アイメッセージの重要性
こんにちは、natsukiです。
夫婦の幸せなパートナーシップのコミュニケーション術について発信をしています。
前回の配信でですね、アサーティブコミュニケーションという、
自分も相手も大切にするコミュニケーションの方法をお伝えしたんですが、
今日はその具体的なやり方についてお伝えしたいと思います。
それはですね、自分の意見を相手に伝える時に、アイメッセージで伝えるという方法ですね。
聞いたことありますかね?
アイメッセージのアイっていうのは、英語のI amのアイですね。
私という意味のアイです。
なので、何かを伝える時に、私はこうして欲しいなーっていう風に自分の意見を、
自分を主語にして意見を伝えるという方法ですね。
反対のあんまり良くない例からお伝えすると、
それは言うメッセージ、あなたはっていうのを主語にして伝える場合のメッセージの伝え方になりますね。
これは思わずやってしまいがちなんだけど、相手からするとちょっとイラっとしちゃうような伝え方になります。
多分思い当たる人いるんじゃないでしょうか。私もなんですけど。
例えばですね、いつも散らかしっぱなしだよねとか、
なんで早くお家に帰ってこないの?とか言うじゃないですか。
あなたってなんでこうなの?とかって。
で、今私あなたってって言いましたけど、あなたはどうしてこうなの?とか、
あなたはいつもこういう風にしてるよね?っていうのって、
言うメッセージ、主語があなたはですよね。
そうすると褒め言葉なら多分いいんですけど、
これを直してほしいとか、ちょっとネガティブな要因のことを伝えようとすると、
受け取った側はもう責められてるとか、悪いっていう風に指摘されてるっていう、
そういう負の感情を抱きやすいんですよね。
なんで片付けないの?とか、いつもぐちゃぐちゃじゃんとか、
いつも何々じゃんって言われた時って、いや、いつもじゃないしって言い換えしたくなりますよね。
私もすごくそうです。
いや、いつもじゃないし、片付けてる日もあるし、みたいな。
そうすると、それを受け取った相手が反論するか、もしくは押し黙るかわからないけども、
心の中では嫌だなっていう印象を持つ人の方が多いと思います。
だから、いつも何々とか、なんで何々っていうのはアサーティブコミュニケーションとは言えないというか、
NGワードなので、言っちゃったって思ったら、
ちょっとこれからは気をつけようっていう風に思っていただけるといいかななんて思います。
コミュニケーションの実践
じゃあね、今の片付けないっていうこととか、もっと早くお家に帰ってきて欲しいっていうのを、
アイメッセージで言い換えるとどうなるか、ちょっとお伝えしますね。
いつも散らかしっぱなしだよねっていうメッセージをアイメッセージに置き換えると、
私は机の上に何もない状態が好きだなーっていう感じです。
で、プラス、あなたにも本を読んだら片付けて欲しいのとか、
郵便物はここにしまって欲しいのとか、具体的な改善を入れるとグッドですね。
はい、なのでこれは私はどうして、あなたにどうして欲しいんだよって伝えると、
なんか嫌な感じしないですよね。
あ、そうだよね、そりゃ机の上綺麗な方がいいよねって思うわけです。
ちなみにこれは、この会話は私と夫逆のバージョンで、私が机の上を汚くしがちなので、
夫がこういうふうに私に話しかけてくれるよっていう例なんですけどね。
でもいつも散らかしてるじゃんって言われたらもう片付ける気もなくなっちゃうんで、
iメッセージでお伝えした方がいいと思います。
で、なんで早く帰ってこないのっていうメッセージをiメッセージに置き換えると、
仕事が終わったら用事がない日はお家にまっすぐ帰ってきてもらったら嬉しいなとなります。
まっすぐ帰ってきてほしい。で、まっすぐ帰ってきてくれたら私は嬉しいっていうメッセージがiメッセージですよね。
言いたい自分の主張も入ってるし、私はこう感じるっていう感情も入ってるので、きちんと伝えられるのに、
相手は多分そんな嫌な感じしないと思いますね。
で、プラスアルファね、理由を言うとより良いと思います。
なんでかっていうと、一緒に夜ご飯を食べられたら嬉しいし、
子どもの寝かしつけも平日もたまにはやってもらえたら助かるんだよねとか言うと、
あ、そうだよねって、平日いつもやってもらって悪いなーなんて相手の方は思うかもしれないですよね。
ここにはね、単純なセリフだけじゃなくて、表情だったり、声のトーンだったり、向き合い方、態度だったり、そういうことも総合しての印象にはなるんですけど、
私は〜〜してほしいな〜っていう言い方を意識するだけで、相手がどういう風に受け取るかなっていうのが、
頭の隅にチラッと出てくると思うんですよね。
それだけでも伝え方、少しこういう表現にしようかなっていうことの工夫が生まれたりとかして、
相手にもその思いやりっていうのは必ず伝わると思うんですね。
こういう風に伝え方を工夫さえすれば、パートナーに自分の思いだったり意見を伝えるっていうのって全然悪いことじゃないと思いませんか?
こんなこと言ったらわがままかなって思ったり、こういう風に思っちゃったけど、普通は自分がママだから、妻だからここをやらなきゃいけないよなって思ったりしちゃって、
自分の言いたいことを飲み込んでしまうっていう方もいると思うんですけど、
フラットに自分はこう思うんだ、どう思うっていう聞き方でもいいと思いますし、
パートナーも悪い印象を受けないような伝え方をなるべく工夫することで、何でも思ったらまず伝えてみようっていう関係が築けると思います。
そういうベースができると、平日の夜だけはやりたいことがあるから自由にさせて欲しくて、
だけど代わりに土日を頑張るよとか、自分の要望通りにならなかったとしても、その意見に対してのパートナーの意見も聞けて、建設的な改善策っていうのが出てきたりもするので、
別にこれが自分の思った通りに全てするっていうための伝える意見の伝え方ではないし、
そういう心、感情とか意見のキャッチボールをしていくっていうことが信頼関係の構築につながるので、
思っちゃダメっていう感情なんて何もないと思うんですね。
なので、意見は意見、感情を自分の中に溜め込まないでアサーティブに伝えるっていうことを意識できたら、もっともっと夫婦関係が楽しくなるんじゃないかなと思っています。
最後にお知らせをさせてください。
今日お伝えしたような、夫婦の円満なパートナーシップを保つためのコミュニケーション術なんかもお伝えする、
オンラインの無料のお話し会を開催しようと思っています。
6月26日10時から11時と、6月28日の土曜日20時から21時、3名まで募集をしたいと思います。
お申し込みフォーム概要欄に貼っておきますので、ぜひご検討ください。
最後まで聞いていただきありがとうございました。
それではまた。