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にゃおの考える現代の基礎的なリテラシーは、ITをきちんと使えることが含まれます。そのためにどのような問題があり、どう解決していったらよいか考えてみるPodcastです。

子供は親の仕事にとても関心を持っています。知らず識らずのうちにその業種のことを知るようになり、自分の進路の選択肢の中に大きく取り込んでいくことになります。

現代は、残念ながら親がたどった道と同じようなことをしても、同じように豊かになれるとは限りません。

ではどのように考えていけばよいのでしょうか?

「読書と編集」の活動は、
https://www.nyaos.net/

をご覧ください。

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にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に様々な話をしています。
今回のテーマは、親の仕事が子供の進路に与える影響は大きいということです。
知り合いのお子さんの進路の話を聞いて感じたことについてですね。
そのケースは、母親が医療関係の仕事をしていて、
それを見ているからか、子供たちが進路として医療職を目指しているという話でした。
親の仕事が子供に与える影響が大きいのは当たり前ですし、
それ自体は良いこともあると思うのですが、
ちょっと残念に思ったのは、
10代のうちに道を狭めてしまっているような気がしたことでした。
医療職というのは、昔から特に女性にとっての手に職の花形と言っていいでしょう。
社会の中での重要な役割であり、だからこそやりがいもある職業の一つです。
専門職としての技能を身につけるにはそれなりの時間がかかることを考えると、
若いうちから訓練に入るのは理想ではあると思います。
早く独り立ちさせるためにそのような世界に入ることを進める親の気持ちもよくわかります。
ただ、普遍的な職業であるがゆえに古い体質が残っている業界でもあります。
経験だけを優先すると知識を増やしていくことがおざなりになることがあります。
長い目で見るとその職業がずっと安泰であるという保証はありません。
普遍的な職業に見えても、ドラスティックな変化が訪れて職を失ったり、
そうではなくてもやりたくない仕事になってしまう可能性はあります。
社会の変化は予想より大きいと思った方がいいでしょう。
だとすると、親の職業経験が単純にこの先も生きると考えるのは大きなリスクを払うことになります。
今は自分で選択肢を広げることができるようにすることがとても大切です。
親は自分が知らない職業に目を配っておく必要があるでしょう。
そのようなこともこれからの大事なリテラシーになると思います。
読書と編集では、ITを特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
詳しい内容については概要欄のリンクから、
または、読書と編集と検索して猫がトップページに出てくるホームページをご覧ください。
ではまた。
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