1. にゃおのリテラシーを考えるラジオ
  2. #480 【技】分身ロボット..

札幌で期間限定で開店していた分身ロボットカフェに行って考えたことを話してみます。

にゃおの考える現代の基礎的なリテラシーは、ITをきちんと使えることが含まれます。

そのためにどのような問題があり、どう解決していったらよいか考えてみるPodcastです。

分身ロボットカフェ DAWN ver.β in Sapporo 期間限定キャラバン
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#421 【占】あけましておめでとうございます!2023を計画する
https://youtu.be/3pW_FyTXjzI

#400 【談】ポッドキャスト配信が400回目になったのでゲストをお招きしてトークします!
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をご覧ください。


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にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に、様々な話をしています。
今回のタイトルは、「Zunshin Robot Cafeに行ってきました。」というものです。
水曜日は、ITを中心とした技術的な話をしています。
ロボットという言葉にどんなイメージを持ちでしょうか?
なんとなく、自動的・自律的に動く人型のものを思い浮かべませんか?
超有名な猫型ロボットを思い浮かべる方もいるでしょうね。
今回のカギとなるのは、「自律的に動く。」というキーワードです。
僕自身、ロボットにはそういうイメージが強いのです。
自動的・自律的なイメージですね。
以前働いていた企業では、それを目指したロボットの開発にもちょっとだけ関わっていたことがあります。
でもそれは、結果的にあまり上手に上手くいったとは言えませんでした。
最近の身近な例で言うと、ペッパー君ですね。
彼も自動的・自律的なロボットとして開発されたものですが、実際にはちょっと違うなぁと感じたと思います。
ちょっと違う感じは、多分あまり役に立たないという感じかもしれません。
現実的な役に立たないなら、それ以外のことに徹するというやり方もあり、
それは相棒とかラボットのようなちょっとした成功につながっています。
生産ライン用とか軍事用に開発された産業用ロボットは、ちょっとカテゴリーが違うので省きますね。
さっき言ったロボットをいじっていた時に、リモコンで操作するということをやったことがありました。
自律的に動かすためには、あらゆるケースに対応するプログラムを書く必要がありますが、
結局それは現実的ではなかったので、必要に応じて人が操作する機能を実装したわけですね。
これはこれでちょっと面白かったのですが、
自律的なロボットを想定していた僕にとっては、妥協の産物というか、負けた感が強いものでした。
でも、そこを割り切ってしまえば、かなり面白いことができたわけです。
それが今回見てきた分身ロボットの世界でした。
織姫というロボットがあります。
分身ロボットカフェにいるロボットです。
このロボットは、人が操作することを前提としたロボットです。
操作する人は、インターネットが繋がっていればどこにいてもいいのです。
うーん、それで?と思いますよね。
これだけ見ると、今ならできるだろうね、で終わってしまうのですが、
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織姫を操作するパイロットと言われる方々には、障害とか病気を持った方がいらっしゃるわけです。
パイロットは、タブレットがあれば織姫のカメラとマイクとスピーカーを介して、
遠隔地の織姫と一緒にいる人たちとコミュニケーションし、
最小限の操作で織姫を動かすことができます。
これを使ってカフェで働くことが可能になりました。
まあ、できるだろうけど、あまり自分ごととしては捉えられないなあと思う方も多いでしょう。
それは無理もないことです。
実際に体験していないなら。
僕もそうでしたし、今回はほとんど興味本位ってところが正直ありました。
でも、言ってみて少し考え方が変わりました。
リモートでコミュニケーションを取るといったら、今はZoomみたいなテレビ会議システムを思い浮かべると思います。
コミュニケーション相手が画面にいることと、形のあるロボットがそこにいることとは、質的に全く違う体験になります。
さらに、できることが少ないとはいえ、きちんと飲み物をテーブルまで運んでくれて、ちゃんとコミュニケーションを取ってくれるロボットは、働いているというイメージがぴったりです。
織姫はパイロットの分身ですから個性があります。
単純な注文取りとか、お運びのロボットではありません。
コミュニケーションを大事にする存在です。
テーブルにいるお客様と上手にコミュニケーションを取れるという人材は、そうたくさん見つけることはできません。
だとすると、そういうコミュニケーションの名人が、自分の分身を駆使していろんな場所に出現するというのは、かなり現実的な優れたサービスということになるのかもしれません。
人にとって誰かがリアルにそばにいるということは、かなり大きな意味があるのだと思います。
実は僕自身、そこに人がいるのとどう違うのかを整理することができていないのですが、
リアルとバーチャルは二言論で語るものではなくて、その間にグラデーションのようにいろんなレベルの世界観が存在するし、
多分そのグラデーションの中に誰もが受け入れやすい甲斐があるのではないかと思っていました。
パイロットから見ると、まさに拡張現実の世界ですね。
今回行ったカフェでテーブルでのコミュニケーションを主導してくれたパイロットさんは、
日本橋のお店に出て、すぐに札幌のお店に出るということをやっていたそうで、
外国にもパイロットさんがいると話してくれました。
実店舗とロボットというリアルを介して、完全なバーチャルではない世界観が生まれているのですね。
うん、全くうまく表現できないや。
このリアルとバーチャルの間というのは、この3年間を通じた考察のテーマなので、
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織姫の行方をこれからも追っかけていきたいなと思いました。
あ、織姫の写真、ノートの方に載せておきますので、ぜひご覧くださいね。
読書と編集では、ITを特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
ITリテラシーの基礎を学べるオンライン講座をやっています。
詳しい内容については、概要欄のリンクから、
または、読書と編集と検索して、猫がトップページに出てくるホームページをご覧ください。
この配信の書き起こしを、ノートで連載しています。
概要欄にリンクがありますので、フォローいただけると嬉しいです。
今日もワクワクする日でありますように。千葉直樹でした。
ではまた。
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