2019-08-18 09:29

自然が最高の脳をつくる:『Nature Fix』読書感想

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【書評コーナー】 新コーナーの「ねじまきブック」はじめました。 ブログ:https://www.nejimakiblog.com Twitter: @nejimakiradio1 『NATURE FIX 自然が最高の脳を...

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どうも、世界のねじを巻くラジオのねじまきです。 いきなりですけれども、新コーナーの紹介をしたいと思います。
新コーナーのタイトルは【ねじまきブック】。 この名前からだいたいわかるかと思うんですけれども、僕がですね、
読んだ本の中で特にお気に入りのものを、本の文章を含めて紹介して、 その本のエッセンスと感想をお伝えするというコーナーになります。
記念すべき第1回目は、Nature Fix 自然が最高の能を作る 最新科学でわかった創造性と幸福感の高め方
というですね、アメリカのフローレンス・ウィリアムズという方が書いた本についてお話しようかなと思っています。
最近ですね、パソコンとかスマホに夢中であまり外出できてないという方がいるかなと思うんですけれども、
そんな方にお勧めの自然に対する意識を大きく変えてくれる本になります。 でですね、この本の原題は【The Nature Fix】ということで、自然が回復させる的な意味が込められたタイトルになっています。
例えばですね、引用しますと、人には本来自然との触れ合いが欠かせない。 その事実をきちんと理解すればするほど、得るものも大きくなる。
Kindle版の5026-1から引用しました。 古い時代からですね、アリストテレス、ベートーベンとか哲学者とか音楽家も、なぜその自然の中を歩いてきたのか、その理由をしっかり説明してくれる本になっています。
結構ですね、数年前に読んだ本なんですけれども、かなり心揺らさぶられた一冊なので、書評をちょっと話してみたいなと思います。
この本をですね、読んでまず印象に残ったのは、アメリカの先ほどお話したフローレンス・ウィリアムスというジャーナリストが書いた本にも関わらずですね、
日本が結構大体的に取り上げられているんですよ。 なので第一章からいきなり日本について書かれてて結構びっくりしました。
どうやら森林浴っていう考え方は日本が初めて提唱したものらしくて、海外でもその森林浴っていうワードは知る人ぞ知るワードになってて、割と伝わる言葉みたいです。
千葉大学教授の方の日本版解説とかにも入っててですね、引用してみますと、
最近、自然セラピーにおける脳、自律神経、内分泌、免疫を指標とした論文を創設としてまとめたところ、その研究論文の多くは日本発であることがわかった。
キンドル版の5449の位置より参照しました。と書かれているように、日本人は結構でその森林から得られる癒しみたいな効果を他の国よりも早く取り入れて研究もしているみたいで、
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他国と比べてですね、結構研究も進んでいるみたいです。 この本の大きなテーマとして、自然の中で得られる利益は過ごした時間と
生肥齢の関係にあるという、これが一番大切なところなんですけれども、みたいです。 また引用しますとですね、マッケ論はある文論文で次のように述べた。
平均すると、賢者は都会にいる時より屋外の緑豊かな場所や自然の中に身を置いている時の方が有意義にかつ確実により深い幸福感を覚えている。
キンドル版の1,138より。 ということで、この本はですね、ただその自然が気分転換にいいんじゃないのっていうその
人の疑問に対する回答もしっかり研究結果も含めて書かれてまして、 その辺の詳しいところは本書を読んでいただければなと思います。
で、こういったですね、本にありがちなのは、何々は体に良いって説明するだけで、実際何をすればいいかっていう説明がなかったりするパターンが多いかと思うんですけれども、
結局何すればいいのっていうその聞いている方にですね、ちょっと一つ文をまた引用してみたいなと思います。
引用しますと、トゥルバイネンチームはある研究で、都会に暮らす3000人を対象に自然の中で過ごした後の気分の変化とストレスの軽減について尋ねた。
すると1ヶ月に5時間自然の中で過ごすと最大の効果を得られるという結果が出た。 キンドルの1,1958より。
ということで、つまりですね、1ヶ月に5時間。 言い換えると1回に30分回程度の自然との安らぎを週に2回すれば満たせる。
つまり公園とか川沿いとか山の自然の中で、ゆっくり週に2回30分過ごせばちょっと幸福になれるっていうことですね。
こう聞くと結構簡単にできそうかなと個人的に思ってですね。 ロンドンとかハイドパークもありますし、ニューヨークでも都会のど真ん中にセントラルパークがあったり。
都会人が自然をやたらと大切に従って、散歩したがる雰囲気が、散歩したがる意味がなんかちょっとわかった気がします。
日本はですね、やっぱりその自然に対する敬意っていうのは、その神道の宗教の影響もあってか、他国よりも結構大切にできてるんじゃないかなと思いますし。
例えば大阪で言うと鶴見野口とか大阪城とか、京都だと京都五所とかもいろんな天皇系の場所とかお寺とか神社もありますし。
そうですね、その芝生に横たわりながら読書してみるっていうのもいいかもしれないですね。
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皆さんもですね、そんな遠く山とか必ずしも行く必要はないので、自分の家とか職場の近くで自然に溢れた居場所ですね。少し探してみてはいかがでしょうか。
僕は以前ちょっと話したんですけれども、ランニングが好きなので、最近はその自然の中で山を登るトレイルランニングをする回数をちょっと増やしてみました。
確かにですね、森や山の中で草木を掻き分けながら走るランニングっていうのは結構、五感がすごく研ぎ覚まされてですね、
野生に帰った気分になれますし、特に本にも言及されてはなかったんですけれども、トレイルランニングとかでもやっぱり自然がもたらすことははっきりと感じることができました。
普通の陸上を走るランニングよりも断然気持ちよかったですし、なんて言ってもですね、言葉では難しいんですけど自然に囲まれた時の爽快感というか落ち着く感じというか、
それはやっぱり何にも変えられない幸福感があるかなと思います。 ということですね、そろそろ話を終えようかなと思いますけれども、この本を読むとですね、
本当に街を歩いている最中にやたらとですね、緑が目に入るようになりましたし、僕も花の中切りは自然に触れるように心がけようかなと決心しました。
昔からですね、観葉植物とかお花とかは割り貸し好きで、部屋にもいくつか置いてたりするんですけれども、数年前からこの本を読んだ時からオフィスのですね、
机にガジュマルの木とかてっちゃな観葉植物を置くようにしました。 ちょっとパソコンを見すぎて目が疲れた時とか、
なんか頑張ってシャキッと立っている観葉植物を見るとすごく癒やされますし、ちょっと一瞬仕事から逃れられるような気分にもなります。
ということで、皆さんも一度自然というその恵みにですね、触れてその素晴らしさを再確認してみてはいかがでしょうか。
テクノロジーに悩まされる現代のリスナーの方にもオススメの一冊です。
Nature Fix 自然が最高の能を作る フローレンス・ウィリアムス書ということで、初めてのネジマキブックスのコーナーを終えたいなと思います。
今後もですね、次に1,2回はオススメの本の紹介をしたいなと思いますので、オススメの本とかこれ紹介して欲しいなっていう本とかもあればですね、
ぜひコメント、ハッシュタグネジマキラジオにコメントいただければ幸いです。
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次回のエピソードは、ゲイポッドキャストの中でも特に歴史が長いゲイソーワット、明日もゲイのあそこさんとインタビューをちょっとお盆の最中にしてですね、その放送を配信したいなと思います。
楽しみにしていてください。では次のエピソードでお会いしましょう。
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