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2024-06-15 12:01

#2505 棒人間マンガを描こう from Radiotalk

#2505 棒人間マンガを描こう
・マンガノミカタ 竹宮惠子先生
・現代のマンガ制作は超ブラック労働?!
・記号的にマンガを書くことで本質に集中できる

参照リンク
✔︎manga1_of_20TRA-Site
https://k-takemiya.jp/pg3509456.html
(竹宮惠子先生のサイト)

✔︎『マンガノミカタ』特設ページ マンガノミカタ 樹村房
https://www.jusonbo.co.jp/manganomikata/

#202406n #棒人間 #マンガ

サマリー

棒人間マンガを描くことについて話されています。棒人間を使って4コママンガがサクッと描けます。現代のマンガは上手く描かなければならないと思い込みがちですが、棒人間マンガではマンガに集中できます。某人間漫画は、シンプルな絵柄でキャラクターの匿名性が高められ、伝えたいことがより伝わりやすい漫画です。ゲーム業界の進化とは異なり、まだ一人で描かれることが多く、漫画を描きたい方には某人間漫画をおすすめします。

棒人間マンガの魅力
はい、お疲れ様です、なおくんです。ということで、今回のテーマはですね、棒人間マンガを描こうというテーマでお話ししたいと思います。よろしくお願いします。
はい、ということで、サムネイルにですね、実際に僕が昨日適当に描いてみた棒人間マンガというのを載せておりますので、
ちょっと見ながら聞いていただきたいんですけれども、これは絵が下手な人でもすぐにマンガが描けるので、ぜひやってみてほしいですね。
棒人間を使って、かつ4コマぐらいにして、4コママンガにして描くと、割とサクッと描けるんですよ。
で、結構マンガ自体に集中できるので、これはすごくいいなと思います。 なんていうかね、
マンガって今すごいね、ブラック労働化しているような気がするんですよね、僕は個人的に。
今のマンガって、ツイッターとかに流れてくるマンガでも、もうアマチュアでもめちゃくちゃ上手いですよね。
本当に人物はすごいリアルらしい、背景もすごい描き込まれてるし、なんかすごい凝った演出とかがあるし、
それが当たり前ってなってますけど、そうなるとマンガってそのぐらい描かなきゃいけないのかなって思い込んでしまうし、
棒人間だけのマンガなんて恥ずかしくて見せられないってなってしまいがちなんですが、
でも下手な人はいきなりあんなマンガ描けないから、最初は棒人間だけでいいんじゃないかっていうのもあるし、かつね、別に下手だから棒人間っていうことでもないんですよ。
棒人間マンガで描いた方が、なんていうか、マンガ自体に集中できるんですよね。
これどういうことかっていうと、やっぱりマンガを描くというよりは絵を上手にしなきゃとか、背景を上手く描かなきゃとかっていうことを考えだすと、
そっちの方向に行ってしまって、結局最初マンガ描きたかったのに、なんで絵の勉強ばっかりしてるんだろうっていう風になりがちなんですよね。
マンガの本質とシンプルさ
だから、そういうのを一旦全部忘れて記号だけでマンガを描く。棒人間って記号みたいなもんなんで、
そういう記号とかと、マンガの符号って書いてマンプって言うんですけども、汗がダラッと垂れたりとか、怒った時に血管が浮き出るマークがあったりとか、そういうマンガ独特の表現ってありますよね。
あと、頭から湯気みたいなのが出てきたりとか、そういう表現とかを使うだけでも全然伝わるんですよね。
逆に言うと、リアルにしてしまうと、そういういかにもマンガ的な表現がなかなか使えなかったりするので、
めちゃくちゃ表現の難易度も上がるんですよね。
なので、絵が上手い人もあえて棒人間っぽく描くことによって、結構楽しくマンガが描けるんじゃないかなと思ったので、そういった話をしていこうかと思います。
で、これきっかけはどういうことかっていうと、どうしてこう思ったかっていうと、きっかけを話しますと、
マンガの見方っていうね、マンガの技法書があるんですけども、
たぶん2,3年くらい前に出た本だと思うんですが、その本の中でマンガ家の竹宮圭子先生というね、超レジェンドのマンガ家の方なんですけども、その方が言ってた話なんですね。
マンガっていうのはね、そんなに難しいことを考えずに棒人間でも全然表現できますよみたいな、そんな趣旨のことをね、その本の中で言ってたんですよ。
で、それで実際にこんな風に描くっていう作例も載ってて、それがね、めちゃくちゃね、あの、面白かったんですよ。
あ、棒人間でもこんなに表現できるんだ、みたいな。
もちろんね、そのプロのマンガ家で普通に絵描いててもめちゃくちゃ上手い方があえて棒人間を描いてるからっていうのもあるんですけど、
なんていうかその、いろんなその細かいところ、要はその本の中で、本の中でっていうか竹宮圭子先生が言ってたのは、
なんかマンガの幹の部分、木でいうの、幹の部分はそういうところなんだけど、今のマンガを描く人っていうのはその枝葉の部分、
葉っぱの、ちっちゃな葉っぱの部分ばっかりこだわってる。それはつまり絵がどれだけ上手いかとか、背景をどれだけ描き込めるかとか、
そういうリアリティの方ばっかり言ってしまって、もっとマンガっていうのはシンプルで本質的なもので、
その幹の部分だけをちゃんと考えれば棒人間だけでも全然伝わりますよみたいな、そんな趣旨の話なんですよ。
ゲームとの比較
それはすごいわかるなと思って。で、早速自分も棒人間でマンガを描いてみたんですよね。
それがサムネイルにあるマンガなんですけれども。まあなんかね、面白いですよね。
棒人間というのは結局人間をめちゃくちゃ抽象化したものなんですけども、その抽象化の行き着く先に僕は漢字があるというふうに思ってて、
漢字、日本の文字ですね。日本の文字というか中国由来の漢字ですね。
で、人っていう漢字は、あれは人ですよね。木も木という物体を抽象化してイラストにして、それをもっとシンプルに棒人間みたいにしたものが木という漢字ですよね。
山という漢字もそうですね。そういう漢字、そういうものですね。
で、雨っていう漢字ありますよね。雨っていうのもそのなんか多分屋根と家みたいなのがあって、
それがてんてんてんてん、雨漏りしてるな。
そういうような形で、漢字も棒人間みたいに使えるかなって思って、犬という漢字を犬として、犬の棒人間みたいな感じで使ってみたんですね。
そうするとね、普段のマンガとは全然違った発想ができてね、すごくシュールなものができて面白いなっていうふうに感じましたね。
なので、あえて棒人間で漫画を描くっていうのも非常に面白いなと思います。
これがすごく発見だったんですよ。
漫画を描いてた頃、最初に描いた頃の楽しさを思い出せたような感じがして、
本当にシンプルに漫画を描くことだけに集中できるというか、余計なこと考えなくていいっていうのはすごい良いなと思いました。
さっきも言ったように、現代のマンガってめちゃめちゃブラック労働化してると思ってるっていうのは、
どういうことかというと、ゲームと比較するとすごいわかりやすいんですよ。
ゲームってさ、昔ファミコンみたいなゲームがあったわけなんですよね。
ファミコンの頃っていうのは、本当にグラフィックもめちゃくちゃシンプルで、使える色も3,4色ぐらいしかなくて、
それはテクノロジーとかコンピューターの能力の限界っていうのもあって、
音楽に関しても同時に音が鳴らせるのは3つか4つぐらいしか音が鳴らせないから、シンプルな音楽しかできない。
その曲の長さっていうのも、あんまり長い曲にするとデータがいっぱいになっちゃうからっていうことで、めちゃくちゃ容量が少なかったんですよね。
その中でいろんなクリエイターたちがやってたんですよ。
でも、それであるがゆえに、一人でも作れることができたんですよね。作ることができたんですよ。
だから本当にもう、黎明期のゲームっていうのは、個人の人が趣味で作っているようなゲームっていうのがたくさんあったんですよね。
ゲーム業界っていうのもまだその、なかなか確立してなかったので、お金になるかどうかわからないっていうレベルだったので、
もう本当に趣味でパソコンオタクの人が自分で全部作って、
当然その音楽とか絵とかも、プログラムやる人はそこまで知識がなかったりするので、
本当にシンプルなグラフィックだったりとか、音もなんなら音も鳴らないやつとかも普通にありましたし、
某人間漫画の進化
音が鳴っても、本当に音楽を知らない人が適当に音を鳴らして、それをループさせただけのシンプルな音楽だったりとかもするわけですよね。
だから本当にすごいシンプルに作れたんですよ。
で、それが今やどうなっているかっていうと、めちゃくちゃゲーム業界って規模が拡大して、今何十人というね、数十人、数百人っていう、わかんないけどそれぐらいの規模で一つのゲームを作るっていうのはざらにありますよね。
で、開発期間も何年もかけるとかさ、昔はゲームなんてもう本当数ヶ月でさ、もう一人、もしくはもう数人、3、4人ぐらいの規模で数ヶ月ぐらいでポンポンポンポンゲームを出してたのが、
今ではそれがどんどん拡大していって、もう何億円もの予算をかけて、何百人もの人をかけて、何年、もう年単位でこう、開発をして、で一本のゲームができるみたいな感じになっちゃってるわけですね。
それが、そんなようなことが漫画にも起きてるわけですよ。
漫画も、昔はその本当にもう戦後の漫画なんていうのは、もう本当に某人間とまではいかないけども、某人間に近いレベルのちっこい二頭身とかのキャラクター、もうぬいぐるみぐらいの大きさのキャラクターで、こうね、面白おかしく描かれていたものが、背景もそんなに描き込まれずに適当に描いてもOKみたいな感じの漫画がたくさんあったわけですね。
で、新聞の4コマとかもね、本当にあの、本当に下手に見えるような絵でこう描かれていて、あ、こんなんでいいんだみたいに思ってたのが、だんだんだんだんこうね、緻密になっていって、背景をどんどんリアルにしていって、で、人間のその表情とかもすごいリアルになってて、そうするとどんどん頭身が上がっていって、あの、二頭身みたいな感じのぬいぐるみみたいなキャラクターだったのが、どんどん本当の人間の頭身サイズに近づいていって、
もっとテレビドラマを見ているような感じの漫画が一般的になってきて、で、そうするとやっぱりそれだけ工数がかかるんですよね。で、それだけリアルな人間を描こうと思って、やっぱりその、ちゃんとデッサンとかも勉強しないとおかしな感じになっちゃうし、えー、ね、背景とかもやっぱり、それに対して背景が下手くそだとやっぱりバランスが崩れちゃうんで、背景もちゃんと勉強しなきゃいけないし、とか、えー、で、リアルな人間だったらやっぱりセリフもそれなりの、なんか人間が言いそうなことをちゃんと描かないといけないし、ってなって、どんどんやることが増えていくわけですね。
そうすると、やっぱり一人では到底無理なんですよ。でも未だに漫画っていうのは基本一人、もしくはアシスタント数人で描くレベルなんですよね。
ゲームの、このゲーム業界の進化に比べて漫画っていうのは未だにこう一人の人間がやるっていうことで、めちゃくちゃやることが多すぎてブラックロードになってるんじゃないかってことに、まあ、その、某人間漫画を描いて気づいたんですよね。
だから、なんかね、無理してそこまで、なんか、絵を上手に描こうとか、そういうことを考えなくても、まずはそのシンプルに某人間の漫画をね、描いていったらいいんじゃないかなと思いますね。漫画を描きたい人はね。
で、
某人間漫画の特徴
なんかね、某人間で描くとね、その、キャラクターの匿名性が上がるっていうふうに僕は思ってるんですけど、匿名性が上がるっていうのは、某人間っていうのは男か女かとかイケメンか
ブサイクかとか、そういうのあんま関係ないんですよね。だからなんかそこに、あの、あんまりこう、気を取られずに見る人も見られるので、なんかね、漫画で本当に伝えたいことがより伝わりやすいんですよね。
これが下手にこう、上手に描こうとしてしまうと、絵が下手だなっていうところが目についてしまって、漫画のメッセージがなかなか伝わりづらいんですけど、
某人間で描けば、なんか誰にでもこう伝わる漫画がね、描きやすいんですよ、逆に。っていうね、ちょっとこの絵はまだね、うまく言語化できないんですけれども、あの、
なんかそのシンプルに描くってすごい大事だなっていうことをね、思ったんですよね。はい、ということで、まぁ今回はね、ちょっと某人間を描こうっていうことで、
お話ししてみました。まぁなんとなくね、今思っていることをふわっと語ったので、ちょっとまだね、伝わりづらい部分もあるかもしれないですけども、
まぁ興味がある方は是非ね、某人間で4コマ漫画を描いてみてはいかがでしょうか。はい、ということで以上です。
12:01

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