ゲスト紹介とカヌーの世界
始まりました謎就活。パーソナリティのみくです。この番組は就活経験者のゲストをお迎えして、就活の謎に迫るバラエティ番組です。
今週も様々な謎について一緒に考えていきましょう。アシスタントのりんじろうです。
はい、りんじろうです。今週もみくさんと一緒に頑張ります。よろしくお願いします。
今月のゲスト、なかなかレアな方に来てもらってます。学生アスリートの人たち。
どんな就活をしているのか聞いてみたい。
ちょっと今までいなかったタイプ?
いないです、いないです。スポーツ×就活のエピソードを聞いてもらっていけたらと思います。
日本体育大学の学生さんお二人にお越しいただいています。4年生のりょうたさんと3年生のあやねさん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
カヌー分に入っているのかな?お二人ともですか?4年生3年生お二人とも。練習はどのくらいするの?
週6?
週6です。毎日。ほぼ毎日。
毎日練習。
ちゃくちゃでもカヌーってちょっと印象ですけど、厳しそうですよね。厳しいっていうか大変そうですよね、トレーニング。基礎トレとかも。
そうですね。
たくさんありそうな気がする。
持久力とか?
持久もそうだけど瞬発もいるじゃん。
瞬発もいるのか。
だからいろんな筋肉をさ、鍛えなきゃいけないようにさ、印象があるよね。
全然ジェスチャーしてるけどね。音にはなりませんけど。お二人ともなのかな?アンダー23?
アンダー23の日本代表は自分でした。で、アジアパシフィックっていうちょっと別の大会なんですけど、その代表でも出場してました。
すごい。じゃあお二人ともまず強い。
まず強い、すごいということなのかな?
カヌーってカヌースプリントとか多分いろいろあると思うんだけども、そのちょっと基礎的な部分私全然わかってなくて、ちょっと教えてもらってもいいですか?
カヌースプリントとは。
カヌーっていう競技がスラロームだったりワイルドウォーターだったりいくつか分野があるんですけど、自分らのやっているスプリントという競技が精髄、水面がまっすぐ、ただ中、薙の状態で直線の200mだったり500mだったり1000mの9レーン分かれているコースをまっすぐ進む競技をやってます。
だからより筋肉勝負みたいなね。
そうですね。
もう真っ向勝負でタイムを競っています。
ドンも大事だし、その後のずっとこぐ感じも大変。
私2回見に行ったことがあって、実際に見に行ったことがあるんだけど、やっぱりみんながこいでゴールに向かってくる姿めちゃくちゃかっこよくて、全然ルールとか知らなかったけど、その場で大興奮でめっちゃ応援してます。
どうですか?林次郎さんはカヌー。
僕も2回くらい知り合いのカヌー、スプリント系見に行ったことありますけどね、やっぱりなかなか厳しい勝負ですよね。
スピード感あって迫力あってすごい、その時は楽しかったけど、じゃあ皆さんのアスリートならではの就活エピソードみたいなのを聞いていこうと思います。
アスリートの就活と進路
カヌーメインでやられてると思うけど、まずそもそも大学の授業とかも普通に受けてて、いわゆる大学生なんだよね。
はい、そうです。
その普通の一般大学生とスプリントをやってる両立とかってどうなんですか?難しい?
はい、日本大学ではカヌーをメインに結構活動してるんですけども、授業もちゃんと受けていて、講義とか実技の授業が日中あるので、朝練とか夕方練で練習というスケジュールが結構多くて、違いがあるとすればやっぱり練習量や生活リズムが違うなっていうところで。
結構あれですか、授業は結構それだけハードな大会というかやってらっしゃると、配慮とかはあんましてくれない。
ほとんどがスポーツやってる子たちばっかりなので。
そこはなんとなく暗黙の了解でみたいな。
そうですね。どんな授業をやるんですか?具体的にこういう日中は授業があるとか。
実技ですといろんな競技のサッカーだったり野球だったりいろんな競技の実業を実際に授業で受けて。
サッカー、野球やるの?
はい、技術の指導だったりとかも受けたりしたり。座学の授業ですとやっぱりスポーツを科学的にという観点からいろんな分野、生理学だったり技術だったりバイオメカニクスだったりいろんな観点からスポーツを分解して考えていくような授業が多いです。
就職するとしてもやっぱりスポーツに関係するお仕事だったりとかに就職していく人が多いのかな?
そうですね。そういった方面に進まれる方も多いですし、スポーツの経験を生かして営業職だったり活力が必要な事業だったりとか職種に行かれる方も結構多い以上ですね。
勝手な想像ですけど、スポーツマンの方たちって軸がしっかりとしてる、強い信念持ってやってる、精神強いぞみたいなの勝手に思っていて、なので就活とかも有利なんじゃないかなって思ったりするんですけど、体感どうですか?
自分の場合ですと、大会成績だったり自分のやってきた競技成績が結果として残っているので、履歴書にそれを書けるのは普通の人よりは有利なんじゃないかなと。
真の学知家ですよね。
マジの学知家を。
真の学知家を喋れる。
もうちょっともったりとかさする学生さんもいる中で。
いい加減の学知家ではないからね。
絶対に嘘はつけないとか、つく必要がない学知家だよね。
お二人の進路というか、これからの道も聞いていこうかなと思ってるんですけども、どんな就活を、4年生だからもうした?する?
そうです。もう終わったところです。
終わった。就職先はどんな?
自分はプロとして競技の継続をすることに決めました。
そのままカヌーも続けられる?
そうですね。競技をメインとしてやらせていただける場所を。
ごめんなさい。カヌーの場合のプロというのはどういう状態なんですか?
カヌーという世界にプロがあるっていうのは知らなかった。
プロというのがお金をいただきながら競技ができるという定義だとすると、
県とかのスポーツ競技力対策本部だったりとかが各県にあったりして、
そこに属する形でメインは国体、国スポの点数を稼ぐというか、県内の競技力を向上させるということを活動としてやる方々と、
あとは企業に属して、国土じゃないですけど、企業の名前を借りて大会に出場するみたいな方々が多いでしょう。
それをプロと言うんですね。
そうですね。カヌーの中ではプロはそういう定義になっています。
なるほど。理解。あやねさんは?3年生。
はい、私は3年生。
就活は?
就活はまだしてないです。すみません。
謝らないでよ。
自分のことなんだよ。謝る必要ないので。
なんで謝る?
でも、就活、これから先輩たちの様子とか見て、こういう就活していくのかなとか、なんとなく想像し始めるぐらいの感じですか?
そうですね。結構でも周りの同期とか友達とかは結構就活始めてる子が多いので、ちょっと焦っては来ています。
焦っては来ています。
未来のキャリアと不安
そうなんだ。ちょっとインターン始めてるよっていう子もいたりとか。
そうですね。将来は?
あやねさんもプロを目指されてるんですか?
私は大学で教育院を引退して。
引退されるんですね。
就職する方向で考えています。
お二人とも違う進路になっていくと思うんだけども、やっぱりスポーツと就活だったりとか、これから会社に入っていく上で、一般の学生とは異なる道に進んでいくと思うんですけども、それに対しての不安とかってそもそもありましたか?
そうですね。やっぱり自分の体が資本というか、良くも悪くも自分次第になってくるので、怪我だったり事故だったり、アクシデントがあった場合に続けていくことが難しいかなっていうところが不安ですね。
自分も守っていかなきゃいけないし、でも強くなり続けなきゃいけないし。
ずっと現役みたいな表現でいいのかな?現役アスリートでい続けるっていうのもやっぱり大変ですよね。
ちょっと不安ですね。
その葛藤があると。他にもありますか?
あとは先輩、社会人アスリートの方々にお話を伺ったりすると、自分と他の同世代の方々と比べてキャリアアップをして、周りの人がキャリアアップをしていく中で、自分がその位置にずっと居続けることへの不安だったり、今後の人生設計を考えていった時に収入だったりの部分で不安を抱えられている方が多いなというふうに思ったので。
カヌーの市場があまり良くなっていないんだけど、お金というかその面でもやっぱりちょっと難しい部分もある?
そうですね。やっぱり狭い業界というかマイナー競技なので、他の競技のプロの方々に比べてはそこまで良くないというか。
でもやっぱり続けたいと思った理由は何か?
自分は今年で競技が10年目になるんですけど、中学校の頃からやってて。ずっと日本代表になりたいというふうに思ってて、今年の3月の記録会の時に良い成績を出せまして、日本代表に選考されまして。
一つの夢が叶ったんですけど、この結果を出せたことへの自信だったり、次のステージが見えてきたことで、より高い場所へ目指していきたい、もっと続けたいという気持ちが強くなって。
やっぱりオリンピックでしたね。
そうですね。オリンピックだったり世界大会を視野に入れて頑張っていきたいという風な思いが。
かっこいい。
応援します。
ありがとうございます。
あやねさんはどうですか?
そうですね。私は伊原さんと中学の頃から一緒の部活をしてるんですけれども。
10年ぐらい。
そうですね。来年で10年になります。
なので、10年なのでラスト1年で出し切って終わりたいなって思っています。
あやねさんの中でこの辺でいいかなっていうのは、どんなところから決断されたんですか?
そうですね。やっぱり、社会人関連を続けるにはやっぱり金銭的な問題もありますし、成績がないとやっぱり続けるっていう選択肢がちょっとあまりないので。
ここら辺が。
ここら辺が。はい。って思って。
企業側もデュアルキャリアみたいな感じで採用していってくれる人たちどんどん増えていったらいいなと思いますけどね。
アプリとの方たちの支援サポートをしてくれる会社増えろ!
感じだよね。増えてください。また次回。