00:05
こんにちは、なっちゃのです。今日はですね、神棚の堺について喋ろうと思います。
中村敦彦さんが堺がいい、堺がいいっておっしゃるのを聞いて、我が家にも一つだけ堺があるんですけど、
うちは神棚というか、エセ神棚というかね、きちんと方角は意識されてるんですけど、
神棚と勝手にしている場所にいろんな紙札、お札が宇治神様と大きいところとみたいな感じで三つ並んでいて、
そこに堺を建てています。塩とか酒とか飾ってないんですけど、そんななっちゃって神棚がありまして、
それがですね、結構高いところなんですね。私の身長からしたら、ちょっと椅子に乗らないと堺の取り取ったりとか置いたりとかができないっていう位置にあります。
というのが言い訳でですね、これから話すことは、そういうことが故に堺ってずっと元気だよなって思いながら、
1ヶ月ぐらいが経ちました。子供が寝てるのでさっきまで本を読んでて、一冊読み終わったところで、本棚に本を返しました。
ふっと上を見上げて神棚を見ました。堺が元気にいます。この堺ちょっとやばい気がすると思って、
椅子によじ登って撮ってみました。そしたらですね、やばい気がするっていうのは、そろそろ水を変えないとだとか、ちょっとやばいですね。
大丈夫かな?逸派さんとか速投しないかな?なんですけど、実際ね、水を変えるときに堺を抜いたら、
ふわふわみたいな白いふわふわが何箇所かについておりました。水もないし、白いふわふわがついていまして、
中村さんの奥様にこんなこと聞かれたら、「うわー不潔やめてやめて黙って黙って今すぐ閉じてー!」とか言われそうですけど、
本当に閉じてください、本当に閉じてください。本当に潔癖症を告白されている逸派さんは今頃倒れて救急車で運ばれていることでしょうということなんですけれども。
でもね、別に私、神棚高いところはあれなんですけど、普段は結構豆に掃除機もかけてますし、
子供が食べ散らかすので掛けなくちゃしょうがないというところもあるんですけど、だから床も結構綺麗に拭いているし、
03:04
あとホコリが溜まるようなところ、例えばテレビ台とか写真盾が置いてあるところとかね、
ハンディクリーナーみたいなので、こまめに掃除してたりするんですよ、見えるところは。
なんですけど、神棚薄ぼんやり、ずっとサカキが元気だなぁと思いながら、こんなことになっていましたという弁解でした。
というか、そもそもサカキってこんなに邪剣に扱っても生き延びるっていう、ありがたくない葉っぱだなと思って、
そんなものが、なんかこう気変に神、神様の神なんて書いちゃって、そんな名前つけていいのかなって思ったら雑草みたいに扱っているわけですよ。
もっと繊細に毎日水をかえないと枯れてしまいますとか、こうやってこうやってお世話しましょうみたいな、
もっと手のかかる植物だったら、ありがたみも増すというもののということで、なんでサカキがサカキなんだろうということで気になって調べてみたんですよね。
サカキっていうのは古事記に登場するらしいんですよね。日本で最も古い書物とされる、歴史書とされる古事記に出てくるみたいなんです。
その古事記には天照大神が、天岩野党にこもったっていう話が神話でありますよね。
スサノオの御事が結構悪事を働いて、最初は許してたっていうか、スサノオの御事を庇ってたんだけど、スサノオの御事の悪事によって誰かが死んでしまって、
それでさすがに天照の御神が怒って、もう私はこもってやるみたいな感じで、この天の岩野党にこもったというエピソードがありますけれども、
この天の岩野党にこもった時に、だから天照御神は太陽の神様なので、暗闇に満ちていろんな秩序が乱れたりとか、
治安が悪くなってしまったということで、もう八百万の神が天照の御神出てきてください、出てきてくださいということで、
いろんな玉とか鏡とか布とかと一緒に堺が建てられたっていうことらしいんですよね。
その御源というか、調べてみたんですけど、神様と人間の間の木、堺の木ですね。ということで堺という御源があったりとか、あとは一年を通して緑ですよね。
落ち葉みたいに枯れたりというか、アモミジみたいに色が変わって落ちたりということもなく、あと堺って葉っぱの先が尖ってますよね。
06:12
だからこの尖ってるっていうところ、あと枝も尖ってますよね。そこの尖ってるその先に神様が宿るっていう話があるらしいんですよね。
そういうことをひっくるめてというか、四季を通じて豊かな緑の葉っぱがあるということで尽きることのない神様の恩恵を表しているということらしいんですよね。
もう全く恩恵がないからね。この堺、我が家の堺は全く意味がないと。もう申し訳ないですね。
この堺は我が家に来てしまったゆえに、もうただの葉っぱ、ただの雑草のように枯していますということで、そんなことを不運と思いながらまた椅子によじ登り、紙棚に置いたのでした。
また近いうちに白いふわふわの妖精さんが遊びに来るかもしれません。この堺の運命たるやいかにということで本日は失礼いたします。