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2022-12-10 04:35

#399 【史】鉄道がやってきた札幌/地図も読み物だから(8)

地図も読み物だから!(笑)

第8回です。

札幌の古い地図を見ながら語っていきます。

札幌に鉄道が引かれたころの地図を読んでみます。現在の札幌の主要な施設の場所が揃ってきました。

興味がない人にはまったく面白くないと思うので、スキップしちゃってくださいね。

にゃおの考える現代の基礎的なリテラシーは、ITをきちんと使えることが含まれます。そのためにどのような問題があり、どう解決していったらよいか考えてみるPodcastです。

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をご覧ください。


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にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に、様々な話をしています。
今回のタイトルは、「鉄道がやってきた札幌。地図も読み物だからな。」の8回目です。
前回は、札幌の中心部の五番の目の道路に、北海道の各地の地名を使った名前がついていた話をしました。
今回は、札幌に鉄道が引かれた時の地図の話をします。
札幌文庫別冊、札幌歴史地図明治編2、札幌市街街図というものがあります。
明治14年のものですが、まだ通りの名前に北海道の地域名が使われているものです。
この地図では、開拓市本町と農学校の演習場的な農学公園というのが書かれています。
開拓市本町は、今の北海道町がある場所ですが、今よりちょっと北に広い場所として描かれています。
そして農学公園は、その北側に広がっています。
その間の部分に、西の方から線路とおぼしき線が描かれています。
これが多分、小樽から引かれた現在の函館本線にあたるようです。
現在、札幌駅があるあたりに停車場と書かれていて、
さらに東に線路が伸び、創生川を越えたところで南に折れて、
大通りの東側の工業局と書かれているあたりまで線路がある記述になっています。
この工業局と書かれたあたりには、今は北海道電力の本社があります。
途中には病院と書かれた敷地があって、今はそのあたりにJR病院、旧国鉄病院があります。
道路の本数など、今とは単純に比較できないのですが、
位置関係は今とほぼ一致する感じで、現在の札幌の街はこの頃の構想通りになっていることがわかります。
もう一枚、明治24年の札幌市街の図は、かなり地図らしいというか詳細な図になっていて、
現在の中心部の地図と大差ない図になって、鉄道はさらに東に伸びています。
農学校は今の時計台の場所にありますが、今より東に1ブロック広く創生川まで、
北に1ブロック広い敷地になっています。
もう一つ、現在のテレビ塔と、その北側には宝兵館が書かれています。
現在宝兵館は中島公園に位設されていますが、当時は大通りの起点にあったんですね。
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街歩きをすると、五番の目という割には場所によって中通りがあったりなかったりするようなことがあるなと思っていたのですが、
それなりに理由があったわけですね。
大通りの反対側、今の西11丁目の西の辺りには便兵場が書かれています。
さらに西の方には天線で計画された道路が描かれています。
今の中島公園の辺りに競馬場があるのも面白いです。
この図では札幌の街が随分広がって、徐々に郊外の村との境界に接していく様子が見て取れます。
その結果、五番の目にちょっとしたそごが生まれてきます。
次回はその辺りの話をしたいと思います。
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今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。ではまた。
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