクレパスの商品なんですけど
クーピーの由来がめちゃくちゃエモかったので
ちょっと原文読んでいいですか?
えーとね
クーピーペンシルのクーピーとは
フランス語のク
C-O-U-Pでクというらしいです。
Pは読まないね。
クーという言葉にYを付けて
クーピーと耳に柔らかく響くように
工夫した造語です。
フランス語のクには
撃つ、一撃という意味があります。
意外でしょ。
その理由がここに書いてあって
軸全部が芯で
かつ消しゴムで消せる
という今までの色鉛筆にはない
画期的な商品であったため
色鉛筆市場に一撃を加えたい
色鉛筆分野においても
トップブランドになることを目指して
クーピーという商品名が付けられました。
だって。
書いてるのが公式サイトに
ちゃんと書いてるのが
すごい自負を感じますよね。
私は見逃さないんですけど
色鉛筆分野においても
トップブランドになること
つまり色鉛筆分野だけじゃないけどね
っていうところまで
クレパスでもちゃんとトップ取ってるけどね
っていうところで
そこには収まらねえぜ
っていう野心みたいな会社としての
本当にブランドとしての
プライドみたいなものを感じて
商品名とネーミングの面白さ
すごくかっこいいなと思って
クーピーってめちゃくちゃかわいいでしょ
音としてね
クーピーのクーも軽い音ですし
ピーもね
めっちゃかわいい響きじゃないですか
子供も言いやすいし
なのにそこにさ
クーには一撃とかいう意味があるんだ
ってのがまず衝撃なので
これ知らなかったんですけど
めちゃくちゃ熱くない?
こういうのがネーミングって
面白いところなんですよ
これ伝わってます?
ちょっと伝わってないかもしれないので
この辺で切り上げますね
ということで
3つ目の商品名がクレパスでした
もうなさそうじゃない?
さっきのね
みこちゃんのやつね
はい
というわけでラストいきます
ラストがあるの?
って感じかもしれませんが
私これさ
全然意識したことがなくて
今回調べた時に
え?そうだっけ?って
結構ね
一番びっくりしたやつです
これに関しては
その商品名
その会社のその商品が
独占して超有名なやつなので
その商品の形状で説明しますけど
黄色い入れ物で赤いキャップ
ねじねじするキャップで
黄色い本体の方をブチュって押すと
中から白い液状のやつが出てきて
物と物をくっつける接着剤ですね
乾くと物と物がくっつく
主に木工用で使われますね
ここまで言えばわかりますよね
というわけでラストは
ボンドです
え?ボンドはボンドやろ?
でしょ
いやボンドはボンドでしかなくない
っていう風なんですけど
ボンドのね
ちょっと待ってね
由来があって
これはですね
概要欄に貼っておきますが
シティーリビングっていう
ウェブサイトが
この木工用ボンドを売ってる
株式会社コニシさんの
インタビュー記事に
書いてあった由来ですね
えーと
英語のボンドっていう
動詞から来ています
b-o-n-d-eでボンドです
つなぐっていう
動詞から来ているそうですね
名詞にしたら絆とか
なんかそういう風になるのかな
結びつきみたいな感じだと思います
じゃあボンドの正式名称を
言いたい時は
なんて言えばいいの?
っていう話なんですけど
これはね明確にあります
言いますよ
1回しか言いませんよ
作産ビニル樹脂エマルジョン接着剤です
作産ビニル樹脂エマルジョン接着剤が
この木工用ボンドのね
コニシの木工用ボンドの
正式名称ね
これ言いたい時はね
このようにしっかりと
言っていてください
そこの作産ビニル樹脂エマルジョン接着剤
取ってよって言ってみてください
確実に
確実に変な人扱いされますけど
ただし一般名称にね
こだわりたい人
なんか一つの会社の
その商品とかに
媚びを売りたくないわっていうね
ツワモノがいたらぜひこの
作産ビニル樹脂エマルジョン接着剤
覚えて帰ってください
ちょっとなんか
一般名称と正式名称
呪文の英章みたいでかっこいいですね
はいではまとめに入ります
さあそういうわけで
結果的にねみこちゃんの
つぶやきの中の商品名は
セロテープマジッククーピーじゃないわ
クレーパスでボンドということで
4つあったよということで
今日のまとめはこれだけですね
身の回りには商標がいっぱいあるんだよ
っていうこと
つい口走ってしまうものの中には
それ全然一般名称じゃなかったってやつが
たくさんあるので
結構発見があって
面白かったんじゃないかなと思います
ちなみにですね
文房具なら
なんでこれが出てきてないのって
もしかしたら
ちょっと雑学詳しい方とかに
思ってるかもしれないんですけど
ホッチキスって確かそうじゃなかった
って思ってる方
いらっしゃるんじゃないですか
鋭いですね
ちなみにホッチキスはですね
元々はアメリカの
とにかくホッチキスは今
どこの商標でもないというか
あるマークないので
これに関しては
ホッチキスって商品名なのかしら
とかいう風にならなくても
大丈夫だよっていうことですね
そんな風になる人いないと思うんですけど
同じやつで言うとね
エスカレーターとかもそうなんですよ
エスカレーター社だっけ
どっかアメリカのね
が最初に持ち込んできたんですけど
もう今みんなが使える名前になっている
みたいなね
いろいろその
昔はそのRマークついてたけど
今は違うよって
有名になりすぎて
その会社さんが放棄するパターンも
あったりしたり
実はですね
Rマークついてるんだけど
黙認してるよっていう商品とかあって
ちょっとそのうちやるテーマなんですけど
少し言っておきますと
デジカメとか実はそうなんですよ
デジカメ
でも四文字で省略できるから
そのテレビとかのね
ワイプに出るとき
見出しで出るときに
コンパクトデジタルカメラとか出すと
すごく文字数取るから
デジカメって使ってもいいよっていう風に
OKっていう風に出してくれているおかげで
我々はデジカメという表記を見ることができたりね
なんかこう
知らないところで
ネーミングに関わる
いろんなあれこれが
取り決めとかが行われているんだっていうのも
いろいろ知ると面白いので
またそのシリーズもね
そのうち上げたいなと
結構無限にあるので
めっちゃ収集してますので
それもお楽しみにしておいていただけると
いいかなと思います
皆さんも
それ商品名やったんかいっていうので
びっくりしたやつとかあったらね
ぜひ教えていただけると嬉しいです
別に他のジャンルでもね
もう知ってるやつ
ネミキンより先取りでね
教えていただいても嬉しいですので
よろしければコメントとか
あとXでのツイート
ハッシュタグネミキンとつけて
感想ツイートいただいても嬉しいです
はいでは今回は以上にしたいと思います
ありがとうございました
ではまた次回
バイバーイ
16:26

コメント

シャーペンとかもそうですよねぇ。英語だとメカニカルペンシルですしねぇ。 付箋のことをたまにポストイットって言ってしまいます(笑)

シャーペン、知りませんでした!(無知) ありがとうございます!! ポストイットは私も言っちゃいますね…ああ〜いい名前だなあポストイット… 文房具の商標名聞くだけでよだれが出ます…

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