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2025-05-01 06:33

【アニメ】「アン・シャーリー」が良作だと思う理由 #1272

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今期のアニメ「アン・シャーリー」はここが見事!という話。にゃおの考える現代の基礎的なリテラシーは、ITをきちんと使えることが含まれます。そのためにどのような問題があり、どう解決していったらよいか考えてみるPodcastです。アン・シャーリーhttps://anime-ann-e.jp/アニメ『アン・シャーリー』本PVhttps://youtu.be/GXUaLD071as?si=ZolFmKZNSxxOSQLz赤毛のアン 第1話「マシュウ・カスバート驚く」(日本アニメーション・シアター)https://youtu.be/DBQgH2o8YKI?si=Xme_q7t_3iTBP28Dアニメ視聴リスト(2025春)https://docs.google.com/spreadsheets/d/1XE_7DVMvlhuAFSaUpahH5PoEwTdpvMY3Uv65DHyR1p0/edit?gid=1909289888#gid=1909289888&fvid=793505163YouTubehttps://www.youtube.com/@nchibaLISTENhttps://listen.style/p/nchiba配信書き起こしhttps://note.com/nchibatwitter @nchibahttps://twitter.com/nchiba「読書と編集」の活動は、https://www.nyaos.net/ストアカの「読書と編集のITリテラシー教室」は、https://www.street-academy.com/steachers/468576?conversion_name=direct_message&tracking_code=62e788e6ff484f6d2952151bb9c955b4をご覧ください。#読書と編集 #アニメ #リテラシー #podcast #YouTube #2025年春アニメ #アンシャーリー #赤毛のアン

Summary

アニメ「アンシャーリー」は、原作の魅力を新しい視点で表現し、多くの人々に楽しまれています。特にキャラクターデザインやセリフの選び方が現代的で、伝えたいポイントがしっかりしています。

アニメ視聴とアンシャーリーの紹介
にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。このチャンネルでは、読書とITつながりで生まれた今風の大好きなものの話をしています。
今回お話しするのは、【アン・シャーリーが良作だと思う理由】というものです。
おはようございます。木曜日と日曜日は大好きなアニメの話をしています。今回は回を重ねるごとに良さがわかってきた作品の話をしようと思います。
その前に、いつものようにアニメ視聴リストの進捗から話しますね。早めに進んでいる作品が第5話に入りました。
ワンクールは12話か13話ですから、もう折り返し地点が見えてきたってことになります。現時点でリストは37件ですが、話数を重ねるごとに良いなぁと思う作品ばかりで、今季も本当に豊作なのを実感していますよ。
どんな作品を見ているのか気になる方は概要欄のリンクからチェックしてくださいね。
さて本題に入りましょう。今シーズンが始まる前に気になる作品について話したことがありました。
全部で6つの作品を挙げたのですが、その中にアンシャーリーが入っていました。
僕は原作の赤毛のアンが大好きなんです。と言っても日本語訳ですけど。数十年にわたって何回読んだかわからないくらい繰り返し読んでいます。
そのために文庫版のカバーが結構傷んでしまったくらいです。
そして1979年の年初から年末まで丸1年かけてテレビで放映されたアニメ世界名作劇場版もリアタイしただけでなく、何度かの再放送も見ていました。
こんな感じで読んだり見たりしているのでストーリー展開やどの場面でどんなセリフが出てくるのかまで結構細かく覚えているのですね。
その赤毛のアンの新しいアニメが今季放送されているアンシャーリーです。
アニメの世界は世界名作劇場で放送された当時とは制作や放映の環境が大きく変わっています。
特に違うのは話数ではないかと思います。世界名作劇場の時は50話構成でした。
これだけの話数なら原作にかなり忠実な作品することができたのではないかと思います。
では現在はどうかというと、大抵のアニメは市販期単位で放映されます。
で、アンシャーリーはニクル構成で全24話で放送されます。
僕がずっと読み続けている村岡花子さんが翻訳した小説は37章構成ですから、アンシャーリーはかなりコンパクトにまとまることになるのですね。
そんなわけで僕はある程度の改編を覚悟していました。
実際今回の放送が始まった時にSNSに厳しい意見が載っているのも目にしましたしね。
僕は原作史上の考え方を持っていません。
もちろん原作者の意思は尊重する必要がありますが、リメイクの際には表現したいポイントを絞り込んでそれ以外をカットするのも大事だし、
そうやって新たに表現されたものにもリスペクトの気持ちを持ちたいと思っているのです。
まあだから自分の解釈とちょっと違うなと感じるものがあっても、それはそれで楽しむことができるのですね。
そういう視点でアンシャーリーを見ていると、ああ、これは見事だなぁと思うことがあります。
一番感じるのはキャラクターのデザインです。
それぞれの性格の表現が今風だなと感じるのです。
それはストーリー展開のテンポを考えると重要なポイントです。
多分世界名作劇場のキャラのままだったら、あのスピード感は出せないでしょう。
そして現代のアニメの一種のお約束にも上手に合わせています。
アニメを大量に見ているとキャラクターを識別しやすくする方法として、髪の色や形を変えることがよく行われています。
しかもそれは性格や行動パターンによってある程度類型化されていたりします。
良し悪しは別にして、無意識にこの髪色はこんな性格というイメージを持っていたりするのですね。
典型的なのは、ギャルと言ったら髪色のベースは黄色みたいな感じですかね。
今のアニメはそういう記号化が割とあるのですね。
魅力的なキャラクターとストーリー展開
赤毛のアンは海外の作品ですから日本人を描くのとは違う部分がありますが、
この手のお約束から離れると今のアニメに慣れた人たちには違和感を与えることになりかねないのです。
アンの赤毛やダイアナの黒髪をどう表現するかは丁寧に設計されたはずです。
特にダイアナの髪色が緑ベースというのは素敵だなと思いました。
だってアンの赤の補色じゃないですか。まさに福神の友にふさわしい色です。
そして日本語には緑の黒髪という表現がありますからね。
僕にはアンシャーリーのダイアナの髪がちゃんと黒に見えるのですね。
まあ僕の勝手な想像であるのですが、こういう色彩設計はいいなと思うんです。
アンもダイアナも僕が原作を読んで想像しているのとはちょっと違うけど、
それでもそもそもこんな子だったかもと思わせるものになっています。
そして使われるセリフがまたいいのです。
会話もテンポが早くなっている分、今風の表現がちょこちょこあるのですが、
大事な決めセリフみたいなものはしっくりくるようになっています。
原作を丁寧に読んで、このセリフは外せないというものをうまく選んでいるのでしょうね。
そしてストーリー展開も、1話の中で一続きのまとまったエピソードが収まるように作られているようです。
一つ一つのエピソードはコンパクトにされているんだけど、伝えたいところがちゃんと伝わるようになっている。
既に完成されたものを違和感なくコンパクトにするのは並大抵の編集力ではできませんからね。
この作品なら原作を読んだことがない若い人を惹きつけられそうです。
見た人の中には原作に当たってみようという人も出てくるでしょう。
楽しみ方は人それぞれですが、こんな風に赤毛のアンの世界が広がったらいいなぁと僕は思うのですね。
というわけで、今期から始まったアンシャーリーはとても良い作品だと思います。
ストーリーは嫌というほど頭に入っているのに、先を楽しみにしています。
次回のアニメの話は日曜日です。また遊びに来てくださいね。
このラジオはYouTubeでも配信しています。音声では表現しきれないものを映像で補う場合があります。
もし今日の話が役立ったと感じたら、ぜひチャンネル登録と高評価をお願いします。
今回はアンシャーリーが良作だと思うわけ、という話をしました。
今日はここまで。
読書と編集ではITを特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
動画化でITリテラシーの基礎を学べるオンライン講座をやっています。
詳しい内容については概要欄のリンクから見に行くことができます。
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どちらも概要欄にリンクがありますので、フォローいただけると嬉しいです。
今日もワクワクする日でありますように。千葉直樹でした。
ではまた。
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