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はい、野田タカユキです。この番組では、起業初心者さん向けに優しく、分かりやすく、最短で起業を成功するヒントを、ゆるっとお届けしております。
さて、今回のテーマはこちら。 「欲しいから始まる顧客心理の秘密、ちいかわ缶ケースの葛藤」についてお話ししていきます。
もう既にね、タイトルが不穏ですよね。 不穏っていうか、まあ、ちいかわ缶ケースね、なんですけど、このタイトル何かって言うと、実はね、もうまんまこのエピソードがありましてね。
そこからね、お話ししていきます。 先日コンビニに行ったんですよ。そしたらね、ちいかわの缶ケースが売ってたんです。
可愛らしい缶のケース、パステル調って言っていいんですかね。 なんか本和化した雰囲気のお菓子売り場にあって600円です。
で、その缶ケースの中には、おそらく申し訳なさ程度のチョコレートが入ってるんだと思うんですよ。 あくまでその缶ケースがメインみたいなやつですよ。
で、私はそれを見た時に、あ、いいなって思ったんですよ。 私はちいかわ好きなんでね。
なんですけど、反面私はあんまり物は増やしたくない主義なんです。 どっちかっていうとスッキリさせたい方なんですよ。
だから全く使わないものは増やしたくないんですよ。邪魔になっちゃうから。 でも私は欲しいと思ったんで、その缶ケースを何とか使えないかなって考え始めたんです。
その場で、かなり頭をフル回転してね。 なんとか、これなんか何かの入れ物に使えないかなーって。
で、私は最初筆箱っていうかペンケースに、いやそれにしては短いなと。 ちょっとペンが入るような長さじゃないんですよ。
でもなんとか入る…入らないよねーみたいな。 自分の中で葛藤しちゃって。
で、あげくにどうかなと思って、その缶ケースを持ってコンビニのペン売り場の方へ持って行って、ちょっとペンの長さに当ててみたんですよ。
あ、やっぱ入らないなーと思って。 で、その缶ケースはやっぱお菓子売り場の方に戻して、そこで腕組みしながら、うーんって考えてたんですよ。
なんとか使えないかなーって。 で、これって欲しいっていう気持ちから始まって、その後で買うための理由を探しているんですよね。
マーケティングではこういうふうにね、言われることがあります。 人間は感情で買って、理論で正当化する。
まずは感情から入るんですよね。 だから、もしお客さんに買ってもらいたい場合には、お客さんの感情を動かすというのがポイントになるっていうことなんです。
もうまさにね、私の知川の葛藤は欲しいっていうところから始まってしまったわけです。 で、これを起業に置き換えるならどうなるかっていうと、例えば理想の未来ですよね。
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それを説明するときに相手の感情を動かせると良いです。 またね、ちょっと例えてしまうんですが、真剣ゼミってありますよ。真剣ゼミ。
真剣ゼミの広告っていうか漫画があります。 で、その漫画っていうのは大抵は小学生の男の子が前のテストで酷い点を取ってるわけです。
酷い。まあ0点とかね。まあ一桁点数取ってるわけですよ。 ところが次のテストの時には真剣ゼミのおかげで100点取れてる。
まあそれ自体はその商品の効果ですよね。 100点が取れる。成績が上がる。でもそれだけじゃないんですよね。
100点取れただけじゃなくて教室でバレるんですよ。 教室でバレる。
何お前100点とってんじゃん。すげーじゃん。嘘みたいな。 教室でみんなの注目を浴びるんですよ。ヒーローになるんですよね。
で主人公の男の子は、いや別に大したことねーよとか言うんですけど、まんざらでもない。 チヤホヤされて嬉しいわけです。
でさらにはクラスの憧れている女の子がね。 誰々君すごい。何か秘密があるの?とか言ってくるわけなんですよ。
で主人公の男の子は、誰々ちゃんにだけ教えるよみたいな。 教えて教えて。じゃあ放課後見せてあげるねみたいな。
そんな感じでいいことづくめなんですよ。 こんなになったらいいよねっていう。そういう未来。
それを見た時に思わずにやけてしまう。 感情を動かす未来をお客さんに見せられるかどうかっていうのがポイントになりますね。
感情で買って理論で正当化するわけです。 ぜひねお客さんに伝えるときにはお客さんの感情を動かす
そういった視点をね持っていただくと良いです。 ちなみにちいかわの缶ケースは結局買わなかったんですよね。
なんとか理性が勝ったんです。 これは絶対邪魔になるなと思ったんで買わなかったんですよ。
でもねもしもですけどその例えばですけどお菓子売り場のところにポップね なんかちょっと吹き出しみたいなのがあってね
でそこにこの缶ケース机の上に置いてあるだけでも癒しになりますよ みたいなことがもし書いてあったらまた悩んでたと思うんですよね
使い道ないけどでも癒しにはなるかみたいな そんな風にお客さんが買わない理由を先回りするっていう論点もありますね
はいというわけで今回のテーマはこちらでした 欲しいから始まる顧客心理の秘密
ちいかわ缶ケースの葛藤 人間は物を買うとき感情で買って理論で正当化している
だから感情を動かす表現を使っていただくと効果的です 今回のお話はここまでとなります次回もどうぞお楽しみにそれではまたお会いしましょう