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2023-04-07 11:55

#1907 ティンホイッスルに学んだ移動ドとシンプルな音楽の考え方③ from Radiotalk

#1907 ティンホイッスルに学んだ移動ドとシンプルな音楽の考え方③

・ティンホイッスルは「ドレミファソラシド」しか吹けない
・民族楽器はできることが限られている
・そもそもキー(調)とはなんぞや?
・12平均律と西洋楽器の発展
・固定ドと移動ド
・リコーダーとティンホイッスル
・移動ドで弾くことで音楽がシンプルになる
・ティンホイッスルを持ち替える=調を変える

#202304n
#音楽理論
#ティンホイッスル
#移動ド
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はい、ということで、3本目の収録で、ティンホイッスルに学んだ移動ドとシンプルな音楽の考え方③ということで話していきたいと思います。
ちょっとね、案の定話が長くなってきておりますけれども、自分の思考整理のために話しておりますので、ちょっとネコチャついた話になっている点ご了承ください。
ここで話すことによって、また次回どこか別のところで話すときは、よりシンプルに伝えられるようになるんじゃないかなと思っています。
本当にちょっとね、今思いついたばっかりの話なので、その考えが新鮮なうちにちょっとアウトプットしておこうっていうところもあるので、はい。
前回はですね、そのティンホイッスルということについて話して、前々回、まずティンホイッスルね、ティンホイッスルっていうすごいシンプルな楽器がありますと、
これは基本的にはドレミファソラシドしか吹けません。はいちょっと音が汚いですけどご了承くださいね。
はい、でこれはその穴が6個しかない、で本当筒型の形状をしためちゃめちゃシンプルな楽器なんですよね。
だからこそ本当にあの初心者でも簡単に吹けるし、ピアノとかギターみたいなちょっと突きづらさはないわけなんですよね。
で、じゃあこの民族楽器、じゃあそのこの楽器はその初心者に作られた楽器かというとそうではないですよね。
でこれもともと民族楽器なんですよ。だからそのケルド音楽とかね、アイリッシュ音楽とかで使われる楽器なんですけども、決してその初心者に分かりやすい楽器を作ろうと意図して作ったわけではないんですよ。
でも本来楽器って実はこのぐらいシンプルなもんなんですよね。
あの世界各地にある民族楽器っていうのは、あの本当にドレミファソラシドしか吹けませんみたいなものがあって、で本来音楽ってそういうもんなんじゃないかなって僕は思ったんですよ。
だからなんかドシャープとかレシャープ、ファのシャープもしくはフラットなんちゃらかんちゃらって考えると、なんか音楽ってムズって思うし、そういう風になりがちなんだけど実は本当にもう音楽の基本っていうのは
ティーンホイッスルみたいな、もう本当に単純な音楽、単純な音階で楽しくできるもんなんですよね。それを後々に人間が勝手に複雑にしてしまったっていう、そういう経緯があるのでちょっとそれをね、探っていこうという話をしています。
このティーンホイッスルっていうのはドレミファソラシドしか吹けません。もっと正確に言うとレから始まるドレミファソラシドですね。
このレがドなんですね。ちょっとこの辺りはややこしいんで、ちょっと忘れてほしいんですけども。
一つ前の放送では、キーっていうのは何ぞやという話をしました。キーって何ぞや。キーっていうのは過去長ですね。調べるっていう字ですね。長々とか短長とかの長ですね。
キーっていうのは何のかっていうと、もう一回前回の放送を復習しておくと、まず一つの音がありますと。
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例えばティーンホイッスルであれば、こういうある筒があって適当にね、あの筒を見つけてそれをフーって吹いたらフーって音が出ました。
で、この筒をある長さの筒をですね、真半分に切ったと。100センチの筒があったら、その100センチの筒を真半分に切って50センチにしたと。
そしたらこういう音が鳴ってたのが、半分に切ったらこういう音になりましたと。
これは今の用語で言うとオクターブ高い同じ音なんですけれども、なんか高い音が出たと、あ、なんか半分にすると高い音が出るっぽいなみたいな感じになったと思うんですね。
ギターだったら、ギターみたいな弦楽器だったら、弦をピンと張った状態で鳴らすとこういう音がある音が鳴りましたと。
その弦をちょうど半分のところでミュートした、もしくは半分にバッサリカットしたとすると、こういう風になりました。
という感じで、音階の基礎ができたわけですね。それがまずオクターブができましたと。
そのオクターブの、真半分に切るとオクターブなんだけど、その半分のさらに半分、そういう言い方じゃないです。
半分ではないんだけど、半分よりも長いんだけど、その半分の長さの半分分、ちょっと長い感じ、つまり75%の長さにした感じですね。
そうすると、オクターブとオクターブの間にある高さの音が生成されるということですね。これを5度って、僕らは今言いますけども、
ドレミファソラシドだったら、ちょうどその位置にある音ですね。これが音階の基礎中の基礎ですね。
この間にさらにいろんな音を並べていくと、いわゆるペンタトニック音階といって、5つの音階、5音音階。
僕らが今、一般的に知っているのはドレミファソラシドという7音音階なんだけど、もっとそれのシンプルな形は5音音階だったんじゃないかなというふうに言われています。
この5音音階というのは、各民族、いろんな民族のトラディショナルな伝統的な音楽に意外といろんな5音音階が使われています。
この5音音階というのはその並びはいろいろあるんですね。
わかんない、今適当に弾きましたけど。
オクターブというのはだいたい共通しているんですけど、そのオクターブの間にどうやって音が散りばめられているのかというのは、各民族いろんな特性があるんだけども、
そういう5音音階というのは、自然に意図的に作るわけではなく、なんとなく自然に歌っていたら5個の音階になってましたみたいな、そういう自然発声的な音階があります。
そうすると、民族楽器というのは基本的にはその楽器ごとに各固有のキーみたいなものがあって、
基本的な最初に出た音っていうのがあって、その音を半分にしてオクターブ高い音を作って、さらにそこから半分にいろいろと調整していって、音階を作っていくんですよね。
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だから楽器ごとに全部、今の言葉で言うと長が違うし、ピッチの高さも全然違うし、みたいになったと思うんですね。
そうやって考えると、音楽ってめちゃめちゃシンプルなんですよね。
一つの固有の楽器があって、その固有の楽器に穴を適当に開けたりとか、ギターみたいな弦楽器だったらその押さえるところを変えたりして、音階を作るというふうに考えればめちゃめちゃシンプルだし、その音階もまず5つでいいよ、オクターブの高さがあって、そこにまたちょうど半分ぐらいに5度があって、
さらにその周りに2度、3度、6度みたいに散ればめていくと5つの音階ができますと、その5つの音階を適当に高く鳴らしていけば音楽っぽくなりますよって。そう考えればめっちゃシンプルじゃないですか。
だからもう5個の音しかないんですよね。それが本来の、本来というかその自然な音楽の形の起源だったんだけども、そこからだんだんだんだん西洋音楽みたいなものが発展していくと、どうなるかというと、例えばみんなで合わせたいよね、みんなで一緒に演奏したいよねってなった時に、それぞれ楽器が全部バラバラで、いろんな調があると、いろんなキーがあると、合わせた時になんかこうハモらないじゃないですか。
不便ですよね。 もっと本当に合奏したいとか、誰でも再現性のある楽器にしたいとか、構成に残しても同じような音楽を演奏したいという風になった時に、
楽器ごとに全部音階音程が違っているピッチが違ってたら不便だしめんどくさいから、じゃあこれを統一化しようっていう風になったんですね。いわゆる規格を統一したんですよね。
各地域でいろんな言語が使われてたら一層めんどくさくね。 じゃあもうみんな英語でしゃべればいいじゃんみたいな感じ。
そういう感じで音楽における言語みたいな、言語とはちょっと違うかもしれないけど、そういう音の並び方を統一しようみたいな感じで生まれたのがいわゆる12平均律ってやつなんですね。
この12平均律っていうやつは今の僕らが当たり前に使っているやつですよね。 あるオクターブの音を平均的に分割していったんですね。
そうすると何の音から始めたとしてもちょうど平均的に12個に割ることができるんですね。
そうすることによってどのキーから始めてもちゃんとそのオクターブの中に音階が作れるし、
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どの場所から始めても均等な割合になるというふうになったんですよ。 だから普通だったら各固有の楽器ごとにその音階が作られていたものがもう一つの楽器の中で12平均律で作れば
どんなキーでも行けますみたいな感じになったんですよね。 で、そうやって発展していったものがいわゆるギターとかピアノとかリコーダーみたいなものなんですね。
その一つの楽器さえあればどんなキーでも行けちゃいますみたいな感じ。 だからめちゃめちゃ便利ですよね。今までの民族楽器に比べたら。
だってその民族楽器だったら基本的にその民族楽器のたまたまできた元々の固有の音、主音からできた音階しか吹けません、弾けませんっていうことだったから、もう基本的にその楽器特有のピッチでしか出せない、その音階しか出せないから毎回楽器を使い分けなきゃいけないし、
アンサンブルする時もそのなかなかピッチが合わないから綺麗なアンサンブルができない。いわゆる西洋音楽的な観点でいうところの綺麗なアンサンブルができないっていう。昔の人はそんなこと考えてなかったと思うんですけど。
だからそのハモらないとかそういう概念が生まれてきて、じゃあそれを統一させようということで、そのオクターブの中を12に平均的に割って均等にすれば
一つの楽器の中でどんなキーでも行けますよみたいな感じになっていったんですよね。それが12平均率というものと西洋楽器がそういう概念の下で発展していったので、ピアノとかギターとかリコーダーとか他の楽器も何でもそうですけども、今の
そのいろんな近代的な楽器っていうのは基本的にはそのいろんなキーが吹けます。一応楽器というのもありますけども、その中でもシャーベやフラットとかが吹けるので、
基本的にそのどんなキーでも弾けるっていうそういう概念ができたわけなんですね。 だから音楽はすごく便利になったんだけど、でも一方でめちゃめちゃ複雑になってしまったんですね。
そのせいでめっちゃ複雑になったから音楽教育というもので、音楽を一生懸命勉強しないとなかなか音楽が楽しめないみたいな感じになってしまったんですよね。
そういった12平均率と西洋楽器の発展という話をしました。
はい、ちょっとねこの後またそこからね、僕がどうして音楽を複雑に思ってしまって今は楽になったかっていうところをまた今の話を振り返りながら話していこうかなと思います。
はい、じゃあ今回の話は以上です。またこの続きは次のチャプターで、チャプターというか次の収録で話していきたいと思います。
はい、ありがとうございます。
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